幅広い世代から人気なチーズフォンデュ。今回はチーズフォンデュにおすすめの野菜をご紹介します。じゃがいもやブロッコリーなどの定番野菜はもちろん、変わり種食材もあわせてご紹介します。いつもとはひと味違うチーズフォンデュをお楽しみください。
チーズフォンデュはスイス料理で、アルプス西部が発祥の地です。
フォンデュはフランス語で、「溶かした」という意味なのでチーズフォンデュは「溶かしたチーズ」のことです。
スイスなどでは、白ワインなどでチーズを煮込みます。
チーズフォンデュは鍋などと違って、具材に火が通るわけではありません。そのためチーズフォンデュに生肉や生魚はNGです。
そのままでも食べられるものを具材として使いましょう。お肉やお魚は生でも食べられるものを用意するか、事前に火を通しておくことが必要です。
チーズフォンデュの定番の野菜といえば、ブロッコリーですよね。
チーズとブロッコリーの相性はとてもいいです。
ブロッコリーはチーズフォンデュの前に事前に茹でておきましょう。チーズフォンデュでは火が通らないので注意です。
チーズフォンデュの定番の野菜はじゃがいもです。ホクホクとしたじゃがいもとチーズの相性はバツグンです。
じゃがいもをチーズフォンデュの具材として使用する際は、じゃがいもに先に火を通しておきましょう。蒸したり茹でたりする人が多いかと思いますが、炒めたじゃがいももおすすめです。
春から初夏にかけて旬を迎える新じゃがもチーズフォンデュにおすすめです。新じゃがは収穫されてすぐに出荷されるため、通常のじゃがいもよりも皮が薄く水分量を多く含みます。
新じゃがもじゃがいもと同様に火を通してからチーズと絡めましょう。皮が薄いので皮ごと食べることができます。茹でるだけでもOKですし、茹でた後にフライパンやトースターでこんがりと焼き色を付けてからフォンデュするのもおすすめです。
アスパラガスもチーズフォンデュの定番の野菜です。シャキシャキとした食感がおいしいですよね。
細長いので、チーズフォンデュしやすいのも利点。アスパラガスのはかま(固い三角形の部分)を取り除き、必要ならば皮を剥いてから下茹でをします。アスパラガスの下ごしらえの方法はこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
にんじんもチーズフォンデュの具材としてよく使われます。
にんじんは生のままでも食べられるので、そのまま食べる場合は厚さを薄く切るのがおすすめです。下茹でする場合は輪切りや拍子切りなどにカットして茹でましょう。
かぼちゃもチーズフォンデュの具材としては定番です。
ほんのり甘みのあるかぼちゃとチーズがよく合います。かぼちゃは事前にふかしたり茹でたりしておきましょう。
チーズと絡める前に炒めておくのも◎。
ズッキーニもチーズとよく合います。ズッキーニはクセがないので、どんなチーズにも合います。
ズッキーニを輪切りにして焼いておくととてもおいしいです。生でも食べることができる野菜なので、生のまま薄めのスライスにしてチーズと絡めて食べるのもおすすめです。
パプリカもチーズと合いますよね。チーズフォンデュのお店でもパプリカはよく出てきます。
パプリカも生のままでも、事前に火を通しておいてもおいしいですよ。やや太めの縦切りにしておくとディップしやすいです。
赤色と黄色を用意しておくと、カラフルで見た目もかわいくなり並んでいるだけで気分が上がります。
玉ねぎは5mm〜1cmくらいの幅の輪切りにして、串に刺してバーベキューみたいに焼いておくと、チーズにディップしやすく食べやすいです。
加熱した玉ねぎの甘みが、チーズとよく合います。特に新玉ねぎは甘みがありやわらかいので、チーズフォンデュに適しています。
トマトもチーズと合いますよね。
ミニトマトは小さく食べやすいので、チーズフォンデュにおすすめです。串に刺してディップしましょう。
ミニトマトはそのままでもおいしいですが、チーズフォンデュにするなら他の野菜と同じように焼いたりするなど火を通しておいてもおいしいですよ。
