今までに感じたことがない肌の乾燥や老化が肌にあらわれやすい50代。50代でスキンケアを見直す方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。そこでこの記事では、エイジングケアや美白ケアなどにおすすめの化粧水を厳選してご紹介します。
女性は40代から肌の水分量と皮脂量は急激に低下していき、50代はさらに水分量と皮脂量の低下は進みます。
肌の水分量は生まれたときから右肩下がりで減少し続けます。肌の皮脂量は30代がピークでそこから減少します。30代から水分をこれ以上失わないように皮脂が多く分泌されますが、その皮脂も30代からは減少し、40代からは急激に肌が乾燥していきます。50代も皮脂量は減り続けます。したがって、50代では40代よりも肌の乾燥が深刻化し、肌が厚く硬くなったり、小じわなどの様々な肌トラブルを引き起こす可能性があります。
女性は閉経を迎えると、女性ホルモンが減ります。それによりコラーゲンの生成も減ってしまい、フェイスラインの変化や顔全体のたるみ、シミなどのエイジングの症状が進みます。
また、閉経などによるホルモンバランスの変化から、肌が敏感になることがあります。例えば、肌がヒリヒリしたり、赤みやかゆみなどの敏感症状が出る場合は、通常のスキンケアを一旦やめて、低刺激性のスキンケアを行うことを推奨します。
50代で肌が急激に乾燥しやすいです。乾燥は、小じわやくすみなどの様々な肌トラブルの原因ともなりますので、50代では高保湿成分が配合された化粧水を選ぶことをおすすめします。
代表的な保湿成分には、セラミド類やヒアルロン酸、レチノール、ナイアシンアミド、コラーゲン、アミノ酸、グリセリン、スクワラン、ワセリンなどがあります。また、ブランド独自の保湿成分などもありますので、どの成分にどんな働きがあるのかを確認してみましょう。
<保湿成分の特徴>
セラミド類
角質層に存在するうるおい成分で、水分を挟み込む性質を持つ。動物型・ヒト型・疑似型があり、最近はなじみがよいヒト型が人気。
ヒアルロン酸
水分を抱えこむ性質を持つ。1gで2リットル以上の水分を抱えることができる。
コラーゲン
水分を抱えこむ性質を持つ。分子が大きいため角質層まで浸透しないが、肌表面に保護膜を作り肌を保湿したり保護することができる。
レチノール
ヒアルロン酸の産生を促進し、皮膚の水分量を増やすことができる。
アミノ酸
水分をつかむ性質を持つ。単体ではうるおいのキープ力は少なめだが、分子が小さいため浸透しやすい。
グリセリン
角質層の水分を保持する。水分を外部から取り込む働きもある。
スクワラン
水分の蒸散を防ぐことに優れている。
ワセリン
ワセリン自体には保湿成分はないが、肌に塗ることで油膜を張ることができ、水分の蒸散を防いだり、外部からの刺激から肌を保護することができる。
50代では、ハリや弾力不足によるたるみやシワなどのエイジングの症状が進みやすいです。40代より本格的なエイジングケアが必要になりますので、エイジングケア成分が配合された化粧水を選びましょう。
シワやたるみにおすすめのエイジングケア成分は、下記の通りです。
ニールワン
パルミチン酸レチノール(ビタミンA誘導体)
ただし、シワやたるみなどのエイジングの症状は、化粧水のみで完全に収まることはありません。それは、化粧品の目的が「あくまで肌を健やかに保つこと」だからです。深いシミやシワでお悩みの方は、美容皮膚科などでの施術が必要な場合があります。
肌の乾燥などが原因で起こる毛穴トラブルを抱えている50代もいらっしゃると思います。一言で毛穴トラブルといっても、毛穴には主に、詰まり毛穴・開き毛穴・たるみ毛穴の3つのタイプがありますが、50代の方が特に感じやすいトラブルは開き毛穴とたるみ毛穴です。
