麻婆豆腐に使うひき肉の代用でおすすめの食材を紹介します。同じく麻婆豆腐の主な材料であるネギの代用品や、隠し味なども紹介します。
麻婆豆腐には豚ひき肉が使われることが多いですが、豚肉のほかの部位でも麻婆豆腐がおいしく仕上がります。ある程度細切りにして使うと豆腐などの食材の邪魔になりませんが、大きく切ることで食べ応え抜群になり、こっちの方がおいしいという声もあります。
おすすめの部位は様々な部位の寄せ集めで低価格で手に入る「細切れ肉」や、適度な脂肪がジューシーな食べ応えの「バラ肉」です。
代用として同じひき肉でも鶏肉から造られる鶏ひき肉もおすすめです。比較的脂肪が少なく、ダイエット中という方にもおすすめです。淡白なテイストなので、鶏ひき肉を好む方も多いです。価格が安いのもうれしいポイント。
鶏ひき肉はパサつきやすいのが難点ですが、麻婆豆腐なら餡と絡めるのでパサつきも気になりません。
鶏肉の中でも脂肪分が多くプリプリとしている鶏もも肉を使うことで、豚ひき肉に近いジューシーさを出すことができます。あっさりしたテイストが好きな方はむね肉やささみがおすすめです。
鶏モモ肉は細かくぶつ切りにすると食感を楽しめます。包丁2本でたたいてミンチ状にするとより豚ひき肉に近くなるのでおすすめです。
ベジタリアンの方がお肉の代わりにしている大豆ミートはひき肉に近い食感で、豚ひき肉の代用品となります。高たんぱく・低カロリー・低脂質なのでダイエット中の方にもおすすめです。
ただし、大豆ミートを使うことで材料のほとんどが大豆由来となってしまうので、栄養面では少し偏ってしまいます。麻婆豆腐に他の野菜などの具材も入れるか、他のおかずも一緒に食べた方がよさそうです。
椎茸をみじん切りまたは1cm角に切って加えるのもおすすめです。弾力のある食感が楽しめるのはもちろん、椎茸からだしも出るので麻婆豆腐が旨味たっぷりに仕上がります。カロリーオフになるのもうれしいポイント。
香辛料の風味が強い麻婆豆腐に椎茸を細かく刻んで入れることで、椎茸が苦手なお子さんでも食べられるかもしれません。
椎茸以外のきのこ類もおすすめです。椎茸以外ではエノキやシメジ、エリンギがおすすめで、それぞれが旨味を持っているので麻婆豆腐に旨味が加わり、シャキシャキとした食感も楽しむことができます。
きのこ類は食物繊維などの栄養が豊富に含まれているので、麻婆豆腐に入れることで、旨味だけでなく栄養面でもバランスが取れ、お勧めの代用品です。
少し意外かもしれませんが、ツナ(シーチキン)もおすすめです。細かくしっかりした食感がひき肉に近く、違和感なく代用することができると言われています。味が柔らかくなり、辛味を和らげる効果もあります。
ツナは独特の魚臭さがあり、苦手な方もいるかもしれません。気になる方はごま油を多めに入れることで臭いを和らげることができます。
豆腐をフライパンや電子レンジで加熱し、水分を飛ばして作る豆腐そぼろは、ぽろぽろとした食感がひき肉にそっくりなので、ひき肉の代用としておすすめです。豆腐は絹ごしではなく木綿豆腐を選びましょう。
豆腐そぼろを使う場合も材料のほとんどが大豆由来となってしまうので、栄養面では少し偏ってしまいます。麻婆豆腐に他の野菜などの具材も入れるか、他のおかずも一緒に食べた方がよさそうです。
高野豆腐は一度豆腐を凍らせて水分を抜いた乾燥豆腐で、地方によっては「凍み豆腐(しみとうふ)」や「凍り豆腐(こおりとうふ)」とも呼ばれる食品です。ひき肉代わりに使うことでカロリーオフにもなります。
フードプロセッサーで少し粗めに砕いて使うことで、ひき肉に近い状態で代用できます。細かく砕き、好みの大きさで固めるように握ったら片栗粉をまぶして形を整えることで、よりお肉に近い弾力が楽しめます。
乾燥している高野豆腐は水分を吸うので、味がしっかり染み込み、とても美味しく仕上がります。ただし、この場合も具材のほとんどが大豆食品になってしまいます。
近年その栄養素が注目されている鯖の缶詰めもひき肉の代用として使うことができます。保存も効くのでお家にある方も多いでしょう。