スナップエンドウもチーズフォンデュの定番野菜です。シャキシャキの食感とチーズのとろみが合います。
スナップエンドウは筋を取って茹でておきましょう。スナップえんどうの下ごしらえの方法はこちらの記事で詳しく解説してますので、ぜひ参考にしてください。
チーズフォンデュには、きのこ類もよく合います。その中でも、マッシュルームがチーズフォンデュの具材として定番です。
マッシュルームは事前によく洗い、火を通しておきましょう。丸いフォルムがかわいいですが、カットしておいたほうが食べやすいです。
マッシュルームに続いてチーズフォンデュに使われるきのこはエリンギです。
縦長なので、ディップしやすいのもいいですよね。
エリンギも事前に火を通しておきましょう。お肉などとも相性がよく、たくさん食べられるので満足感が上がります。
定番野菜以外でも、下記の葉物野菜もチーズフォンデュの具材としておすすめです。
まず、キャベツもチーズフォンデュに向いています。
チーズをこぼさずに食べやすいところがいいですよね。
生のままでも、少しキャベツに火を通しておいてもおいしいです。色々試してみてください。
それから、個人的にキャベツよりもおすすめなのが芽キャベツです。見た目も丸くてかわいいので、並べておくだけでもかわいいです。
芽キャベツはアクを多く含む野菜なので、食べる前にアク抜きが必要です。芽キャベツのアク抜きの方法はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
サラダの定番食材であるレタスもチーズフォンデュフォンデュの具材としておすすめです。シャキシャキとした食感を楽しむことができます。
レタスをチーズフォンデュの具材として使う場合は、水洗いして水けを拭き取り、食べやすい大きさに手でちぎります。レタスをそのままチーズと絡めてもいいですし、レタスと生ハムなどを一緒に巻いてから絡めるのもおすすめです。
スーパーフードとして知られているケールも、チーズフォンデュの具材としておすすめです。食感や味に少しクセがありますが、ケール好きの方はぜひチーズと絡めて食べてみてください。
ケールは他の葉物野菜と同じように生のまま食べることができます。水洗いしてしっかりと水けを拭き取り、食べやすい大きさにカットしてください。
ほうれん草も変わり種ですが、チーズとの相性は抜群。
湯がいたり、ソテーにしておくとおいしいですよ。下茹でする場合は水けはしっかりと絞りましょう。
お肉と一緒に食べてもおいしいです。
チーズフォンデュの定番具材として玉ねぎをご紹介しましたが、サイズが小さいプチオニオンもチーズフォンデュの具材におすすめです。プチオニオンは別名「ペコロス」ともいいます。一口大サイズの見た目が可愛い玉ねぎです。
ペコロスは糖度が高いので生のまま食べても美味しいです。サイズが小ぶりなので丸ごとチーズに絡めてもいいですし、半分にカットしてから食べてもよいでしょう。
オクラもチーズフォンデュの変わり種として食べることが多いです。
細長い形は、ディップしやすいのでおすすめです。
オクラも事前に湯がいておきましょう。
アボカドは絶対にチーズと合いますよね!
普段からチーズと一緒に調理する方も多いのではないでしょうか。ぜひチーズフォンデュの具材としても用いてみてください。
生のままでも、少し焼いてからディップしてもおいしいです。
甘みがあるとうもろこしもチーズフォンデュによく合う具材です。
一粒一粒が小さいので、チーズフォンデュにする時は芯の部分からこそげるように包丁でカットします。そうすることで粒がバラバラにならず、まとめてフォンデュすることが可能です。
意外な組み合わせですが、実はきゅうりもチーズフォンデュの具材として使われています。きゅうり自体の味はシンプルでみずみずしく、チーズの味を引き立ててくれます。
バーニャカウダに使用する時と同じように、きゅうりをスティック状にカットしてチーズと絡めます。
れんこんとチーズって合うのかな?と思う人もいるかと思いますが、とてもおすすめです!
