1. Fily
  2. Food
  3. Encyclopedia
  4. 牛丼のトッピングおすすめ36選。定番から変わり種まで紹介

牛丼のトッピングおすすめ36選。定番から変わり種まで紹介

公開日

更新日

牛丼のトッピングおすすめ36選。定番から変わり種まで紹介

甘辛い味で人気の牛丼ですが、いつも同じ味でなんとなく飽きていませんか。いつもの牛丼の味に飽きたらチェーン店のメニューにもあるような様々なトッピングをすることで辛い味からこってりとした味まで様々な味に変化させることができます。 定番から変わり種まで様々なトッピングを紹介します。

牛丼のおすすめトッピング【定番食品】

まずはじめに、牛丼のトッピングにおすすめの定番食品を紹介します。

青ネギ

トッピングの定番の青ネギは、牛丼の彩りを良くし、シャキシャキとした歯ごたえも楽しめます。青ネギの少しピリッとする爽やかな風味は牛丼の甘辛いつゆとの相性が良く、牛丼の美味しさをより一層引き立てます。
 
青ネギは他にも様々な料理のトッピングとして使えるので、冷蔵庫にストックしておくと便利です。甘みがあって風味が良い九条ネギを使うのもおすすめです。

卵(生卵、温泉卵)

牛丼に卵をトッピングすることで、牛丼にマイルドさが加わり、すき焼きに近いテイストとなります。
 
生卵は牛丼に溶け込むので牛丼全体をまろやかに変化させますが、温泉卵はある程度形が残っているので単独のトッピングとしても楽しむことができます。温泉卵は少々手間なイメージがありますが、電子レンジを使って簡単に作る方法もあります。

カレー

牛丼の上にカレーを盛ることで食べ応え満点の牛丼になります。カレーは前日に作ったものや冷凍しておいたものはもちろん、レトルトカレーなどもおすすめです。卵も追加するとよりまろやかなテイストになります。

牛丼の具をカレーにのせるという逆トッピングもできます。牛丼の具をトッピングに使う方法やおすすめの食材は後述の項目で詳しく紹介します。

豆腐

ヘルシーにカサ増しができる豆腐をトッピングするのもおすすめです。絹豆腐は水っぽく崩れやすいので木綿豆腐がおすすめです。
 
牛丼を作る際の具に豆腐やしらたきや白ネギを加え、卵もトッピングすることで牛丼のルーツである牛鍋(すき焼き)風になり、栄養価も上がります。

とろろ

牛丼の上にすりおろした長芋をかければ、とろろのつるっとしてまろやかな食感と喉越しが楽しめます。だしや少量のめんつゆと絡めて入れると牛丼の味が薄まりません。逆に、牛丼の味が濃いと感じた場合はとろろで濃すぎる具の味が薄めることができます。とろろには消化を助ける効果もあるのが嬉しいポイント。
 
とろろにに海苔やわさびも合わせてトッピングすると風味が増すので、少し変わったテイストを試してみたい方におすすめです。

チーズ

チェーン店では定番となっているチーズのせ牛丼も自宅で簡単に再現ができます。牛丼にピザ用チーズやスライスチーズをのせ、電子レンジで2分ほど加熱するだけです。
 
チーズのコクと牛丼の甘辛さがとても良くマッチしており、こってりとした味わいとボリューム感が病みつきになります。チーズの上にバジルをのせると緑が映え、こってりした中に爽やかさが感じられるようになります。

キムチ

甘辛いキムチは牛丼との相性が良く、辛い食べ物が好きな人におすすめのアレンジです。キムチの酸味が良いアクセントになります。市販のキムチを上にのせるだけで簡単です。
 
いりごまやごま油、卵、刻んだキャベツなどを併せてトッピングするのもおすすめで、ボリュームはもちろん、栄養価も上がります。

紅生姜

定番とも言える紅生姜は、ほのかな酸味が牛丼の甘みに合わさって味に深みが出ます。紅生姜単体で食べることで、牛丼のやや単調ともいえる味わいをリセットすることもできます。また、紅生姜のシャキシャキとした食感や、鮮やかなピンクの見た目も良いアクセントになっています。
 