開き毛穴とは、毛穴が開いてしまっている状態のことを指します。すり鉢状に開いていることから、すり鉢毛穴ということもあります。開き毛穴の主な原因は、皮脂の過剰分泌や乾燥なので、拭き取り化粧水や、保湿ケアに特化した化粧水がおすすめです。また、レチノールやペプチドなど肌のハリを促進させる成分もおすすめです。
たるみ毛穴とは、皮膚がたるむことで毛穴が開いてしまう状態のことを指します。たるみ毛穴の原因は、加齢や紫外線ダメージによるコラーゲンやエラスチンなどの量の減少や質の低下です。肌全体のハリや弾力が失われ、毛穴が引っ張られることで開いてしまいます。そのため、コラーゲンなどの産生を促すレチノールやペプチド、ビタミンC誘導体などの成分が配合された化粧水がおすすめです。
ちなみに、詰まり毛穴とは、毛穴に汚れが詰まっている状態を指します。詰まり毛穴を長期間放置すると酸化し、黒ずみ毛穴となります。詰まり毛穴におすすめの成分は、皮脂の分泌を抑制してくれるナイアシンアミドやビタミンC誘導体、アゼライン酸、毛穴詰まりを解消してくれるサリチル酸などです。
一般的に「美白」とは、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐという意味で使われる言葉です。「美白=顔全体が白くなる」という意味ではありません。長年、肌の奥に潜んでいたメラニンが、シミとなって肌の表面に現れやすい50代では、美白ケア成分が配合された化粧水を使うことで、今あるシミを薄くしたり、今後さらに出てくる可能性があるシミを予防することが可能になります。
代表的な美白成分には、
などがあります。
「皮膚の漂白剤」といわれるハイドロキノンは、強力な成分ですので、使用には注意が必要です。
ただし、シワやたるみと同様に、シミも化粧水だけで完全に無くすことはできません。完全なシミ取りは、美容クリニックや皮膚科などでの施術が必要です。
ストレスや生活環境、ホルモンバランスの変化により、肌が敏感になりやすい50代の方もいらっしゃると思います。普段使っている化粧水で肌がピリピリしたり赤みが出るような時は、肌に負担の少ない低刺激成分で作られた化粧水に切り替えてみましょう。
敏感肌向けのスキンケアブランドは、低刺激成分で作られていることが多いため、化粧水選びに迷った際はおすすめです。敏感肌向けのブランドには、ラロッシュポゼやビオデルマ、ディセンシア、アクセーヌ、dプログラム、キュレルなどがあります。また、一般の化粧品ブランドの中に、敏感肌向けのスキンケアラインが用意されていることがあります。例えば、SHISEIDOの「ジェントルフォース」やIPSAの「センシティブ」などのシリーズは、敏感肌の方向けに低刺激な成分で作られています。
ただし、低刺激性の商品でも、使用されている成分によっては肌トラブルに繋がる可能性もあります。下記は、肌トラブルの原因となりやすいといわれる添加物です。成分との相性は人それぞれですので、下記の成分で必ずしも刺激を感じるというわけではありません。また、下記以外の成分で刺激を感じることもあります。
鉱物油
アルコール(エタノール)
シリコン
合成着色料
合成香料
石油系界面活性剤
タルク
ラウリル硫酸Na
化粧水は毎日使用するものなので、使い心地の良い化粧水を選ぶことが大切です。例えば、香りやテクスチャー、ボトルの形状(ミスト式、ポンプ式など)、使用時間帯(朝用・夜用)などです。
特に香りやテクスチャーは人によって好みが大きく分かれます。化粧水は、大きく分けると、とろみのあるしっとりタイプの化粧水と、水のように軽いさっぱりタイプがあります。例えば、朝はさっぱりタイプでメイクに響かないようにスキンケアを行い、夜はしっとりタイプで保湿をしっかり行うなどの使い分けもよいでしょう。
化粧品の香りが苦手な方は、「無香料」「微賦香(香りが穏やか)」と書かれた化粧水がよいです。ただし、「無香料」の化粧水でも、原料の香りがするものもありますので、不安な方はテスターやサンプルで香りを確認してから購入しましょう。
