豆腐や納豆などの薬味としてだけでなく、マリネやサラダなどとしても美味しく食べられるみょうが。乾燥に弱い食材なので常温保存はNG。冷蔵では約1週間、冷凍や乾燥保存では約1ヶ月ほど保存が可能です。酢や味噌に浸けて保存するのも◎。この記事ではみょうがの保存方法と保存期間を詳しく解説しています。
みょうがは乾燥に弱い食材です。そのため、購入したままの状態で保存するとすぐにしなびてしまいます。乾燥することで香りが飛んでしまうことも。しっかりと乾燥対策をして保存するのがポイントです。
ラップやキッチンペーパーに包んでから保存すると、より長く日持ちすることができます。ひと手間加えるだけで、みょうがのいい香りを長く楽しむことができます。
上述したように、みょうがは乾燥に弱い野菜です。高温にも弱いため、常温保存は向いていません。温度や室温が常に一定に保たれる冷蔵や冷凍保存がおすすめです。
当たり前ですが、新鮮なみょうがを購入する方がより長く美味しく保存することができます。
表面の色が赤くツヤがある
丸みがありふっくらしている
中身がしっかりと詰まっていてかたい
先が閉じている
傷がついていない
下記のような特徴があるみょうがは傷んでいたり腐っている可能性が高いです。食べられないと判断した場合は、廃棄するようにしましょう。
中身がスカスカ
花が開いている
水分が出てべちゃべちゃしている
カビが生えている、カビ臭い
全体が黒や茶色に変色している
すぐに食べる場合は冷蔵保存がおすすめです。冷蔵保存したみょうがは7〜10日程度保存することができます。香りが飛んでしまうので、食べる直前にカットするようにしましょう。
みょうがを水で洗います。みょうがの先端が傷んでいる場合はその部分を切り落とします。キッチンペーパーで水けを取り、湿らせたキッチンペーパーで包みます。ポリ袋に入れ口を軽く閉じたら冷蔵庫へ。
キッチンペーパーを湿らせることで、みょうがが乾燥するのを防ぐことができます。キッチンペーパーは2〜3日おき(毎日取り替えれば尚良)に取り替えるようにしましょう。
より長く保存したい場合は水に浸けましょう。水洗いしたみょうがを保存容器に入れ水を注ぎ、フタをして冷蔵庫へ。水は2〜3日おきに取り替えるようにしましょう。
使いかけのみょうがを容器に戻してもOKですが、3日以内を目安に食べきるようにしましょう。
水に浸けて冷蔵保存すればより長く保存することができますが、食感や香りがやや落ちてしまうというデメリットも。
冷凍にも使える耐熱ガラス製です。電子レンジOK、フタを外せばオーブンでも使用できます。みょうがだけでなく他の食材の保存にも◎。上の写真では、容量が500ml(幅18.6cm×奥行9.3cm×高さ5.5cm)の保存容器を使用しています。
みょうがは冷凍することで冷蔵より長く(約1ヶ月)保存することができます。
冷凍したみょうがは、生のみょうがのようなシャキシャキとした食感はなくなりますが、味が染み込みやすくなるというメリットも。薬味や和え物として使用するよりも、加熱料理として食べる方が美味しくいただけます。
冷凍したみょうがは凍ったまま佃煮や炒めもの、味噌汁などに使用することができます。冷凍みょうがを使ったレシピは、この記事の最後のご紹介していますのでぜひ参考にしてください。
みょうがを水洗いし、キッチンペーパーでしっかりと水けを取ります。1個ずつラップで包んだら冷凍用保存袋に入れ、密封して冷凍室へ。冷凍室の急速冷凍機能を使えば美味しさを閉じ込めて保存することができます。金属トレイの上にのせて冷凍するとさらに◎。
凍ったままマリネ液に浸けてマリネして食べたり、炒めものとして食べるのがおすすめです。
カットして冷凍すれば、調理時すぐに使えて便利です。
水洗いして水けを取ったみょうがを、千切りや小口切りなどお好みの大きさにカットします。小分けにしてラップにつつみ冷凍用保存袋へ入れ、密封して金属トレイの上にのせ冷凍庫へ。短時間で凍らせることでより鮮度を保って保存することができます。
