ニキビの初期症状であるコメド(面包)ができにくいことがテストで確認されたアイテムには「ノンコメドジェニックテスト済み」という表記があります。ノンコメドジェニックのクレンジングを使うことで、ニキビができにくくなります。この記事ではノンコメドジェニックテストが実施されたクレンジングをご紹介しています。
ノンコメドジェニック(non-comedogenic)とは、直訳すると「ニキビができにくい」という意味があります。化粧品においては、にきびの初期症状である「コメド(面包)」の発生の原因になりうる成分を極力使っていないことを指します。
「ノンコメドジェニックテスト済み」と書かれた製品は、コメド(面包)ができにくいことを確認するためのテストをクリアした製品です。ノンコメドジェニックテストの試験方法は、比較的皮脂腺の多い人の背中に試験サンプルを複数回繰り返して塗布します。同じ工程を2週間程続けた後に検査を行い、コメドがどれくらい出現するかを調べます。
ただし、「ノンコメドジェニックテスト済み」や「ノンコメド処方」と書かれた製品は、必ずしもニキビができないわけではなく、またニキビが改善されることを保証しているわけではありません。
当たり前ですが、クレンジングの目的はメイクを落とすことです。どんな肌質の人でも、メイクをした日は、クレンジングでしっかりとメイクの汚れを落とすことが大切です。化粧水や美容液、乳液などのスキンケアの効果を高めるためにも、クレンジングで汚れをしっかり落とすことが重要です。
クレンジングにはオイルやバーム、ミルクなど様々な種類がありますが、メイクをした日は、洗浄力の高いオイルやバーム、油性ジェルタイプのクレンジングでメイクや皮脂の汚れをしっかり取り除くことが大切です。逆に、ナチュラルメイク(下地にフェイスパウダーのみ)の日は、クリームやミルク、水性ジェル、乳液など洗浄力の弱いクレンジング剤を使うのがおすすめです。
ニキビ肌の方は、油分を多く含むスキンケアアイテムは避けるべきという意見もあります。一部の油性成分(油脂系オイルなど)がニキビを増殖させる性質があるとされるためです。ですが、クレンジングは全て洗い流すものですので、油性成分の種類や配合量に関してはそこまで神経質になる必要はないでしょう。
油分を多く含むオイルタイプなどのクレンジングを使用する際は、ノンコメドジェニックテスト済みのものを選ぶとより安心です。
ニキビでお悩みの方は、ニキビを改善する成分が配合されているクレンジングを選ぶと良いです。ただし、ニキビケア成分が配合されているクレンジングは少なく、化粧水や美容液、乳液などのスキンケアアイテムに配合されていることが一般的です。そのため、ニキビケア成分は、クレンジング以外の化粧品で取り入れると良いでしょう。
クレンジングに配合されるニキビケア成分には、グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)やグリチルレチン酸ステアリルなどがあります。
ニキビができていると、化粧品に含まれる特定の成分が原因で、肌がしみたり赤みが出る可能性があります。その場合は、低刺激成分処方のクレンジングを選びましょう。
肌への刺激となりやすい成分の例は、下記の通りです。
鉱物油
アルコール(エタノール)
パラベン
シリコン
合成着色料
合成香料
石油系界面活性剤
タルク
ラウリル硫酸Na
ただし、成分との相性は人それぞれですので、上記の成分で必ずしも刺激を感じるというわけではありません。また、上記の成分以外の成分で刺激を感じることもあります。
化粧品メーカーは化粧品を販売する前に様々なテストを実施し、化粧品の安全性を確認しています。ノンコメドジェニックテスト以外の代表的なテストには、アレルギーテストやスティンギングテストがあります。これらのテストを実施しているクレンジングは、アレルギー反応や刺激が出にくいといわれています。
アレルギーテストの正式名称はリピート・インサルト・パッチテスト法(パッチテスト)です。化粧品が発売される前に実際に対象の人に試し、アレルギー症状が出るかどうかを判断するテストです。「アレルギーテスト済み」や「パッチテスト済み」と書かれた化粧品は、高いレベルで安全性を確保できた化粧品のことを指します。
