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ししとう洋風レシピ5選|いつもの料理に飽きたら試したい!

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ししとう洋風レシピ5選|いつもの料理に飽きたら試したい!

和食で使うことの多い、ししとう。実は、オリーブオイルで炒めたり洋風に仕上げても美味しい野菜。定番レシピに飽きたら、ぜひお試しください。

ししとうってどんな野菜?

ししとうの原産地

ししとうは獅子唐辛子(ししとうがらし)の略です。

唐辛子は、中南米で栽培されており、コロンブスがスペインにもち帰り、世界中に広まり、日本にはポルトガル人によって16世紀にもたらされました。

ししとうは辛みのない唐辛子の一種です。先端がくぼみ、獅子の口のように見えるのが由来です。

通常は緑色のししとうですが、完熟すると赤くなり、甘みが増します。なかには唐辛子のように辛いものがありますが、受粉時の高温や水分不足によるストレスで辛みが強くなるといわれています。

ししとうの栄養素

β-カロテン(ビタミンA)

植物性食品のβ-カロテンは体内で必要量がビタミンAに変わります。同じく体内でビタミンAに変わる栄養素にはレチノールがあり、レバーなどに特に多く含まれます。β-カロテンはビタミンAとしての作用はレチノールに比べると劣るものの、抗酸化作用という独自の作用をもちます。 抗酸化作用とは体内の活性酸素の働きを抑えることをいい、β-カロテンには老化や生活習慣病の予防が期待されています。

ビタミンC

人間の体内にあるたんぱく質の1/3はコラーゲンであり、そのコラーゲンの生成にビタミンCが必要不可欠です。コラーゲンは細胞と細胞をつなげる役割を果たし、皮膚や血管、筋肉、骨を健康な状態に保ちます。 また、ビタミンCの抗酸化作用は、日焼けやシミの原因になるメラニン色素の生成を抑制します。 さらに、ビタミンCの強い抗酸化作用は老化や生活習慣病の予防に役立つとされています。 ビタミンCは一度に大量に摂取しても余剰分は体外に排泄されてしまうため、毎食適量を摂取するのが大切です。

ビタミンE

さらに、ししとうにはビタミンEも含まれているため、ビタミンCとの相加効果で、活性酵素の働きを抑制し、細胞の老化を防ぐ効果も期待できます。

おすすめの食べ方・調理法

ししとうは生食もできますが、食感が固いため、日本では加熱して食べられるのが一般的です。生食する場合は新鮮なものを選びましょう。食物繊維を摂り過ぎと腹痛になる場合があるので、食べ過ぎるには注意しましょう。

β-カロテンとビタミンEは油と一緒に摂ると吸収率がアップします。ししとうのビタミンCは加熱によって壊れにくいので、、油炒めや素揚げ、天ぷらなどの調理がおすすめです。他のビタミン類の損失を防ぐためにも、ししとうの調理は「強火で短時間」を心がけるようにしましょう。

また、ししとうは種も食べることができます。「種は辛いから取り除くべき」といわれることがありますが、実は辛いししとうは種を取り除いても辛いんです!種には栄養が詰まっていますから、新鮮なものなら種ごと食べるようにしましょう。

新鮮なししとうの見分け方

鮮度のよいししとうの特徴は下記です。

  • 鮮やかな緑色をしている

  • 表面にハリとツヤがある

  • 実の先端にくぼみがある

反対にへたが黒ずんでいたり、全体にしんなりしている場合は新鮮ではありません。また、鮮度の落ちたししとうは種やワタが黒くなってしまいます。

ししとうの正しい保存方法に関してはこちらの記事をご覧ください。

ししとう洋風レシピ

チキンとししとうのガーリック炒め

チキンとししとうのガーリック炒め

ししとうと鶏肉が好相性。ガーリックの香りで箸が進みます。

ししとうに含まれるビタミンCは、鶏肉に含まれるたんぱく質がコラーゲンになるのに必要不可欠です。コラーゲンは細胞と細胞をつなげる役割をし、美肌効果が期待できます。 チキンとししとうのガーリック炒めのレシピはこちら

人参とししとうのソース炒め

人参とししとうのソース炒め

うまみたっぷりのウスターソースで味付けした一皿。ごはんがよく進みます。

ししとうに含まれるビタミンCと、人参に豊富に含まれるβ-カロテンはともに抗酸化作用を発揮します。β-カロテンは油を一緒に摂ると吸収力がアップします。

人参とししとうのソース炒めのレシピはこちら

ししとうとコーンとパプリカのカレー炒め

ししとうとコーンとパプリカのカレー炒め

夏野菜をたっぷり使い、ごはんが進むカレー味で炒めました。彩りも鮮やかなので、夕飯の副菜としてどうぞ。

パプリカもビタミンCが豊富に含まれています。

ししとうとコーンとパプリカのカレー炒めのレシピはこちら

ししとうとしめじのカレー炒め

ししとうとしめじのカレー炒め

ししとうとしめじのカレー味が染み込み美味。ごはんが進みます。

食物繊維が豊富なエリンギは、腸内環境の改善が期待できます。

ししとうとしめじのカレー炒めのレシピはこちら

エリンギのガーリック炒め

エリンギのガーリック炒め

肉厚エリンギの食感とガーリックの風味が美味しい一皿。彩り豊かななのも◎。

しめじには、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富に含まれています。

エリンギのガーリック炒めのレシピはこちら