厚手なので、食材の乾燥や酸化、臭い移りを防ぎます。電子レンジ解凍ができるので、わざわざ移し替える必要がありません。サイズは3展開(S・M・L)です。みょうがの保存ではSサイズを使用しています。
みょうがは酢や醤油などに漬けて保存することもできます。そうすることで、食材を酸素から遮断し酸化を防ぎ、微生物の繁殖も防ぎます。調味料が野菜に染み込み美味しくなり、ちょっとした副菜として楽しめます。みょうがの漬け保存は、冷蔵で2週間ほど日持ちします。
みょうがを洗い水けを取ります。酢100ml、てんさい糖大さじ3、塩ひとつまみを鍋に入れひと煮立ちさせ、火を止めて粗熱を取ります。保存容器にタレとみょうがを入れ蓋をし冷蔵庫で保存します。
水洗いしたみょうがの水けを切り保存容器に入れます。そこに、味噌:酒:みりん=4:1:1で作った味噌ダレをみょうがが丸ごと浸かる程度入れ全体を軽く和えます。フタをして冷蔵庫で保存します。
ご飯のおともや、おつまみとしてもおすすめです。そのまま食べると味が濃いので、味噌を流水で落として食べても◎。
ホーロー(琺瑯)は酸や塩分に強いため、漬物保存にぴったりの保存容器です。冷凍も可。そしてなんと、容器のまま直火、オーブン(フタは外す)、湯せんができる優れものです。S・M・Lの3点セットで、みょうがの保存以外にも使用できます。
みょうがは乾燥させてから保存することもできます。完全に乾燥したら密封容器に入れて常温(または冷蔵)で保存します。乾燥させたみょうがは常温または冷蔵で約1ヶ月ほど保存することができます。干したみょうがは炒め物やスープの具材として使用したり、薬味として食べるのもおすすめです。
乾燥方法で一番おすすめなのは天日干しです。水洗いして水けを取ったみょうがを縦半分にカットします。重ならないようにザルに並べ、1〜2日ほど天日干しをします。途中上下を返すとしっかりと乾燥させることができます。
天日干しするのは、晴天の午前10時から午後3時までの時間帯がおすすめです。日が沈む夕方以降は一度室内に戻します。完全に乾燥したら、密閉容器に移して保存しましょう。
天日干しができない方はオーブンで水分を抜くこともできます。鉄板の上にクッキングシートを敷き、その上にみょうがを並べます。100〜110度で20〜30分程度でゆっくり加熱します。
乾燥が足りないようであれば、さらに加熱しましょう。
オーブンよりももっとお手軽なのがレンジで乾燥させる方法です。耐熱皿の上にキッチンペーパーを敷き、その上にみょうがを並べます。600Wで5〜8分ほど加熱します。
電子レンジでの乾燥は時短で便利ですが、焦げたり燃えたりする場合があるので、こまめに確認しながら乾燥させましょう。
エコ素材として注目を集めている竹が使用されています。竹は他の木材よりも丈夫で長持ちする素材です。竹自体の成長は早く、3〜5年ほどで木材として使用できるようになります。ザルが汚れたらさっと水洗いをし、天日干ししてしっかりと乾燥させましょう。
最後に、みょうがを使ったレシピをご紹介します。作り置きの保存期間は冷蔵で2〜3日が目安です。Filyのレシピはすべて小麦粉・乳製品・白砂糖不使用です。
みょうがを使った佃煮です。みょうがのほのかな苦味がクセになります。みょうがを大量消費したい時にもおすすめのレシピです。
みょうがの佃煮のレシピはこちら
きゅうりの食感とみょうがの風味が美味しい一品です。ごま油がアクセントに。あと一品ほしい時などにどうぞ。
きゅうりとみょうが炒めのレシピはこちら
なすとみょうがは好相性。ごま油がアクセントになります。
なすとみょうが炒めのレシピはこちら
夏野菜のみょうがと甘酢の相性が◎。みょうがのほのかな苦味がクセになる一皿です。
ししとうとみょうがの甘酢炒めのレシピはこちら
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