スティンギングテストは、化粧品の使用によって、刺激が少ないことを確認するためのテストです。「スティンギング(stinging)」とはピリピリ、ヒリヒリといった一過性の刺激感のことを指し、主に敏感肌を対象にテストを実施することが多いです。「スティンギングテスト済み」と書かれた化粧品は、皮膚刺激を感じにくいことが確認されています。
ただし、これらのテストを実施している化粧品で、必ずしもアレルギーや刺激が起きないというわけではありません。
クレンジングの機能性に注目するのもよいでしょう。
具体的には、W洗顔不要や濡れた手でも使用OK、マツエク対応などです。W洗顔不要のクレンジングは、クレンジングの後に行う洗顔のステップが省けます。濡れた手でも使用できるクレンジングは、お風呂でも使えるので便利です。
油分を多く含むクレンジングの中には、マツエクの接着に使用されているグルー(のり)を溶かしてしまうものもあるので注意しましょう。マツエク対応可能なものもありますので、事前にマツエク施術者に確認しましょう。
マツエク使用者や時短を最優先にしたい方は、クレンジングの機能性をしっかりと確認することをおすすめします。
クレンジングはほぼ毎日使用するものですので、使い心地がよいものを選びたいですよね。そこで重要になるのがクレンジングのテクスチャーと香りです。
上記でご紹介したように、クレンジングはメイクの濃さに合わせるのが一番大切です。同じタイプのクレンジングでもテクスチャーが異なるものは多いです。例えば、オイルタイプのクレンジングは、オイル特有の厚みがありとろっとしているものと、まるで水のようにさらさらとしているものがあります。また、ミルクタイプのクレンジングには、クリームに近いような粘性の強いクリームと、リキッドタイプに近いみずみずしいクリームがあります。自分にとって使いやすいクレンジング剤を、メイクの濃さに合わせて選びましょう。
また、クレンジングの香りも大切なポイントです。香りにはリラックス効果があるといわれています。クレンジングの香りには、ローズ系や柑橘系、フローラル系など様々な種類がありますので、その中で自分が心地よく感じる香りのクレンジング剤をピックアップしましょう。
化粧品の香りが苦手な方は、無香料のクレンジング剤がおすすめです。無香料とは、香料を使用していないという意味になり、必ずしも香りが全くないというわけではなく、原料特有の匂いがすることがありますので注意が必要です。
ベアミネラルは、カリフォルニア州サンフランシスコで誕生したブランドです。クリーン・ナチュラルなミネラルファンデーションを初めて世に送り出したブランドです。ベアミネラルは動物実験を行っておらず、製品のほとんどがヴィーガン処方となっています(一部の製品には、ビーズワックスやハニーなどが使用されています)。
この商品は、さらりとした軽いテクスチャーのオイルが、濃いメイク汚れもするっと簡単に落とすヴィーガンのクレンジングオイルです。ミネラルを含む美容保湿成分であるザクロ花エキスやヒマワリ種子油、海塩が、しっとりとなめらかな洗い上がりの肌に導きます。天然香料由来のベルガモットとタンジェリンの香りには、リラックス効果があります。
パラベンフリー、フタル酸エステルフリー、紫外線吸収剤フリー、PGフリー、マイクロビーズフリー、グルテンフリー、合成香料フリー、ラウリル硫酸Naフリー、PEGフリーです。動物実験は行っておらず、ノンコメドジェニックテスト済み*、アレルギーテスト済み*です。
*全ての方にニキビができない、アレルギーが起きないということではありません。
W洗顔不要、濡れた手で使用不可です。
洗顔後の保湿には、ピュアネス モイスチャライザーがおすすめです。
Attenir(アテニア)は、ファンケルグループのブランドで、一流ブランドの品質を3分の1の価格で提供することをコンセプトにしています。商品開発・製造・販売を自社で行い、削減したコストを惜しみなく商品研究や品質向上に投資しています。
