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20代におすすめの化粧水12選!肌悩み別に化粧水を紹介します

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20代におすすめの化粧水12選!肌悩み別に化粧水を紹介します

肌荒れや乾燥、敏感症状など、20代の方が抱える肌トラブルは様々です。そこで今回は、肌悩み別におすすめの化粧水を12選紹介します。20代の一般的な肌の特徴や肌悩み別におすすめの成分も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

20代の肌の特徴

20代でも、20代前半と20代後半で肌の特徴が異なります。

20代前半は、ホルモンバランスが安定することで皮脂腺が発達し、うるおいが増してなめらかな肌になります。皮脂線から過剰に皮脂が分泌されてしまうと、Tゾーン(額や鼻筋)のべたつきが気になったり、毛穴詰まりやニキビなどの肌トラブルが生じることもあります。

20代後半になると、ホルモンバランスが不安定になりやすく、皮脂の分泌が多くなることがあります。そのため、20代後半でも、毛穴の詰まりやニキビなどに悩む方は多くいらっしゃいます。肌の水分量は生まれた時から右肩下がりで減少し続けるのですが、特に20代後半から肌の乾燥が気になり始める方が多く、乾燥が原因で目元の小じわなどのエイジングサインが出やすくなります。

20代前半と後半で肌の状態に大きな変化が起こりやすいので、自分の肌の様子をしっかりと観察し、肌悩みにあった化粧水を選ぶことが大切です。

20代の化粧水の選び方

保湿成分

上述の通り、肌の水分量は生まれた時をピークに減少し続けてしまいます。また、肌質や肌悩み問わず、肌を保湿することはとても重要です。保湿することで、すこやかな肌を保つことができます。

代表的な保湿成分には、セラミド類ヒアルロン酸コラーゲンレチノールナイアシンアミドアミノ酸グリセリンスクワランワセリンなどがあります。また、ブランド独自の保湿成分などもありますので、どの成分にどんな働きがあるのかを確認してみましょう。

<保湿成分の特徴>

セラミド類

角質層に存在するうるおい成分で、水分を挟み込む性質を持つ。動物型・ヒト型・疑似型があり、最近はなじみがよいヒト型が人気。


ヒアルロン酸

水分を抱えこむ性質を持つ。1gで2リットル以上の水分を抱えることができる。


コラーゲン

水分を抱えこむ性質を持つ。分子が大きいため角質層まで浸透しないが、肌表面に保護膜を作り肌を保湿したり保護することができる。


レチノール

ヒアルロン酸の産生を促進し、皮膚の水分量を増やすことができる。


アミノ酸

水分をつかむ性質を持つ。単体ではうるおいのキープ力は少なめだが、分子が小さいため浸透しやすい。


グリセリン

角質層の水分を保持する。水分を外部から取り込む働きもある。


スクワラン

水分の蒸散を防ぐことに優れている。


ワセリン

ワセリン自体には保湿成分はないが、肌に塗ることで油膜を張ることができ、水分の蒸散を防いだり、外部からの刺激から肌を保護することができる。

ニキビケア成分

上述の通り、20代はホルモンバランスの関係で皮脂の分泌が活発になることがあります。それが原因で大人ニキビになることも。ニキビで悩む20代の方は、ニキビケア成分が配合された化粧水を選ぶとよいでしょう。

ニキビケア成分は、大別すると皮脂分泌抑制成分、抗炎症成分、抗菌(殺菌)成分、抗酸化成分があります。

皮脂分泌抑制成分

抗炎症成分

抗菌(殺菌)成分

  • イソプロピルメチルフェノール

  • シメン-5-オール

  • サリチル酸

  • イオウ

  • レゾルシン 

抗酸化成分

また、ニキビケアにはノンコメドジェニック製品がおすすめです。ノンコメドジェニックとは、にきびの初期症状である「コメド(面包)」の原因になる成分を極力使っていない化粧品のことを指します。ノンコメドジェニックテスト済みと書かれた製品は、コメド(面包)ができにくいことを確認するためのテストをクリアした製品です。ただし、ノンコメドジェニック製品は、必ずしもニキビができないわけではなく、ニキビが改善されることを保証しているわけではありません。

