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コロッケの保存法。常温・冷蔵・冷凍でベストなのは?

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コロッケの保存法。常温・冷蔵・冷凍でベストなのは?

コロッケはどのように保存すると安全に美味しく食べることが出来るのでしょうか。この記事ではコロッケの保存方法やポイント、おすすめの温め直し方法などを解説します。

コロッケの保存のポイント

常温保存は危険です。必ず冷蔵庫または冷凍庫で保存しましょう。

常温保存はNG

作ったコロッケを出しっぱなしにして忘れていたということはありませんか。コロッケの常温保存は基本的にNGです。じゃがいもは傷みやすいので、なるべく常温で置いておく時間を短くするようにしましょう。

気温が低い時期なら半日くらいは問題ありませんが、梅雨ぐらいからの高温多湿な時期、気温で言えば最高気温が25度を超えるような時期になってくると2~3時間くらいで傷んでしまうので要注意です。

可能な限り冷蔵保存を心掛け、すぐに食べる場合でもフタやラップで空気に触れる部分を減らしましょう。

お惣菜ならその日のうちに食べきるのがおすすめ

作るのに手間がかかるコロッケはスーパーやお肉屋さんなどでお惣菜として購入することも多いですよね。外で購入したコロッケはできる限りその日のうちに食べきりましょう。買ってからすぐに食べず冷蔵庫に入れる場合でも、翌朝には必ず食べましょう。

理由としては、お惣菜のコロッケは作られてから常温で保存されていますが、上記の通り具材のじゃがいもは傷みやすく、どのくらい時間が経過したかわからないので、早めに消費したほうが安全なためです。

作り置きなら揚げる直前の状態での冷凍がおすすめ

コロッケを作り置きする場合、衣をつけた揚げる直前の状態で冷凍しておくのがおすすめです。揚げた後に冷凍すると温め直した時に衣がしなしなになりやすく、美味しさが損なわれてしまいます。

衣をつけずに冷凍すると、解凍後に衣がつきにくくなるので失敗しやすいです。衣を付けてから保存すれば一度解凍して衣を付け直す手間もなく、そのまま揚げることができるので簡単です。

コロッケの保存方法・期間

冷蔵・冷凍それぞれの場合のコツや保存期間を解説します。

冷蔵:保存期間は2日(夏場は注意!)

コロッケを冷蔵する場合はラップで1個ずつ包み冷蔵用保存袋に入れる

コロッケを冷蔵保存する場合、揚げる前・後の状態を問わず、1個ずつラップで包んだ上で保存容器(タッパー)または保存袋(ジップロック)に入れて保存しましょう。空気に触れる部分を減らすことで鮮度が長持ちします。

保存場所はドアの開閉による温度変化を受けにくい冷蔵庫の奥の方や、チルド室またはパーシャル室がおすすめです。保存可能な期間は2日間です。夏場は傷みやすいので、翌日には食べることをおすすめします。

冷凍:1ヶ月程度

コロッケを冷蔵する場合はラップで1個ずつ包み冷凍用保存袋に入れる

揚げたコロッケは冷凍すると解凍時に衣の水分が飛んでしなしなになりやすく、美味しさが損なわれてしまうので、冷蔵庫に入れて保存期間内に食べきることをおすすめしますが、冷凍保存も可能です。

冷凍の場合も揚げる前・後で保存方法は基本的に同じです。コロッケを冷凍する際は、まず金属トレーに並べて急速冷凍しましょう。急速冷凍によって美味しさをキープすることができます。金属トレーがない、急速冷凍しないという方はスキップして次の手順から保存しましょう。

急速冷凍が完了したら一つずつラップに包みましょう。その上からさらにジップロックなどの保存袋に入れて保存すると空気に触れる部分を減らすことができ、劣化を防ぐことができます。

冷凍するとじゃがいもは食感が悪くなると言われがちですが、コロッケの場合はじゃがいもをマッシュしているので食感の変化は起きにくく、冷凍前とほとんど差はありません。作り置きしておけば揚げるだけでいつでも出来たてのコロッケを楽しむことができ、とても便利です。

冷凍保存したものは1ヶ月以内に食べましょう。長期間保存すると劣化が進んで美味しさも損なわれていくので、美味しく食べたい方は2週間以内に食べるのがおすすめです。

食べられないコロッケの特徴

長時間出しっぱなしにしていた、冷蔵庫や冷凍庫の奥で長い間眠っていたというような場合に起きるコロッケの劣化の特徴を解説します。

色や臭いの変化に注意

腐った食品の見た目は黒っぽく変色してることが多いので、よく観察しましょう。高温多湿な時期は表面に白い綿のようなカビが生えてしまうこともあります。

また、鼻をつくようなおかしな臭いがしている場合は腐っている可能性が非常に高いので、食べずに処分しましょう。コロッケは劣化が進むと臭い・味ともに油っぽさが強くなり、妙に崩れやすくなるといった特徴も現れます。