この商品は、糖化による肌ステインを洗い流すことで、(古い角質の汚れによる)くすみのない明るい肌を目指すという理念のもと企画・製造されています。配合されている珊瑚草オイルには、くすみの原因である肌ステインを分解する作用があります。また、化粧品原料として日本で初めて配合されたロックローズオイルには、古い角質や毛穴汚れを浮かせて落とす作用があります。さらに、過剰な皮脂や毛穴の汚れ、角栓を取り除くアルガンオイルも配合されています。
鉱物フリー、パラベンフリー、アルコールフリーです。また、アレルギーテスト済み*、ノンコメド処方*の商品です。
*全ての方にアレルギー、コメドが起きないというわけではありません。
マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用可能、ウォータープルーフメイク対応です。
今回ご紹介したクレンジングオイルの中では、最もとろみのある厚めのテクスチャーです。洗い上がりの肌はつっぱり感はありませんがさっぱりめです。柑橘系の香りで、特にレモングラスの香りが強く感じられます。
dプログラムは、資生堂の敏感肌用ブランドで、全国のドラッグストアやバラエティショップで展開をしています。
この商品は、低刺激設計の医薬部外品のクレンジングオイルです。擦らなくても美容オイルが肌に広がり、肌に必要な美肌菌は残しうるおいを守りながら、しっかりメイクや花粉、ちり、ほこりまで取り除き、すっきりと洗い上げます。有効成分として、抗炎症作用のあるグリチルレチン酸ステアリルが配合されています。
パラベン(防腐剤)フリー、アルコール(エチルアルコール)フリー、鉱物油フリー、無香料、無着色で、アレルギーテスト済み*、敏感肌の方のご協力によるパッチテスト済み**、スティンギングテスト済み**、ニキビのもとになりにくい処方***です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。
**全ての方にアレルギーや皮ふ刺激がおきないわけではありません。
***全ての方にニキビができないというわけではありません。
W洗顔必要です。
クレンジング後の洗顔には、「エッセンスイン クレンジングフォーム」がおすすめです。
オルビスは、ポーラの通販部門として1987年に設立されたブランドです。化粧品に油性成分を含まない「オイルカット」など、肌に不要なものは使用しない商品開発を行っています。スキンケアやメイクアップ商品以外に栄養補助食品やボディウェア等も販売しています。簡易包装や詰替え用販売を採用しており、環境へ大きく貢献しています。
この商品は「メルティクリアベース」が採用されており、メイク汚れとなじむとオイルのような液状に変化します。また、ヒアルロン酸ナトリウムやマリンコラーゲン、ローヤルゼリーエキスなどの保湿成分が配合されています。
オイルフリー、無香料、無着色で、アレルギーテスト済み*、ノンコメドジェニックテスト済み**です。
*全ての人にアレルギーが起きないというわけではありません。
**全ての人にコメド=ニキビのもとができないというわけではありません。
マツエク対応***、W洗顔必要、濡れた手で使用可能、ウォータープルーフメイク非対応です。
***一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。
同ブランドの、「オルビス クリア ディープ クレンジング リキッド」や「オルビスオフクリーム」、「クレンジングリキッド」もノンコメドジェニックテスト済みです。クレンジング後の洗顔は「オルビス クリアフルウォッシュ」がおすすめです。
NOV(ノブ)は、1985年に誕生した、敏感肌のためのスキンケアブランドです。臨床皮膚医学に基づき、皮膚の専門家から最新の知見を収集し、安全性の高いスキンケアの開発・販売しています。スキンケアラインだけでなく、ボディケアやヘアケア、メイクアップ、赤ちゃんのためのスキンケアラインもあります。
