近年、環境保全などの観点から注目されている「オーガニックコスメ」。国内外で様々なオーガニックコスメブランドがあり、オーガニック原料を配合したクレンジングもあります。この記事では、人気なオーガニッククレンジングを幅広くご紹介しています。
一般的に、農薬や化学肥料を使用しないで栽培した植物をオーガニック(有機栽培)植物といいます。そして、オーガニック植物を使用して作られた化粧品を「オーガニックコスメ」といいます。
オーガニックコスメは、化学合成成分の配合率が低い(もしくはゼロ)ことで、化学合成成分によるアレルギー反応が出にくい点が最大のメリットです。全ての化学成分が悪いというわけではありませんが、ケミカルコスメで肌トラブルがある方は、オーガニックコスメの方が肌に合う可能性があります。ハーブの成分などを配合し、肌本来の自然治癒力を高める目的で作られた商品もありますが、効果には個人差があります。また、オーガニックコスメに含まれる精油(自然界に存在する植物などから抽出した芳香成分)の香りにより、リラックス効果も得られます。自身が心地よく感じる香りの化粧品を導入することで、ストレス軽減や、睡眠の質の改善などの効果も期待できます。
オーガニックコスメのデメリットには、価格と効果があります。オーガニックコスメは、時間と手間をかけて大切に育てられた植物を使用するため、他の化粧品と比較すると価格が高めに設定されていることが多いです。また、科学合成成分よりも作用が緩やかで、効果を実感しにくいという点もオーガニックコスメのデメリットといえます。植物が持つ本来の力で肌を健やかに保つため、即効性を感じることは難しいかもしれません。
<オーガニック認証マークとは?>
世界的に有名なオーガニック認証機関には、Ecocert(フランス)やCosmebio(フランス)、BDIH(ドイツ)、ICEA(イタリア)、Soil Association(イギリス)などがあります。オーガニック認証機関の名称と、その機関が出すオーガニック認証の名称が違うので、大変分かりづらいです。また、オーガニック認証機関が、オーガニックの配合割合などから複数の認証を使い分けて発行しているため、さらに複雑になります。
COSMOSは、EcocertとCosmebio、BDIH、ICEA、Soil Associationの5団体によって、作られたオーガニック認証規格を指します。各団体によってオーガニック認証のプロセスと基準が違うため、その統一を目指して作られました。
Ecocert(エコサート)は、世界最大のコスメ商品のオーガニック認証機関といわれています。
各商品のオーガニック認証に関しては、公式サイトを確認しましょう。
現時点で日本のオーガニック化粧品には明確な基準が存在しません。オーガニック成分高配合でも、ごくわずかでも「オーガニックコスメ」として販売することが可能です。一口にオーガニックコスメといっても、オーガニック成分の配合率には大きな差があるので注意しましょう。
また、「ナチュラルコスメ」という言葉にも明確な定義がありません。一般的には自然由来の原料を使用している化粧品に対して使いますが、自然由来成分の配合率もブランドによって異なり、少量配合でナチュラルコスメとして販売しているブランドも存在します。
ナチュラルコスメ=オーガニックコスメでもありません。植物由来でも、その植物が有機栽培されていなければ、オーガニックコスメということはできません。
オーガニックコスメは、以下のような方におすすめです。
科学合成成分で肌トラブルを経験したことがある方(肌の不調を感じる方)
精油の香りでリラックスしたい方
環境にやさしい化粧品を使いたい方
当たり前ですが、クレンジングの目的はメイクを落とすことです。どんな肌質の人でも、メイクをした日は、クレンジングでしっかりとメイクの汚れを落とすことが大切です。化粧水や美容液、乳液などのスキンケアの効果を高めるためにも、クレンジングで汚れをしっかり落とすことが重要です。
特に、オイルタイプは、クレンジング剤の中でも洗浄力が高く、しっかりメイクをする人に向いています。オーガニックのものは、通常のクレンジングオイルより洗浄力が低い傾向にあるものの、しっかりメイクでも落とすことが可能です。
逆にナチュラルメイク(下地にフェイスパウダーのみ)の日は、クリームやミルク、水性ジェル、乳液など洗浄力の弱いクレンジング剤を使うのがおすすめです。
メイクの濃淡に関わらず、アイメイクやリップなどのポイントメイクは、色素沈着を防ぐために専用のポイントメイク落としを使うことをおすすめします。
第一に、クレンジングは肌質で選ぶよりもメイクの濃さに応じて選ぶことが重要です。濃いメイクに対して洗浄力が低いクレンジングを使用すると、長時間クレンジング剤を肌にのせることとなったり、メイク汚れが落ちきれずに肌荒れなどを引き起こす可能性があります。反対に、ナチュラルメイク(薄いメイク)に対して洗浄力が高いクレンジングを使用すると、肌の保湿に必要な皮脂などまでも洗い流してしまい、乾燥などの肌トラブルが生じる可能性があります。
