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レンジで簡単!じゃがいもの皮むき。キッチンペーパーがポイント!

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レンジで簡単!じゃがいもの皮むき。キッチンペーパーがポイント!

じゃがいもの皮むきが上手くできないことってありますよね。そんな時におすすめなのが、電子レンジで加熱してから皮を剥く方法です。茹でるよりも短時間で加熱することができますし、皮むきもとても簡単にできますよ。ぜひお試しください。

じゃがいもの皮むきレンチンまとめ

  1. じゃがいもを洗う
  2. 芽を取り除く
  3. じゃがいもの皮に深さ1〜3mmの切り込みを一周入れる
  4. ラップで包む
  5. レンジで3分ほど加熱する
  6. ラップしたまま放置し粗熱を取る
  7. 皮を剥く(左右に引っ張ると簡単に剥ける)

じゃがいもの皮を剥きやすくするポイント

切り込みを入れる

じゃがいもをレンジで加熱する前に、切り込みを入れておくことで、皮が剥きやすくなります。

切り込みを入れる方法はとても簡単。じゃがいもの中央部分に深さ1〜3mmになるように包丁を軽くあて、ぐるっと一周動かすだけ。

切り込みを入れなくても皮を剥くことはできるので、洗い物を増やしたくない方や時間がない方はこの工程はスキップしてもOKですが、切り込みを入れる方がつるっと皮が剥けます。

レンジ加熱は1〜2個がおすすめ

じゃがいもをレンジで加熱する際、複数個まとめてレンジ加熱したくなりますが、1〜2個など少量ずつを加熱するのがおすすめです。

じゃがいもの数が多いほど、加熱ムラが生じやすくなり、皮が剥きづらくなります。そのため、少し面倒でもじゃがいもの個数を少なくしてレンジ加熱するようにしましょう。加熱時間の目安は1個の場合は3分、2個の場合は5〜6分です(600wの場合)。

また、加熱の途中で上下を返すことで、全体に均一に火が通り皮が剥きやすくなります。上下を返す際は、じゃがいもが大変熱くなっているので、トングやミトンを使うようにしましょう。

完全に冷める前に皮を剥く

レンジで加熱した直後はじゃがいもが大変熱いので皮剥きが大変ですが、だからといって完全に冷ましてしまうのもNG。じゃがいもが冷えることでじゃがいもに含まれるデンプンが固まってしまうため、皮が剥きづらくなります

したがって、じゃがいもが完全に冷めてしまう前に皮を剥くのが重要です。じゃがいもを手で持って熱いと感じる時は、キッチンペーパーで包みながら剥いたり、剥く前に10〜15秒ほどさっっと冷水につけてから剥くと良いです。

じゃがいもの皮むきが熱いと感じる時の対処法はこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

皮が剥きやすくなるじゃがいものレンジ加熱方法

じゃがいもを洗う

じゃがいもをレンジで加熱する前にしっかりと汚れを落とす

まず、じゃがいもを綺麗に洗います。泥汚れなどが残っていると加熱をした際に土臭くなってしまいますので丁寧に洗いましょう。

あまり汚れていない場合は軽く水洗いするだけでOKです。土汚れがひどい場合は流水にさらしながらたわしや硬めのスポンジでこすると綺麗に落とすことができます

芽を取り除く

じゃがいもの芽を取り除く

じゃがいもに芽があれば取り除きましょう。じゃがいもの芽にはソラニンやチャコニンといった天然毒素が含まれていますので、そのまま食べてしまうと中毒症状を起こす可能性があります。

じゃがいもの芽を取り除くには、包丁の刃元を芽に突き刺し、じゃがいもを回して取り除きます。

ピーラーを使う場合は、ピーラーの刃の横にある輪っかの部分を使って掘るようにして芽を取り除きます。ピーラーの種類によっては輪っかではなくスコップ状になっていることもあります。この場合も同様に掘るように芽を取り除きます。

切り込みを入れる

じゃがいもの表面に1〜3mmの切り込みを入れて加熱すれば皮がさらに剥きやすくなる

じゃがいもの芽を取り除いたら、じゃがいもの表面に浅く切れ目を入れます。切れ目を入れることでさらに皮が剥きやすくなります。切れ目を入れなくても皮を剥くことはできますので、必須ではありません。

じゃがいもに切れ目を入れる際は、じゃがいもの中心部分に深さ1〜3mm程度の切り込みをぐるりと一周入れます。片手でじゃがいもを持ち、もう一方の手で包丁を持ち、じゃがいもを回しながら入れます。

ラップをする

じゃがいもを1個ずつラップでしっかりと包む

じゃがいもを1個ずつラップに包みます。全体がしっかりとカバーされるように包みましょう。露出している部分があると、そこから水分が蒸発し、パサパサになってしまうことがあります。

ラップで包む際、じゃがいもに水けが残っている状態で包むことで、仕上がりが柔らかくなります。そのためわざわざ水けを拭き取る必要はありません。

レンジで加熱する

じゃがいもをレンジで加熱した後

ラップに包んだら、電子レンジで加熱します。加熱時間の目安は、じゃがいも1個(皮つき、約150g)につき600Wで3分程度、500Wなら3分半〜6分程度です。竹串などを刺してみて硬いようであれば20秒ずつ追加で加熱していき、竹串などがすっと通るようになれば加熱完了です。なお、余熱でも火が通りますので、完全に中まで竹串が通るほど加熱する必要はありません。

2個加熱する場合の加熱時間は5〜6分を目安にし、3分経過した時点で一度裏返し1個のときと同様に様子を見ながら追加で加熱していきます。

じゃがいもの大きさや電子レンジのワット数など、条件によって若干ではありますが加熱時間が変わってくるので、はじめから長めに加熱せず短めに加熱して、少しずつ様子をみながら追加で加熱していくのがパサパサにならずに上手に仕上げるポイントです。

ラップしたまま粗熱を取る

じゃがいもをレンジ加熱したら、キッチンペーパーなどで包みしばらく放置することで中まで火が通る

じゃがいもをレンジで加熱したら、ラップをしたまま数分置いて粗熱をとります。

このとき布巾やキッチンペーパーなどに包んでおくと、余熱で加熱ムラが均一になりホクホクに仕上げることができます。

皮を剥く

じゃがいもの皮を剥く

粗熱が取れたら、皮を剥いていきます。完全に冷めてしまうと皮が張り付いてしまい綺麗に剥けなくなってしまいますので、ある程度粗熱が取れて手で触れる程度の温度になったら◎。

レンジで加熱をしたじゃがいもの皮は、切り込みを入れた部分から手で簡単に剥くことができます。切り込みを入れない状態で加熱した場合は、皮がシワシワになっている部分から剥き始めると◎。

熱いと感じる場合は、キッチンペーパーを使うと良いです。やけどに注意しながら行いましょう。