日中に肌の乾燥が気になる時ってありますよね。そういう時に便利なのが、ミスト状の化粧水です。スプレー式のコンパクトな化粧水なので、持ち運びに大変便利でおすすめです。今回は、おすすめのミスト状化粧水をご紹介します。
ミスト化粧水とは、化粧水がミスト状になって出てくるものを指します。一般的な化粧水とは異なり、細かい霧状で化粧水が出てくるものです。
ミスト化粧水は、大きく分けるとスプレータイプとエアゾールタイプの2種類があります。スプレータイプは、化粧水がそのままボトルに入っており、ポンプを押すことで化粧水がミスト状となって出てきます。エアゾールタイプは、容器(缶)の中に化粧水と噴射剤が入っており、ボタンを押すことでガスの圧力によって化粧水がミスト状に噴出します。
ミスト化粧水の多くが、通常の化粧水をスプレー式にしたものです。中には化粧直しや仕上げ用としても使えるものがあります。
ミスト状の化粧水は、スプレーするだけで顔全体に水分が行き渡るので、日中の水分補給のアイテムとして取り入れやすいです。また、メイクの上から使用することで、メイクが崩れにくくなります。
このようにミスト化粧水といっても、アイテムによって機能が異なりますので、自分にぴったりのアイテムを見つけましょう。
保湿は、肌質に関係なく全ての方に必要なことです。保湿をすることで、様々な肌トラブルを防ぐことができます。
保湿成分には、セラミド類やヒアルロン酸、コラーゲン、レチノール、ナイアシンアミド、アミノ酸、グリセリン、スクワラン、ワセリンなどがあります。
また、ブランド独自の保湿成分などもありますので、どの成分にどんな働きがあるのかを確認してみましょう。
肌が敏感になっている場合、化粧品に配合されている成分で刺激を感じることがあります。そのため、肌に負担の少ない低刺激成分の化粧水を選ぶことをおすすめします。
例えば、敏感肌向けのスキンケアブランドは、低刺激成分で作られていることが多いため、化粧水選びに迷った際はおすすめです。ただし、低刺激性の商品でも、使用されている成分によっては肌トラブルに繋がる可能性もあります。
下記は、有名な敏感肌向けのブランドの一例です。
ラロッシュポゼ(フランス)
ビオデルマ(フランス)
アベンヌ(フランス)
ディセンシア(日本)
アクセーヌ(日本)
dプログラム(日本)
アルージェ(日本)
キュレル(日本)
ミノン(日本)
NOV(日本)
また、一般の化粧品ブランドの中に、敏感肌向けのスキンケアラインが用意されていることがあります。例えば、SHISEIDOの「ジェントルフォース」やIPSAの「センシティブ」などのシリーズは、敏感肌の方向けに低刺激な成分で作られています。
敏感肌向けの化粧水はこちらの記事で紹介しておりますので、参考にしてください。
化粧水は毎日使用するものなので、使い心地の良い化粧水を選ぶことが大切です。例えば、香りやテクスチャー、ボトルの形状(ミスト式、ポンプ式など)、使用時間帯(朝用・夜用)などです。
ミスト化粧水は、持ち運びしやすいサイズのものが多いです。日中の顔の水分補給として持ち歩きたい場合は、小さめのサイズのものや、容器がガラスでないもの(割れる恐れがあるため)を選ぶようにしましょう。
特に香りやテクスチャーは人によって好みが大きく分かれます。化粧水は、大きく分けると、とろみのあるしっとりタイプの化粧水と、水のように軽いさっぱりタイプがあります。例えば、朝はさっぱりタイプでメイクに響かないようにスキンケアを行い、夜はしっとりタイプで保湿をしっかり行うなどの使い分けもよいでしょう。
化粧品の香りが苦手な方は、「無香料」「微賦香(香りが穏やか)」と書かれた化粧水がよいです。ただし、「無香料」の化粧水でも、原料の香りがするものもありますので、不安な方はテスターやサンプルで香りを確認してから購入しましょう。