さば缶は汁にも旨味やコクが詰まっているので、汁ごと使うのがおすすめです。鯖味噌煮の缶詰めであれば、麻婆豆腐の味付けも簡単に済み、加熱済みなので時短にもなります。ただし、味付けが濃くなりすぎないように注意する必要があります。
鯖ならではの生臭いような匂いが苦手という方は、ごま油や香辛料を多めに入れてみてください。
中華料理の定番に鶏肉のカシューナッツ炒めがあり、麻婆豆腐にはピーナッツバターが隠し味に入れられることがあるように、麻婆豆腐はナッツとの相性も良いので、いつもとはちょっと違う食感を楽しみたいという方におすすめなのがナッツ類です。
使うナッツはアーモンドやカシューナッツが定番です。コクも増すので、普段からナッツを常備している方は試してみるのはいかがでしょうか。
油揚げもひき肉の代用になります。旨味があり、ひき肉よりも安価なので節約にもなるのが嬉しいところ。使う場合は細かく刻むことでひき肉に近い食感になります。
ただし、少し癖のあるくどい味わいになるので、シイタケなどと組み合わせることでより美味しく仕上げられます。
意外かもしれませんが、他の大豆食品がひき肉の代用となるように、納豆もひき肉の代用になります。独特の粘り気と匂いはフライパンで炒め、味付けすることでほとんど気にならなくなります。
豆の食感が嫌ならひきわり納豆もおすすめで、よりひき肉に近い食感になります。
厚揚げもひき肉の代用としておすすめで、味のしみこみも良く、ジューシーでより食べ応えのある仕上がりになります。使う際はフォークなどで細かくして使いましょう。
こちらも油揚げと同じく少し癖のあるくどい味わいになるので、シイタケなどと組み合わせることでより美味しく仕上げられます。
ひき肉の代用としてお麩もおすすめです。やわらかいお麩が旨味をしっかり吸収するので、美味しくて食べやすい仕上がりになります。小さいお子さんやお年寄りが食べる場合にもおすすめの代用品です。
お麩は水で戻しておき、食べやすいサイズに切って使いましょう。やや淡白な仕上がりにあるので、他の野菜やキノコ類と合わせて使うのがおすすめです。
ダイエット食材として人気のオートミールはお好み焼きやパンケーキに使われることもありますが、麻婆豆腐のひき肉の代用としてもおすすめです。低脂質・低カロリーのヘルシーな仕上がりになります。
オートミールのもちもちとしたやわらかい食感が楽しめます。甘めの仕上がりにもなるので、お子様向けとしてもおすすめです。
近年ヘルシーさで注目を集めているこんにゃくも代用としておすすめで、プリプリとした食感と弾力が楽しめます。切った状態で冷凍をすることでこんにゃくの水分が抜けてスポンジ状になり、冷凍前とは異なるコリコリとした食感になります。
代用する際は塩もみをしてから茹でてあく抜きを行いましょう。1cm角に切るのがおすすめで、炒めてから使うと香ばしさも出ます。
大根も代用としておすすめで、ひき肉のような旨味はありませんが、栄養価が高く、ヘルシーな麻婆豆腐に仕上げられます。
切り方によって食感を変えることもでき、柵切りだと食べ応えがある食感で、角切りだとひき肉のように馴染みます。好みに合わせて切ってみましょう。
長ネギとは、ネギの中でも細長くのびて主に白い葉鞘の部分を食べるねぎを指し、「根深ネギ」「白ネギ」と呼ばれることもあります。これに対し、緑の葉の部分を中心に食べるねぎを「青ネギ(葉ネギ)」と呼びます。
長ネギは麻婆豆腐作りでの香味野菜の定番で、みじん切りにしたものをニンニクや生姜と一緒に炒めて使われたり、最後に入れてふわっと香りを加える薬味として使われたりしています。
辛味や甘みが特徴的な長ネギですが、こってりとした麻婆豆腐を爽やかにしてくれ、食感の違いも生み出してくれます。
麻婆豆腐の長ネギの代用は白ネギのような爽やかさとシャキシャキとした食感を持つネギの仲間がおすすめです。同じ香味野菜の仲間であるセロリやトウモロコシといった変わり種も紹介します。