毛穴ケア成分

皮脂の過剰な分泌が原因で、詰まり毛穴など毛穴のトラブルが生じることがあります。その場合は、毛穴ケア成分が配合されている化粧水を選んでみましょう。

一言で毛穴トラブルといっても、毛穴には主に、詰まり毛穴開き毛穴たるみ毛穴の3つのタイプがあります。

詰まり毛穴とは、毛穴に汚れが詰まっている状態を指します。詰まり毛穴を長期間放置すると酸化し、黒ずみ毛穴となります。詰まり毛穴におすすめの成分は、皮脂の分泌を抑制してくれるナイアシンアミドビタミンC誘導体アゼライン酸、毛穴詰まりを解消してくれるサリチル酸などです。

開き毛穴とは、毛穴が開いてしまっている状態のことを指します。すり鉢状に開いていることから、すり鉢毛穴ということもあります。開き毛穴の主な原因は、皮脂の過剰分泌や乾燥なので、拭き取り化粧水や、保湿ケアに特化した化粧水がおすすめです。また、レチノールペプチドなど肌のハリを促進させる成分もおすすめです。

たるみ毛穴とは、皮膚がたるむことで毛穴が開いてしまう状態のことを指します。たるみ毛穴の原因は、加齢や紫外線ダメージによるコラーゲンやエラスチンなどの量の減少や質の低下です。肌全体のハリや弾力が失われ、毛穴が引っ張られることで開いてしまいます。そのため、コラーゲンなどの産生を促すレチノールペプチドビタミンC誘導体などの成分が配合された化粧水がおすすめです。

低刺激成分

ストレスや生活環境の変化などにより、肌が敏感になりやすい20代の方もいらっしゃると思います。普段使っている化粧水で肌がピリピリしたり赤みが出るような時は、肌に負担の少ない低刺激成分で作られた化粧水に切り替えてみましょう。

敏感肌向けのスキンケアブランドは、低刺激成分で作られていることが多いため、化粧水選びに迷った際はおすすめです。ただし、低刺激性の商品でも、使用されている成分によっては肌トラブルに繋がる可能性もあります。

下記は、有名な敏感肌向けのブランドの一例です。

  • ラロッシュポゼ(フランス)

  • ビオデルマ(フランス)

  • アベンヌ(フランス)

  • ディセンシア(日本)

  • アクセーヌ(日本)

  • dプログラム(日本)

  • アルージェ(日本)

  • キュレル(日本)

  • ミノン(日本)

  • NOV(日本)

また、一般の化粧品ブランドの中に、敏感肌向けのスキンケアラインが用意されていることがあります。例えば、SHISEIDOの「ジェントルフォース」やIPSAの「センシティブ」などのシリーズは、敏感肌の方向けに低刺激な成分で作られています。

美白成分

一般的に「美白」とは、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐという意味で使われる言葉です。「美白=顔全体が白くなる」という意味ではありません。紫外線対策にあまり注力してこなかった場合、肌の奥に潜んでいるメラニンが将来シミとなって肌表面に現れる可能性は大いにあります。そのため、20代のうちから、美白ケアを行うことで、シミの予防が可能になります。

代表的な美白成分には、

などがあります。
「皮膚の漂白剤」といわれるハイドロキノンは、強力な成分ですので、使用には注意が必要です。

ただし、スキンケアだけでシミを完全に無くすことはできません(化粧品はあくまで肌を健やかに保つことを目的としてるため)。完全なシミ取りは、美容クリニックや皮膚科などでの施術が必要です。

エイジングケア成分

20代でエイジングケアを行うのは早いと思う人もいるかもしれませんが、早い段階からしっかりケアしておくことで、今後現れるであろうエイジングのサインを最小限に抑えることが可能です。

シワやたるみにおすすめの成分は、

などがあります。

ただし、シミ同様、シワやたるみなどのエイジングの症状は、スキンケアのみで完全に収まることはありません。

テクスチャー・香り

化粧水は毎日使用するものなので、使い心地の良い化粧水を選ぶことが大切です。例えば、香りやテクスチャー、ボトルの形状(ミスト式、ポンプ式など)、使用時間帯(朝用・夜用)などです。

特に香りやテクスチャーは人によって好みが大きく分かれます。化粧水は、大きく分けると、とろみのあるしっとりタイプの化粧水と、水のように軽いさっぱりタイプがあります。例えば、朝はさっぱりタイプでメイクに響かないようにスキンケアを行い、夜はしっとりタイプで保湿をしっかり行うなどの使い分けもよいでしょう。