トリロジーは、ニュージーランド発のローズヒップオイル含むスキンケアから始まったコスメブランドです。現在では、未来のためのナチュラルなスキンケアを主軸に、スキンケアのみならずボディケア、ヘアケア製品を作り、世界20カ国以上で販売されています。
この商品は、自然由来のビタミンCを配合した、ミスト状の化粧水です。メイクの上からも使うことが可能です。自然由来のビタミンC(アスコルビルリン酸Na)は、あらゆる肌悩みへのアプローチが期待できるオールマイティーな成分です。また、保湿成分として、保湿効果の高いアロエ(アロエベラ液汁)を配合しています。その他には、皮脂分泌のバランスを整えて正常化する効果があるだけではなく、甘くエキゾチックな香りでリラックス効果をもたらすイライラン(イランイラン花油)や、防腐効果があり肌を強化し肌の調子を整えることができるマンダリン(マンダリンオレンジ果皮油)が配合されています。
合成香料や合成色素、遺伝子組み換え植物、石油系原料、シリコンオイルとその誘導体を使用していません。
1回あたり3〜5プッシュ、顔から30センチ以上離してスプレーし肌になじませます。
Cブースター トリートメント(美容液)、Cモイスチュアライジング ローション(保湿乳液)とライン使いするとより効果的です。
evian(エビアン)は、フランスに本拠地を置くミネラルウォーターのブランドです。世界有数の自然保護区であるフレンチアルプスの標高850メートルの位置にエビアンの水源地はあります。約15年かけて天然のフィルターを流れ、天然のミネラルを含んだ爽やかで美味しい水が生まれます。
この商品は、100%ナチュラルミネラルウォーターのエアゾール式の導入化粧水です。潤いに満ちた肌をサポートするのに大切なカルシウムイオンを豊富に含んでおり、スキンケアの前にひと吹きすることで、その後の化粧品の浸透をサポートし潤いを閉じ込めます。15年の歳月をかけて地層を通りろ過されるミネラルウォーターの良好なミネラルバランスが、肌本来の美しさを引き出してくれます。
アルコールフリー、防腐剤フリー、鉱物油フリー、着色料フリーです。
容器は振らず20センチ程離してスプレーしたら、顔を手のひらで覆うように10秒ほどハンドプレスします。その後、化粧水やクリームなどの通常のスキンケアを行います。また、このミスト化粧水は朝洗顔の代わりの拭き取り洗顔としてや、メイクの仕上げ用スプレー、メイク直しスプレーなど、様々な使い方ができます。さらに、顔だけでなく全身の保湿ケアとしてもご使用いただけます。大変コスパの良いミスト化粧水です。
キールズは米国ニューヨークでアポカセリー(調剤薬局)として始まったブランドです。アポカセリーとは、カウンセリングをもとに顧客一人ひとりに適した薬草や原料を調合し、薬やお茶を販売する店を指します。Nature(自然)・Science(科学)・ Service(サービス)という3つの信念をコンセプトにしています。
この商品は、さっとひと吹きで肌に潤いを与えてフレッシュな肌印象に導くことができるミスト化粧水です。主要成分は、過酷な環境を生き抜く植物から抽出したサボテン花エキス、チベットジンセン(イワベンケイ根エキス)です。サボテン花エキスは乾燥した砂漠でも育つサボテンの花から抽出したエキスで、肌の保水力を高め、柔らかくなめらかな肌へ導きます。チベットジンセンはヨーロッパやアジアの高山地域に生息する植物の根から抽出したエキスで、ツヤのあるフレッシュな肌へ導いてくれます。
目を閉じて顔全体にスプレーしたら、軽く手のひらでなじませます。
あらゆる肌タイプの方にご使用いただけますが、特に乾燥肌の方におすすめです。
キュレルは花王株式会社が展開する、乾燥性敏感肌のためのスキンケアブランドです。セラミド不足に着目し、花王の皮膚科学を駆使して洗浄から保湿まで一貫してセラミドの働きを補い、潤いを与えることができるスキンケアを製品化しています。