この商品は、大人ニキビ肌向けシリーズ「ノブ ACシリーズ」のオイルフリーのクレンジングジェル(医薬部外品)です。乾燥や肌荒れが気になる敏感な大人ニキビの肌にやさしい処方で、肌のうるおいを保ちながらメイク汚れを落とします。有効成分として、肌荒れ予防作用のあるグリチルリチン酸2Kと抗菌作用のある感光素201号が配合されています。
香料フリー、着色フリーで、パッチテスト済み、アレルギーテスト済み*、ノンコメドジェニックテスト済み*の商品です。
*すべての人にアレルギーが起こらない、ニキビができないというわけではありません。
マツエク対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。
クレンジング後の洗顔は、同シリーズの「ノブ AC ウォッシングフォーム」がおすすめです。
Cerave(セラヴィ)は、ニキビや湿疹、乾癬、乾燥肌など多くの皮膚疾患に共通する「皮膚のバリア機能低下」に着目し、2005年に誕生したアメリカのスキンケアブランドです。皮膚科医と共に開発した肌のバリア機能を回復させるスキンケア製品シリーズを提供しています。
この商品は、肌本来の保護バリアを壊すことなく余分な皮脂や汚れ、メイクを落とすことができクレンジングジェルです。
3種のセラミド、ヒアルロン酸、ナイアシンアミドを配合しています。セラミドは、皮膚組成の50%を占める脂質で、天然の皮膚バリアを形成し水分を閉じ込め、不純物を遮断します。この商品は、皮膚科医によって慎重に選ばれた人の肌に存在するセラミドと同じセラミドを独自にブレンドして配合していて、肌のバリア機能を回復を助けます。ヒアルロン酸は肌表面の保水力を高め、ハリと弾力を与える効果があります。
この商品は、フレグランスフリーで動物実験は行っておりません。
また、ノンコメドジェニック処方*です。
*全ての方にニキビの元ができないというわけではありません。
W洗顔不要、濡れた手で使用可です。
アベンヌは、南フランスのアベンヌ村に湧き出る温泉水を使用し、大地が育んだ自然の恵みと皮膚科学研究によって、肌に優しいスキンケアを開発し続けている敏感肌向けスキンケアブランドです。アベンヌ温泉水は、5億年前の古く複雑な地層に200〜300年浸透し、50年かけて湧き出ていきます。そんなアベンヌ温泉水には、ミネラル成分や天然の活性成分が豊富に含まれています。
この商品は、アベンヌ温泉水を配合したミルクタイプのメイク落としです。なめらかな感触で広がり、肌に負担をかけることなく優しくメイクを落とすことができます。アベンヌ温泉水に含まれる非病原性の細菌(アクアドロミアエ)が、皮膚の免疫などに有効に働き肌を健やかに整えます。さらに、アベンヌ温泉水のミネラルバランスの効果で、皮膚のターンオーバーを正常化し、キメの整った肌へ導きます。
アレルゲンとなり得る香料フリー(EUにて認証済みの成分のみ使用しています)で、アレルギーテスト済み*、ノンコメドジェニック*の商品です。
*全ての方にアレルギーや皮膚刺激がおきない、またニキビができないというわけではありません。
W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。肌になじませた後は、ふきとりも洗い流しもできる2Wayタイプです。
クレンジング後は、同ブランドの洗顔料「スキンバランスフォーム SS n」がおすすめです。
クレ・ド・ポー・ボーテは、独自の最新肌サイエンス研究から生まれた資生堂の最高級ブランドです。肌を構成する最小単位の「細胞」に半世紀にわたり着目し、細胞を生み出し、育み、満たすアプローチを採用しています。
この商品は、独自のミセラーテクノロジーによってメイクだけではなく空気中の微粒子(ちり・ほこり・花粉など)や毛穴の奥の汚れまで落とし、みずみずしい潤いで肌を整えることができるクレンジングウォーターです。弱酸性のローズマリー水GL(ローズマリー水、グリセリン)と優れた保水力を持つWヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na)配合で、透明感のあるしなやかな肌へ導きます。また、肌のバリア機能を良好に保つ独自技術レジリノックテクノロジーが採用されているため、洗うたびにうるおいで満たされる肌環境に整えることができます。