オーガニックのクレンジングは、あらゆる肌質の方がご使用いただけますが、特に敏感肌や乾燥肌の方におすすめです。
敏感肌の方の中で化学成分に対してアレルギー反応がある方は、オーガニックのクレンジングは特におすすめです。ただし、オーガニックコスメによく使用される精油は、刺激性がやや強いため、肌に合わない人もいるので注意しましょう。また、オーガニックの成分に対してアレルギー反応が出る方もいらっしゃいます。オーガニック=安全と考えず、肌トラブルがある場合は、皮膚科医に相談するようにしましょう。
オーガニックのクレンジングで使用されている界面活性剤はマイルドなものが多く、乾燥しにくい傾向にあります。また、オーガニックのクレンジングは、テクスチャーが厚いものが多く、洗い上がりがしっとりするものが多いです。ホホバ種子油アボカドオイルなど、保湿力の高い成分が配合されたオーガニッククレジングもあります。
香りには、ローズやラベンダー、シトラス系、フローラル系など様々な種類があり、現在化粧品に使用されている香料は3,000種類以上といわれています。 香りにはリラックス効果があるといわれていますので、自分が心地よく感じる香りのクレンジング剤を選ぶとよいでしょう。
オーガニックコスメの香料は、合成香料を使用せず、精油(エッセンスオイル)で香り付けしているものがほとんどです。精油の香りは、合成香料とは違い深みのある香りが特徴的です。
香りが苦手な方は無香料のクレンジング剤を選びましょう。ただし、無香料だからといって香りが全くしないというわけではありません。香料不使用というだけで、原料特有の匂いがすることがあります。サンプルやテスターなどで、香りを確認してから購入することを推奨します。
また、近年では、ヴィーガンやクルエルティフリー、フェアトレード(エシカルコスメ)など環境保護や動物愛護、人権尊重の観点から化粧品を選ぶ人も増えています。
trilogy(トリロジー)は、自然科学を駆使し、効果の高いナチュラルスキンケア製品を販売しているニュージーランド発のスキンケアブランドです。2012年に、ニュージーランドのスキンケアブランドでは初めてネイトゥルー認証を取得しました。ネイトゥルー認証は、ナチュラルおよびオーガニック成分を配合していることと、環境に配慮した製造プロセスを行っていることを保証しています。
この商品は、植物由来成分を配合し、日常的に使用することで肌を柔らかくなめらかに整え、長時間のメイクやウォータープルーフのマスカラなどのアイメイクなども優しくオフするクレンジングオイルです。ローズヒップオイル、スウィートアーモンドオイル、グレープシードオイルなどのピュアな植物オイルがお肌に栄養を与えながら、優しく洗い上げ、パパイヤエキスとヒマワリオイルがお肌を整えながらリフレッシュさせます。
防腐剤フリー、石油系成分フリー、遺伝子組み換え成分フリーでヴィーガンフレンドリーな商品です。もちろん動物実験の実施も行っていません。
W洗顔不要、ウォータープルーフメイク対応です。
全ての肌タイプの方にお使いいただけます。
W洗顔不要なので、クレンジングの後は同ブランドの化粧水や美容オイル、乳液、クリームなどがあります。ライン使いがしやすいブランドです。
NEMOHAMOは、日本京都生まれのオーガニックコスメブランドです。植物まるごとの生命力を活かした商品作りを行っており、和漢としても知られる「オタネニンジン」を中心に、さまざまな植物の「根も葉も」何もかもまるごとのエキスを用いたアイテムを生み出しています。
この商品は、植物由来の美容成分をたっぷりと含んだマイルドな使い心地ながら、しっかりメイクを落とすクレンジングオイルです。コメヌカ、ツバキ、オタネニンジンなどの上質な植物オイルを使用しており、肌の乾燥を防ぎ、弾力のある、柔らかな肌へ導きます。また、肌環境を整えながらメイクや汚れをオフするとともに、気になる毛穴の詰まりや黒ずみをすっきりと落として、きめの整った澄んだ肌へと整えていきます。
石油由来の合成防腐剤(パラベン)フリー、界面活性剤フリー、シリコンフリー、鉱物油フリー、石油由来合成香料フリー、着色料フリーです。さらに、原料の植物は有機・無農薬栽培を採用しており、もちろん遺伝子組み換え原料は不使用で、商品開発にあたって動物実験は行っていない、サステナブル志向の商品です。
乾燥肌・敏感肌の方でも使えるクレンジングオイルであるため、全ての肌質の方に使っていただけます。角栓ケアも可能なので、毛穴のつまりや黒ずみが気になる方にもおすすめです。
メイクをオフした後は、NEMOHAMOの洗顔ソープでしっとりと洗い上げ、スキンケアステップへ進みましょう。
DAMDAM(ダムダム)は、日本古来の伝統文化と独自のエッセンシャルを融合させた、日本発のクリーンビューティーブランドです。米やこんにゃくなど、日本由来のナチュラルな原料を用い、シンプルでミニマリスティックなスキンケアを提供しています。
この商品は、日本で昔から行われてきた「お米のとぎ汁で肌を洗浄する」という習慣に着想を得たクレンジングオイルです。西暦1100年から続く、保湿力の高いコメヌカ油を主要成分とし、メイクをやさしく落としながら柔らかい洗い上がりの肌へと導きます。繊細な目の周りにも負担なくご使用いただけます。