この商品は、いつでもどこでもさっと一吹きで角層を潤すことができる弱酸性のエアゾール式ミスト化粧水(医薬部外品)です。花王独自のセラミド機能成分(疑似型セラミド)のヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドが配合されており、肌のバリア機能を高めることが期待できます。また、保湿成分としてユーカリエキスが配合されており、角層深部まで潤いを届けます。さらに有効成分アラントインを配合しているので、トラブルが起きやすい乾燥性敏感肌の肌荒れも予防することができます。
アルコール(エチルアルコール)フリー、香料フリー、着色フリーで、アレルギーテスト済み*、乾燥性敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み*です。
* 全ての方に肌刺激やアレルギーが起こらないというわけではありません。
肌から約20センチ離してスプレーしたら、左右にゆらしてふんわりスプレーし、しばらくしてから指のはらで軽く押さえてなじませます。メイク崩れ予防としてメイクの上からでも使うことができます。また、フェイスだけでなく、ケアしにくい背中などの全身にもご使用いたけます。
肌の保湿に効果的なセラミドや、肌荒れ予防の有効成分アラントインが配合されているため、特に敏感肌の方におすすめです。
化粧水の後は乳液やクリームでスキンケアルーティンを完成させましょう。
ラ・ロッシュ・ポゼは、1975年に誕生した敏感肌のためのスキンケアブランドです。
この商品は、肌を整え、マットな肌に仕上げることができるミスト状の化粧水です。この商品には硫酸亜鉛が配合されています。硫酸亜鉛は硫酸と亜鉛化合物で、毛穴の広がりを抑えて肌を引き締める作用や、皮脂コントロール作用、抗炎症作用などがあるといわれています。
この化粧水は、洗顔後すぐに使用します。顔から20センチほど離してゆっくりと円を描くようにスプレーします。ボトルを振ったり、真横に倒して使用しないよう注意してください。通常の化粧水としてはもちろん、化粧直しとしてメイクの上からでも使うことができ、さらに顔だけではなく全身ケアとしても使えます。
パラベンフリー、オイルフリー、香料フリーです。
Tゾーンのテカリ対策や化粧崩れ対策など、脂性肌の方におすすめのミスト化粧水です。
毛穴の引き締めには、同ブランドの美容液「エファクラ ラ ピールケア セラム」もおすすめです。敏感肌でも使える角質ケア美容液で、肌表面の角質をやわらかくし、キメの整った肌へと導きます。
チャントアチャームは、株式会社ネイチャーズウェイが運営する日本のオーガニックブランドです。100%自然成分*にこだわり、有機JAS認証の自社農場で育てたハーブを積極的に使用しています。パラベンやシリコン、合成ポリマー、紫外線吸収剤などの石油由来・化学成分は一切使用しません。
この商品は、ニキビを防ぐ抗炎症成分配合の薬用ミストローション(医薬部外品)です。有効成分のグリチルリチン酸2Kや植物エキス(オウゴンエキス、ドクダミ、セイヨウノコギリソウエキス)を配合しています。グリチルリチン酸2Kは、生薬の一種である甘草の根から抽出されるもので、抗炎症作用を持ちニキビなどの肌荒れを防ぐ効果があります。植物エキスのオウゴンエキスとセイヨウノコギリソウエキスは、自社農場で育てたハーブから抽出しています。植物エキスには高い保湿効果があり、肌にうるおいを与え、健やかな肌に導きます。
パラベンフリー、石油系界面活性剤フリー、鉱物油フリー、合成香料フリー、シリコンフリーで、敏感肌対象パッチテスト済み*、ノンコメドジェニックテスト済み*です。
* 全ての方に肌刺激や肌トラブルが起こらない、ニキビができないというわけではありません。
顔から20センチほど離し、目を閉じて顔全体にスプレーして、手のひらで軽くなじませます。メイクの上からでも使用可能です。また、ボディケアとしてもお使いいただけます。