唐辛子も一緒に加えると、牛丼の味がより引き締まります。

にんにく

にんにくのパンチのある味わいが好きな方は、すりおろしにんにくやニンニクチップを入れるのがおすすめです。牛丼がガツンとスパイシーな味わいに変化します。ただし、入れすぎると辛みが強くなってしまうので気を付けましょう。

また、にんにくの芽をごま油で軽く炒めてのせるのもおすすめです。食物繊維やミネラル、βカロテンなどの栄養素も摂取することができます。

牛丼のおすすめトッピング【調味料】

牛丼は自宅にある調味料をちょい足しするだけでも味変できます。

七味唐辛子

七味唐辛子は牛丼のトッピングでは定番ですね。甘辛いたれにピリっとする七味が良いアクセントになります。辛いだけでなく、牛丼の味に深みも出ます。味変として使う方も多いようです。

ちなみに、一般的な七味唐辛子は、一味唐辛子以外には山椒、麻の実、黒胡麻、白胡麻、陳皮(ちんぴ、ミカンの皮)、紫蘇、芥子(ケシの実)、青海苔、生姜などがブレンドされています。

ラー油

ラー油は中華料理によく使われる調味料で、ごま油などの植物油に唐辛子を加えて造られる香味油です。牛丼に辛みと香ばしさを手軽に加えることができ、辛いもの好きな方に好まれています。

近年ではフライドガーリックなどのサクサク食感が楽しめる「食べるラー油」が人気で、食べるラー油を加えることで親子丼に食感の違いも生み出すことができます。また、チェーン店では青ネギとラー油をトッピングした商品が人気なので、青ネギと一緒にトッピングするのもおすすめです。

マヨネーズ

マヨネーズはマヨネーズの酸味で牛丼にコクを加えることができ、人気のトッピングです。入れすぎるとカロリー過多になってしまうので気を付けましょう。
 
チーズの上にさらにマヨネーズをかけると癖になる味わいとなりますが、おぞましいカロリーにもなります。たまに食べる分には良いですが、高い頻度で食べてしまうと生活習慣病につながるので注意しましょう。

バター

いつもの牛丼にバターをのせるだけで、濃厚でコクのある風味に仕上がります。電子レンジで少し温めてバターを溶かしてみてください。
 
黒コショウやにんにくなどと一緒にトッピングすると、いつもの牛丼が香ばしさの際立つ、ワンランク上のテイストに変化します。

ごま油

牛丼の匂いにごま油の香ばしさが足されることで、食欲が増進されるような香り高いテイストになります。ごま油には様々な栄養素が含まれているので、牛丼に少しプラスすることで老化や生活習慣病の予防などの様々な健康効果が得られます。
 
入れすぎると香りのバランスがおかしくなってしまいます。また、牛丼は脂の多い料理でもあるため、ギトギトとしてしまうので要注意です。カロリーも高く、取りすぎは脂質の摂りすぎにもつながるので注意しましょう。

オリーブオイル

牛丼をちょっと変わったテイストに変えたい時におすすめなのがオリーブオイルです。少し入れるだけで華やかな香りとコクが加わります。チーズをのせている場合にかけてみると相性の良さが実感できます。

また、オリーブオイルには有名なオレイン酸やポリフェノールといった様々な栄養素が含まれているので、少しプラスすることで様々な健康効果が得られます。ただし、ごま油同様にカロリーが高く、取りすぎは脂質の摂りすぎにもつながるので注意しましょう。

焼き肉のたれ

野菜やフルーツなどの様々な旨味が凝縮された香ばしい焼き肉のたれも、牛丼に少し加えることでうまみたっぷりの味に変えることができます。

ただし、味の主張が強く、入れすぎてしまうと味のバランスがおかしくなってしまったり、濃くなりすぎたりしてしまうので要注意です。

ウスターソース

デミグラスソースなどの洋風の料理の味付けによく使うウスターソースは、イギリスのウスター市で生まれたソースです。原料にはトマトや玉ねぎ、ニンジンなどの野菜やリンゴなどのフルーツの搾り汁やピューレに塩、砂糖などを加え、熟成させた液体調味料です。

