冷やし中華は大人はもちろん、子供からも人気がある料理です。暑い夏でもさっぱりと食べることができますよね。今回は、子供が食べる冷やし中華にのせるのにおすすめの具材をご紹介します。冷やし中華のタレのアレンジ方法もあわせてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
冷やし中華に用いる麺は冷やし中華専用の麺です。見た目はラーメンなどの中華麺と似ていますが、これらの麺には違いがあります。
冷やし中華の麺は中華麺よりも細く、また使用する卵の量が多いといわれています。ツルッとした食感と黄色い見た目が特徴的です。
冷やし中華の麺がない場合は、中華麺や焼きそば麺、ちゃんぽん麺、パスタ麺などでも作ることが可能です。
冷やし中華の乗せる具材は基本的に千切り(細切り)にして乗せます。定番具材の一つであるトマトは、半月切りでOKです。切り方を揃えることで、見た目がよく仕上がり、麺やタレとよく絡んで食べやすくなります。
見た目に変化がほしい場合は、具材をすべて1cm角などサイコロ状に切るのもおすすめです。
冷やし中華のタレ(スープ)としてよく用いられる味には醤油とごまだれの2種類があります。どちらも人気のあるタレですが、醤油をベースにしたたれが一般的によく使われます。
たれは麺とセットで販売されていることが多いですが、自宅でも簡単に作ることができます。
醤油ベースのタレは酢、醤油、砂糖、ごま油、塩などの調味料を合わせて作ります。お好みですりおろした生姜やだしなどを入れても美味しく作れます。ごまだれは白練りごま、醤油、砂糖、酢などの調味料を混ぜて作ります。すりごまやいりごまを加えればごまの風味がよりアップします。
定番のタレ以外で子供が喜ぶタレのアレンジ方法は、この記事の最後にご紹介していますのでぜひご覧ください。
冷やし中華の盛り付けを子供に手伝ってもらうのはいかがでしょうか。具材を切ってのせるだけの状態にしておけば、各自食べたい具材を食べたい量だけ盛り付けることができます。盛り付け方に個性が出るので、見てるだけで親御さんは楽しむことができますよ。
冷やし中華を子供と食べる際は、ぜひお子様と一緒に盛り付けに取り組んでみてください。きっとお子様も喜んでくれること間違いなしです!
まずはじめに、冷やし中華にのせる定番具材をご紹介します。冷やし中華の定番具材は、子供も好きな場合が多いのではないでしょうか。苦手な食材がある場合は、この後ご紹介する定番以外の具材をのせることも可能です。
冷やし中華の定番の野菜具材の一つがトマトです。ハウス栽培により通年手に入れることができるようになりましたが、トマトの旬は春から夏にかけてです。トマトの酸味と甘みが冷たい麺とタレとからみ、爽やかな味わいが広がります。
一般には中玉もしくは大玉トマトを食べやすい大きさ(半月切りやさいの目切りなど)に切って麺の上にのせます。子供が食べる場合は、ミニトマトをのせるのもおすすめです。通常のトマトよりもサイズが小さいので食べやすいためです。ミニトマトをそのまま、または半分に切ってのせて食べましょう。
冷やし中華の定番具材といえばきゅうりを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。シャキシャキとした食感と爽やかな味わいが冷やし中華にぴったりです。きゅうりには95%以上もの水分が含まれているので、お子様でも気軽に水分補給をすることができます。
冷やし中華の具材には、千切りにしたきゅうりを使うことが多いです。スライサーで薄く輪切りやリボン状にしたり、スティック状に切ったりするのも◎。
冷やし中華の定番具材の中で特に人気な具材の一つがハムです。子供から大人まで幅広い年齢層から人気があります。ピンク色の見た目が加わることで、彩り豊かな冷やし中華を作ることができます。