パラベン・シリコン・アルコール、合成香料・着色料などの化学物質・合成物質フリーの低刺激処方です。また、ヴィーガンで動物実験も行わない等環境への配慮も大切にした商品です。
クレンジングオイルだけで洗顔まで完了することもできますが、メイク落としとしてだけ使い、洗顔を別途するという使い方もできます。皮脂が気になる朝には洗顔としても使っていただけます。
あらゆる肌質の方がご使用いただけますが、毛穴つまりや肌のベタつきでお悩みの方に特におすすめのクレンジングオイルです。
クレンジング後に洗顔を行う場合は、同ブランドの「ノーマッズクリームピュリファイングクレンザー」がおすすめです。洗顔後は化粧水「パラディシミスト」で保湿をしっかり行いましょう。
ZAOは、フランスのオーガニックスキンケアメイクブランドで、「全ての人にとって安全であること」をコンセプトにしたブランドです。全ての製品は天然成分100%でできており、フランスのエコサート基準を満たした製品に送られる、COSMEBIOマークを取得しています。加えてVegan認証も取得しています。
この商品は、美容成分たっぷりの植物オイルが老廃物やメイクをやさしくすっきりとオフする、ヴィーガンのクレンジングオイルです。有機ババスオイル、マカダミアオイル、カレンデュラエキスが肌に柔軟性と滋養をもたらし、クレンジング力、肌への優しさ、美容効果を兼ね備えた洗い上がりは驚くほどしっとり、すべすべな肌へ導きます。
天然成分100%でできているため、鉱物油フリー、パラベンフリー、タルクフリー、グルテンフリーで、石油由来の化学成分は一切使用していません。
乾燥肌・敏感肌の方でも使えるクレンジングオイルであるため、全ての肌質の方にお使いいただけます。ナチュラルメイクの日のクレンジングには、固形ミルクタイプの「Solid Makeup Remover」がおすすめです。
ジョンマスターオーガニック(john masters organics)は、1991年にヘアケアブランドからスタートしたアメリカのヘア・スキンケアブランドです。「地球に敬意を払うラグジュアリーなビューティーラインを」というコンセプトのもと、オーガニック植物や、天然由来成分を使った製品を世に送り出しています。
この商品は、米国のUSDA ORGANICに準じ70%以上がオーガニック成分でできており、お肌に乗せるととろけてオイルに変わってするりとお肌に馴染むクレンジングバームです。ガルシニアインディカ種子脂(コクムバター)が肌に必要な潤いを残しながらメイクや汚れを落とし、保護成分のヒポファエラムノイデス油(サジーオイル)やエモリエント成分のコメヌカ油などが肌をしっとりとやわらかく保ちます。
ラウリル硫酸Naフリー、パラベンフリー、フタル酸エステルフリー、合成香料フリー、合成着色料フリーです。また、ヴィーガン認証取得済みであり、開発段階で動物実験を行っていない商品です。
秋冬限定で販売されているクレンジングバームですので、特に乾燥肌にお悩みの方にはおすすめです。スパチュラ付きなので、衛生面も安心してご使用いただけます。
クレンジング後の洗顔には「B&Sモイスチャライジングフォーミングフェイスウォッシュ」がおすすめです。泡タイプで出てくるので、時短になる便利な洗顔料です。
INLIGHT beauty(インライトビューティー)は、イギリス・コーンウェル地方生まれの100%オーガニックコスメブランドです。植物療法医・漢方医のスピーツィア博士の、バイオ親油性マトリックス特許技術による抽出とブレンド方法で、植物のパワーが肌に最も効果的に働くように考えられた製品が特徴です。
この商品は、ソイルアソシエーション認証・コスモス認証の2つの認証を得ている100%オーガニック化粧品です。メイクや肌の汚れを取り去りながらお肌に必要な栄養を与えて潤すクレンジングバームです。皮脂を抑えるジンジャーやレモン、抗酸化効果のあるセサミや月見草、肌を引き締めるグリーンティーやココナッツオイルやシアバターなどを配合して毎日のケアで栄養を肌に届けます。
界面活性剤を一切含まない処方です。
全ての肌タイプの方にお使いいただけますが、バームタイプなので特に乾燥肌にお悩みの方にはおすすめです。ニキビや赤みが出やすい肌の方でもご使用いただけます。
ウォータープルーフマスカラや、落ちにくい目元のメイクには、クレンジングバームの使用前にポイントメイク落としでメイクを落とすのがおすすめです。
INFIORE(インフィオレ)は、サンフランシスコ生まれのモダンオーガニックブランドです。一つ一つの化粧品に理想的な植物を配合した、個性豊かな商品を展開しています。2016年にアルビオンとの業務提携を行い、日本での展開をスタートさせました。
この商品は、天然由来成分99%でできた低刺激の拭き取りタイプのクレンジングバームです。固形のオイルベースが肌の上で蜜のようにとろりととけながらのびひろがり、メイクアップ料や汚れをしっかりととりのぞきます。保湿成分として、サフラワー油やセサミ油、ミツロウ、シアバターを含み、ハリのある、つややかな肌へとみちびきます。