タマネギは長ネギの代わりとして使われることがあります。生では辛味が強いため、最初に香味野菜と一緒に炒めて使われます。タマネギならではの甘みが出るので、お子様向けの麻婆豆腐にもおすすめです。
一方、タマネギの甘みでスパイシーさが少し弱まるので、辛めの麻婆豆腐が好みという方は香辛料を多めに加えると良いかもしれません。
分葱(わけぎ)は、ネギとタマネギを交配して造られた香味野菜の一種です。ネギや玉ねぎよりもツンとした辛みがなく、食べやすいのが特徴です。少し膨らんだ球根とねぎのような茎の部分を持つ見た目を持ちます。
麻婆豆腐に混ぜるとほんのりとしたネギの香りと柔らかな甘みを足すことができます。ネギの辛みが苦手なお子さま用としてもおすすめです。
分葱は白ネギよりも細く柔らかいので、みじん切りではなくぶつ切りにして食感を残したのがおすすめです。
青ネギは、長ネギと併用して最後に散らして使われることもあります。麻婆豆腐の彩りを良くし、ネギの少しピリッとする爽やかな風味とシャキシャキとした歯ごたえも楽しめます。
青ネギは加熱することで色や香りが飛びやすいため、最初に香味野菜と炒めるのは避けましょう。炒める香味野菜はタマネギなどのほかの食材を選びましょう。
青ネギは他にも様々な料理のトッピングとして使えるので、冷蔵庫にストックしておくと便利です。甘みがあって風味が良い九条ネギを使うのもおすすめです。
葉にんにくは成長途中のにんにくの葉で、本格的な四川風の麻婆豆腐作りで使われることの多い食材材です。やわらかい食感で、にんにくのような強い臭いはなく甘めなので、麻婆豆腐の味わいが豊かになります。日本ではなかなか手に入りにくいため、ニラやにんにくの芽で代用されることも多いです。
長ネギの代用として使うこともできますが、最初から炒めてしまうと香りや色、食感が飛び、水分が飛んで縮んでしまうため、調理の途中か最後の方で加えましょう。
長ネギの代用として使うこともできますが、最初から炒めてしまうと香りや色、食感が飛び、水分が飛んで縮んでしまうため、調理の途中か最後の方で加えましょう。
香味野菜の1つで、好き嫌いの分かれる独特の香りと味を持つセロリも長ネギの代用となります。海外ではセロリを使った麻婆豆腐が作られることもあり、日本でもセロリを使ったレシピがいくつか公開されています。
長ネギに近いシャキシャキとした食感の茎の部分はみじん切りにして最初からニンニクなどと一緒に炒め、柔らかい葉の部分は途中ないし最後の方で加えましょう。癖になる味わいともいわれるので、セロリ好きの方は是非一度作ってみてください。
シャキシャキとした食感が欲しい方はトウモロコシがおすすめです。やわらかい甘みも加わるので、お子様向けの麻婆豆腐に入れるのもおすすめです。
風味や甘みは生のトウモロコシが強いですが、缶詰タイプは消費期限も長いのでストックがしやすく、開けてすぐ使うことができます。
砂糖はプロの料理人の麻婆豆腐のレシピでも隠し味として加えられることもあり、麻婆豆腐に使っても違和感のある調味料ではありません。
近年では羅漢果(らかんか)などから造られる低カロリーないし0カロリーの砂糖もあるので、糖質が気になる方はそちらを使ってみても良いでしょう。
みりんは砂糖の代わりに使われることがあり、甘みとコク・旨味を加える目的で使われます。料理酒と同じ日本酒ベースの調味料で、和食づくりに欠かせない調味料です。煮物では料理に照りを出すためにも使われます。
みりんにはもち米・米麹などを原料とするアルコール度数14度の「本みりん」と、ブドウ糖や水あめなどの糖類や香料で作られるアルコール度数1度未満の「みりん風調味料」があります。
料理酒と同じアルコールの効果による味の染み込みやお肉などの臭い消し、煮くずれを防ぎたい場合には「本みりん」を使うのがおすすめで、加熱を必要としないドレッシングや和え物には、アルコールがほとんど含まれていない「みりん風調味料」を使うのがオススメです。
香味油を麻婆豆腐に軽く回しかけて香りづけするだけで、香り豊かな麻婆豆腐になります。特に中華料理と相性の良いごま油は、サラダ油の代わりに香味野菜や豆板醤を炒めるのに使われることもあります。