使いやすさを重視したい場合は、ポンプ式やスプレー式の化粧水がおすすめです。特にスプレー式(ミスト状の化粧水)は、メイクの上から使用できるものが多いため、外出先の肌の水分補給としても使いやすいです。
ヘレナ ルビンスタインは、1902年にマダム・ヘレナルビンスタインによって創業されたコスメブランドです。今でこそ乾燥肌や脂性肌などの肌質に合わせたスキンケアは「当たり前」になっていますが、ヘレナルビンスタインは、当時美容界で初めて肌質に合わせたスキンケアの提唱を行ったブランドです。
この商品は、プロディジー CEL グロウシリーズの化粧水です。肌に素早く浸透し、しなやかで弾力のある肌に導きます。ヘレナ ルビンスタインは、過酷な環境でも生き続ける植物エーデルワイスの自己再生力に着目し、独自の成分「スプレム・エーデルワイス」を開発しました。高度3,000mで紫外線や低酸素、低気圧、激しい気温変化の中強く生き続けるエーデルワイスの始原細胞に、肌を保護するエーデルワイスエキスと油分を補うエーデルワイスリピッドエキスを組み合わせた整肌成分です。また、オイル・インヒュージョンテクノロジーを採用し、相反する性質で両立させることが難しい水分と油分の絶妙な融合により、うるおいの持続が期待できます。
同シリーズのスキンケアアイテムには乳液やクリーム、美容液、日焼け止めなどがあります。
GIVENCHY(ジバンシイ)は、1952年にクチュリエ(高級婦人服店の男性デザイナー)であるユベール・ド・ジバンシィによって設立されたブランドです。オードリー・ヘップバーンとの出会いがきっかけで1957年に香水を発表し、1989年にはスキンケアとメイクアップへと領域を広げました。
この商品は、エイジングケア*シリーズ「ソワン ノワール」の化粧水です。太古の昔からあらゆる過酷な環境に適応してきた漆黒の藻の生命力に着目しシリーズで、肌を潤しなめらかに整え、後に使うスキンケアの浸透率を高めてくれます。整肌成分にバイタル・マリン・ウォーター(海水)を配合しています。バイタル・マリン・ウォーターには自然のミネラルが豊富に含まれていて、潤いに満ちた輝くような若々しい素肌へ導いてくれます。保湿成分には、生命力が最も高まる配偶体段階の藻類を培養して抽出したブルー・マイクロ・アルゲ(グルタミン酸)を配合しています。ブルー・マイクロ・アルゲには活性作用があり、肌本来の水分保持力をサポートし乾燥などの外的要因から肌を守ります。
*年齢に応じたお手入れ
同ラインの洗顔料「ソワン ノワール リチュアル ネトワイヤージュ」やフェイスマスク「ソワン ノワール ブラン マスク」もおすすめです。
アルビオンは、1956年に誕生した、先進の技術革新と本物思考で生み出された、独創的で高品質な化粧品の数々を展開するラグジュアリーな総合コスメブランドです。
この商品は、アルビオン最高峰のスキンケアライン「アンベアージュ エクシア」の医薬部外品の美白*化粧水です。うるおいが凝縮されたベースが肌になじみ、肌を引き締めてなめらかで透明感のある美しい肌へ導きます。美白有効成分のコウジ酸を配合しています。コウジ酸は、コウジが糖を発酵させることによって作られた成分で、シミやそばかすの原因になるメラニンを生成する酵素(チロシナーゼ)を抑える効果があります。
*メラニンの生成をおさえて日やけによるシミ、ソバカスを防ぐこと
アルビオンは、このシリーズの他にも肌質や肌悩みなどに応じたシリーズが豊富に用意されています。季節やホルモンバランスなどによって肌の状態が変わりやすい50代でも使いやすいブランドです。
同シリーズのスキンケアアイテムには、クレンジングや美容液、乳液、クリームなどがあるため、ライン使いがしやすいです。