牛丼に加えることで、強めの辛味を中心とした酸味や甘みなどの味わいと、原料の野菜やフルーツ由来の旨味をプラスしてくれます。ただし、入れすぎると味のバランスが崩れ、しょっぱくなってしまうので注意しましょう。

オイスターソース

中華料理でおなじみのオイスターソースは、牡蠣のうまみがたっぷりと詰まった調味料です。中華料理以外ではなかなか使わず、冷蔵庫のポケットに入れっぱなしという方には消費する機会にもなります。

少し入れるだけで深いコクが出ますが、入れすぎてしまうとどこかぼんやりとした味に仕上がってしまうので、入れすぎには注意しましょう。

お酢

お酢を入れることで牛丼の味をまとめ、バランス良く整えることができます。特に甘さとの相性が良く、甘辛い牛丼の甘みの部分を引き立てる役割を果たします。

使うお酢の種類は、一般的な米酢はもちろん、黒酢でも大丈夫です。ただし、入れすぎると味のバランスがおかしくなってしまうので注意しましょう。

コチュジャン

韓国料理によく使われるコチュジャンは、唐辛子やお米やもち米などを原料とする調味料です。強い辛みがありますが、お米由来の甘みも感じられるテイストです。

コチュジャンを入れることで韓国風の辛味とコクがあるテイストに早変わりします。キャベツやキムチ、チーズといった韓国料理との相性が良いトッピングと一緒に加えるのがおすすめです。

山椒

山椒(サンショウ)は、日本原産のミカン科サンショウ属の低木になる小さな果実を乾燥させたスパイスです。さわやかな香りと痺れるような辛味を持ちます。食欲増進や胃腸の働きを活発にする効果や、抗菌・殺菌作用もあります。

日本ではメジャーなスパイスであり、古くは縄文時代から使われてたともいわれ、様々な料理に振りかけて使われています。

柚子胡椒

柚子胡椒は、唐辛子を粗刻みにし、ユズの果皮と塩を入れて磨り潰し、熟成させた調味料です。発祥は九州で、九州では一般的な調味料として多くの料理で使用されています。

柚子胡椒は牛丼をピリッとした爽やかな味わいに変えることができるトッピングとして人気を集めています。とろろを合わせることでいつもと違う和風テイストな牛丼を楽しむことができます。

蜂蜜(はちみつ)

大きなものを買うとなかなか使い道がなく、寒い時期には固まってしまいがちな蜂蜜ですが、牛丼がしょっぱく感じる場合にちょい足しすることでしょっぱさを和らげることができます。

砂糖よりも優しい甘みが特徴的で、コク深さもプラスできます。

牛丼のおすすめトッピング【変わり種】

最後に、牛丼の変わり種トッピングを紹介します。

納豆

ちょっと意外かもしれませんが、納豆の程よい粘り気が牛丼によく絡み、食べやすくもなります。納豆のたれも加えることでコクもプラスできます。
 
納豆は青ネギや卵、オクラなどとも相性が良く、牛丼に手軽に栄養とボリュームをプラスできるのもポイントです。

キャベツ

牛丼の上に千切りにしたキャベツをトッピングすると、ヘルシーで食べ応えのある牛丼になります。こちらのアレンジは食物繊維も豊富でカロリーも抑えられるため、ダイエット中の人にもおすすめです。

キャベツをトッピングする場合、牛丼はつゆだくにするのがおすすめです。つゆだくの牛丼に入れて汁をたっぷり吸ったキャベツは、キャベツの持つ甘みも相まってとても美味しいです。

大根おろし

牛丼にポン酢やめんつゆで味付けをした大根おろしをのせると、さっぱりとした味に仕上がります。夏の暑い時期や食欲がない時に、おすすめのトッピングです。

牛丼は脂身の多い牛肉を使うことが多いこともあり、少し調子が悪い時に食べると胃もたれしてしまうこともありますが、大根おろしと合わせて食べることで少し消化にもよくなります。