ごま油以外には花椒油やねぎ油、マー油などもおすすめです。
ラー油も中華料理によく使われる調味料で、ごま油などの植物油に唐辛子を加えて造られる香味油です。辛みと香ばしさを手軽に加えることができ、辛いもの好きな方に好まれています。
お酢を入れることで辛さがマイルドになり、辛みを抑えることができます。隠し味にも使われることがあり、違和感なく溶け込んでくれます。中華料理には黒酢がとても相性が良くおすすめですが、黒酢がない場合は他のお酢でも大丈夫です。
ただし、入れすぎる味のバランスがおかしくなってしまうので注意しましょう。
ピーナッツバターはピーナッツから造られる甘いペースト状の食品です。中華料理では「花生醤」として、様々な料理のタレの材料に用いられます。バターという名前ですが、牛乳などの乳製品は全く使われていません。
麻婆豆腐に用いることでコクを出すことができ、甘みも隠し味になります。
大きなものを買うとなかなか使い道がなく、寒い時期には固まってしまいがちな蜂蜜ですが、麻婆豆腐に甘みを加える隠し味として使われます。
優しい甘みが特徴的で、コク深さもプラスできます。お子さんが食べる麻婆豆腐に加えるのもおすすめです。
カエデ科の木の樹木を煮詰めて造られるメープルシロップは、砂糖や蜂蜜に比べると甘さはやや控えめで、隠し味として使うのはもちろん、麻婆豆腐が辛いけど甘くしすぎたくはないという方におすすめです。
ちなみに、スーパーなどで見かける「ケーキシロップ」や「パンケーキシロップ」は、カエデの樹液由来ではないシロップをベースに、メープルシロップを配合するなどしてメープルシロップ風に調製したものです。
様々な旨味が凝縮された焼き肉のたれも隠し味におすすめです。何となく味が決まらないときに少し入れるだけでぐっと味がまとまることもあります。入れすぎてしまうと味のバランスがおかしくなってしまったり、濃くなりすぎたりするので要注意です。
保育園や幼稚園で出る麻婆豆腐はケチャップが使われていることが多く、一般の家庭でも、お子さん向けにおすすめです。ケチャップの甘酸っぱさが辛味を抑えてくれます。
ただし、洋風な風味が麻婆豆腐の味に大きな影響を与えてしまうため、美味しいものの麻婆豆腐とは少し違う味になってしまうともいわれます。
豆鼓醤や甜麺醤の代わりに使われることが多いのが八丁味噌です。愛知県岡崎市を中心に生産されている味噌の一種で、大豆を原料として作られています。
大豆のうまみが凝縮された独特のコクや渋みがあり、好き嫌いの分かれる味噌でもあります。
意外かもしれませんが、様々なスパイスが使われているカレー粉を少し混ぜるだけで麻婆豆腐が奥行きのある味わいになるのでおすすめです。ただし、入れすぎると味がおかしなことになってしまうので気を付けましょう。
甘酒は原料の酒粕や米麹由来のコクをプラスすることができ、隠し味としておすすめです。優しい甘みの甘酒を入れることで麻婆豆腐の辛さを和らげることができるので、麻婆豆腐が辛い場合にもおすすめです。甘酒を入れた分、水分が多くなってさらさらとしてしまうので、水溶き片栗粉も追加してとろみも足しましょう。
甘酒にわずかに含まれるアルコール分は加熱によって飛んでしまいますが、お子さんも食べる場合はアルコールが含まれていない、米麴が原料となっている甘酒を選ぶと安心です。
少し意外な組み合わせに思えるかもしれませんが、イチゴジャムには甘みはもちろん、旨味や酸味も程よく含まれているので、麻婆豆腐をコク深い味わいにできます。
ただし、味の主張が強い分少し入れるだけでも味のバランスが変わってしまうので、小さじで少しずつ加えるのがおすすめです。
いつもの味に飽きたらアレンジまたはリメイクもおすすめで、作りすぎて余っている場合にもおすすめです。
マッシュ状にしたジャガイモやおからなどと麻婆豆腐を混ぜ、衣をつけて揚げることで簡単にコロッケが作れます。いつもよりもスパイシーで食べ応えのあるコロッケになります。