化粧品の香りが苦手な方は、「無香料」「微賦香(香りが穏やか)」と書かれた化粧水がよいです。ただし、「無香料」の化粧水でも、原料の香りがするものもありますので、不安な方はテスターやサンプルで香りを確認してから購入しましょう。

使いやすさを重視したい場合は、ポンプ式やスプレー式の化粧水がおすすめです。特にスプレー式(ミスト状の化粧水)は、メイクの上から使用できるものが多いため、外出先の肌の水分補給としても使いやすいです。

20代におすすめの化粧水12選

【王道】IPSA|ザ・タイムR アクア

IPSA(イプサ)は、資生堂の子会社として1986年に設立されたスキンケア・メイクアップブランドです。
IPSAの「レシピづくり」に定評があります。IPSA独自の肌診断(イプサライザー)で肌状態を総合的、科学的に分析し、個々人に合ったスキンケアをレシピストが提案します。

この商品は、保湿や美白、肌荒れ、ニキビなど、あらゆる肌トラブルを防ぎながら肌への水分補給ができる化粧水です。医薬部外品で、有効成分としてトラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムが配合されています。トラネキサム酸には肌荒れ防止や美白作用があり、グリチルリチン酸ジカリウムには強力な消炎効果があるといわれています。イプサの独自メカニズム「アクアプレゼンターIII」により、乾いた分だけ角層に水分を浸透させ補水することが可能です。

アルコールフリー、油分フリーで、ノンコメドジェニックテスト済み*です。
*全ての方にニキビができないというわけではありません。

しっかりと水分補給ができるだけでなく、肌荒れや美白ケアもできるので、あらゆる肌質の20代の方にぴったりの化粧水です。ボトルがオシャレなので、プレゼントにも向いています。

【乾燥肌】IGNIS|モイスチュアライジング ローション

IGNIS(イグニス)は、アルビオングループのスキンケアブランドです。植物の無農薬栽培にこだわり、独自成分の研究・開発に取り組むとともに、産地や栽培方法が明確な素材を積極的に使った製品を提供しています。

この商品は、うるおいに満ちた、しなやかな美しさを育むスキンケアライン「モイストライン」の化粧水です。肌あたり優しくみずみずしい感触が肌になじみ、肌をおだやかに整え、キメの細かいしっとりとうるおいのある肌へ導きます。保湿成分に南房総産ローズマリー水(ローズマリー葉水)、南房総産ローズマリーエキス(ローズマリー葉エキス)、小笠原産パッションフルーツエキス(加水分解クダモノトケイソウ果汁エキス)、バラの実エキス(ノイバラ果実エキス)などこだわりの自然素材を配合しています。また、整肌成分に白神産のセリ科植物ウイキョウから抽出したウイキョウエキスを配合しているので、すこやかな美しい肌に整えてくれます。

アルコールフリーの化粧水です。

植物由来の保湿成分が豊富に配合されているため、肌の乾燥が気になる20代の方におすすめです。

同シリーズには、クレンジングや洗顔料、美容液、クリームなど一通りのスキンケアアイテムが揃っているので、ライン使いがしやすいです。パッケージが可愛いので、お部屋に置いてあるだけで気分が上がります。

【コスパ・プチプラ】キュレル|ディープモイスチャースプレー

キュレルは花王株式会社が展開する、乾燥性敏感肌のためのスキンケアブランドです。セラミド不足に着目し、花王の皮膚科学を駆使して洗浄から保湿まで一貫してセラミドの働きを補い、潤いを与えることができるスキンケアを製品化しています。

この商品は、いつでもどこでもさっと一吹きで角層を潤すことができる弱酸性のミスト状化粧水(医薬部外品)です。フェイスだけでなく、ケアしにくい背中などの全身に使え、メイク崩れ予防としてメイクの上からでも使うことができます。花王独自のセラミド機能成分(疑似型セラミド)のヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドが配合されており、肌のバリア機能を高めることが期待できます。また、保湿成分としてユーカリエキスが配合されており、角層深部まで潤いを届けます。さらに有効成分アラントインを配合しているので、トラブルが起きやすい乾燥性敏感肌の肌荒れも予防することができます。