大根おろしと一緒にかつおぶしやオクラをトッピングすると、風味豊かな旨味と独特の食感が楽しめます。

トマト

牛丼をヘルシーに食べたい時は、トマトをトッピングするのもおすすめです。トマトの酸味が食欲増進になり、重たくなりがちな牛丼をさっぱりと食べられます。とろけるチーズも良く合うので、好みに合わせて加えてみてください。

トマトを多めにトッピングした場合で、トマトの水分がたくさん出て味が少し薄く感じる場合にはコンソメやブイヨンを少し振りかけてみるのもおすすめです。洋風なコクと旨味が加わって一風変わったテイストの牛丼が楽しめます。

ちくわぶ

もっちりとした食感のちくわぶは甘辛い味付けと良く合うので、牛丼の変わり種のトッピングとしておすすめです。ちくわぶはボリュームがあるので、牛肉の量を減らしたい場合やダイエット中の方におすすめです。

ちくわぶはパサパサとした食感が苦手な方も多いですが、つゆだくの牛丼に入れることで口の中の水分を奪われずにもちもちの食感を楽しみながら食べることができます。

海苔

刻み海苔もおすすめのトッピングです。和風な味付けの牛丼と相性はばっちりです。ただし、海苔だけというよりも他のトッピングと合わせて使うのがおすすめで、卵やキムチ、とろろなどと一緒に加えることで牛丼の風味が豊かになります。

刻むのが面倒という方は、少々見栄えは悪いですが、手でちぎっても問題ありません。

オクラ

ねばねばとしたオクラは苦手な方も多いですが、牛丼に入れることで牛丼の脂っぽい部分と上手く中和され、さっぱりとした味わいになります。消化を助ける効果もあるのが嬉しいポイント。

独特のねばねば食感で好き嫌いの分かれる食材ですが、このねばねばは食物繊維のペクチンによるもので、食物繊維以外にも様々な栄養を含んでいるので、牛丼の栄養価をアップできます。かつおぶしも一緒にトッピングするのがおすすめです。

辛子明太子

明太子の辛みやプチプチとした食感は牛丼ともよく合うので、辛子明太子がたくさんあって消費に困っている場合などにもおすすめのトッピングです。入れすぎるとしょっぱくなり、味のバランスがおかしくなってしまいます。

辛子明太子が辛く感じる場合はマヨネーズも一緒に入れると味わいがマイルドになり、コクも生まれます。ただし、カロリーがかなり上昇するので、ダイエット中の方は避けた方が良いでしょう。

高菜

ピリッとした辛味が楽しめる高菜も牛丼のトッピングにおすすめで、辛みはもちろん、独特の味わいが牛丼の良いアクセントになります。チェーン店では明太高菜マヨ牛丼も人気なので、辛子明太子やマヨネーズと一緒にトッピングするのもおすすめです。

高菜には塩分が多めに含まれているので、入れすぎに注意しましょう。

梅干し

少し変わった組み合わせに思えるかもしれませんが、梅干しをトッピングすることで牛丼にさっぱりさを加えることができます。牛丼を食べ飽きたと感じたら別々に食べることもできます。

更にすっきり牛丼を食べたい方は大葉(シソの葉)と合わせて食べるのがおすすめです。梅干しは疲労回復に効果的なクエン酸などが、大葉には食物繊維などの様々な栄養素が含まれているので、一食あたりの栄養価を上げることもできます。

アボカド

アボカドのコクがあるまろやかさも意外と牛丼に合います。キムチやチーズ、マヨネーズ、わさびといったトッピングと合わせることで様々な変わり種アレンジ牛丼を楽しむことができます。

アボカドにはたんぱく質がたっぷり含まれており、カリウムや養蚕、ビタミンEなどの栄養素も豊富で、牛丼の栄養価をグンと高めてくれます。

お吸い物の素

テレビなどで紹介されて話題なのが、牛丼にお吸い物の素をトッピングする方法です。特にマツタケの味のお吸い物の素は、牛丼が香りや旨味たっぷりになります。

使い方もただ振りかけるだけなので、いつもの牛丼に飽きた、何となく味が物足りないという場合にかけてみてはいかがでしょうか。

タルタルソース

牛丼はマヨネーズとの相性の良さでも知られていますが、マヨネーズとタマネギなどで作られているタルタルソースとの相性もバッチリです。マヨネーズよりもコク深い味わいで、タマネギやピクルスのシャキシャキとした食感も楽しめます。