防腐剤フリー、合成着色料フリー、合成香料フリーです。
全ての肌タイプの方にお使いいただけますが、特に敏感肌の方におすすめです。
メイク落とし後の洗顔には「インフィオレ クラルテフリュールクレンジングバー」がおすすめです。
ロゴナは、1978年に自然からの材料だけで高品質なコスメを作ろうと薬草療法士(ハイルプラクティカー)の創業者ハンス・ハンゼルとその仲間が立ち上げたオーガニックコスメブランドです。国際的なナチュラルコスメ認証のネイトゥルーやBDIHを取得しています。
この商品は、集中保湿ケアシリーズ「クラシック」クレンジングジェルです。オイルフリーの弾力のあるジェルで、メイクも毛穴の汚れもスッキリ落とし、くすみのない透明感のあるお肌へ導きます。保湿成分としてオーガニックアロエを配合しており、お肌に潤いとハリを与え、肌荒れを防ぐ作用があります。さらに、オーガニックダマスクローズのエキスが、お肌を引き締め、お肌を明るくしながら整えます。
オイルフリー、石油由来の防腐剤や、人工香料・色素、パラベンなどの化学的原料フリーの肌に優しい処方です。また、ヴィーガン、動物実験を行わない、リサイクル可能なパッケージを使用するなど環境への配慮も大切にした商品です。
マツエク対応、W洗顔不要です。
全ての肌タイプの方にお使いいただけます。詰まり毛穴などの毛穴トラブルでお悩みの方にもおすすめです。
同シリーズのクレンジングには、オイルやミルク、ウォータータイプがあります。また、同シリーズのスキンケアアイテムには、美容液やクリームもあります。
THREE(スリー)は株式会社ACROが運営する日本のブランドです。心・体・肌のバランスに重きを置くホリスティックケアをコンセプトとし、美しさを総合的に引き出すことを目指してします。自然の恵みを活用し、環境に配慮した商品作りを行っています。原料は天然由来のものを85%以上使用し、遺伝子組み換え原料や、合成香料・着色料は使用せず、動物実験も行わないなど、天然原料にこだわっています。
この商品は、原材料100%が天然由来(内12%は有機栽培)のクレンジング剤で、オーガニック認証「COSMOS」を取得しています。3種類の天然クレンジング成分(ブレンドオイル、アルガン殻、ホワイトクレイ)が配合されており、この1本でクレンジング・角質ケア・毛穴ケアができます。アルジュナエキス、サボテン花エキス、ラバンディン油などの保湿成分を含み、クレンジング後の肌をしっとりと守ります。
W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。マツエクはグルーの種類により取れる可能性があるため、使用前に確認が必要です。
全ての肌タイプの方にお使いいただけますが、特に脂性肌の方や、毛穴に悩む方にはおすすめの商品です。
部分メイク落としには、「THREE バランシング ポイントメイクアップリムーバー」がおすすめです。
Herbivore Botanicals(ハービヴォア ボタニカルズ)は、2011年にJulia WillsとAlexander Kummerowによってアメリカ・シアトルの自宅キッチンでスタートしたオーガニックスキンケア、ボディケアのブランドです。
この商品は、100%天然由来成分で、認証オーガニック植物を使用しているヴィーガンのクレンジングジェルです。ジェルクリームタイプの優しく泡立つメイク落とし兼洗顔のクレンザーです。優しくメイクや肌の汚れを落とし、クリアで潤ってバランスの取れた肌に整えます。ベースとなっているローズウオーターとココナッツウォーターが、肌を柔らかく整え、うるおいを与えます。ビーガンスクワランと植物ベースの界面活性剤が、肌のうるおいを保ちながら、汚れやメイク、余分な油分を取り除きます。シロキクラゲエキスは、敏感肌にもうれしい肌あたりのやさしいジェリーテクスチャーをうみだし、同時に肌の水分保持量を増やす作用があります。
石油由来成分フリー、動物由来成分フリー、合成成分フリー、化学薬品フリー、人工着色料フリー、鉱物油(ミネラルオイル)フリー、パラベンフリー、ラウリル酸ナトリウムフリー、フタル酸エステル類フリー、人工防腐剤フリーです。また、動物実験を行わず、リサイクル可能なパッケージを使用するなど環境への配慮も大切にした商品です。
全ての肌タイプの方にお使いいただけますが、毛穴の汚れ、黒ずみ、乾燥、赤みが気になる方に特におすすめです。
化粧水でお肌を整えた後に使用できるフェイスオイルも人気商品です。肌悩みに応じて3種類から選ぶことができます。
trilogy(トリロジー)は、自然科学を駆使し、効果の高いナチュラルスキンケア製品を販売しているニュージーランド発のスキンケアブランドです。2012年に、ニュージーランドのスキンケアブランドでは初めてネイトゥルー認証を取得しました。ネイトゥルー認証は、ナチュラルおよびオーガニック成分を配合していることと、環境に配慮した製造プロセスを行っていることを保証しています。