SK-Ⅱは、「すべての女性に透明感あふれるクリアな素肌を」という思いのもと誕生したスキンケアブランドです。日本酒作りの職人集団である杜氏の手肌の美しさの秘密が「発酵」と「酵母」にあることにインスピレーションを受けて独自の天然由来成分「ピテラ」が誕生しました。「ピテラ」はキメ、ハリ、しわ、ツヤを整える作用を持ち、展開している全ての商品にこのピテラを配合し、肌悩みに合わせた様々なスキンケアラインナップを揃えています。
この商品は、SK−Ⅱを代表する化粧水です。SK−Ⅱの独自成分「ピテラ」が90%以上も配合されています。ピテラには、ビタミンやミネラル、アミノ酸、有機酸など50種類以上の微量栄養素を含んでおり、これらには肌本来の機能を整える効果があります。また、ピテラには、人の肌が元々持っている天然保湿因子(NMF)も含んでいるため、肌なじみが良いです。
SK-II独自成分の「ピテラ」により、肌のキメを整えくすみを解消し、透明感のある肌へと導きます。発酵成分のため独特な香りがしますが、さらっとしたテクスチャーで肌なじみが良いです。
化粧水の後は、美容液はクリームを使ってスキンケアルーティンを完成させましょう。
ドゥ・ラ・メールは、航空宇宙物理学者であったマックス・ヒューバー氏が、自身の傷の治療のために生み出した独自成分ミラクルブロス(海藻)を含む「クレームドゥ・ラ・メール」から始まりました。ドゥ・ラ・メールは、この「クレームドゥ・ラ・メール」をはじめとしたモイスチャライザー(クリーム)のほか、クレンジングや洗顔料、美容液などのスキンケア、ボディケア、ベースメイクアイテム展開するラグジュアリーなスキンケアブランドです。ドゥ・ラ・メールはフランス語で「海」を意味しています。
この商品は、優しい海のうるおいでクレンジング後の肌のバランスを整え、すっきりと引き締めることができる化粧水です。ドゥ・ラ・メール独自の「デコンストラクティッド ウォーター™」と、ミラクルブロスを配合しています。デコンストラクティッド ウォーター™は、電気と磁気のエネルギー場を物理的に利用して水の分子構造を強化し、変化した分子の働きにより必要な成分が肌表面から深部まで届きやすくなるドゥ・ラ・メール独自のデリバリーシステムです。ミラクルブロスは、ジャイアント シーケルプ(海藻)などを3〜4ヶ月かけて発酵させて作る独自の保湿成分です。肌を保水し柔軟にすることでいきいきとした印象のすこやかな肌を保ちます。
アルコールフリーです。
肌の引き締め作用がある化粧水ですので、毛穴トラブルや皮脂の過剰分泌でお悩みの50代の方におすすめです。
同ブランドのクリーム「クレーム ドゥ・ラ・メール」はドゥ・ラ・メールが誇るベストセラーです。
HACCI(ハッチ)は100年以上の歴史を持つ老舗養蜂場 水谷養蜂園が、「世界中の女性に笑顔を」をブランドコンセプトにして作った日本の美容・コスメブランドです。はちみつが持つ美容面での働きに着目した商品を展開しており、製造においては、高品質なはちみつをたっぷりと贅沢に使用しています。
この商品は、超微粒子エマルジョン化技術を採用したなめらかなミルクタイプのローションが角層深部まで届き、うるおいのある肌環境へ整えてくれる化粧水です。保湿成分としてはちみつが配合されています。整肌成分にコショウソウ芽エキスやザクロ果実エキス、フルーツ由来のエキスを配合しています。さまざまなダメージを受け本来の機能が低下した肌の環境を整えてくれる作用が期待できます。
パラベンフリー、シリコンフリー、アルコールフリー、鉱物油フリー、着色料フリーです。
はちみつは、ビタミンやミネラルなど、美容や健康をサポートする成分を豊富に含んでいるといわれています。ホルモンバランスが不安定になりやすい50代にはぴったりです。
はちみつと最新のバイオテクノロジーが融合した「ハニーローション -HINKAKU-」もおすすめです。はちみつを高配合しています。また、同ブランドのクレンジングミルクやはちみつ洗顔石けんなどは人気が高いスキンケアアイテムです。