アレルギーテスト済み*、ニキビになりにくい処方*の商品です。
*すべての方にアレルギーが起こらない、ニキビができないというわけではありません。
マツエク対応で、一般的なグルー(シアノアクリレート系)を使用したマツエクにお使いいただけます。
同ブランドのクレンジングシート「ランジェットデマキアントヴィサージュ」もニキビの元になりにくい処方です。
ビオデルマは、1970年代から皮膚科学を取り入れ、研究してきました。その研究成果を踏まえて慎重に選んだ皮膚になじみの深い成分を使用することによって、デリケートな敏感肌にも使用できる商品を作り続けてきたブランドです。皮膚科学に関心の高いフランスでは、多くの皮膚科専門医がビオデルマ商品を処方しています。
この商品は、肌をしっとりと保つ拭き取り式のクレンジングウォーターで、敏感肌の方であっても負担にならずやさしくメイクを落とすことができます。保湿成分として、キュウリ果実エキスやビオデルマ独自のD.A.Fを含み、肌を穏やかに整え、やさしく保湿し潤った肌へ導きます。
無香料、無着色で、エチルアルコールフリー、オイルフリーパラベンフリーです。
弱酸性でパッチテスト済み*、ノンコメドジェニックテスト実施済み**で肌に優しい処方です。
* 全ての人に皮膚刺激が起きないということではありません。
** 全ての方にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。
マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
ニキビは主に、思春期ニキビと大人ニキビに分けることができます。思春期ニキビや大人ニキビが慢性化(重症化)したニキビは、慢性化ニキビといいます。
思春期ニキビは、10代(中・高校生)にできるニキビを指します。ホルモンバランスの変化が思春期ニキビの主な原因で、皮脂腺が多いTゾーンに出やすいのが特徴です。症状としては、白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビ・ニキビ痕などがあります。
第二次性徴でアンドロゲンという性ホルモンの分泌が増えることにより、皮脂の分泌が増加しニキビへと発展します。一時的に治まっても再発することも多く、日々の正しいケアが重要になります。
思春期ニキビは、ホルモンバランスが安定すれば、自然と出にくくなるので、あまり神経質になりすぎないことも大切です。
大人ニキビは、20〜40代に多いニキビを指します。ホルモンバランスの変化や不規則な生活習慣、ターンオーバーの乱れにより毛穴が詰まりやすくなり、大人ニキビの原因になります。思春期ニキビとは違い、乾燥したり、角質が肥厚しやすいUゾーン(顎、口周り、頬)に出やすいのが特徴です。症状としては、白ニキビや赤ニキビなどです。
思春期で分泌が増えるアンドロゲンの分泌は、第二次性徴期を超えると落ち着きます。女性が生理前にニキビができやすいのは、プロゲステロンというホルモンの影響で皮脂の分泌が増加するためです。
大人ニキビは、誤ったスキンケアでニキビが悪化することもあります。
思春期ニキビと大人ニキビから派生して、ニキビが出る状態が何十年も続くニキビのことを慢性化(重症化)ニキビと呼ぶこともあります。思春期〜40代と年齢問わず、ニキビが出る場所もTゾーンやUゾーンなど様々です。白ニキビや赤ニキビ、ニキビ痕など様々な症状が出やすいです。
ニキビが慢性化してしまう一つの原因に、思春期ニキビや大人ニキビのケアが不適切だったことが考えられます。例えば、洗浄力が低かったり、炎症が起きやすい成分配合の洗顔料を使い続けていると、ニキビが治まるどころか悪化しやすいです。
慢性化ニキビに対しては、ただちにスキンケアの見直しが必要となります。長期化また重症化するほど治りにくくなるため、皮膚科などの専門医に相談し、適切な治療を行ってもらうようにしましょう。
見落としがちなポイントですが、清潔な手でクレンジングを行うことは極めて大切です。手に付着している細菌によって、ニキビが悪化する可能性があるためです。