タルタルソースはカロリーが高いので入れすぎには注意しましょう。

フレンチドレッシング

不思議な組み合わせだと思うかもしれませんが、フレンチドレッシングの酸味ととろみで牛丼が少し上品な味わいになります。何かと余りがちなドレッシングを消化するのにもおすすめです。

ただし、入れすぎると味のバランスが壊れてしまい、カロリー過多にもなってしまうので気を付けましょう。

牛丼の具をトッピングすることも!

牛丼が余っている場合、逆に別の料理にトッピングすることもできます。

カレーにのせる

カレーに牛丼の組み合わせはチェーン店でも見かけるようにとても相性が良く、カレーと牛丼のお互いが持つ味わいはもちろん旨味などが組み合わさって抜群の美味しさとなるのでおすすめです。

カレー+牛丼にはお互いのトッピングの代表である紅ショウガや福神漬け、ラッキョウなどのトッピングを合わせても美味しく食べることができます。

卵かけご飯にのせる

牛丼の具をただの白いご飯にのせるのではなく、卵かけご飯にのせることで卵の持つまろやかさやコクが存分に生きたどんぶり料理になります。

卵かけご飯はご飯に卵をよく溶いた状態にしておき、その上から牛丼の具をのせましょう。醤油をかけると味が濃くなりすぎてしまうので、一度牛丼をのせてから味を調整するのがおすすめです。

うどん・そばにのせる

牛丼の具をうどんやそばにのせるのもおすすめです。食べ応えがアップするのはもちろん、牛肉や玉ねぎのコクや旨味が詰まった牛丼の汁がつゆに混ざって美味しさもグンとアップします。

つゆたっぷりの牛丼の具はつけ汁にしても美味しいのでおすすめです。汁の量が少ない場合はめんつゆなどを足してみましょう。また、冷めた状態だと脂が浮いていて美味しくないので必ず温めましょう。

そうめんにのせる

夏の暑い時期に食欲が落ちたときの味方であるそうめんに牛丼の具をプラスするのもおすすめです。栄養価も美味しさもアップしたそうめんになります。

そうめんにのせる際は温玉とセットが美味しいのでおすすめです。また、そうめんにのせる場合も冷めた状態だと脂が浮いていて美味しくないので必ず温めてからのせましょう。

サラダにのせる

牛丼の具をヘルシーに食べたい方はキャベツやレタスなどを使ったサラダの上にのせるのがおすすめです。温しゃぶサラダに似た感覚で食べることができます。

価格が安定していて、切る手間もなくすぐに使うことのできるカット野菜に牛丼の具をのせればあっという間に一品完成です。味具酢く感じる場合はごまだれやフレンチドレッシングをかけてみても美味しいです。

牛丼を美味しく仕上げるコツ

お酒に漬け込む

牛肉をお酒に漬け込むと柔らかくなる

お肉のPH値(酸性・アルカリ性を表す尺度)を変えることでお肉が柔らかくなります。お肉はPH5という弱い酸性で、この数値は、繊維質が縮まっているので固くなりやすく、一番保水性が低いので水分や旨みが含まれる肉汁が流出しやすい数値です。PH値が変わることで電荷の反発が起きて筋原線維タンパク質が緩み、緩んだ部分に水分が入り込むことでお肉が柔らかくなります。
 
PH値を変えてお肉を柔らかくする方法で最も一般的なのがお酒に漬け込む方法です。お酒に漬け込むことでお肉のPH値が酸性に傾き、柔らかくなるほか、臭みも取れ、うまみ成分を閉じこめる効果もあります。
 