見た目や匂いで判断が難しい時は触ってみるとわかりやすいです。ベタベタとした粘り気がでていない場合は問題ありませんが、糸を引いていたり、ぬめりがあるような状態はかなり傷んでいます。特に湿度と気温の高い梅雨の時期などは傷みやすいので、要注意です。

食べてみたら味が酸っぱかったという場合も腐ってしまっています。食べてしまったものはなるべく吐き出し、残りも処分しましょう。

冷凍焼けにも要注意!

冷凍庫に食品を長く入れておくと、食品の表面が白っぽくなったり、変色したりしている「冷凍焼け」と呼ばれる状態になります。
この状態になっている食品は、乾燥が進んで食品のタンパク質や油分の酸化が起き、劣化がかなり進んでいる状態なので、食べるのは避けた方が良いでしょう。

長く冷凍庫に入れておくと食品のまわりに霜がたくさんついていることもありますが、これは「冷凍焼け」ではないものの、食品が劣化している証拠ではあります。

食べてしまったら...

腐った食品を食べると食中毒(腹痛、下痢、嘔吐、発熱など)を起こす可能性があります。症状は菌にもよりますが、食べてから2~3時間経って出ることが多いです。

ただし、数日経ってから症状が出ることもあります。症状が出た場合には病院に行くことをおすすめします。

コロッケを温め直す方法・コツ

上手く温めれば出来立てのようなサクサク感が取り戻せます。

揚げ直しはNG

一度揚げてから時間が経ってしまったコロッケはもう一度揚げればまたサクサクになりそうですが、揚げ直すのはNGです。一度揚げてしまっているので揚げ直すと焦げてしまいやすく、仕上がりも固くなって油っぽくなります。油をまたたくさん用意するのもとても手間がかかりますよね。

作り置きする場合は後述の通り、揚げる前の状態で冷凍保存するのがおすすめですが、残り物などを温め直す場合はオーブンやトースターで温め直すのがおすすめです。

冷凍していたらまずは解凍を

一度揚げたコロッケを冷凍していた場合、まずは食べる前日に冷蔵庫に移して解凍しておきましょう。凍ったまま温めるとムラが生じてしまい、うまく温め直すことができません。

冷蔵庫での解凍を忘れていた場合は電子レンジの解凍機能を使うか、500~600Wの設定で5分程度温めましょう。大きさによっては十分に解凍できなかったり、破裂してしまったりすることもあるので、時々電子レンジの中の様子を確認しながら温めましょう。

水を吹きかけて電子レンジ+オーブン系で温め直すのがおすすめ

コロッケを温め直す際は電子レンジで温めてからオーブンやトースターで焼くのがおすすめ

出来たてではなく、時間が経って油っぽさやパサパサ感が際立ってしまっているコロッケは、衣のサクサク感を復活させると時間の経過による味の劣化が気になりにくくなります。

おすすめなのが、コロッケの表面に霧吹きで水をかけてから電子レンジで軽く温め、オーブンやトースター、グリルといったでじっくり温める方法です。霧吹きがない方はコロッケを弱く流した水道水にさっとくぐらせ、キッチンペーパーで表面をさっと拭いてから温めてみてください。

水をかけることで温めた時に衣から余分な水分を逃げやすくなり、香ばしさをアップさせつつサクサク感を復活させることができます。また、電子レンジであらかじめ温めることで内側まで温まりやすく、まるで出来立てのようなコロッケが楽しめます。

電子レンジでは1分、オーブンやトースターで2分温めましょう。温め足りないと感じた場合は30秒程度時間を追加して温めてみてください。

その他

グリル

コロッケをグリルで温め直すこともできます。ただし、グリルは火力が強いので一番弱い設定にしないとすぐに焦げてしまいます。

電子レンジで1分程度温めてからグリルにアルミホイルを敷いて並べ、一番弱い設定で1~2分温めましょう。外はカリカリで中はホクホクのコロッケが楽しめます。

フライパン

コロッケはフライパンを使って温め直すこともできます。ただし、フライパンに接している面しか温まらず時間もかかるので、オーブンやトースターを使える方はそちらがおすすめです。