ハムもきゅうりと同じように細く切って盛り付けることが多いです。ハムをくるくると巻いてバラ状にしたり、リボンの形などにすると子供が喜んでくれるかもしれません。
蟹に似た風味や形に仕上げた魚肉の練り製品であるカニカマも、冷やし中華の定番具材の一つです。比較的安価な価格で購入することができ、子供でも美味しく食べられる食材です。赤と白の色みで、冷やし中華を華やかにしてくれます。
カニカマをのせる際は細くなるように手で裂いてからのせると、ごまだれとよく絡んで美味しく食べることができます。
冷やし中華に蒸した鶏肉を乗せて食べるのも美味しいですよね。鶏肉には様々な部位がありますが、比較的多く使用される部位に鶏むねやささみがあります。これらの部位は他の部位よりもあっさりとした味わいが特徴で、さっぱりとしたごまだれとの相性もバツグンです。
鶏肉を蒸したり電子レンジで加熱して火を通します。手で細かく裂いてのせることで、子供でも食べやすくなります。
冷やし中華には卵をのせるのも定番ですよね。子供からも人気が高い食材です。
冷やし中華にのせる卵は錦糸卵にすることがほとんどです。ゆで卵を作って半分に割って盛り付けるのも◎。子供が食べる冷やし中華なら、うずらの卵をゆで卵にしてのせるのもいいかもしれません。
次に、定番ではないですが冷やし中華にのせると子供が喜ぶ具材をご紹介します。
つぶつぶとした食感とやさしい甘みがあるコーン(とうもろこし)は子供からも人気が高い野菜です。黄色の彩りが加わることで、見た目が豪華な冷やし中華を作ることができます。
コーン缶を使えば茹でたりカットしたりする手間が省けるのでおすすめです。水けはしっかり切りましょう。コーンと相性のよい具材にはツナ(シーチキン)やレタス、大葉などがあります。
子供が食べる冷やし中華に、ツナ(シーチキン)をのせるのもおすすめです。しっかりと味が付いているので、子供でも箸が進みやすいです。
ツナをのせる際は、しっかりと油を切ってからのせることで、さっぱりと食べることができます。マヨネーズと和えてからのせるのも◎。上述したコーンとの相性もバツグンです。
シャキシャキとしたみずみずしい食感が美味しいレタスを冷やし中華にのせても美味しいですよ。レタスを乗せることでボリューム感がアップし、サラダ風の食べごたえのある一品に仕上がります。
レタスを水でしっかり洗い、水けをキッチンペーパーで拭き取って他の具材と合わせて細くカットします。食べやすい大きさに手でちぎるのも◎。
もやしも冷やし中華にのせる人気具材の一つです。安価で購入することができるため、ボリュームを出したい時などにおすすめです。あまりクセを感じない野菜なので、子供でも美味しく食べることが可能です。
もやしはひげ根を取り、熱湯でさっとゆがいておきましょう。水分を絞ったら麺の上に盛り付けます。醤油や砂糖、ごまなどの調味料と和えてナムルにしてから麺の上に乗せるのもおすすめです。
子供が食べる冷やし中華におすすめの具材に人参があります。人参にはβ−カロテン(ビタミンA)やカリウム、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。
子供が食べやすくするには、人参を千切りにしたり、型抜きをするのがおすすめです。人参は生で食べることができる野菜ですが、加熱する方が子供にとっては食べやすくなります。
夏野菜であるズッキーニを冷やし中華にのせるのもおすすめです。きゅうりのような独特な臭みがないため、きゅうりが苦手なお子様でも食べやすい食材です。
ズッキーニは生でも食べることができる野菜なので、そのまま千切りにしてのせて食べます。食感が気になる場合は熱湯でさっと茹でてもOKです。
夏の代表野菜の一つであるナスも、冷やし中華にのせて食べたら美味しいですよ。
ナスを冷やし中華の具材として使用する場合は、予め加熱して火を通しておきます。ヘタを取って食べやすい大きさにカットし、鍋で茹でるか電子レンジで加熱をします。揚げたナスをのせても◎。