ハンドソープを使って手の汚れをしっかり落とし、手の水分をタオルで拭き取りましょう。手に水分が残ったままだと、メイク汚れが落ちづらくなってしまいます。
ニキビ肌の方のみに関わらず、あらゆる人にとって肌への摩擦は避けるべきことです。過度な摩擦が生じると、シミや肌荒れなどの肌トラブルを引き起こすことがあります。ニキビがある時も、極力肌へ刺激を与えないようにクレンジングを行いましょう。
顔をゴシゴシと擦るのではなく、皮膚が動かないよう、指の力を抜いてなじませます。目元や小鼻まわりなど細かい部位のクレンジングは、力が入りにくい薬指を使ってくるくるとなじませましょう。
また、クレンジングを洗い流す時やタオルで顔を拭く時も摩擦には注意が必要です。
クレンジングの際は摩擦を避けるために、目安の使用量よりもやや多めにクレンジングを使うことをおすすめします。
クレンジングの使用方法は、パッケージなどに記載があります。それよりもやや多く使用することで、肌と指が直接触れ合うことを避けることができます。
クレンジングを長時間肌にのせると、刺激を感じたり、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまう可能性があります。そのため、クレンジング剤を肌にのせる時間は、30秒〜1分にしましょう。
1分以上時間をかえてもメイクがよく落ちない場合は、メイクに対してクレンジング剤の洗浄力が弱い可能性があるため、使用するクレンジング剤を変える必要があります。
クレンジング剤を肌にのせる順番にもポイントがあります。
皮脂の分泌量が多いTゾーン(おでこ・鼻筋)→皮脂量が少ない頬やUゾーンの順にのせることで、肌に必要な油分の取りすぎを防ぐことができます。
クレンジングで最も重要な過程が「乳化」です。乳化とは、油や水分のように本来混ざり合わないものが、界面活性剤の作用で水や油が細かい粒子になって分散する状態のことを指します。乳化することでメイク汚れがしっかりと落ちるので、クレンジングをメイクとなじませた後は、しっかりと乳化させましょう。
乳化の方法は簡単で、少量のぬるま湯を肌の上にのせなじませるだけです。水の量が多すぎるとうまく乳化ができません。クレンジング剤が白っぽい色へと変化すれば、乳化されています。
クレンジング剤の中には乳化が不要なもの(リキッドクレンジングなど)もあります。
クレンジング剤を洗い流す時のお湯の温度に注意しましょう。お湯が熱すぎると、肌に必要なうるおい成分まで奪ってしまいます。すこしぬるいと感じる32〜34度前後のお湯でやさしく洗い流しましょう。
洗い流す際も、摩擦は厳禁です。水でゴシゴシ擦るのではなく、水を顔に当てて落とすようなイメージで洗い流しましょう。
ダブル洗顔とは、クレンジングと洗顔の両方をする洗顔方法を指します。
クレンジング剤は主にメイクや皮脂などの油性の汚れを落とし、洗顔料はクレンジング剤の残りや角質、ほこりなど水溶性の汚れを落とします。
クレンジング剤の中には「ダブル洗顔不要」の商品があります。これらのクレンジングは、洗顔の役割も果たしますので、クレンジング後の洗顔の手間が省けます。
ダブル洗顔により肌に必要な皮脂まで落としてしまう場合があります。ダブル洗顔不要のクレンジングを使うことで、洗いすぎを防げることがあります。
メイクをしていないという点と、外の汚れがつかないという点を考慮すると、基本的に朝のクレンジングは必要ありません。就寝中にかいた汗や寝具のほこりなどの汚れは、洗顔料で落とすことができます。必要な皮脂を守るために、過度なクレンジングは避けましょう。ただし、脂性肌の方で、皮脂で顔が過度にベタつく場合は、朝にクレンジングしてもよいでしょう。
クレンジングを行うタイミングは、お風呂に入る前、もしくは、入ってすぐです。
お風呂のお湯の温度でのクレンジングは、肌に必要な成分まで落としてしまうため、お風呂に入る直前に洗面所でクレンジングを行うのがベストです。お湯の温度はぬるま湯(ほんのり温かいと感じる人肌程度の温度)が最適です。