電子レンジで1分程度温めてから油をひかずにフライパンに並べ、中火(フライパンの底に火が届かない程度)で両面を2分ずつ焼きましょう。

ノンフライヤー

ヘルシーに食品を揚げることの出来るノンフライヤーはコロッケの温め直しにも使えます。余分な油を落とすことができ、サクッと軽いカリカリな食感が手軽に楽しめます。

サイズにもよりますが、150度の設定で5~8分加熱してみてください。温め足りないと感じたら30秒ずつ時間を追加して温めましょう。

電子レンジのみ

食品に簡単に火を通せる電子レンジですが、コロッケを温め直すのに使う場合、温めムラが起きやすいのでやや不向きです。ただし、近年ではコロッケも電子レンジで温めるだけで解凍できる製品も販売されています。

電子レンジを使う場合、サイズによって必要な時間は前後しますが、500~600Wの設定で1~2分温めましょう。温め足りていないと感じたら少しずつ時間を追加して温めましょう。ただし、温めすぎると破裂することがあるので要注意です。

すでに何度も言及している通り、電子レンジはオーブンやトースター、グリルを併用することで美味しく温め直すことができます。

ひき肉の保存方法

ひき肉をラップで包み冷蔵用保存袋に入れる

ひき肉は足が早い(腐りやすい)ので要注意です。

ひき肉は雑菌が繁殖しやすい

コロッケ作りに使われる牛肉や豚肉は、病原性の細菌や、E型肝炎ウイルスなどの人に害を与えるウイルスや寄生虫に感染している場合があります。

その中でもひき肉は切り落とし肉などと比べて脂が多く、空気に触れる部分が多いので細菌の繁殖などの劣化が進むのが早いとされています。そもそも、ひき肉にされる元のお肉自体の鮮度が良くないともいわれます。

ひき肉は購入したら早めに使った方がよく、しっかり火を通して調理をする必要があります。

ひき肉の使用期限

パックにも表示がある通り、ひき肉は大体購入から1~2日以内に使いきった方が良いとされています。場合によっては買った翌日には色が変わり始めることもあるので、出来るだけ早く使いましょう。

また、ドリップが出ている場合には劣化がかなり進んでいるサインです。すぐに調理することをおすすめします。

ひき肉の保存のポイント

スーパーなどで買ったひき肉は白トレイにラップをかけられた状態であることが多いですが、そのままの状態では空気に触れる面積が多いでの傷むのが早まってしまいます。その日のうちに使わない場合は保存方法を変えましょう。

パックからひき肉を取り出し、ラップでぴったりと包みましょう。この時、なるべく平たくすると冷凍の場合は解凍の際に便利です。
ラップに包んだひき肉をさらにポリ袋などの保存用の袋に入れます。冷蔵庫の中でもドアの開け閉めによる温度変化を受けにくく、低温がキープされやすいチルド室に入れましょう。

数日以内に使わない場合は冷凍庫の奥の方に入れましょう。金属トレーを持っている方は、金属トレーに載せて冷凍させるとスピーディーに冷凍できます。素早く冷凍させることで、お肉を解凍するときに出やすい水分やうまみ成分を含んだ「ドリップ」の流出を抑えることもできます。この方法であれば2週間程度は保存可能です。

腐ったひき肉の見分け方

腐ったひき肉の見た目は黒っぽく変色してることが多いです。また、鼻をつくようなおかしな臭いがしている場合は腐っている可能性が非常に高いので、食べずに処分しましょう。

見た目や匂いで判断が難しい時は手で触って感触を確かめるとわかりやすいです。ベタベタとした粘り気がでていない場合は問題ありませんが、糸を引いていたり、ぬめりがあるような状態はかなり傷んでいます。特に湿度と気温の高い梅雨の時期などは傷みやすいので、要注意です。

じゃがいもの保存方法

じゃがいもの常温保存

じゃがいもをダンボールに入れて常温保存する

上述したように、高温多湿の場所はカビを繁殖させるなど腐敗をすすめる原因となりますので注意しましょう。また、じゃがいもが日光に当たることで、有毒物質であるソラニンやチャコニンが増えてしまうといわれています。そのため、直射日光が当たる場所での保存は避けることも大切です。

じゃがいもを多く購入した場合は、新聞紙を下に敷いたダンボール等にまとめて入れて、上から新聞紙をかぶせます。
じゃがいもの数がそこまで多くない場合や、ダンボールや新聞紙がない場合は、紙袋に入れましょう。