ドラッグストアなどでも気軽に購入できます。顔だけでなく全身に使える大変コスパの良い化粧水です。

アルコール(エチルアルコール)フリー、香料フリー、着色フリーで、アレルギーテスト済み*、乾燥性敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み*です。
* 全ての方に肌刺激やアレルギーが起こらないというわけではありません。

ボトルタイプの化粧水もあります。また、化粧水の後は乳液やクリームでスキンケアルーティンを完成させましょう。

【オーガニック】チャントアチャーム|チャントアチャーム ローション R

チャントアチャームは、株式会社ネイチャーズウェイが運営する日本のオーガニックブランドです。100%自然成分*にこだわり、有機JAS認証の自社農場で育てたハーブを積極的に使用しています。パラベンやシリコン、合成ポリマー、紫外線吸収剤などの石油由来・化学成分は一切使用しません。

この商品は、100%自然由来成分でできた化粧水です。角質層のすみずみまで浸透するとろみのあるテクスチャーで肌にうるおいを与え、整えます。ミネラルを豊富に含み、角質層のすみずみまでうるおいを届けてくれる北アルプス温泉水と、有機JAS認証の自社農園で育てた無農園ハーブから抽出したエキス、高保湿の天然アミノ酸(セリン、プロリン)を配合し、自立保水力のある肌へ導きます。

パラベンフリー、石油系界面活性剤フリー、鉱物油フリー、合成香料フリー、シリコンフリーです。

ケミカルの化粧水で肌荒れが起きやすい方や、オーガニックの化粧品に興味がある20代の方におすすめです。

先に同ブランドの導入美容オイル「ディープ モイスト オイル」を使用すると、肌表面が柔らかくほぐれて化粧水が浸透しやすくなります。導入美容オイルは、スキンケアの最後にもご使用いただけます。

*ISO16128-1で定義された自然成分、自然由来成分、鉱物由来成分のみを使用。
自然原料:植物や鉱物などから得て科学的処理など施していない原料のこと。
自然由来原料:植物や動物などから取り出した特定の物質や自然原料を科学的処理または生物学的処理をして得た原料のこと。半分以上が自然由来物質で構成されるもの。
鉱物由来原料:地球上に自然に存在する無機物質と同じものを化学合成によって得る原料で、自然鉱物原料と同じ化学組成を持っているもの。

【脂性肌】キールズ|オイル フリー トナー UFT

キールズは米国ニューヨークでアポカセリー(調剤薬局)として始まったブランドです。アポカセリーとは、カウンセリングをもとに顧客一人ひとりに適した薬草や原料を調合し、薬やお茶を販売する店を指します。Nature(自然)・Science(科学)・ Service(サービス)という3つの信念をコンセプトにしています。

この商品は、毛穴・皮脂ケアシリーズ「UFオイルフリーライン」の化粧水です。テカリやべたつきが気になる脂性肌向けのシリーズで、肌をみずみずしく潤いで皮脂などを抑えてくれます。主要成分としてアンタークチシン、チガヤ根エキス、キューカンバーエキスが配合されています。アンタークチシンは、南極の氷河の微生物から採れるエキスで、水分を保持する作用があります。チガヤ根エキスは、カリウムを豊富に含むエキスで、肌への水分補給をサポートし潤いを与える作用があります。キューカンバーエキスは、キュウリ果実から抽出されるエキスで、ひんやりとした爽やかな感触で、保湿効果に優れています。

合成香料フリー、パラベンフリー、合成着色料フリー、オイルフリー、アルコールフリーです。

皮脂の分泌が活発な20代前半の方や、皮脂の過剰分泌によるTゾーンのテカリやべたつきでお悩みの20代の方におすすめです。

同シリーズには化粧水の他にも洗顔料や保湿ジェルもあります。

【ニキビ】ETVOS|薬用 アクネVCローションⅠ

ETVOS(エトヴォス)は、2007年創業の日本の化粧品メーカーです。日本ではじめて国産のミネラルファンデーションを製造・開発したメーカーとして知られています。ミネラルファンデーションとヒト型セラミドを配合したスキンケアを主力商品としています。

