カリフラワーは房はもちろん、切り落とす茎(芯)や葉も食べることができます。本記事ではカリフラワーを綺麗に切り分ける方法や、茎と葉の切り方、使い方を詳しくご紹介します。
まず、周りに葉がついている場合は切り落としていきます。切り落とした葉も食べることができますので、捨てずに取っておきましょう。
次に、茎を切り落とします。房の付け根部分から切り離しますが、この時包丁を入れる位置が上すぎる(蕾に近すぎる)と蕾がバラバラになってしまうので、画像のように蕾が繋がっているギリギリのあたりで切るようにしましょう。
茎の切り方は後ほど詳しく解説します。
次に、蕾を小房に分けるため、包丁を入れていきます。
外側の小房から切り離していきます。カリフラワーを回しながら切るといいでしょう。
外側の小房をすべて切り離し中央部分の蕾が残ったら、もう一度茎を切り落とします。この時も房がバラバラにならない位置に包丁を入れましょう。
カリフラワーの中心部分を小房に分けていきます。このとき、包丁は茎の部分に軽く切れ目を入れるだけにしましょう。
切れ目を入れた部分から指で割いていきます。こうすることで先のつぼみの部分がバラバラにならずに分けることができます。外側の小房と同じような大きさになるように分けましょう。
これでカリフラワーの房が綺麗に切れます。
カリフラワーは、小房に分けてから洗うのがおすすめです。小房に分けてから洗う方が花蕾の中の汚れや虫などが落ちやすいためです。カリフラワーの残留農薬が付着している可能性もありますので、洗ってから食べる方がより安全です。
低糖質でごはんの代わりとして人気があるカリフラワーライスにする際は、みじん切りにして食べます。カリフラワーをみじん切りにする方法をご紹介します。
カリフラワーをみじん切りにするには、まずカリフラワーを小房に分けます。小房に分ける方法は上記でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
カリフラワーの花蕾(からい、つぼみの部分)は包丁の背で削ぎ落とすと簡単に細かくすることができます。茎はお好みの大きさにみじん切りにします。
おろし器を使えば、さらに細かいみじん切りが作れます。傘の部分をすりおろすようにし、茎は包丁でみじん切りにします。
さらに簡単な方法が、フードプロセッサーを使ってみじん切りにする方法です。小房に分けたカリフラワーを入れて回すだけ。茎も同時に細かくできるため、手間が省けて楽にみじん切りが作れます。粗めがお好みの方はフードプロセッサーの回しすぎには注意しましょう。
カリフラワー
1株(約600g)カリフラワーは葉と茎は取り除き、小房に分ける。
みじん切りにし、米粒状にする。
耐熱容器に入れ、ふんわりラップをかけレンジ(600W)で3〜4分加熱する。
カリフラワーと玄米で作る明太チャーハンのレシピはこちらを参考にしてください。
次に、カリフラワーの芯の切り方をご紹介します。芯は固いですが、切り方を工夫することで食べやすくなります。
茎の根元の部分は硬く食べられないので、切り落として廃棄します。
カリフラワーの茎の外側(皮)は細かく刻めば食べることができますが、茎の根元と同じように固いと食べるのが難しい場合がありますので、切り落として廃棄します。
茎の内側と外側の境目は色が若干変わっているので、その部分まで切り落とすと食べやすくなります。
茎は小房に比べると固い食感があるので、薄めにカットしましょう。
茎は様々な料理に使用することができるので、料理に合わせてお好みの大きさにカットします。例えば、きんぴらにするなら千切り、スープやカレーなどの具材として使うなら角切り、ふりかけや餃子の具材にするならみじん切りにします。
カリフラワーの葉と茎を使ったふりかけのレシピはこちらでご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
切り落とした葉も食べることができます。固さがあるので、薄くまたは細かく切るのがポイントです。
茎と同じように、みじん切りや千切り、角切りなどにし、炒めものや煮物、ふりかけ、スープなどに使用するのがおすすめです。
カリフラワーの葉と茎を使ったふりかけのレシピはこちらでご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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