冷やし中華にはトマトやきゅうり、ハム、卵などの具材を乗せるのが基本ですが、具なしでも美味しく食べることはできるのでしょうか。また、定番具材がない場合は他の食材で代用することができるのでしょうか。今回は定番具材がない時におすすめの代用食材などを詳しくご紹介します。
冷やし中華にはきゅうりやトマト、ハムなどの具材をのせて食べるのが基本の食べ方ですが、具材ののせない状態で食べるのが美味しいと感じる方も多いようです。具なしの方が麺の食感をしっかりと味わうことができ、またタレが薄くなることなく濃厚な味わいを楽しむことができるためです。
また、定番の具材が無くても、代わりになる具材をのせることで美味しく食べることができます。
まずはじめに、冷やし中華の定番具材であるきゅうりがない時の代用食材をご紹介しています。食感や見た目が似ている野菜をピックアップしてみましたので、ぜひ参考にしてください。
きゅうりの代用食材と聞いてズッキーニを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。きゅうりとズッキーニは見た目がよく似ている野菜です。きゅうりのような独特な臭みがないため、きゅうりが苦手な方でも食べやすい食材です。ただしきゅうりのようなみずみずしい食感はないため、食感が似た代用食材を求めている場合は他の野菜をのせることをおすすめします。
ズッキーニは生でも食べることができる野菜なので、そのまま千切りにしてのせて食べます。食感が気になる場合は熱湯でさっと茹でてもOKです。
シャキシャキとしたみずみずしい食感が美味しいレタスを冷やし中華にのせても美味しいですよ。レタスを乗せることでボリューム感がアップし、サラダ風の食べごたえのある一品に仕上がります。
レタスを水でしっかり洗い、水けをキッチンペーパーで拭き取って他の具材と合わせて細くカットします。食べやすい大きさに手でちぎるのも◎。
きゅうりの代用食材として水菜を使用するのはいかがでしょうか。シャキシャキとした食感は満足度が高く、ボリュームたっぷりの冷やし中華が出来上がります。
水菜をしっかりと水洗いし、キッチンペーパーで水けを拭き取ります。根元を切り落として、食べやすい大きさにカットして盛り付けましょう。蒸した鶏肉や豚肉と合わせて食べるのもおすすめです。
きゅうりの代用食材としてキャベツを添えるのもいいですよ。シャキシャキとした食感で満足度がアップします。ビタミンCや食物繊維などの栄養価も高いので◎。
キャベツを冷やし中華にのせる際は、他の具材と同じように千切りにします。生でも食べられる野菜ですが、予めさっと茹でておくことでキャベツ特有の臭みを軽減することができます。
もやしも冷やし中華にのせる人気具材の一つです。安価で購入することができるため、ボリュームを出したい時などにおすすめです。
もやしはひげ根を取り、熱湯でさっとゆがいておきましょう。水分を絞ったら麺の上に盛り付けます。醤油や砂糖、ごまなどの調味料と和えてナムルにしてから麺の上に乗せるのもおすすめです。
ピリッとした辛みがあり、サラダや料理の付け合せによく用いられるかいわれ大根を冷やし中華に乗せるのもおすすめです。見た目が可愛らしいので、盛り付けるだけでおしゃれな冷やし中華に早変わりします。
かいわれ大根を根元が付いた状態で洗い根元を切り落とします。キッチンペーパーで水けを拭き取って麺の上に盛り付けます。少し辛みがある食材なので、お子様用の冷やし中華にのせるかどうかは味を確認してから決めるとよいでしょう。
夏の代表野菜の一つであるナスも、冷やし中華にのせて食べたら美味しいですよ。
ナスを冷やし中華の具材として使用する場合は、予め加熱して火を通しておきます。ヘタを取って食べやすい大きさにカットし、鍋で茹でるか電子レンジで加熱をします。揚げたナスをのせても◎。
意外かもしれませんが、きゅうりの代用食材として小松菜を使うことも可能です。緑色の見た目がきゅうりと似ており、彩り豊かに仕上げることができます。
小松菜は予め加熱し火を通しておくのがおすすめです。ほうれん草よりもアクが少ないため下茹では必須ではありませんが、アク抜きをする方が子供でも食べやすくなります。小松菜のアク抜きの方法はこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
きゅうりの代用食材としてほうれん草を使用するのはいかがでしょうか。ほうれん草もきゅうりと同様に鮮やかな緑色をしているので、きゅうりの代わりにのせることでカラフルな見た目に仕上げることができます。
ほうれん草は予めさっと茹で水けを絞り、食べやすい大きさにカットしておきます。しっかりと水けを絞るのがポイントです。
次に、冷やし中華の定番具材である卵がない場合の代用食材をご紹介します。食感や見た目が似ている食感をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