この商品は、ニキビと美白*を同時にケアすることができる医薬部外品の化粧水です。有効成分として、ビタミンC誘導体のVCエチル(3-O-エチルアスコルビン酸)を配合しているので、皮膚内ですばやくビタミンCが作用しニキビを防ぐことができます。また、ビタミンC誘導体にはシミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑える効果があるため、美白ケアの効果もあります。さらに、保湿成分としてヒアルロン酸とヒアルロン酸の2倍の保湿力をもつリピジュアが配合されているため、大人ニキビの原因の一つである乾燥から肌を守ることができます。整肌成分として植物性プラセンタ(カッコンエキス・クロレラエキス・アロエエキス-2)が配合されていて、肌にハリとつやを与えます。
*メラニンの生成を抑え、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ

界面活性剤フリー、鉱物油フリー、シリコンフリー、着色料フリー、香料フリー、パラベンフリー、アルコールフリーで、パッチテスト済み*、スティンギングテスト済み*です。
*全ての方に肌刺激や肌トラブルが起こらないというわけではありません。

ニキビケアも美白ケアも同時にしたい20代にはぴったりの化粧水です。バラエティショップで気軽に購入できる点もいいですね。

ニキビケアには、同ブランドの洗顔料やクリームジェルもおすすめです。

【毛穴ケア】ドクターシーラボ|VC100エッセンスローションEX



ドクターシーラボは、1995年に皮膚科医によって開発されたドクターズコスメです。

この商品は、高濃度高浸透のビタミンC誘導体( パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、3-O-エチルアスコルビン酸)が配合された化粧水です。毛穴やくすみ、ハリ、キメ、乾燥など肌悩みに深く、そして早く浸透するように、ビタミンCの濃度が史上最高濃度*で配合されています。また、美容成分としてナイアシンアミドやオリーブ果実エキス、PPG-20メチルグルコースが配合されており、肌のキメを整え、すこやかな状態へと導きます。
*歴代「シーラボ Vエッセンスローション」史上

鉱物油フリー、パラベンフリー、アルコールフリー、無香料、無着色でアレルギーテスト済み*です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。

ビタミンCは様々な肌悩みにアプローチするオールマイティーな成分です。複数の肌悩みを抱えている20代の方にはぜひおすすめしたい1本です。ドラッグストアやバラエティショップでも気軽に購入が可能です。

同シリーズには、洗顔料や美容液、保湿ジェルなどがあります。

【美白】DIOR|スノー ライト エッセンス ローション


DIOR(ディオール)は、フランスのファッションデザイナー、クリスチャン・ディオールが創立したフランスを代表するクチュールメゾンとしてトップに君臨するブランドです。服装、コスメ、香水など幅広く展開しています。

この商品は、アジア人女性のために開発されたホワイトニングケア*ライン「ディオール スノー」の医薬部外品の化粧水です。最先端科学と、エーデルワイスエキス(整肌成分)を組み合わせることで、透明感のある肌へと導くトータルホワイトニングケア*が実現しました。メラニンを含む古い角質を優しくケアするナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)が配合されています。また、主要成分としてエーデルワイスエキスとアイスランディック グレイシャル ウォーターが配合されています。エーデルワイスエキスは、科学肥料や農薬を使用せず育てられ手摘みされたエーデルワイスの花から抽出されています。アイスランディック グレイシャル ウォーターは、アイスランドの岩盤石の岩盤を通りろ過された、極めて不純物の少ないミネラルウォーターでを使用しています。
*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと

20代から本格的に美白ケアを行いたい方におすすめです。ディオールは30代、40代になっても使い続けやすいブランドです。

ワンランク上のホワイトニングケアには、「ディオール プレステージ」ラインの化粧水もおすすめです。

【敏感肌】AYURA|バランシングプライマーセンシティブ Ⅰ〜Ⅲ

AYURA(アユーラ)はさまざまなストレスを抱えた肌悩みを抱える女性たちの「負けない肌」作りを支えるブランドです。スキンケアだけでなく、入浴剤も人気で、「疲れた時こそメディテーションバス」とも評されています。

この商品は、化粧水と乳液の役割を果たす医薬部外品の化粧液です。季節の変わり目や生活の環境の変化などストレスにより、肌表面の角層の水分や油分、天然保湿成分(NMF)の状態が乱れて敏感になってしまった肌に、うるおいを届け肌のコンディションを整え、紫外線や乾燥によるダメージを寄せつけない健やかな肌に導くよう設計されています。有効成分として、トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウム*が配合されています。トラネキサム酸は、アレルギー反応や炎症を抑える他、美白効果**もあるといわれています。グリチルリチン酸ジカリウムには、抗炎症作用があるといわれています。また、保湿成分としてアマチャヅルエキスやチンピエキスなどが配合されています。
* I・Ⅱのみ配合
** 美白有効成分としてはEXのみ配合