この商品は、オーガニック認定ローズヒップオイルを贅沢に使用し、メイクや汚れを優しく洗い上げながら肌をしっとり柔らかく整えるクレンジングクリームです。エモリエント作用があるスウィートアーモンドオイルには、肌の水分バランスを調整し、pHバランスを安定させる作用があります。
石油系成分は使っておらず、ヴィーガンフレンドリーな商品です。もちろん動物実験の実施や、遺伝子組み替え成分の使用もしていない、クリーンな商品です。
W洗顔不要です。
全ての肌タイプの方にお使いいただけます、特にナチュラルメイクの日のクレンジングにおすすめの商品です。
落ちにくいマスカラなどをつけた際のポイントのメイク落としには、「トリロジー クレンジングオイル」がおすすめです。また、敏感肌や乾燥肌の方には、「トリロジー ベリージェントルクレンジングクリーム」がおすすめです。
ANITIPODES(アンティポディース)は、ニュージーランドで生まれたグリーンビューティーブランドです。ニュージーランドの植物を原料に採用し、革新的なサイエンスのアプローチと融合させ、世界をリードするクリーンな製品作りに取り組んでいます。
この商品は、天然由来成分100%でできたクレンジングクリームで、英国ベジタリアン協会のヴィーガン認証「VegSoc」を受けています。優しく汚れをオフし、肌に潤いを与えながら肌を柔らかく滑らかで明るく輝く肌へ導きます。栄養豊富なアボカドオイルは、ビタミンA、B1、B2、D、オメガ3、9などの天然成分を含み、お肌や唇にたっぷりと潤いを与えます。また、カワカワの葉から抽出したカワカワリーフエキスが、肌を守り、肌荒れを防ぎます。
この商品では、以下の成分は不使用です。
パラベン、硫酸塩、フタル酸エステル、シリコン由来成分、合成フィラー、遺伝子組み換え成分、遺伝子操作成分、動物性成分(はちみつは除く)、合成色素、合成香料、合成日焼け止め、鉱物油、石油化学製品(プロピレングリコールなど)、フェノキシエタノール、BHA(ブチル化ヒドロキシアニソール)、エタノールアミンおよびエトキシル化成分
あらゆる肌タイプの方にお使いいただけます。
クレンジング後は、同ブランドの化粧水や美容液、クリームでスキンケアを完成させましょう。
ニールズヤードは、1980年代イギリスで、健康と美容の両方を同時に捉え、美容と健康をトータルにサポートするナチュラルアポセカリーから始まりました。特に厳しい環境から強く生き抜くオーガニック植物の生命力に着目し、肌負担をかけることなく、使い続けることができ、使用していくうちにより健やかな肌へと導くようなスキンケアアイテムを生み出しています。
この商品は、エイジングケア*シリーズ「フランキンセンスシリーズ」のクレンジングクリームです。低刺激処方で、英国ソイルアソシエーション認定のコスモオーガニック製品です。美容液レベルの潤い成分を配合し、摩擦の少ないクリームタイプのメイク落としです。
オーガニックの植物オイルであるカカオ脂、バオバブ種子油、ヒマワリ種子油が配合されており、コクのあるテクスチャーが毛穴までフィットし、メイクをしっかりと落としながら、潤った柔らかな肌へ整えます。また、エイジングケアのフランキンセンスシリーズの独自成分である「フランキンセンス」の樹脂エキスを配合し、肌の潤い、紫外線・乾燥などの肌ダメージのケアをしながらハリや弾力をアップします。
*年齢に応じたケア
鉱物油フリー、石油由来成分フリー、アルコールフリー、パラベンフリー、無香料、無着色です。遺伝子組み換え原料不使用で、動物実験は行っていません。
全ての肌タイプの方にお使いいただけますが、特にハリ不足など、エイジングサインの気になる方にはおすすめです。
クレンジング後の洗顔には、フランキンセンスフェイシャルウォッシュがおすすめです。また、フランキンセンスシリーズのフルラインを7日間試せるトライアルセットの用意もあります。
Care of Gerd(ケアオブヤード)は、スウェーデンで生まれたヘアケア・ボディケアブランドです。美容業界での豊富な経験を持ったヨハンとアナレナの兄弟にによって創設されました。強い洗浄成分を取り除き、人や環境に害を及ぼさない成分を使用した製品が特徴です。
この商品は、グリーンサロン認証を取得している、有害物質を含まない肌にやさしい処方のクレンジングクリニークです。ミネラル豊富なホワイトクレイがメイクだけでなく余分な皮脂や汚れを優しく取り除きます。カオリンというお肌のバリア組織を強化するマグネシウムや、上皮組織を強化するケイ素、皮脂バランスを整えて毛穴・ニキビケアができる硫黄を含み、毎日のクレンジングによってお肌を柔らかく透明感のある肌へ導きます。
W洗顔不要は不要です。
全ての肌質の方にお使いいただけますが、ニキビや毛穴が気になる方、お顔のごわつき・くすみが気になる方には特におすすめです。紫外線を浴びてしまった日や、お肌がゴワゴワくすんでいる時にはフェイスマスクとして使用することもできます。
洗顔後の化粧水にはケアオブヤードローズミストがおすすめです。