オルビスは、ポーラの通販部門として1987年に設立されたブランドです。化粧品に油性成分を含まない「オイルカット」など、肌に不要なものは使用しない商品開発を行っており、簡易包装や詰替え用販売で、環境へ大きく貢献しています。お手頃な価格帯で満足度が高いブランドとして人気が高まっています。
この商品は、オルビスの年齢とともに深刻になるハリや乾燥などのエイジングケア*特化のシリーズ「オルビスユー アンコール」の弱酸性の化粧水です。とろみがあるのにベタつきにくい濃密液が角層に浸透し、ハリや乾燥などが気になる部分に根本からアプローチすることができます。
ハリや乾燥に根本からアプローチしてくれる浸透型コラーゲン(加水分解コラーゲン)と角層のすみずみまで浸透し、若々しい肌へと導くDNAヒビスエキス(D.N.A.=Daily New Approach HSP含有酵⺟エキス)を配合しています。
D.N.AヒビスエキスとHSP(ヒートショックプロテイン)が、目元やフェイスラインなどのハリ不足やうるおい不足を感じやすい部位にアプローチし、ハリ感のある肌へと導きます。また、オルビス独自の高保湿成分「イーブンワテロイル」を配合しています。イーブンワテロイルは、オイルでも水でもない第3の成分で、相反する2つの感触の両立に成功しました。やわらかな肌へと導きます。
*年齢に応じたお手入れ
無油分、アルコールフリー、界面活性剤フリー、無香料、無着色で、アレルギーテスト済み**です。
**全ての方にアレルギーが起こらないということではありません。
オルビスはコスパの良いスキンケアブランドです。詰替え用や定期購入便などの用意もありますので、継続利用がしやすいです。
同シリーズには、クリーム(昼用・夜用)があります。洗顔には、オルビスの最高峰エイジングケア*シリーズの「オルビスユードット ウォッシュ」がおすすめです。
*年齢に応じたケア
DECENCIA(ディセンシア)は、ポーラ・オルビスグループが展開する敏感肌用ブランドです。ディセンシアはポーラ・オルビスグループの敏感肌専門ブランドです。ディセンシアの製品はアルコール、香料、紫外線吸収剤不使用で、アレルギーテストや皮膚科医の立ち合いによる実施用モニターテストを経て、それらに合格した製品のみが販売されています。
この商品は、敏感肌用のハリ不足やキメの乱れに着目したエイジング*シリーズ「アヤナス」の化粧水です。アヤナスシリーズの製品には、独自成分「ストレスバリアコンプレックス」が配合されています。ストレスバリアコンプレックスは朝鮮人参の根から抽出したエキスの「ジンセンX」、紅藻から抽出したエキス「パルマリン」、「ビリベリー葉エキス」を配合した成分で、肌のバリア機能を強化しながら肌を複合的にケアします。また、保湿成分として人が持つセラミドと同じ構造のヒト型セラミド「セラミドナノスフィア」をナノカプセル化して配合しています。角層に行き渡り足りないセラミドを補給してくれます。
*年齢に応じたお手入れ
合成香料不使用、無着色でアレルギーテスト済み*です。
* 全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。
乾燥などにより肌が敏感に傾いている時におすすめの化粧水です。エイジングケアも可能ですので、敏感肌の方でエイジングケアも行いたい50代にぴったりです。
同シリーズには、美容液やクリーム、マスクなども用意されています。
オモロヴィッツァは、2006年にハンガリーの貴族によって設立されたラグジュアリースキンケアブランドです。ハンガリーの首都であるブダペストは、温泉都市として有名です。ブダペストの温泉水には、エイジングケア*に適した成分が配合されたミネラルがバランスよく含まれています。
*年齢に合わせたお手入れのこと