バランシングプライマーセンシティブは、敏感肌の状態に応じてⅠ・Ⅱ・EXの3種類から選ぶことができます。

  • Ⅰ:水分不足を感じる方

  • Ⅱ:水分と油分の両方の不足を感じる方

  • EX:ハリ不足を感じる方

アルコールフリー、鉱物油フリー、パラベンフリー、無香料、無着色で弱酸性・低刺激設計です。
また、敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み*、アレルギーテスト済み*です。
*全ての方にアレルギーや皮ふ刺激が起きないというわけではありません。

肌の油分と水分のバランスに合わせて選べるので、なんとなく肌の不調が続く時のアイテムとして持っておきたい1本です。

【エイジングケア】クラランス|Mアクティヴ トリートメント エッセンス ローション

クラランスは、1954年に肌と心に幸福感をもたらすエステティックサロンとしてフランスパリで誕生しました。肌に優しく効果的な、選りすぐりの植物成分を使い、女性のライフステージの変化によって起こる様々なニーズに応える製品を作り続けるトータルスキンケアブランドです。植物を研究し続けているクラランスは、美肌の鍵を握る肌フローラに着目したスキンケア商品を販売しています。肌フローラとは、肌を育成する細菌の集合のことです。美しい肌は細菌のバランスが良好に保たれているといわれています。

この商品は、肌年齢25歳からのファーストエイジングケアシリーズ「Mアクティヴ」の化粧水です。厳選された植物由来の保湿成分が肌の表面バリアを一時的にゆるめて浸透し、肌をなめらかに整え、後に使うスキンケアを受け入れやすい状態にしてくれます。主要成分にディーゼルエキス、アセロラエキス、ミロタムヌスを配合しています。ディーゼルエキスはワイルドディーゼルから抽出したエキスで、オーガニック認証機関ECOCERTによる認証を受けています。アロエキスはビタミンCを豊富に含んでいるため、肌の輝きを高める作用があります。ミロタムヌスは、「復活の木」と呼ばれるミロタムヌスの木から抽出したエキスで、老化の原因となるストレスから肌を守ってくれます。

本格的なエイジングケアを始めるワンステップ前のスキンケアとしてぴったりの化粧水です。クラランスでは、肌年齢35歳〜、肌年齢45歳〜などと、年齢に合わせたスキンケアアイテムが豊富です。

同シリーズのスキンケアアイテムには、クリーム(デイクリーム・ナイトクリーム)があります。普通肌〜乾燥肌用と普通肌〜混合肌用に分かれているため、肌質にあわせたスキンケアがしやすいです。

【エイジングケア】Red B.A|ボリュームモイスチャーローション

Red B.A(レッドビーエー)は、POLA(ポーラ)が展開する最高峰のラグジュアリーブランド「B.A」のプレエイジングシリーズです。アクティブに生きる女性たちのためのブランドで、肌本来のイキイキとした働きを発揮しようとする力に着目した「リブートバイオアクティブ理論」を確立しました。

この商品は、ジュレのようにぷるんとしたテクスチャーでまろやかに角層のすみずみまで浸透し、ツヤ感とハリ感に満ちた肌に導く低刺激の化粧水です。過酷な環境下でもパワフルに生き抜く微生物をヒントに生まれたオリジナル複合保湿成分「シュードアルテロモス発酵液T」を配合しています。

微賦香で、敏感肌の方を対象としたパッチテスト済み*、アレルギーテスト済み**です。
*全ての方に肌刺激が起きないというわけではありません。
**全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。