抗炎症作用のある有効成分や肌荒れを予防する植物エキスが配合されているため、ニキビや肌荒れにお悩みの方におすすめです。
ニキビケアには、同ブランドの部分用集中ケア美容液「スポッツジェル」や、酵素洗顔「パウダーウォッシュ」もおすすめです。
SK-II(エスケーツー)は、1980年に誕生した日本のブランドです。現在ではアジア各国やアメリカなど海外でも人気を集めるブランドです。SKは「Secret Key(秘密の鍵)」の略です。日本酒の酒造所で働く人々の肌が美しいことに気づき、その理由が「発酵」と「酵母」にあると着目したのがブランドの始まりといわれています。
この商品は、いつでもどこでも手軽に肌にうるおいを与え、微粒子のミストにより透明感のある素肌へ導くことができるミスト化粧水です。SK-II独自の成分ピテラ(ピテラ™)とモイスチャー ロック コンプレックスを配合しています。ピテラとは、特別な酵母の株からSKⅡが独自のプロセスで発酵させて生み出した天然由来成分です。ビタミンやミネラル、アミノ酸、有機酸などの50以上の微量栄養素を絶妙なバランスで含み、肌本来の機能を整えてくれます。モイスチャー ロック コンプレックスは、保湿成分の2PCA、グリセリン、BGなどを独自の比率で配合した混合成分で肌の保湿力を強化します。
目と口を閉じた状態で、肌から20センチ離してスプレーします。メイクの上からでもご使用いただけます。
ピテラは、乾燥による小じわや肌のキメなど、あらゆる肌悩みにアプローチする万能な成分ですので、エイジングのサインが気になる方におすすめです。
「ミッド-デイ ミラクル エッセンス」はどちらかというと日中用のミスト化粧水ですので、普段使いには、同ブランドの化粧水「フェイシャルトリートメントエッセンス」がおすすめです。また、美容液「ジェノプティクス オーラエッセンス」もブランドのベストセラーとなっています。
FEMMUE(ファミュ)は、フラワーセラピーの哲学を携えたナチュラルとサイエンスを融合させた韓国のナチュラルコスメブランドです。強い生命力をもつカメリアの花を美の象徴とし、美容成分が豊富でエイジングケアにも適しているカメリアエキスを配合したスキンケアアイテムを多く取り揃えています。
この商品は、カメリアの花から抽出したエキスを約70%配合したミスト状の導入化粧水です。カメリアシードオイル(ツバキ種子油)も配合されているオイルイン化粧水となっています。この2つの成分は、角質層になじみやすく、肌上に膜を張ってくれるのでうるおいを保持することができます。さらに、ナイアシンアミドも配合されています。ナイアシンアミドは、角層で角質細胞間脂質としてバリア機能を担っているセラミドを増やす効果があります。
合成香料フリー、合成着色料フリーです。
顔全体にスプレーした後、手のひらで軽くなじませます。メイクの上からのフィックスミストとしてご使用いただけます。
導入化粧水をお探しの方におすすめのアイテムです。フィックスミストや日中のメイク直しとしての機能も兼ね備えているため、マルチにお使いいただけます。
同ブランドにはクレンジングや洗顔、美容液、乳液、クリームなど一通りのスキンケアアイテムが揃っていますので、ライン使いにおすすめのブランドです。
アベンヌは、南フランスのアベンヌ村に湧き出る温泉水を使用し、大地が育んだ自然の恵みと皮膚科学研究によって、肌に優しいスキンケアを開発し続けている敏感肌向けスキンケアブランドです。アベンヌ温泉水は、5億年前の古く複雑な地層に200〜300年浸透し、50年かけて湧き出ていきます。そんなアベンヌ温泉水には、ミネラル成分や天然の活性成分が豊富に含まれています。