Frantsila(フランシラ)は、農園として300年以上の歴史を誇るフィンランドのオーガニックコスメブランドです。国土の約7割が森と湖に囲まれるフィンランドの気候は寒暖差がとても激しく、その環境下で自生する植物の生命力を最大限に生かした商品作りを行っています。
この商品は、肌に優しいミルクタイプのクレンジングです。肌なじみが良く、肌に潤いを与えながらメイクや毛穴の汚れ(皮脂・分泌物)などを落とします。バラエキス、スギナエキスをはじめとした20種類以上の植物由来成分が、敏感な肌に栄養を与えながら、炎症を改善し健康な肌へ導きます。
作為的な色素や香料の調整をしておらず、保存剤や安定剤についても植物から抽出されるものを使用するこだわりを持った商品です。動物実験は行っておりません。
W洗顔不要です。
全ての肌タイプの方にお使いいただけますが、乾燥肌・敏感肌の方には特におすすめです。ミルクタイプのクレンジングなので、ナチュラルメイクの日におすすめです。
洗顔後の化粧水には「フェイシャルウォーター」がおすすめです。
VERIMA(ヴェリマ)は、ドイツのラウ女史という美容研究家によって生まれたオーガニックブランドです。創業当初からエイジングケアの研究に注力しており、厳選された植物成分で実感できる真実のスキンケアを提供しています。
この商品は、水分不足による年齢サインが気になる方や、赤みなどの肌トラブルが出やすい敏感肌の方向けの「スペシャル(センシティブ)」ラインのクレンジングミルクです。メイクや角質・毛穴汚れを落としながら肌を優しくケアします。グレープシードオイルやホホバオイルを贅沢に配合することで、必要な皮脂を奪わずにしっとりと洗い上げながら、毛穴の奥の汚れや老廃物、油性のメイクアップも綺麗に落とします。また、ローズエキスが肌のバリア機能の低下を防ぎ、アロエヴェラが肌を優しく保護し、肌荒れを防ぎます。
鉱物油フリー、パラベンフリー、合成防腐剤フリー、人工香料フリーです。また、動物実験を行わず、遺伝子組み換え原料は使わないなど環境への配慮も大切にした商品です。
W洗顔不要です。濃いアイメイクをしている場合は、あらかじめ濡らした綿棒かコットンにクレンジングミルクをつけて優しく拭き取りましょう。
全ての肌タイプの方にお使いいただけますが、ミルクタイプなので、乾燥肌の方、ナチュラルメイクの方には特におすすめです。
クレンジング後は、同シリーズの化粧水や美容液、クリームでスキンケアを行いましょう。
チャントアチャームは、株式会社ネイチャーズウェイが運営する日本のオーガニックブランドです。100%自然成分*にこだわり、有機JAS認証の自社農場で育てたハーブを積極的に使用しています。パラベンやシリコン、合成ポリマー、紫外線吸収剤などの石油由来・化学成分は一切使用しません。
この商品は、石油系界面活性剤は一切使っておらず、天然由来成分のみで汚れを落とします。無農薬ハーブエキス(エキナセア、ゼニアオイ、セイヨウノコギリソウ)や北アルプスの温泉水、天然由来のアミノ酸が配合されています。
マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
軽めのミルク状が、肌になじませると透明のオイル状になります。洗い上がりの肌はうるおいがキープされ、しっとりとします。オーガニック商品のため、薄いメイク(下地とフェイスパウダーのみ)向きです。香りはほのかな天然のハーブの香りです。洗い上がりの肌のうるおいを守ってくれます。
あらゆる肌タイプの人におすすめです。敏感肌の方でもご使用いただけます。
同ブランドのスキンケアアイテムには、化粧水やブースターオイル、乳液、クリームなどがあります。また、スペシャルアイテムとして酵素洗顔やコットンマスク、炭酸ムースセラムなどがあります。
*ISO16128-1で定義された自然成分、自然由来成分、鉱物由来成分のみを使用。
自然原料:植物や鉱物などから得て科学的処理など施していない原料のこと。
自然由来原料:植物や動物などから取り出した特定の物質や自然原料を科学的処理または生物学的処理をして得た原料のこと。半分以上が自然由来物質で構成されるもの。
鉱物由来原料:地球上に自然に存在する無機物質と同じものを化学合成によって得る原料で、自然鉱物原料と同じ化学組成を持っているもの。
do organic(ドゥーオーガニック)は、2008年に設立された国産オーガニックブランドです。スキンケア全品が最難関のオーガニック認証「エコサート」を取得、さらにオーガニック先進国であるヨーロッパで信頼性の高い、フランスの「コスメビオ協会」に入会しコスメビオマークも取得しています。
この商品は、製品中の99.7%が天然由来の原料(15%がオーガニック栽培)であり、フランスエコサートグリーンライフ認定のクレンジングリキッドです。植物由来の洗浄成分が肌のキメまでくまなく馴染んで、落ちにくいメイクや毛穴汚れまでしっかりとオフします。ダマスクバラ花水がしっとりと保湿しながら、華やかなバラの香りが心地よさを感じさせます。
マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手でも使用可(乾いた手で使用する方が落ちやすいです)です。
全ての肌タイプの方にお使いいただけますが、しっかりメイクの敏感肌・乾燥肌の方におすすめです。
クレンジング後の保湿には、化粧水「エクストラクト ローション モイスト」がおすすめです。
BcomBIO(ビーコムバイオ)は、2020年に日本に初上陸したばかりのフランスのオーガニックスキンケアブランドです。フランスの薬局では大変人気が高いブランドで、カモミールやラベンダー、ローズなどの植物が持つ本来の力を、薬学の見地から効果的なアプローチを行う処方を取り入れています。
この商品は、全成分の99%が天然または天然由来でできた拭き取り化粧水です。1本でクレンジングと洗顔、保湿の3役をこなします。メイクや汚れをしっかり落としてしっとり保湿します。フローラルウォーターと植物ヒアルロン酸が、お肌の水分を補給し、肌の潤いを保ちます。
マツエク対応、W洗顔不要です。
全ての肌タイプの方にお使いいただけます。3IN1の時短アイテムなので、忙しい時、時間がない時には特におすすめです。
乾燥肌の方などで保湿力が物足りない方には、同ブランドのトーニングローションの併用がおすすめです。
LOGONA(ロゴナ)は、1978年に生まれたドイツのオーガニックコスメブランドです。自然からの材料だけで高品質なコスメを作ろうと、薬草療法士(ハイルプラクティカー)の創業者ハンス・ハンゼルとその仲間が立ち上げたブランドで、ロゴナの全製品は国際的に認知されているナチュラルコスメ認証「ネイトゥルー」またはナチュラルコスメ認証「BDIH認証」を取得しています。
この商品は、エイジングケア*シリーズ「エイジプロテクション」の2層式のヴィーガンのポイントメイク落としです。潤いやハリを与える自社開発の植物コンプレックス成分(ヒッポファンエキス、アルガンオイル、海藻エキス)を配合し、傷みやすいまつ毛を保護しながらメイクを落とします。ヒッポファンエキスはビタミンCなどの抗酸化物質を豊富に含み、肌を柔軟に整える作用が、抗酸化作用に優れたアルガンオイルには、肌をやわらかくしなめらかに整える作用があるといわれています。
*年齢に応じたお手入れ
アルコールフリー、界面活性剤フリー、香料フリーです。動物実験は行っておらず、リサイクル可能なパッケージを使用するなど、環境への配慮も大切にしています。
全ての肌タイプのかたにお使いいただけますが、特にエイジングサインの気になる目元におすすめです。
お顔全体のクレンジングには、「エイジプロテクション クレンジング オイルジェル」がおすすめです。
PHYT'S(フィッツ)は、フィトセラピーとアロマテラピーのフュージョンから1972年にフランスで生まれたオーガニックコスメブランドです。天然由来成分100%にこだわり、2002年にスキンケアブランドとして世界で初めて、オーガニックコスメ認証「COSMEBIO(コスメビオ)」を取得しました。フィッツの製品は、世界の有名スパなどでも使用されています。
この商品は、100%天然由来成分(内オーガニック成分99%!)でできたオイル状のポイントメイク落としです。オーガニックコスメ認証である「COSMEBIO(コスメビオ)」を取得しています。敏感な目元や唇などのポイントメイクを、肌に負担をかけることなく優しく落とします。主成分のヒマワリ油には、肌や髪に必要な美容成分が豊富に含まれており、乾燥した肌に潤いを与えては肌を柔らかく保湿する効果があるといわれています。
石油由来原料フリー、防腐剤フリー、着色料フリー、合成香料フリーで、遺伝子組み換え成分も使用しておりません。また、動物実験は行っていません。
ウォータープルーフメイク対応です。
全ての肌タイプの方にお使いいただける商品です。特にしっかりと目元のメイクをしている方にはおすすめです。
お顔全体のクレンジングには、レイドロネトワヤン(クレンジングミルク)がおすすめです。
ダブル洗顔とは、クレンジングと洗顔の両方をする洗顔方法を指します。
クレンジング剤は主にメイクや皮脂などの油性の汚れを落とし、洗顔料はクレンジング剤の残りや角質、ほこりなど水溶性の汚れを落とします。
クレンジング剤の中には「ダブル洗顔不要」の商品があります。これらのクレンジングは、洗顔の役割も果たしますので、クレンジング後の洗顔の手間が省けます。
ダブル洗顔により肌に必要な皮脂まで落としてしまう場合があります。ダブル洗顔不要のクレンジングを使うことで、洗いすぎを防げることがあります。
メイクをしていないという点と、外の汚れがつかないという点を考慮すると、基本的に朝のクレンジングは必要ありません。就寝中にかいた汗や寝具のほこりなどの汚れは、洗顔料で落とすことができます。必要な皮脂を守るために、過度なクレンジングは避けましょう。ただし、脂性肌の方で、皮脂で顔が過度にベタつく場合は、朝にクレンジングしてもよいでしょう。
クレンジングを行うタイミングは、お風呂に入る前、もしくは、入ってすぐです。
