グリーンピースを柔らかく、しわにならない茹で方・茹で時間を解説します。グリーンピースを美味しく茹でるにはいくつかコツがあるので参考にしてください。
グリーンピースの下ごしらえは、サヤから出す→塩をまぶす→茹でる→冷ますの工程になります。
丸みのある方に指を入れます。
開いて、実を出します。簡単ですね。
サヤが硬くて指が入らない場合は、ひねってサヤを破る方法もあります。
ただ、実が飛び出すことがあるので注意してください。
グリーンピースのサヤにはうまみ成分であるグルタミン酸が豊富。捨てずにしっかり洗い、野菜スープのだしとりに使いましょう。また、グリーンピースの実を茹でるときに、一緒に入れて風味をプラスさせる方法もあります。
グリーンピースは先に塩をまぶしておきます。グリーンピースにまんべんなく塩がまわるように手で行いましょう。
1/2カップ分のグリーンピース(約60g、ささつきだと10〜12本または約100g)に対して、塩の量は小さじ1/2が目安です。
グリーンピースは塩水に投入せず先に塩もみすることで皮に適度に傷ができ、お湯が皮と実の間に入り、しわが出来づらくなります(しわをそこまで気にしない場合は塩茹でしても問題ありません)。また、火の通りをよくし茹で時間を短くすることもできます。一般的に野菜を茹でる時は塩を使うことで、色を鮮やかにする、アクを抜く、塩けを付けるなどの効果があります。
グリーンピースを茹でるとき、水から茹でず、沸騰したお湯に入れましょう。そうすることで、水の温度が下がるのを防ぎます。温度が下がり茹で時間が長くなってしまうと、グリーンピースのもつ酵素が出て、色や食感を悪くします。
ちなみに土の中で育つじゃがいもなどは水から茹でて、表面が硬くなり芯まで火が通らなくなることを防ぎます。
2カップ(400ml)の水を沸騰させ、塩をまぶしたグリーンピースを入れ、約2分茹でます。グリーンピースの茹で時間は2分が目安ですが、柔らかめが好きな方は2分半〜3分茹でてもOKです。
火を止めて、お湯に入れたまま粗熱をとります。冷めるまでそのまま置いておきます。
ザルにすぐ上げてしまうとシワができやすいので注意です。お湯に入れたまま粗熱を取ることで、みずみずしいプリッとした仕上がりになります。
また、時間がないときは冷水にとるのもありですが、そうするとしわができやすいので注意しましょう。
たっぷりのお湯で茹でたので、表面はシワがほぼなくつるつるで、色も鮮やかで綺麗です。食感もやわらかく仕上がります。実を直接茹でる方法が、最も見た目が美しく仕上がります。
サヤごとゆでると、風味が残ります。また実を茹でるより栄養も逃げづらいメリットもあります。
たっぷりの水で、サヤつき10〜12本(100g)を2分ほど茹でます。途中、全体に火が通るように、菜箸で混ぜる(ひっくり返す)ようにしましょう。その後、火を止めて、5分ほど余熱でさらに火を通します。
その後、ざるに上げて自然に冷まします。サヤごと茹でると、グリーンピース本来の豆の香りが強く仕上がります。シワの量も比較的少なめです。
筆者おすすめのグリーンピースの茹で方は、フライパンで蒸し茹でです。ふっくらした食感が何より美味しい!のが特徴です。
フライパンに1/2カップ分のグリーンピース、水50ml、塩小さじ1/4を入れ、蓋をして2分ほど蒸し茹でにします。その後、火を止めて、蓋をしたまま粗熱をとります。
鍋で茹でた場合と比べるとシワが多くなってしまいますが、蒸し茹だと食感はふっくらし、鍋で茹でるよりお手軽で、水の量が少ない分栄養を逃しづらいメリットがあります。
見た目も食感も前述した茹で方には劣りますが、とにかくお手軽な方法はレンジ茹でです。お忙しい方におすすめです。
耐熱皿に1/2カップ分のグリーンピース、水大さじ1、塩ひとつまみを入れ、ラップをふわっとし、600Wで2分ほど加熱します。
電子レンジで茹でるとシワが結構でき、食感はやや硬めでボソボソになってしまいます。今回紹介した茹で方の中では最も簡単で、最も栄養が逃げづらいという点がメリットです。
グリーンピースはタンパク質や糖質が豊富な野菜です。これらは茹でることで失われることはありません。また、グリーンピースに豊富に含まれる食物繊維は不溶性食物繊維なので、逃げ出すことが少ない栄養素です。
ただし、グリーンピースに含まれるビタミンB群やビタミンC、カリウムは水溶性なので、茹でることで失われてしまいます。
栄養を無駄なく摂りたい方は、フライパンで蒸し茹でしたり、スープなどで使い汁ごといただくように心がけましょう。
茹でるグリーンピースを使ったレシピを紹介。Filyのレシピはすべて小麦粉・乳製品・白砂糖不使用です。
グリーンピースの柔らかい食感と鮮やかな緑色が楽しめる翡翠煮です。グリーンピースを使った定番和食料理です。密閉容器に入れて冷蔵で2〜3日保存できます。
グリーンピースのひすい煮のレシピ
旬のグリーンピースの甘みを活かしたポテトサラダです。鮭を加えて旨みとボリュームをプラス。
鮭とグリーンピースのポテサラのレシピ
一度食べたらクセになる美味しさ。おつまみや子供のおやつにもおすすめです。小麦粉は使用せず米粉で作っています。
カリコログリーンピースのレシピ
下茹でするのが面倒くさい!という方におすすめのグリーンピースのレシピです。
生のままグリーンピースを入れて炊き込みます。旬のグリーンピースの香りを活かす塩だけのシンプルな味付け。
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じゃがいもと一緒に炒めて煮る、下茹で不要レシピです。シンプルに塩味で仕上げました。副菜としても、付け合わせとしてもおすすめです。
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