この商品は化粧水、美容液、保湿クリーム、下地の機能を備えた 1 本 4 役のオールインワンアイテムです。瞬時に輝く肌に導くのと同時に肌のバリア機能を高め、外的刺激から肌を守ることができます。特許取得済みの独自のミネラル浸透技術「ヒーリングコンセントレート™」を備えたハンガリーの温泉水を配合しています。ハンガリーの温泉水には肌にハリを与え、しなやかで若々しい肌に導く効果があります。さらに乾燥などのダメージから肌を守るトマト幹細胞やビタミンEを豊富に含む小麦胚芽油、ターンオーバーを促進や水分保持力を高めるローズヒップオイル、肌にうるおいを与え、バリアを強化するスイートアーモンドオイルなどの美容オイルを混ぜ合わせた2層式のモイスチャーミストになっています。
ミスト状になっているので、日中も水分補給がしやすいです。外出先に持ち運び、いつでも気軽に肌にうるおいを与えることができます。日中の乾燥が特に気になる50代の方におすすめです。
同ブランドには、美容液や乳液、クリームなどのアイテムが豊富に揃っています。肌悩みに応じてアイテムが選びやすいブランドです。
ラ・プレリーは、1978年に誕生したスイスのスキンケアブランドです。若さと美しさを願う人々の聖地だったクリニック「ラ・プレリー」のポール・ニーハンス博士のセルラーセラピーの研究結果を継承し、高度なテクノロジーを駆使して独自開発した美容成分「セルラーコンプレックス」をほぼ全製品に配合しています。
この商品は、美容成分の宝庫といわれるキャビアにいち早く着目したコレクション「スキンキャビアコレクション」の化粧水です。スキンキャビアコレクションは、ハリのある引き締まった肌へと導く独自のキャビアサイエンスが特徴的で、ラ・プレリーのベーシックなスキンケアラインです。ラ・プレリーのスキンキャビアサイエンスは、水蒸気蒸留法を用いてキャビアから特別に得た水「スキンキャビアウォーター」を完成させました。この商品は、水の代わりに保湿成分のスキンキャビアウォーターを基剤としています。キャビアの成分が豊かに溶け込んでおり、肌にうるおいとハリを与えます。さらに、独自の複合保湿成分セルラーコンプレックスを配合しているので、みずみずしく引き締まったハリのある肌へと導きます。
ラ・プレリーはデパコスの中でも最高峰級のラグジュアリーブランドです。スペシャルケアのアイテムとして持っておくと、心強い1本です。
同ラインには美容液やクリームなどのスキンケアアイテムがあります。また、他のラインには光のサイエンスが息づくホワイトキャビアコレクションや、ゴールド成分配合のピュアゴールドコレクションがあります。
キールズは米国ニューヨークでアポカセリー(調剤薬局)として始まったブランドです。アポカセリーとは、カウンセリングをもとに顧客一人ひとりに適した薬草や原料を調合し、薬やお茶を販売する店を指します。Nature(自然)・Science(科学)・ Service(サービス)という3つの信念をコンセプトにしています。
この商品は、全ての肌タイプに馴染むとろみ感のあるテクスチャーで、肌へ潤いを届けるだけではなく毎日の様々な環境の変化に立ち向かう生き生きとした肌へ導く化粧水です。保湿成分にはヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na)が配合されています。また、整肌成分にアイリスルートエキス(イリス根エキス)、LHA(リポヒドロキシ酸) カプリロイルサリチル酸を配合しています。アイリスルートエキスは肌の機能をサポートし、イキイキと健康的な肌へ導きます。LHAは肌表面の古い角質を除去し、成分が角質層まで浸透しやすいようにします。
肌の機能をサポートしてくれるので、50代にぴったりの化粧水です。角質ケア成分が、ターンオーバーの乱れにより古い角質が溜まりやすい50代の肌をなめらかに整えてくれます。
エイジングケアには、1台7役のスーパークリーム「キールズ SP マルチクリーム」がおすすめです。
化粧水がなかなか浸透しにくいと感じるのは、肌の表面に溜まった古い角質が原因かもしれません。そんな時は、角質ケアがおすすめです。週1〜2回程度の頻度で、クレイマスクや酵素洗顔、スクラブ洗顔などの角質ケアアイテムを使って、古い角質を取り除きましょう。