じゃがいもはそこまで乾燥に弱いわけではないので、一つずつ新聞紙(またはキッチンペーパー)に包まなくても、長く保存できます。特に数が多いときは面倒なのでまとめて保湿。直射日光が当たらず風通しのよい涼しい場所なら、秋・冬は3ヶ月、夏場でも1ヶ月は常温保存が可能です。

ビタミンが多く「大地のりんご」ともいわれるじゃがいもですが、りんごと一緒に常温保存するのがおすすめです。りんごから放出されるエチレンガスは果実の熟成を進めますが、じゃがいもの発芽を抑える効果があります。じゃがいもは暖かく明るい場所で発芽が進むので、繰り返しになりますが、冷暗所で保存するのが大切!じゃがいもの芽はソラニンなどの天然の毒を持っているので、必ず取り除いてから食べるようにしましょう。

冷蔵

前述した通り基本的には常温保存がおすすめなじゃがいもですが、夏場に1ヶ月よりも長く保存したい(夏も安心して保存したい)場合は、冷蔵保存のほうが良いです。

じゃがいもは正しく冷蔵すれば半年ほど保存することができます。また、じゃがいもは低温保存すると、収穫直後では少なかった糖分(0.1〜0.5%)が、増加(0.5〜2.5%)します。

丸ごとキッチンペーパーに包んで

じゃがいもをキッチンペーパーで包みポリ袋に入れて冷蔵保存する

丸ごとじゃがいもを冷蔵保存する場合は、一つずつキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて軽く口を締め、野菜室に入れます。キッチンペーパーに包むことで寒さからじゃがいもを守ることができます。ポリ袋に入れることで乾燥しすぎることを防ぎながら、口は軽く締めることで通気性を保ちます。

1週間に1度はキッチンペーパーが湿っていないか確認し、湿っている場合は新しいものに取り替えましょう。野菜室は温度・湿度ともに冷蔵室より高いので、じゃがいもに適しています。冷蔵保存でもりんごを一緒に入れると効果があります。

カットしたものは2〜3日で使う

カットしたじゃがいもを水につけて冷蔵保存する

夏場に関わらず切ったじゃがいもは傷みが早く、生のまま放置すると切り口が褐変します。これはポリフェノール物質がポリフェノラーゼなどの酵素によって酸化するためです。また、チロシンがチロシナーゼによってメラニンとなるのも褐色に変わる原因です。

カットしたじゃがいもは常温保存できないので、水に浸けて冷蔵保存します。2〜3日以内に食べるようにしましょう。茹でたじゃがいもはさらに傷みが早いので、極力その日のうちに消費するようにしましょう。

じゃがいもの冷凍方法

長期保存のためにする冷凍ですが、丸ごと保存したり、生のまま保存すると、解凍後ブヨブヨになってしまい美味しくありません。下茹でしてマッシュしたりカットしたものを保存するには冷凍がおすすめです。色々な調理にすぐに使えるので便利です。

冷凍ならマッシュがおすすめ

じゃがいもをマッシュにして冷凍する

皮を剥いてひと口サイズに切って熱湯で15分ほど茹で、潰してマッシュポテトを作ります。しっかり粗熱をとってから、小分けにし平たくラップに包み、冷凍用ジッパー付きポリ袋に入れて、空気をしっかり抜いて冷凍します。ポリ袋に入れる前に金属トレイに乗せて急速冷凍すると、食感が損なわれにくくなります。ハムなど他の食材を入れると日持ちしなくなるので、混ぜないようにしましょう。

冷凍マッシュポテトは前日に冷蔵庫に移して自然解凍か、電子レンジで加熱して解凍します。電子レンジを使うとホクホクとした食感になります。ポテトサラダやポタージュ、コロッケなどに使えます。

カットして茹でてから冷凍

じゃがいもをカットして茹でて冷凍する


ひと口大にカットし下茹でしたじゃがいもを冷凍保存することも可能です。

コロッケのレシピ

最後にコロッケの作り方をご紹介します。

Filyのレシピはすべて小麦粉、乳製品、白砂糖不使用です。

ポテトコロッケ

ポテトコロッケ

王道コロッケレシピをご紹介します。米粉や米粉のパン粉を使ったヘルシーなコロッケです。

お好みでケチャップなどと合わせてお召し上がりください。

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鮭コロッケ

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ほぐした鮭がたっぷり入ったコロッケ。鮭のうまみがにじみ出て、そのままでも美味しくいただけます。

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カニクリームコロッケ

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グルテンフリー(小麦粉不使用)のカニクリームコロッケのレシピをご紹介します。手作りトマトソースのレシピも紹介します。

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