彩り鮮やかなパプリカを冷やし中華のトッピングにするのもおすすめです。赤や黄色、オレンジの見た目が夏にぴったりです。可愛い見た目は子供にも喜ばれるでしょう。
パプリカはきゅうりなどの具材と合わせて千切りにしたり、1cm角に切るのがおすすめです。予めピクルスにしておいたものを乗せても美味しくいただけます。
シャキっとした食感が美味しいアスパラも、子供が喜んで食べてくれる冷やし中華の具材の一つです。春から初夏にかけて旬を迎えるアスパラの味わいをぜひお楽しみください。
アスパラは予め塩茹でし火を通しておきます。アスパラの根元やはかまはかたく、子供が食べづらいことがあるので、下処理を行いましょう。アスパラの下ごしらえの方法はこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
万能野菜である玉ねぎを冷やし中華の具材にするのもおすすめです。さっぱりとした冷やし中華に仕上がります。彩りがよい紫玉ねぎを加えるのも◎。
玉ねぎは生でも食べることができますが、生のままだと子供にとっては辛みが強いことがあります。薄切りにスライスした玉ねぎを水にさらしたり、空気にさらすことで辛みが抑えられ食べやすくなります。生玉ねぎの辛みを抑える方法はこちらの記事でご確認いただけます。
こちらも意外な組み合わせかもしれませんが、冷やし中華にブロッコリーをのせて食べるのもおすすめです。食べごたえがあるブロッコリーをのせることで、満足度がアップします。鮮やかな緑色が加わって見た目も◎。
ブロッコリーは予め加熱調理して火を通しておきましょう。小房に分けて盛り付けるだけでOKです。フードプロセッサーでナッツやオリーブオイル、塩と一緒にペースト状にし、麺と和えればジェノベーゼ風の冷やし中華になります。
コリコリとした食感が特徴的なきくらげも、冷やし中華に用いる具材としておすすめですよ。歯ごたえがある食材なので、満足度が一気にアップします。
生きくらげは石づきを切り落とし、水洗いしてたっぷりの湯でさっと茹でます。水けをキッチンペーパーで拭き取り、千切りにして麺の上に乗せます。
子供が食べる冷やし中華にわかめを乗せるのもおすすめです。子供でも食べやすい海藻で、ミネラルなどの栄養素を効率良く摂取することができます。
乾燥わかめの場合は水につけて戻し、水けを切ってからのせましょう。もちろん生わかめでもOKです。わかめが大きい場合は包丁で小さく切ってから盛り付ければ食べやすくなります。
プリプリとした食感がクセになるえびも、子供から人気な食材です。
えびは予め茹でて殻を剥いておきましょう。冷凍えびを使用するのもおすすめです。えびと一緒にアボカドをトッピングするのも◎。
ほたてを冷やし中華の具材として盛り付けても子供は喜んでくれるでしょう。ほたての旨味が口いっぱいに広がり、普段とは一味違う冷やし中華を楽しむことができます。
使うホタテは缶詰に入った貝柱や冷凍ホタテ、おつまみとして売られている味付けされたものなどどんなタイプでも大丈夫です。食べやすい大きさにカットして盛り付けましょう。なまものの摂取をひかえているお子様は、茹でたほたてをのせるのが◎。
いかは、えびやほたてよりもしっかりとした歯ごたえがある食材です。他の魚介類と比較して比較的安い値段で購入することができます。
冷やし中華に使うのにおすすめなのは、刺身用のイカです。捌いたりする手間もかからず簡単に使うことができます。なまものをのせたくない場合は、茹でたりして火を通しましょう。
冷やし中華定番具材で鶏肉をご紹介しましたが、蒸した豚肉を子供が食べる冷やし中華にのせるのもおすすめです。
豚肉も鶏肉と同様に蒸したり電子レンジで加熱して火を通してからトッピングします。薄切り肉を使用するのがおすすめです。