卵の代用品としておすすめなのが油揚げです。食べごたえがあるので、卵がなくても満足度が高くなります。
油揚げをトッピングに使う場合は、予め下味をつけておくのがおすすめです。細く切って冷やし中華の上に盛り付けます。
卵の代用食材として豆腐を用いるのもおすすめです。豆腐も油揚げと同様に大豆製品の一つですが、冷やし中華のトッピングにすることで食べごたえがある一品に仕上がります。
豆腐を水切りし、食べやすい大きさにカットして盛り付けましょう。木綿豆腐でも絹豆腐でもOKです。絹豆腐の方が喉越しがツルンとしていて美味しいですよ。見た目を卵に近づけたい場合は、水切りして乾煎りした豆腐にターメリックパウダーを混ぜると、スクランブルエッグのような見た目になりますよ。
卵と同じ黄色の食材の一つにコーンがあります。つぶつぶとした食感とやさしい甘みがあるコーン(とうもろこし)は大人はもちろん子供からも人気が高い野菜です。黄色の彩りが加わることで、見た目が豪華な冷やし中華を作ることができます。
コーン缶を使えば茹でたりカットしたりする手間が省けるのでおすすめです。水けはしっかり切りましょう。コーンと相性のよい具材にはツナ(シーチキン)やレタス、大葉などがあります。
最後にご紹介するのは、冷やし中華の定番具材の一つであるハムがない時におすすめの代用食材です。見た目や味わい、食感などが似ている食材を選んでみました。
蟹に似た風味や形に仕上げた魚肉の練り製品であるカニカマも、冷やし中華の定番具材の一つとして知られています。ハムがなくても、カニカマを加えるだけで満足度が上がります。比較的安価な価格で購入することができ、子供でも美味しく食べられる食材です。赤と白の色みで、冷やし中華を華やかにしてくれます。
カニカマをのせる際は細くなるように手で裂いてからのせると、ごまだれとよく絡んで美味しく食べることができます。
ハムがない場合の代用食材として鶏肉を加えるのもおすすめです。鶏肉には様々な部位がありますが、比較的多く使用される部位に鶏むねやささみがあります。これらの部位は他の部位よりもあっさりとした味わいが特徴的です。
市販のサラダチキンを裂いてのせるだけでもOK。鶏肉を蒸したり電子レンジで加熱して火を通します。手で細かく裂いてのせることで、タレとよく絡みます。
蒸した豚肉をのせるのもおすすめです。蒸すことで豚肉の臭みが和らぐので、冷やし中華のトッピングにしてもさっぱりと食べることができます。
豚肉も鶏肉と同様に蒸したり電子レンジで加熱して火を通してからトッピングします。薄切り肉を使用するのがおすすめです。味付けチャーシューを乗せても美味しいですよ。
ハムの代わりにツナ(シーチキン)をのせるのもおすすめです。ハムと同じように、ツナ自体にしっかりと味が付いているので簡単に塩けをプラスすることができます。
ツナをのせる際は、しっかりと油を切ってからのせることで、さっぱりと食べることができます。マヨネーズと和えてからのせるのも◎。上述したコーンとの相性もバツグンです。
ハムの代用食材として、冷やし中華にちくわをのせるのもおすすめです。こちらも比較的安価で手に入れることができる食材で、気軽に取り入れることができます。
薄く輪切りや斜め切りにしてのせましょう。ちくわには元々しっかりと味が付いているので、予め下味を付ける必要はありません。
ハムと見た目が似ている食材に魚肉ソーセージがあります。ハムがない時に魚肉ソーセージをのせることで彩り豊かな冷やし中華を作ることが可能です。
魚肉ソーセージを細切り(千切り)にしてのせれば、見た目がハムとまるで同じになります。
ハムがない時の代用食材としてさつま揚げを用いることも可能です。魚のすり身を成形し油で揚げて作るさつま揚げは、食べごたえがある食品です。
さつま揚げを薄くカットしのせます。生でも食べることができる食材ですが、軽く炙ると風味が増してさらに美味しく食べることが可能です。
ハムの代用食材と聞いてベーコンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ハムとはまた違う味わいがあるベーコンを冷やし中華のトッピングにしても美味しく食べることができますよ。
ベーコンを食べやすい大きさにカットしフライパンで炒めます。カリカリになるまで炒めたベーコンもまた美味。
肉の加工食品としてウインナーも人気な食材ですよね。冷やし中華とウインナーの組み合わせは意外かもしれませんが、美味しい一品に仕上がります。
ウインナーを薄切りにするか、もしくは丸ごと1本のまま炒めてからのせます。粗熱を取ってからのせる方が、冷たい麺を楽しむことができます。
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