お風呂のお湯の温度でのクレンジングは、肌に必要な成分まで落としてしまうため、お風呂入る直前に洗面所でクレンジングを行うのがベストです。お湯の温度はぬるま湯(ほんのり温かいと感じる人肌程度の温度)が最適です。
肌がふやけた状態は、肌のバリア機能が低下している状態ともいわれています。バリア機能が低下すると、肌のうるおいが逃げやすいと考えられているため、お風呂でクレンジングを行う場合は、入ってすぐにクレンジングを行うことを推奨します。
クレンジングオイルなど、水分を含んだ状態で使用すると洗浄力が低下するクレンジング剤を使用する際は、顔や手の水分をタオルでしっかり拭き取ってからクレンジングを行いましょう。
水ベースの日焼け止めは落としやすいためクレンジングは必須ではありませんが、シリコーンベースの日焼け止めは落としづらいため、クレンジングで丁寧に洗い流すことをおすすめします。
使用前に日焼け止めをよく振るタイプがシリコーンベースです。
ちなみに、日焼け止めは天気に関わらず365日塗ることを推奨します。紫外線はあらゆる肌トラブルの原因となるためです。室内にも紫外線は入ってきますので、外出しない日でもしっかりと日焼け止めを塗りましょう。
デパコスには高価な美容成分が配合されていたり、容器やパッケージにこだわっているため、価格が高い傾向にあります。
一方で、プチプラのコスメに使用されている成分が全て悪いというわけでもありません。過剰包装や実店舗の撤廃、大量生産などで費用を削減し、安く提供できているブランドもあります。
また、当たり前ですが、広告宣伝費に多くの予算を投下しているブランドは、使用成分への投資が圧縮される傾向にあります。
クレンジングオイルは洗浄力が高いため、乾燥肌や敏感肌には向かないという意見があります。確かに、洗浄力が高い分、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまう場合がありますが、一概に乾燥肌や敏感肌の方に不向きとはいえません。
上記の通り、クレンジングオイルに含まれる油性成分には様々な種類があります。洗浄力が高いながらも肌負担の小さい「油脂系オイル」は、乾燥肌や敏感肌の方におすすめできます。
また、肌負担が小さいミルクタイプなどはその分洗浄力も低いので、長時間クレンジングする傾向にあります。肌負担が小さいクレンジング剤でも肌に置く時間が長いと、肌負担が大きくても短時間で済むクレンジングよりも、肌への負担が結果的に大きくなる場合があります。
したがって、乾燥や敏感の度合いによりますが、「油脂系オイル」は乾燥肌や敏感肌の方でもお使いいただけます。ただし、肌トラブルがある場合は必ず皮膚科に相談してから使用しましょう。
クレンジングを行う前にポイントメイクリムーバーを使うのがおすすめです。少ない肌負担でしっかりと落とすことができ、色素沈着を防ぐこともできます。
コットンに液体を染み込ませて使用するリキッドタイプと、クレンジング剤がシートに染み込んでいるシートタイプがあります。
いずれのタイプも目元や口元に10秒前後押し当て、強い力でこすったりせずやさしく拭き取ります。
クレンジングの際に特に注意していただきたいポイントは以下の通りです。
清潔な手でクレンジングを行う(クレンジング前に手を洗う)
クレンジング剤を肌にのせる時間は30秒〜1分が目安(それ以上やっても落ちない場合は、メイクに対しての洗浄力が弱い可能性があるため使用するクレンジング剤を変える)
摩擦を避けるために、目安の使用量よりもやや多めに使う
クレンジング時やクレンジング後も顔を拭く際はとにかくこすらない(小鼻まわりなどは力が入りにくい薬指を使う)
皮脂量の多いTゾーンからクレンジングをのせる
少量のぬるま湯を肌の上にのせなじませ乳化させる
ぬるま湯で洗い流す。特に生え際や小鼻まわり、フェイスラインは洗い残ししやすいので入念にすすぐ
クレンジング剤に、美白やエイジングケア対策の成分が配合されているものがありますが、クレンジング剤は洗い流すものなので、これらの成分が肌に残ることはほとんどありません。クレンジングはメイクの汚れを落とすために行うものです。クレンジングのみで美白やエイジングケア対策は、美容液や化粧水などで取り入れましょう。
かずのすけ, 白野実(2019)『美肌成分事典』主婦の友インフォス
上原恵理(2021)『医者が教える 人生が変わる美容大事典』KADOKAWA
永松麻美(2021)『正しい知識がわかる 美肌事典』高橋書店
すみしょう(2021)『最短で美肌になるために知っておきたい スキンケア大全』KADOKAWA
久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店
川島眞, 川田暁, 神田吉弘, 世喜利彦, 能﨑章輔(2018)『美容の科学』じほう
宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル
小林智子(2022)『すっぴん肌が好きになる 肌トラブル大全』WAVE出版
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