ハムや鶏肉などの代用品としておすすめなのが油揚げです。食べごたえがあって、お肉や卵がなくても満足度が高くなります。
油揚げをトッピングに使う場合は、予め下味をつけておくのがおすすめです。細く切って冷やし中華の上に盛り付けます。
子供が食べる冷やし中華にちくわをのせるのもおすすめです。こちらも比較的安価で手に入れることができる食材で、気軽に取り入れることができます。
薄く輪切りや斜め切りにしてのせましょう。ちくわには元々しっかりと味が付いているので、予め下味を付ける必要はありません。
冒頭で、冷やし中華の定番のタレについてご紹介しました。ここでは、子供が喜んで食べてくれる冷やし中華のタレのアレンジ方法をご紹介していきます。普通の冷やし中華に飽きた際などにぜひ試してみてください。
定番のタレであるごまだれに豆乳を加えると、クリーミーな味わいになって美味しいですよ。まろやかな味わいになるので、お子様でも食べやすいです。
冷やし中華に付属の醤油ダレもしくはごまだれをベースにし、豆乳や練りごま、すりごまなどを加えて混ぜるだけで簡単につくれます。豆乳は無調整豆乳を使う方がおすすめです(甘くなりすぎないため)。
さっぱりとした味わいに仕上げたい場合は、マヨネーズを加えたタレもおすすめですよ。
付属のごまだれにマヨネーズを混ぜても美味しいですし、タレとは別にマヨネーズをかけて食べるのもおすすめです。ツナとマヨネーズを和えてからのせて食べるのも◎。
あっさりとした味わいの冷やし中華を食べたいときにはトマトをベースにしたタレもおすすめですよ。
付属の醤油ダレにフードプロセッサーなどにかけたトマトを加えるだけでOKです。付属の醤油ダレがない場合は、めんつゆとトマトを混ぜて作ります。その他ごま油や酢、砂糖などを加えるとより風味豊かなトマトダレができます。
レモンの酸味を加えたタレも美味しいですよ。
付属の醤油ダレにレモン汁を加えるだけでもOKです。その他ごま油や酢、ごま(すりごま、いりごま、練りごまなどお好みのもの)を加えるとより美味しいタレを作ることができます。
大根おろしを加えて食べるのもおすすめです。大根にはアミラーゼやプロテアーゼなどの消化酵素が豊富に含まれているので、冷やし中華と一緒に食べることで食べ物の消化をサポートしてくれることが期待できます。
付属の醤油だれにおろした大根を合わせるだけで簡単に作れます。または、酢、醤油、砂糖、ごま油などの調味料を混ぜてそこに大根おろしを加えれば、手作りの大根おろしダレを作ることができます。
ちょっと大人の風味を味わいたいお子様には、バジルを加えたタレがおすすめです。
付属の醤油ダレに乾燥バジルとオリーブオイルを加えて混ぜるだけでOK。イタリアン風味の味わいを楽しむことができます。定番具材であるトマトとの相性もバツグンです。
いつもと一味違う冷やし中華を食べたい時には、エスニック風のタレをかけてたべるのもおすすめです。
付属の醤油ダレにナンプラーやおろしにんにく、スイートチリソースなどの調味料を適量混ぜて作ります。トッピングにパクチーをのせればよりエスニックの味わいを楽しむことができます。
Most Popular
中が茶色いじゃがいもは食べられる?空洞や輪になってる場合は?
食品事典
大根は中身が茶色に変色しても食べられる?原因と対処法を解説
食品事典
麻婆豆腐が辛い時に甘くする方法。おすすめの調味料や食品は?
食品事典
ハンバーグが固くなる原因と柔らかく作るコツを徹底解説
食品事典
スカスカなかぶは食べてOK?スが入る原因は?
食品事典
トマト缶は一缶でトマト何個分?サイズ別に解説
食品事典
冬におすすめの天ぷら具材36品。冬野菜や冬が旬の魚介類を紹介
食品事典
舞茸の茹で時間は何分?正しい茹で方&下処理を解説
食品事典
里芋は生で食べられる?生食のメリットと注意点を解説。
食品事典
エリンギが水っぽい...食べられる?濡れてる原因と対処法は?
食品事典