この商品は、肌に良いアベンヌ温泉水100%配合で肌のうるおいバリアをサポートし、肌を整え健やかに保つことができるエアゾール式のミスト化粧水です。アベンヌの温泉水にはカルシウムとマグネシウムが2:1という最適なバランスで配合されています。また、南フランスの温泉水を源泉から直接繋がるアベンヌ工場の無菌室でボトリングしているので、肌に良い成分がそのまま生きています。
アルコール(エタノール)フリー、防腐剤フリー、無香料、無着色で、アレルギーテスト済み*、ニキビのもとになりにくい処方**です。
*全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。
**全ての方にニキビができないというわけではありません。
洗顔後、肌から20センチほど離して円を描くようにたっぷりスプレーしてから手のひらで軽くなじませます。メークの仕上げとしても使え、顔だけでなく全身や髪にもご使用いただけます。
生後1ヶ月以上の赤ちゃんでも使えるほど低刺激のミスト化粧水です。
シュウウエムラは、日本美容業界のパイオニア的存在であるメイクアップアーティスト植村秀によって創業されたコスメブランドです。「美しいメイクアップは素肌から始まる」というコンセプトのもと、当時日本になかったオイルメイク落とし、オイル洗顔を日本に伝え「クレンジングオイルの父」となったことから、モードなメイクアップコスメだけでなく、クレンジングオイルのラインナップが大変な人気を博すブランドです。
この商品は、日本の四季にインスパイアされたミスト化粧水です。オイルとウォーターの二層式のミスト化粧水で、植物由来原料のオイル(ホホバオイル、ハーバルリーフオイル)と海洋深層水を配合し、肌にうるおいを与えます。サクラの香りが心地よいリフレッシュタイムへと誘います。
メイクの上からでもご使用いただけます。
オイルが配合されているので、使用前にボトルをよく振ります。目と口を閉じ、顔から15センチ以上離してスプレーします。
Dr.ハウシュカ(ドクターハウシュカ)は「肌本来の持つ力や働きを信じて、サポートする」ことを大切に考えたドイツのブランドで、全ての製品で自然由来原料のみを使用し、オーガニックナチュラル化粧品の認証であるNARTUEを取得済みです。
この商品は、100%天然由来処方の化粧水で、肌にうるおいを与えてキメを整え、肌をなめらかに保って艷やかな透明感のある肌に導きます。この商品に配合されている成分は全部で5種類(水、アンチリスブルネラリアエキス、エタノール、ハマメリス樹皮/葉エキス、香料)と、他のブランドの化粧水と比較するととてもとてもシンプルです。アンチリスブルネリアエキスには、あらゆる肌状態に適用してアプローチをする作用が、ハマメリスエキスには、肌の引き締め作用があるといわれています。合成防腐剤を使用しない代わりに、この化粧水ではオーガニックの小麦由来のエタノールが使用されています。香料は天然由来の精油を使用しています。
着色料フリー、保存料フリー、界面活性剤フリーです。
全ての肌タイプの方にお使いいただけますが、特に敏感肌や乾燥肌の方におすすめです。
脂性肌の方や毛穴トラブルでお悩みの方には「クラリファイングトナー」がおすすめです。化粧水でお肌を整えた後は、同ブランドのクリームでスキンケアを完成させましょう。なお、クリームは肌質や肌トラブルなどに応じて5種類から選んでいただきます。その中でも「リバイタライジング デイクリーム」はあらゆる肌質の方におすすめのクリームです。
Bottega Organica(ボッテガオーガニカ)は、100%すべての原料で認証オーガニック原料を使用しているエイジングケアスキンケアブランドです。全製品に使用されている「プラウンセージ」は、Bottega Organicaの特許成分です。全製品において、イタリアの認証団体Bioagricertの認定を取得しています。