また、自分の肌質や肌悩みに合ったスキンケアアイテムで、メイクなどの汚れはしっかりと落とし、その後のスキンケアではしっかりと保湿するという正しいスキンケアを心がけることも大切です。特に50代は、肌の乾燥が目立ちますので、乳液やクリームを使って保湿を徹底することが重要です。
化粧水の使用方法として、コットンの使用を推奨しているブランドがあります。手で直接つけるのとどう違うのか疑問に感じてる人は多いのではないでしょうか。
手とコットンにはどちらにもメリット・デメリットがあります。肌負担を考慮すると、基本的には手で化粧水をつけるのを推奨します。しかしムラができやすかったり、目元や鼻などの細かい箇所につけづらいというデメリットがあります。
反対に、コットンを使用する方が細かい部分まで均等につけることができますが、摩擦により肌負担が大きくなるというデメリットがあります。
いずれの方法でも注意すべきことは、摩擦やパッティング(肌を叩くこと)を避けることです。赤みや色素沈着、ハリやシミなどの肌トラブルを招く恐れがあるため、肌全体に優しくなじませるのがポイントです。化粧水を「叩き入れる」のではなく「肌の上にのせる」イメージで浸透させましょう。
コットンを使用する際は、肌負担が少ないコットン(オーガニックなど)を選び、コットン全体がひたひたになるくらい化粧水をたっぷり使用し(その分コストがかかります)、過度の摩擦を避けましょう。
乾燥が気になる時や紫外線を浴びた日は「コットンパック」がおすすめ
肌が乾燥していたり、外出して紫外線をたっぷり浴びてしまった日は、いつもよりも入念なスキンケアが必要です。そこでおすすめなのが、化粧水とコットンを使用したコットンパックです。フェイスパックのような機能を果たしてくれます。
やり方はとても簡単です。コットンに化粧水をたっぷりつけ、顔全体にコットンをのせ5分程度そのまま放置するだけです。コットンを2枚に裂いて使うのもおすすめです。
ただし長時間コットンをのせたままだと、コットンが肌の水分を奪ってしまいますので、長時間のコットンパックは避けましょう。また、コットンパックの後のスキンケアもしっかりと行ってください。
保湿が重要だからといって、化粧水を規定量以上に使用していませんか?化粧水はたくさん塗る方が肌に良いというわけではありません。角質に浸透できる水分量は決まっているので、肌に塗った分全てが浸透するというわけではないからです。一時的に肌に浸透したりプルプルになっている感覚があるかもしれませんが、すぐに蒸発するため、あまり意味がありません。
反対に、使用量よりも少ない量を使用すると、十分に保湿されない可能性があります。そのため、ブランドが定めた使用量はしっかりと守りましょう。
使用量は「100円玉大」など硬貨の大きさで明記されていることが多いです。「適量」と書かれている場合は、100〜500円玉くらいの量を使用するのがよいです。
スキンケアとは、端的にいってしまえば「肌を保湿すること」です。肌の保湿は「水分を補充し、油分でカバーする」のが基本です。油分は肌の上に油膜を張り、水分が逃げるのを防ぎます。
化粧水は肌に水分を補充するものなので、化粧水だけではスキンケアは不十分ということになります。化粧水の後は、油分を多く含む乳液やクリームなど必ず使用しましょう。
テレビCMや広告などで「肌の奥まで浸透!」などの文言を見聞きしたことがある人は多いのではないでしょうか?しかし、実際には化粧品は皮膚の一番外側の部分である「角層」までしか浸透しません。人間の皮膚には、外部からの侵入物を体内に取り込まないシステムが備わっているためです。バリア機能を持つ角質をしっかりと保湿し、いい状態に保つことが極めて重要です。