料理酒はもちろん、牛肉と相性の良い赤ワインもおすすめです。お酒に漬け込むときは、30分ほど冷蔵庫でお肉全体を浸しておきましょう。赤ワインの独特な渋みが苦手な方は白ワインがおすすめで、癖のないすっきりとしたテイストで料理の色も変わりません。

すりおろした生姜やにんにくを漬け込む

牛肉をすりおろし生姜やにんにくに漬け込むと柔らかくなる

生姜やにんにくを牛肉を漬け込むことで臭み消しとなりますが、臭み消し以外にも様々な効果があります。お酒と一緒に漬け込むのがおすすめです。
 
チューブの製品もあり手軽に使える生姜は、付け合わせに紅生姜が使われていることからもわかるように牛丼との相性も良く、少しさっぱりとしたテイストになります。ただし、入れすぎると風味が変わり、辛みを感じるような風味となってしまうので入れすぎに注意です。
 
すりおろしたにんにくはうまみ成分のグルタミン酸が豊富で、お肉の旨味を引き出してくれます。にんにくも入れすぎると風味が変わり、辛くなってしまうので入れすぎに注意です。

お肉を常温でならしておく

牛丼を美味しく作るには、牛肉を常温にならしておくとよい

牛丼を美味しくするためには、調理前に牛肉を常温に戻しておきましょう冷たい状態のまま焼くと火が通りにくいため、加熱時間が長くなり、固い仕上がりになってしまいます。
 
冷蔵庫から取り出して30分ほど常温でならしておけば火が通りやすくなります。

まず炒める?煮るだけ?

牛丼を煮る

牛丼の作り方は牛肉やタマネギを炒めてから煮る方法と、炒めずに煮るだけの方法があります。一度炒めると煮込む時間を短くでき、旨味も出て香ばしい仕上がりになりますが、少し固めの仕上がりとなるので、ジューシーで柔らかい牛丼が好みな方は、煮るだけにすると良いでしょう。

牛肉を煮込みすぎない

牛肉は加熱によって弾力性が増すため、煮込みすぎると固い仕上がりになってしまうので要注意です。色が変わる程度の短時間煮込むのがおすすめです。タマネギから先に煮込むことで牛肉の煮込みすぎを防止できます。
 
タマネギのシャキシャキ感を残したい方は牛肉を先に煮込み、一度取り出してタマネギを煮込み、後から牛肉を加えるのがおすすめです。

タマネギを入れるタイミング

タマネギを入れるタイミングでタマネギの食感が変わります。お肉を入れる前に煮込めばしんなりと柔らかくなり、お肉と一緒なら食感が残ります。
 
あえて最初に2/3の分量だけを使い、後から残りを入れることで食感の違いを生み出すこともできます。

下味冷凍もおすすめ!

牛肉の具材と調味料を冷凍用保存袋に入れて下味冷凍する

お肉を冷凍すると冷凍中に細胞が壊れるため、肉質が柔らかくなります。細胞が壊れるのは品質の低下であると思われがちですが、肉類などの場合は肉質が柔らかくなることに役立ちます。
 
作り置きとしても便利なのが「下味冷凍」です。作り方はジッパー付きの保存袋にいつもの牛丼の材料と調味料を入れて冷凍するだけです。具材にしっかり味を染み込ませることができ、冷凍+タマネギの酵素で牛肉が柔らかくなります。調理も冷蔵庫で解凍しておき、中身をフライパンで煮るだけです。
 
ただし、冷凍していても劣化は進んでしまうので、長くても1カ月以内に調理するようにしましょう

牛丼のレシピ

Filyのレシピはすべて小麦粉・乳製品・白砂糖不使用です。

牛丼

牛丼

牛肉と玉ねぎのうまみでご飯が進みます。甘辛のタレと牛丼がよく合います。簡単に作れますのでぜひお試しください。 牛丼のレシピはこちら

韓国風牛丼

韓国風牛丼

卵でとじたごま油風味の韓国風牛丼です。 韓国風牛丼のレシピはこちら

白だしで作る牛丼

白だしで作る牛丼

白だしで作る牛丼レシピです。白だしで簡単に風味がワンランクアップ。 白だしで作る牛丼のレシピはこちら