この商品は、水を1滴も使わず、フローラルウォーターのみをベースに作られた化粧水です。オーガニック認証成分のラベンダー水、ダチジャコソウ花/葉水、ローズマリー葉エキス、セージ葉水と、BOTTEGA ORGANICA自社農園栽培成分のプラウンセージ水、ガレガオフィシナリスエキスなどが配合されています。植物が持つパワフルな力で、潤いのあるなめらかな肌に整えることができます。
合成防腐剤や人工香料、人工着色料、あらゆる種類の石油由来成分は一切使用していません。また、アルコールフリーで、動物由来の成分を使用していないヴィーガン製品です。
敏感肌やトラブル肌、花粉症による肌荒れなど肌が弱っているときにもお使いいただけます*。
*全ての方に肌刺激、肌トラブルが起こらないというわけではありません。
日中の水分補給としてメイクの上からでも使用可能です。
同ブランドには、クレンジングオイルや美容液、フェイスマスク、フェイスバームなどがあります。オーガニック製品のライン使いをしたい方にとてもおすすめです。(バームには、オーガニック認証のビーズワックスを使用しています。)
DECORTÉ(コスメデコルテ)は、1970年に誕生した最高級の総合化粧品ブランドで、内面の充実と外見の自信、どちらも最高の状態へ導くことをコンセプトに掲げたブランドです。
この商品は、均一に広がるきめ細やかなミストが肌を包み、角層のすみずみまでうるおいを補給することができるミスト化粧水です。コロンとしたデザインとサイズで持ち運びしやすく、外出先などで乾燥を感じたときでも気軽に使用することができます。うるおいを与え肌の水分バランスを整えることができるハイドロバランスケア成分を配合しているので、乾燥を防いでふっくらとしたハリとみずみずしいツヤのある理想の肌へ導きます。
顔から15センチ程離し、目・口を閉じて顔全体にムラなくスプレーします。メイクの上から使用する場合は、ティッシュペーパーなどで汗や皮脂を抑えてからスプレーします。
メイクの仕上げ用には、同ブランドのフィックスミスト「コンフォート デイミスト セット&プロテクト」がおすすめです。
CHANEL(シャネル)は、フランスで1910年に設立されたラグジュアリーブランドです。女性用の帽子専門店が始まりでした。その後、服飾と香水へと展開し、1924年に初めてメークアップコレクションを、1927年にスキンケアラインを発表しました。
この商品は、新世代のエイジングケア*ライン「N°1 ドゥ シャネル」のミスト美容液です。唯一無二の並外れた生命力を持つレッドカメリアのエナジーを注ぎ込んだラインで、乾燥やキメ、弾力などの肌悩みにアプローチし、輝く肌へと導きます。自然由来成分97%、カメリア由来成分40%配合しています。レッドカメリアペタルエキスには、乾燥などの外的刺激から肌を守る作用がkレッドカメリアオイルには、肌本来のバリア機能をサポートする作用が、カメリアウォーターには肌にうるおいを与えリフレッシュする作用があります。
*年齢相応のお手入れ
使用前にボトルを振り、中身をしっかりと混ぜ合わせます。目を閉じて、左右に2回、上下に2回振るように顔全体に吹きかけます。メイクの上からでもご使用いただけます。
同シリーズのスキンケアアイテムには、クレンジングやアイクリーム、クリームなどがあります。また、メイクアップアイテムとしてファンデーションやリップ&チークもあります。
JILL STUART Beauty(ジルスチュアートビューティ)は、ニューヨークのデザイナーであるジル・スチュアートさんが創立したファッションブランドのコスメラインです。可愛らしいパッケージのデザインは、多くの女性から大変人気で、持っているだけで気分が上がるようなブランドです。
この商品は、オイルとウォーターの二層式のミスト化粧水です。ツヤを与える作用のあるクリスタルグロウ成分(エチルヘキサン酸セチル)や、保湿効果の高い植物オイル(マカデミアナッツオイル、ヴァージンココナッツオイルなど)が配合されており、肌をなめらかに整え輝くようなツヤを生み出します。また、スーパーフード由来成分とオリーブスクワランの働きにより、肌のうるおいをキープしながら透明感あふれる肌へと導きます。
