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白菜を丸ごと切る方法。手で割く・剥く方法も簡単でおすすめ

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白菜を丸ごと切る方法。手で割く・剥く方法も簡単でおすすめ

白菜はとても大きな野菜です。ざく切りや細切りなどに切る時は、まず半分(1/2株)や1/4株に切るのが一般的です。ミルフィーユ鍋など料理によっては丸ごとのまま輪切りにカットしたり、葉を1枚ずつ取ってから切ることもあります。そこで今回は白菜を丸ごと切る方法を詳しく解説していきます。

白菜の切り方のポイント

白菜丸ごとはまず1/4にカットすると調理に使いやすい

丸ごとの白菜はかなり大きいです。都道府県や地域の出荷規定によっていくつかのサイズに分類されますが、大きいものでは重さが4kg近くになるものもあります。そのため、ざく切りや細切りなどに小さく切る際は、丸ごとのままでは切りづらいため、1/4株などに分けると切りやすくなります。

白菜の重さに関してはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

この記事では、丸ごとの白菜を半分や1/4にする方法を詳しく解説していきます。

芯は包丁で切り落とす

白菜のかたい芯を切り落とす

白菜を1/4にした後に、ざく切りや細切りなど料理に合わせて小さくカットしていきます。その際、根元の部分にある固い芯は包丁で切り落としましょう。芯に沿って包丁を斜めに入れて切り落とします。

ちなみに白菜の固い芯は生長点といって、葉の栄養分が生長点に向かって送られ続けます。そのため、白菜を保存する際は芯を切り取ってから保存するのが◎。芯を切り落とすのが難しければ、芯の部分に数本爪楊枝を挿して保存するとよいでしょう。

料理に合わせてカットする

白菜の切り方には、ざく切りやそぎ切り、細切り、千切り、短冊切りなど様々なカット方法があります。また、例えば細切りや千切りでも、繊維に沿って切る方法(縦切り)と繊維を断つように切る方法(横切り)があります。料理に合わせてこれらのカットを使い分けましょう。 例えば、煮込み料理では白菜が煮崩れしないよう、また味が染み込みやすいようにざく切りやそぎ切りがおすすすめです。サラダや和え物などでは、細切りや千切りなど食べやすい大きさに切ると◎。

白菜の切り方(ざく切りや細切り、千切りなど)についてはこちらの記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

白菜丸ごとを1/4に切る方法

丸ごとの白菜を1/4に切る方法は2パターンあります。まず最初にご紹介するのは、包丁で切り分ける方法です。カット断面をきれいに切り揃えることができます。

半分に切る

白菜を包丁で半分に切る

白菜(丸ごと)を縦向きに置き、包丁を使って縦半分に切ります。大きい白菜だと1回で切りきれないので、包丁を少しずつずらしながら半分に切りましょう。

さらに半分に切る

1/2株の白菜をさらに半分に切る

半分に切った白菜を縦向きに置き、包丁で縦半分に切ると1/4になります。

断面がきれいな1/4株に切り分けることができます。

白菜丸ごとを手で1/4に割く方法

次にご紹介する方法は、根元に十字に切れ目を入れて手で裂く方法です。カット断面は包丁で切る時のようにきれいに揃うことはありませんが、葉が芯と繋がった状態で切れるため葉がポロポロと落ちにくいです。手で裂く際に力を入れる必要がありますので、注意しながら行いましょう。

白菜の根元に十字に切り込みを入れる

白菜の根元に十字に切り込みを入れる

白菜の根元に、包丁を使って十字に切り込みを入れます。深めに切れ目を入れることで裂きやすくなります。

切れ目に親指を入れて半分に裂く

白菜を手で裂く

切れ目の部分に両手の親指を入れて白菜を半分に裂きます。裂きにくい場合は指全体を使って力強く引っ張ると裂けます。特に根元から芯の部分に向かって裂きにくいです。葉の部分になるとそこまで力を入れなくても2つに分かれます。

さらに半分に裂く

白菜を手で裂いて1/4株にする

白菜を半分に割いたら、再度切れ目に指を入れて引き裂き1/4にします。

白菜丸ごとの葉を1枚ずつ剥く方法

芯の根元に切り込みを入れ1枚の葉を取る

白菜を1/4株などにせず、丸ごとのまま葉を1枚ずつ裂いて調理することもあります。

丸ごとの白菜のまま葉1枚を剥がすには、白菜の芯の根元に包丁で切り込みを入れます。その後、葉先から根元に向かって手で剥がし、切り込みの部分でポキっと折って1枚にします。

白菜丸ごとを輪切りにする方法

白菜を丸ごとのまま輪切りにする

ミルフィーユ鍋などを作る際は、白菜を丸ごとのまま輪切りにする方法も。

輪切りの切り方はとても簡単です。白菜を丸ごとのまま横向きに置き、包丁を使ってお好みの幅でカットするだけです。

丸ごとのまま輪切りにする場合は、カットしてから水洗いして汚れや農薬などを落としましょう。