肌がふやけた状態は、肌のバリア機能が低下している状態ともいわれています。バリア機能が低下すると、肌のうるおいが逃げやすいと考えられているため、お風呂でクレンジングを行う場合は、入ってすぐにクレンジングを行うことを推奨します。
クレンジングオイルなど、水分を含んだ状態で使用すると洗浄力が低下するクレンジング剤を使用する際は、顔や手の水分をタオルでしっかり拭き取ってからクレンジングを行いましょう。
水ベースの日焼け止めは落としやすいためクレンジングは必須ではありませんが、シリコーンベースの日焼け止めは落としづらいため、クレンジングで丁寧に洗い流すことをおすすめします。
使用前に日焼け止めをよく振るタイプがシリコーンベースです。
ちなみに、日焼け止めは天気に関わらず365日塗ることを推奨します。紫外線はあらゆる肌トラブルの原因となるためです。室内にも紫外線は入ってきますので、外出しない日でもしっかりと日焼け止めを塗りましょう。
デパコスには高価な美容成分が配合されていたり、容器やパッケージにこだわっているため、価格が高い傾向にあります。
一方で、プチプラのコスメに使用されている成分が全て悪いというわけでもありません。過剰包装や実店舗の撤廃、大量生産などで費用を削減し、安く提供できているブランドもあります。
また、当たり前ですが、広告宣伝費に多くの予算を投下しているブランドは、使用成分への投資が圧縮される傾向にあります。
クレンジングオイルは洗浄力が高いため、乾燥肌や敏感肌には向かないという意見があります。確かに、洗浄力が高い分、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまう場合がありますが、一概に乾燥肌や敏感肌の方に不向きとはいえません。
上記の通り、クレンジングオイルに含まれる油性成分には様々な種類があります。洗浄力が高いながらも肌負担の小さい「油脂系オイル」は、乾燥肌や敏感肌の方におすすめできます。
また、肌負担が小さいミルクタイプなどはその分洗浄力も低いので、長時間クレンジングする傾向にあります。肌負担が小さいクレンジング剤でも肌に置く時間が長いと、肌負担が大きくても短時間で済むクレンジングよりも、肌への負担が結果的に大きくなる場合があります。
したがって、乾燥や敏感の度合いによりますが、「油脂系オイル」は乾燥肌や敏感肌の方でもお使いいただけます。ただし、肌トラブルがある場合は必ず皮膚科に相談してから使用しましょう。
クレンジングを行う前にポイントメイクリムーバーを使うのがおすすめです。少ない肌負担でしっかりと落とすことができ、色素沈着を防ぐこともできます。
コットンに液体を染み込ませて使用するリキッドタイプと、クレンジング剤がシートに染み込んでいるシートタイプがあります。
いずれのタイプも目元や口元に10秒前後押し当て、強い力でこすったりせずやさしく拭き取ります。
クレンジング剤に、美白やエイジングケア対策の成分が配合されているものがありますが、クレンジング剤は洗い流すものなので、これらの成分が肌に残ることはほとんどありません。クレンジングはメイクの汚れを落とすために行うものです。クレンジングのみで美白やエイジングケア対策は、美容液や化粧水などで取り入れましょう。
かずのすけ, 白野実(2019)『美肌成分事典』主婦の友インフォス
上原恵理(2021)『医者が教える 人生が変わる美容大事典』KADOKAWA
永松麻美(2021)『正しい知識がわかる 美肌事典』高橋書店
すみしょう(2021)『最短で美肌になるために知っておきたい スキンケア大全』KADOKAWA
久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店
川島眞, 川田暁, 神田吉弘, 世喜利彦, 能﨑章輔(2018)『美容の科学』じほう
宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル
小林智子(2022)『すっぴん肌が好きになる 肌トラブル大全』WAVE出版
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