パラベンフリーです。
二層式のミスト化粧水なので、使用前によく振ります。顔から20cm離し、目と口を閉じてから顔全体に2〜3回スプレーして肌になじませます。メイクの上からでもご使用いただけます。
メイクの仕上げ用ミストには「クリスタル グロウ&フィックス ミスト」がおすすめです。
化粧水の使用方法として、コットンの使用を推奨しているブランドがあります。手で直接つけるのとどう違うのか疑問に感じてる人は多いのではないでしょうか。
手とコットンにはどちらにもメリット・デメリットがあります。肌負担を考慮すると、基本的には手で化粧水をつけるのを推奨します。しかしムラができやすかったり、目元や鼻などの細かい箇所につけづらいというデメリットがあります。
反対に、コットンを使用する方が細かい部分まで均等につけることができますが、摩擦により肌負担が大きくなるというデメリットがあります。
いずれの方法でも注意すべきことは、摩擦やパッティング(肌を叩くこと)を避けることです。赤みや色素沈着、ハリやシミなどの肌トラブルを招く恐れがあるため、肌全体に優しくなじませるのがポイントです。化粧水を「叩き入れる」のではなく「肌の上にのせる」イメージで浸透させましょう。
コットンを使用する際は、肌負担が少ないコットン(オーガニックなど)を選び、コットン全体がひたひたになるくらい化粧水をたっぷり使用し(その分コストがかかります)、過度の摩擦を避けましょう。
乾燥が気になる時や紫外線を浴びた日は「コットンパック」がおすすめ
肌が乾燥していたり、外出して紫外線をたっぷり浴びてしまった日は、いつもよりも入念なスキンケアが必要です。そこでおすすめなのが、化粧水とコットンを使用したコットンパックです。フェイスパックのような機能を果たしてくれます。
やり方はとても簡単です。コットンに化粧水をたっぷりつけ、顔全体にコットンをのせ5分程度そのまま放置するだけです。コットンを2枚に裂いて使うのもおすすめです。
ただし長時間コットンをのせたままだと、コットンが肌の水分を奪ってしまいますので、長時間のコットンパックは避けましょう。また、コットンパックの後のスキンケアもしっかりと行ってください。
保湿が重要だからといって、化粧水を規定量以上に使用していませんか?化粧水はたくさん塗る方が肌に良いというわけではありません。角質に浸透できる水分量は決まっているので、肌に塗った分全てが浸透するというわけではないからです。一時的に肌に浸透したりプルプルになっている感覚があるかもしれませんが、すぐに蒸発するため、あまり意味がありません。
反対に、使用量よりも少ない量を使用すると、十分に保湿されない可能性があります。そのため、ブランドが定めた使用量はしっかりと守りましょう。
使用量は「100円玉大」など硬貨の大きさで明記されていることが多いです。「適量」と書かれている場合は、100〜500円玉くらいの量を使用するのがよいです。
スキンケアとは、端的にいってしまえば「肌を保湿すること」です。肌の保湿は「水分を補充し、油分でカバーする」のが基本です。油分は肌の上に油膜を張り、水分が逃げるのを防ぎます。
化粧水は肌に水分を補充するものなので、化粧水だけではスキンケアは不十分ということになります。化粧水の後は、油分を多く含む乳液やクリームなど必ず使用しましょう。
テレビCMや広告などで「肌の奥まで浸透!」などの文言を見聞きしたことがある人は多いのではないでしょうか?しかし、実際には化粧品は皮膚の一番外側の部分である「角層」までしか浸透しません。人間の皮膚には、外部からの侵入物を体内に取り込まないシステムが備わっているためです。バリア機能を持つ角質をしっかりと保湿し、いい状態に保つことが極めて重要です。