まだシワやたるみが本格的に出ているわけではないけれど、20代のうちからプレエイジングケアを行いたい方におすすめです。

同シリーズのスキンケアシリーズには、クレンジングや洗顔料、美容液、クリームなどがあります。ライン使いがしやすいブランドです。

【ヴィーガン】Aesop|パセリ フェイシャルトナー

Aesop(イソップ)は、オーストラリア生まれの高級化粧品ブランドです。イソップでは、製品や原料における動物実験を一切行っておらず、外部委託も一切行っていません。イソップは、リーピングバニー認証とB corp認証(社会や環境に配慮した公益性の高い企業に対する国際的な私的認証)を取得しています。また、ミツロウやハチミツ、ラノリンなどの動物由来の成分も一切配合していないヴィーガンコスメブランドです。

この商品はアルコールフリーで植物エキスを配合し、角質層の潤いバランスを整えることができる化粧水です。毛穴を引き締め、次に使うスキンケアの効果を高めます。主要成分に香料としてパセリシード、ラベンダーの茎、ブルーカモミールが配合されています。その他には保湿効果のあるアロエベラ液汁、肌をひきしめる効果のあるハマメリス水など、安全性や有効性、持続可能性の実績がある成分のみを使用しています。

敏感肌を含む全ての肌タイプの方にお使いいただけます。

ヴィーガンコスメに興味のある20代の方におすすめです。

化粧水の後は、美容液やクリームを使用し保湿することをおすすめします。

化粧水に関するQ&A

化粧水は手とコットンどちらでつける方がいいの?正しい使い方は?

化粧水の使用方法として、コットンの使用を推奨しているブランドがあります。手で直接つけるのとどう違うのか疑問に感じてる人は多いのではないでしょうか。

手とコットンにはどちらにもメリット・デメリットがあります。肌負担を考慮すると、基本的には手で化粧水をつけるのを推奨します。しかしムラができやすかったり、目元や鼻などの細かい箇所につけづらいというデメリットがあります。

反対に、コットンを使用する方が細かい部分まで均等につけることができますが、摩擦により肌負担が大きくなるというデメリットがあります。

いずれの方法でも注意すべきことは、摩擦やパッティング(肌を叩くこと)を避けることです。赤みや色素沈着、ハリやシミなどの肌トラブルを招く恐れがあるため、肌全体に優しくなじませるのがポイントです。化粧水を「叩き入れる」のではなく「肌の上にのせる」イメージで浸透させましょう。

コットンを使用する際は、肌負担が少ないコットン(オーガニックなど)を選び、コットン全体がひたひたになるくらい化粧水をたっぷり使用し(その分コストがかかります)、過度の摩擦を避けましょう。

乾燥が気になる時や紫外線を浴びた日は「コットンパック」がおすすめ

肌が乾燥していたり、外出して紫外線をたっぷり浴びてしまった日は、いつもよりも入念なスキンケアが必要です。そこでおすすめなのが、化粧水とコットンを使用したコットンパックです。フェイスパックのような機能を果たしてくれます。


やり方はとても簡単です。コットンに化粧水をたっぷりつけ、顔全体にコットンをのせ5分程度そのまま放置するだけです。コットンを2枚に裂いて使うのもおすすめです。


ただし長時間コットンをのせたままだと、コットンが肌の水分を奪ってしまいますので、長時間のコットンパックは避けましょう。また、コットンパックの後のスキンケアもしっかりと行ってください。

化粧水はたっぷり使う方が肌に良い?

保湿が重要だからといって、化粧水を規定量以上に使用していませんか?化粧水はたくさん塗る方が肌に良いというわけではありません。角質に浸透できる水分量は決まっているので、肌に塗った分全てが浸透するというわけではないからです。一時的に肌に浸透したりプルプルになっている感覚があるかもしれませんが、すぐに蒸発するため、あまり意味がありません。

反対に、使用量よりも少ない量を使用すると、十分に保湿されない可能性があります。そのため、ブランドが定めた使用量はしっかりと守りましょう。

使用量は「100円玉大」など硬貨の大きさで明記されていることが多いです。「適量」と書かれている場合は、100〜500円玉くらいの量を使用するのがよいです。

スキンケアは化粧水だけでもOK?

スキンケアとは、端的にいってしまえば「肌を保湿すること」です。肌の保湿は「水分を補充し、油分でカバーする」のが基本です。油分は肌の上に油膜を張り、水分が逃げるのを防ぎます。

化粧水は肌に水分を補充するものなので、化粧水だけではスキンケアは不十分ということになります。化粧水の後は、油分を多く含む乳液やクリームなど必ず使用しましょう。

化粧水は肌の奥まで浸透するって本当?