基本的なステップは、化粧水→乳液の順番です。水分を補給したあとに油分で膜を張って水分を閉じ込めます。商品の中には「先行乳液」といって、化粧水の前に使用するものもあります。例えば、スキンケアブランドのアルビオンはスキンケアの最初のステップに乳液を使用します。化粧水の使用方法については、ブランドの公式サイトなどで確認を行いましょう。
日本には四季があり、それぞれも季節によって気候が大きく変わります。気候により肌の状態は左右されやすいため、できれば季節ごとに化粧水を使い分けるのがよいでしょう。
例えば、乾燥しやすい秋冬には保湿効果が高い化粧水を、皮脂分泌が多くなりやすい春夏には皮脂分泌を抑える作用もある化粧水を使用するなど、肌の状態に合わせて異なるスキンケアを取り入れてみましょう。
ただし、一度開封した化粧水はできるだけ早く使い切る方がよいので、次のシーズンに持ち越さないよう、使い切れる容量を購入するようにしましょう。
年齢によって肌の状態は変わるので、使用する化粧水も変える必要があります。冒頭でもお話しましたが、50代では肌の乾燥やシミやシワなどのエイジングの症状が特に気になることが多いため、今までのスキンケアを見直す必要があります。
40代で使用していた化粧水では保湿が物足りなく感じるなど肌の変化を感じたら、化粧水を含むスキンケアを見直すべきタイミングといえます。
基本的には、朝晩で使い分ける必要はありません(朝・夜専用のものでない限り)。しかし、朝のメイクの前に油分が多い化粧水を使用すると、メイクのりが悪くなってしまいます。そのため、朝は油分の少ないもの、夜は油分が多いものなど、朝晩でスキンケアアイテムを使い分けるのもありです。
スキンケアのアイテム同士の相性やなじみが良いのは同じブランドでスキンケアアイテムを揃える「ライン使い」です。
各スキンケアブランドは、基本的にライン使いすることを全体に化粧品を開発していますので、相性や効果を考慮すると、ライン使いをすることで効率的に肌のケアが可能です。
とはいえ、別のブランドのアイテムを組み合わせて使用する方が、肌の調子が良いと感じる人もいると思います。ライン使いだけがスキンケアの正解ではないので、自分の肌の状態に合わせて最適なアイテムを選ぶようにしましょう。
拭き取り化粧水とは、洗顔の代わりに、コットンに化粧水を付けて汚れを取り除いたり、古い角質を落とすものです。もともとはフランス発祥のスキンケアアイテムといわれています。フランスの水道水は硬水で、硬水に含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルにより肌が乾燥したり肌荒れの原因となるため、フランスなどのヨーロッパでは、クレンジングや洗顔などはコットンや布で拭き取るのが主流です。
日本の水質は軟水なので、わざわざ拭き取り化粧水を使う必要はありません。ただし、拭き取り化粧水で古い角質を落とし化粧水の浸透が高くなる効果があるので、スキンケアに取り入れるのはありです。使用時はコットンによる摩擦には十分注意しましょう。
かずのすけ, 白野実(2019)『美肌成分事典』主婦の友インフォス
上原恵理(2021)『医者が教える 人生が変わる美容大事典』KADOKAWA
永松麻美(2021)『正しい知識がわかる 美肌事典』高橋書店
すみしょう(2021)『最短で美肌になるために知っておきたい スキンケア大全』KADOKAWA
久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店
川島眞, 川田暁, 神田吉弘, 世喜利彦, 能﨑章輔(2018)『美容の科学』じほう
宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル
小林智子(2022)『すっぴん肌が好きになる 肌トラブル大全』WAVE出版
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