基本的なステップは、化粧水→乳液の順番です。水分を補給したあとに油分で膜を張って水分を閉じ込めます。商品の中には「先行乳液」といって、化粧水の前に使用するものもあります。例えば、スキンケアブランドのアルビオンはスキンケアの最初のステップに乳液を使用します。化粧水の使用方法については、ブランドの公式サイトなどで確認を行いましょう。
日本には四季があり、それぞれも季節によって気候が大きく変わります。気候により肌の状態は左右されやすいため、できれば季節ごとに化粧水を使い分けるのがよいでしょう。
例えば、乾燥しやすい秋冬には保湿効果が高い化粧水を、皮脂分泌が多くなりやすい春夏には皮脂分泌を抑える作用もある化粧水を使用するなど、肌の状態に合わせて異なるスキンケアを取り入れてみましょう。
ただし、一度開封した化粧水はできるだけ早く使い切る方がよいので、次のシーズンに持ち越さないよう、使い切れる容量を購入するようにしましょう。
年齢によって肌の状態は変わるので、使用する化粧水も変える必要があります。例えば、皮脂の分泌量は20〜30代をピークにどんどん減ってきます。
20代で使用していた化粧水では保湿が物足りなく感じるなど肌の変化を感じたら、化粧水を含むスキンケアを見直すべきタイミングといえます。
基本的には、朝晩で使い分ける必要はありません(朝・夜専用のものでない限り)。しかし、朝のメイクの前に油分が多い化粧水を使用すると、メイクのりが悪くなってしまいます。そのため、朝は油分の少ないもの、夜は油分が多いものなど、朝晩でスキンケアアイテムを使い分けるのもありです。
スキンケアのアイテム同士の相性やなじみが良いのは同じブランドでスキンケアアイテムを揃える「ライン使い」です。
各スキンケアブランドは、基本的にライン使いすることを前提に化粧品を開発していますので、相性や効果を考慮すると、ライン使いをすることで効率的に肌のケアが可能です。
とはいえ、別のブランドのアイテムを組み合わせて使用する方が、肌の調子が良いと感じる人もいると思います。ライン使いだけがスキンケアの正解ではないので、自分の肌の状態に合わせて最適なアイテムを選ぶようにしましょう。
拭き取り化粧水とは、洗顔の代わりに、コットンに化粧水を付けて汚れを取り除いたり、古い角質を落とすものです。もともとはフランス発祥のスキンケアアイテムといわれています。フランスの水道水は硬水で、硬水に含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルにより肌が乾燥したり肌荒れの原因となるため、フランスなどのヨーロッパでは、クレンジングや洗顔などはコットンや布で拭き取るのが主流です。
日本の水質は軟水なので、わざわざ拭き取り化粧水を使う必要はありません。ただし、拭き取り化粧水で古い角質を落とし化粧水の浸透が高くなる効果があるので、スキンケアに取り入れるのはありです。使用時はコットンによる摩擦には十分注意しましょう。
かずのすけ, 白野実(2019)『美肌成分事典』主婦の友インフォス
上原恵理(2021)『医者が教える 人生が変わる美容大事典』KADOKAWA
永松麻美(2021)『正しい知識がわかる 美肌事典』高橋書店
すみしょう(2021)『最短で美肌になるために知っておきたい スキンケア大全』KADOKAWA
久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店
川島眞, 川田暁, 神田吉弘, 世喜利彦, 能﨑章輔(2018)『美容の科学』じほう
宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル
小林智子(2022)『すっぴん肌が好きになる 肌トラブル大全』WAVE出版
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