麻婆豆腐を耐熱皿に移し、パンやチーズをのせてオーブンで焼くだけでパングラタンに早変わりします。いつもの麻婆豆腐が少しおしゃれな一品に早変わりです。量が少ない場合はトマトやホールトマト缶を加えるのもおすすめです。
麻婆豆腐を卵で包み、オムレツにすることで卵の柔らかい甘みに包んで辛みが誤魔化せます。ただし、ゆるめの麻婆豆腐では卵に包むのが少々難しいので、フライパンで水溶き片栗粉を加えて再加熱するか、別の料理にリメイクしましょう。
牛乳をたくさん入れてクリーム煮にすることで辛味を大幅に抑え、ミルキーな味わいに仕上げてしまうのも手です。生クリームを使えばよりコク深い味わいになります。
買ってから時間が経ってしまって発酵が進んだ酸っぱいキムチが冷蔵庫にありませんか。酸っぱくなったキムチは辛味の強い麻婆豆腐と相性が良く、キムチ麻婆豆腐にすることで、辛さを抑えたアレンジレシピにすることができます。
同じ味噌を使った味噌ラーメンの上にのせてラーメンの味変として食べられることもあります。ラーメンのスープと合わせることで辛さが薄まるのでおすすめです。
豆腐は水分を多く含んでいるので、事前に水分を抜く「水切り」をしっかり行わないと豆腐の水分が出て料理の味が薄まり、イマイチ味が決まらない原因になってしまいます。また、豆腐の内側に含まれている水分が適度に抜けることで崩れにくくなり、味がしっかりと染み込みます。
また、豆腐を入れてから麻婆豆腐を仕上げるまでにはそれほど時間がないため、 豆腐の芯が冷たいままになってしまうのも回避できるので、しっかり水切りをするのが麻婆豆腐を美味しくつくるコツです。
料理前に20分程度ザルに出しておくだけでもある程度水分が抜けます。より美味しく仕上げたいという方はキッチンペーパーに包んで重しをのせて冷蔵庫に置いておく、塩水に漬けておく、湯通しする、電子レンジで軽く温めるといった方法もあります。
麻婆豆腐を作る際、いきなりひき肉を炒めるのではなく、ネギやにんにく、生姜などの香味野菜を油で炒め、油に香りをしっかり移しましょう。
味を辛めに仕上げたい人はここで赤唐辛子や鷹の爪を炒めるのがおすすめですが、赤唐辛子は焦げやすいので炒める際に注意が必要です。
生姜やにんにくなどの香りを引き出した後、ひき肉を炒めます。ひき肉の色が変わった段階で火を止めるのではなく、ひき肉は炒め続けた状態で調味料などを加えることで、ひき肉の内側から油分が出てコクをプラスできます。
豆板醤などの調味料と一緒に炒めることで調味料の風味も引き立ち、ひき肉の臭みも取れます。
調味料を入れて炒めた後、豆腐を入れて煮込みますが、豆腐を入れた後は強火のままグツグツと煮込むのではなく、中火程度に落として煮込みましょう。
強火のままだと豆腐から水分が出て水っぽい仕上がりになり、豆腐も硬くなってしまいます。一方、弱火だと豆腐にしっかり火が通らないために味がしみ込まず、全体の水分もうまく蒸発しないため、水っぽくなってしまいます。
水溶き片栗粉などでとろみを加えて弱火で1~2分煮込んだ後は、サラダ油かゴマ油などの香味油をさっと回し入れ、強火でさっと加熱しましょう。強火で加熱することで片栗粉にしっかり火が通り、しっかりとしたとろみがつき、時間が経ってもサラサラになりにくくなります。
油を加えることで香ばしさが出ることに加え、豆腐に染み込んだ味を油が閉じ込めてくれるので、豆腐の内側の水分とともに味が抜けてしまうことを防いでくれます。また、艶のあるとても美味しそうな見た目になります。
万能ねぎや花椒(山椒)を入れる方は火を止めたタイミングで入れましょう。
麻婆豆腐のレシピをご紹介します。
Filyのレシピはすべて小麦粉、乳製品、白砂糖不使用です。
しいたけとニラを加えた麻婆豆腐です。
麻婆豆腐のレシピはこちら
辛い料理が苦手な方やお子様も美味しくいただけます。
麻婆豆腐(甘め)のレシピはこちら
アボカドは使い方がワンパターンになりがち。いつものアボカド料理に飽きたら試してほしい一品です。
アボカド麻婆豆腐のレシピはこちら
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