テレビCMや広告などで「肌の奥まで浸透!」などの文言を見聞きしたことがある人は多いのではないでしょうか?しかし、実際には化粧品は皮膚の一番外側の部分である「角層」までしか浸透しません。人間の皮膚には、外部からの侵入物を体内に取り込まないシステムが備わっているためです。バリア機能を持つ角質をしっかりと保湿し、いい状態に保つことが極めて重要です。

化粧水と乳液はどちらを先に使う?

基本的なステップは、化粧水→乳液の順番です。水分を補給したあとに油分で膜を張って水分を閉じ込めます。商品の中には「先行乳液」といって、化粧水の前に使用するものもあります。例えば、スキンケアブランドのアルビオンはスキンケアの最初のステップに乳液を使用します。化粧水の使用方法については、ブランドの公式サイトなどで確認を行いましょう。

化粧水は季節によって変えるべき?

日本には四季があり、それぞれも季節によって気候が大きく変わります。気候により肌の状態は左右されやすいため、できれば季節ごとに化粧水を使い分けるのがよいでしょう。

例えば、乾燥しやすい秋冬には保湿効果が高い化粧水を、皮脂分泌が多くなりやすい春夏には皮脂分泌を抑える作用もある化粧水を使用するなど、肌の状態に合わせて異なるスキンケアを取り入れてみましょう。

ただし、一度開封した化粧水はできるだけ早く使い切る方がよいので、次のシーズンに持ち越さないよう、使い切れる容量を購入するようにしましょう。

化粧水は年齢によって変えるべき?

年齢によって肌の状態は変わるので、使用する化粧水も変える必要があります。例えば、皮脂の分泌量は20〜30代をピークにどんどん減ってきます。

20代で使用していた化粧水では保湿が物足りなく感じるなど肌の変化を感じたら、化粧水を含むスキンケアを見直すべきタイミングといえます。

化粧水は朝と晩で使い分けるべき?

基本的には、朝晩で使い分ける必要はありません(朝・夜専用のものでない限り)。しかし、朝のメイクの前に油分が多い化粧水を使用すると、メイクのりが悪くなってしまいます。そのため、朝は油分の少ないもの、夜は油分が多いものなど、朝晩でスキンケアアイテムを使い分けるのもありです。

化粧品はライン使いする方がよい?

スキンケアのアイテム同士の相性やなじみが良いのは同じブランドでスキンケアアイテムを揃える「ライン使い」です。

各スキンケアブランドは、基本的にライン使いすることを全体に化粧品を開発していますので、相性や効果を考慮すると、ライン使いをすることで効率的に肌のケアが可能です。

とはいえ、別のブランドのアイテムを組み合わせて使用する方が、肌の調子が良いと感じる人もいると思います。ライン使いだけがスキンケアの正解ではないので、自分の肌の状態に合わせて最適なアイテムを選ぶようにしましょう。

拭き取り化粧水ってどうなの?

拭き取り化粧水とは、洗顔の代わりに、コットンに化粧水を付けて汚れを取り除いたり、古い角質を落とすものです。もともとはフランス発祥のスキンケアアイテムといわれています。フランスの水道水は硬水で、硬水に含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルにより肌が乾燥したり肌荒れの原因となるため、フランスなどのヨーロッパでは、クレンジングや洗顔などはコットンや布で拭き取るのが主流です。

日本の水質は軟水なので、わざわざ拭き取り化粧水を使う必要はありません。ただし、拭き取り化粧水で古い角質を落とし化粧水の浸透が高くなる効果があるので、スキンケアに取り入れるのはありです。使用時はコットンによる摩擦には十分注意しましょう。

参考文献

  • かずのすけ, 白野実(2019)『美肌成分事典』主婦の友インフォス

  • 上原恵理(2021)『医者が教える 人生が変わる美容大事典』KADOKAWA

  • 永松麻美(2021)『正しい知識がわかる 美肌事典』高橋書店

  • すみしょう(2021)『最短で美肌になるために知っておきたい スキンケア大全』KADOKAWA

  • 久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店

  • 川島眞, 川田暁, 神田吉弘, 世喜利彦, 能﨑章輔(2018)『美容の科学』じほう

  • 宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル

  • 小林智子(2022)『すっぴん肌が好きになる 肌トラブル大全』WAVE出版