れんこんの食感とチーズがよく合います。
れんこんはお肉とも相性がいいので、がっつり食べたいときはぜひれんこんも入れてみてください。
イモ類だと、さつまいもがチーズフォンデュに合います。
さつまいもの甘味とチーズが絶妙にマッチしてやみつきになりますよ。
さつまいもは事前に蒸しておきましょう。さつまいも天や、さつまいもチップスなどもおいしいです。
イモ類とチーズの相性はバツグンですよね。さといももチーズフォンデュに合います。
さといも実は皮ごと食べることができる野菜です。サイズが大きいものが多いので、食べやすい大きさにカットしてからチーズと絡めて食べましょう。
大根には様々な品種がありますが、代表的な品種である青首大根は10月〜3月頃に旬を迎えます。水分が多い大根ですが、チーズフォンデュとの相性は◎。
大根は生で食べることもできますが、辛みが強い場合は下茹でするのがおすすめです。スティック状にカットしたり、一口大サイズにカットして食べると食べやすいですよ。
大根に似ているかぶもチーズフォンデュの具材としておすすめです。大根のような辛みがなく甘みがあるので、子供でも食べやすい具材です。
かぶも生で食べることができますが、甘みを楽しみたい場合は下茹でしてからチーズと絡めましょう。かぶは皮ごと食べることができるので、しっかりと水洗いすることも忘れずに。
赤やピンク、白色の見た目で小ぶりなラディッシュはサラダやピクルス(漬物)で食べることが多いですが、チーズフォンデュの具材としてもおすすめです。彩りがいいので、大人にも子供にも人気の天ぷらです。
ラディッシュは生のままで食べられるので、しっかりと水洗いして水けを拭き取ってからチーズと絡めます。また、ラディッシュの葉も食べることができます。
鮮やかな赤が特徴的な野菜であるビーツは、サラダなどでよく使われますが、チーズフォンデュの具材としても◎。生のままでも茹でてからでもおすすめです。
ビーツは大きい野菜なので、食べやすい大きさにカットしてから串に刺してチーズと絡めます。ビーツの色がチーズに付いてしまうことがあるので注意が必要です。
きのこ類だとマッシュルームなどは定番ですが、しいたけもチーズとおいしくいただけます。
特に焼きしいたけはおいしいです。まるごとしいたけを焼いておき、ディップしましょう。
しいたけよりも香りが控えめなしめじですが、「香り松茸味しめじ」という言葉があるように、数あるきのこ類の中でもしめじは味がよいといわれています。そんなしめじとチーズの相性も◎。
石づきを切り落として小房に分けたしめじを、オリーブオイルをひいたフライパンで焼いてからチーズに付けます。
コリコリとした食感が特徴的なきくらげとチーズもよく合います。ボリュームがあるので、満足感がアップします。
生きくらげであれば熱湯で30秒ほど茹でてから、乾燥きくらげは水で戻してから、食べやすい大きさにカットしましょう。
クセがあり、苦手な方も多いセロリですが、チーズと食べると中和され、食べやすくなります。
また、セロリはシャキシャキとした食感を楽しむことができます。細切りにしてディップしてみてください。
生ハムを巻いてもおいしいですよ。
春の食材である菜の花も、チーズフォンデュの変わり種としておすすめです。
菜の花も湯を通したり、蒸しておきましょう。
ちょっとクセがある菜の花ですが、チーズと一緒に食べるとまろやかになって食べやすいです。
ブロッコリーはよくありますが、カリフラワーもおいしいです。カリフラワーのほんのりとした甘みがチーズとよく合います。
カリフラワーは事前に下茹でして、小房に分けておきましょう。カリフラワーの下ごしらえの方法はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
ロマネスコは見た目がブロッコリーやカリフラワーに似ている野菜です。11月から2月に旬を迎えるロマネスコはよくサラダや炒めものなどで食べることが多いですが、チーズフォンデュの具材としてもおすすめです。
ロマネスコもブロッコリーやカリフラワーと同様に蕾の部分に汚れが溜まりやすいので、チーズに付ける前しっかりと水洗いをします。新鮮なロマネスコは生で食べることも可能ですが、下茹でする方が柔らかくなり食べやすいです。
いんげんもチーズフォンデュに使うときは事前に茹で、一口大にカットしておきましょう。
かじりながらチーズにつけるのもおいしですが、他人とシェアするときはなるべく食材は一口大に切っておくといいです。
あまりメジャーな野菜ではありませんが、アーティチョークもチーズフォンデュの具材としておすすめです。アーティチョーク自体はホクホクとした食感があり、味としては栗やそらまめ、いもに近い風味があります。
新鮮なアーティチョークであれば生のままでも食べることができます。下茹でして食べる場合は、丸ごと茹でてガクを1枚ずつ外して食べます。
ブロッコリースプラウトとは、発芽して間もないブロッコリーの新芽のことです。ブロッコリースプラウトは基本的に加熱してから食べるブロッコリーとは異なり、サラダやうどんなどのトッピングにして生食することが多いです。そんなブロッコリースプラウトはチーズフォンデュの具材としてもおすすめです。
ブロッコリースプラウトはもやしのように1本1本が細い野菜なので、生ハムなどで巻いてからチーズと絡めるのがおすすめです。
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