1. Fily
  2. Food
  3. Encyclopedia
  4. グルテンフリーのプロテインおすすめランキング7選

グルテンフリーのプロテインおすすめランキング7選

公開日

更新日

グルテンフリーのプロテインおすすめランキング7選

健康志向が高まる今、プロテインの選び方も多様化しています。特にグルテンフリーを求める人々には、グルテンを含まない安全で効果的なプロテインが求められていますが、どれを購入したら良いかわからないという方も多いのではないでしょう。 グルテンフリーとは、グルテンの摂取を避ける食生活のことです。近年健康志向の高い人々から特に注目されています。グルテンフリープロテインは、グルテンに敏感な方やアレルギーを持つ方にとって、体に優しく、安心して利用できる選択肢です。 そこで今回は、グルテンフリーでありながら高品質で味も満足できるプロテイン商品をご紹介します。自分の健康をサポートするために、ぜひ参考にしてください。

グルテンフリーとは

グルテンフリーとは、グルテンを含む食材を避ける食生活のことをいいます。

グルテンとは、弾力に富むが伸びにくいグルテニンと弾力は弱いが伸びやすいグリアジンの2種類のたんぱく質が、水分によって結びついたものです。例えば、パンなどのふわふわやモチモチとした食感はこのグルテンによってもたらされます。

グルテンは食品に食感や美味しさをプラスする成分ですが、人によっては健康上の問題を引き起こすことがあります。特に、セリアック病(グルテンに対する自己免疫反応)を持つ人にとってグルテンの摂取健康上のリスクを伴います。セリアック病とは、小麦、大麦、ライ麦に含まれるグルテンに対して免疫系が異常に反応する自己免疫疾患です。セリアック病の患者がグルテンを摂取すると、免疫システムが小腸の内壁を攻撃し、腸絨毛(小腸の壁にある栄養素を吸収するための小さな突起)が損傷を受けます。

グルテンフリーは、もともとセリアック病患者の食事療法として生まれました。しかし、近年では健康志向の高まりにより、セリアック病患者の方以外にもグルテンフリーの食事を選ぶ人々が増えています。例えば、ノバク・ジョコビッチ選手や大谷翔平選手などもグルテンフリーの食生活を送っていることで有名です。

グルテンフリーに期待できる効果

グルテンフリーの効果は下記の3つです。

  • 腸内環境の改善

  • ダイエット

  • 疲労感の軽減

以下詳しく解説していきます。

腸内環境の改善

セリアック病とは異なり、自己免疫反応を伴わないまでも、グルテンに敏感な人は消化不良や腹痛、腸内ガスなどの症状が出ることがあります。特にグルテン過敏症の方がグルテンを摂取すると腸内で炎症が起きることがあり、この炎症が腸内環境を悪化させる原因となります。

特に大きな症状が見られず自覚症状がない方も多いです。しかし、実際にグルテンフリーの食事を取り入れると腸内の炎症を抑えることができるため、腸内環境が改善する効果が期待できます。腸内の炎症が抑えられることで、下痢や便秘、アトピーなどが改善したと感じる方が多いです。

また、頭痛がなくなり体調が良くなったと感じる方も多くいらっしゃいます。さらに、腸内環境が整うことで肌トラブル改善の効果も期待できます。

疲労感の軽減

セリアック病では、グルテンが小腸の絨毛を破壊し、栄養素の吸収が大幅に阻害されます。これにより、体が必要とするビタミンやミネラル、特に鉄分やビタミンB12の不足が起こり、これが慢性的な疲労感を引き起こしていると考えられています。

また、セリアック病ではなくても消化に時間がかかるグルテンを摂取することで、腸内環境が乱れてしまいエネルギーを消費することが疲労感に繋がります。

グルテンフリー食を取り入れると、腸内の絨毛が修復され栄養吸収が正常化します。これにより、鉄分やビタミンB12の吸収が改善され、体全体のエネルギー生成能力が向上。その結果、疲労感が軽減されエネルギーレベルが向上するといわれています。

ダイエットに効果的

グルテンを多く含む食品は、食べることで一時的に満足感や快楽感をもたらし、タバコに含まれるニコチンやコーヒーなどに含まれるカフェインと同様に神経を刺激します。そのため、過剰摂取することでさらに食欲をかき立て、過食につながりやすくなるので注意が必要です。

グルテンフリーの食生活は、依存性のあるグルテンを控えることで、食欲を抑えられることも大きな効果といえます。

また、グルテンフリー食は血糖値の急上昇を抑える効果も期待できます。血糖値が急上昇すると、インスリンが大量に分泌され、余分な糖が脂肪として蓄えられやすくなります。また、血糖値も急上昇は急降下にも繋がるため腹持ちも悪くなりますが、グルテンを含む食材の代わりに低GI値の食材を選ぶことで血糖値の上昇が抑えられ、腹持ちが良くなるのでダイエットにぴったりです。

GI値とは、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食後の血糖値の上昇度を表す値です。食品の炭水化物を50g摂取した際の血糖値の上昇度合いを、ブドウ糖(グルコース)を100とした場合の相対値で表します。55以下を低GI、56〜69を中GI、70以上を高GIと分類し、GI値が高ければ高いほど血糖値が急上昇します。急激な血糖値の上昇は血糖値の急降下に繋がり空腹を感じやすくなるだけではなく、体に負担をかけるため緩やかな上昇が理想的です。

効果がでるのはいつ?

グルテンフリーの食事を始めた場合、その効果が現れる時期は個人の体質や健康状態によって異なりますが、一般的には1週間〜2週間で効果が現れるといわれています。

セリアック病やグルテンに敏感な人は、グルテンフリー食を始めてから数日以内に、消化器症状(腹痛、下痢、ガス、膨満感など)が改善し始めることが多いです。

セリアック病やグルテンに敏感ではない方にとっては変化を感じにくい場合もありますが、徐々に変化が出てくることも多いので、根気よく続けることが大切です。

グルテンを含む食材

グルテンを含む主な食材は下記の4つです。

  • 小麦

  • 大麦

  • ライ麦

  • 食品添加物

詳しく解説します。

小麦

グルテンを含む食品の中で最も一般的なのは、小麦です。小麦には豊富なグルテンが含まれており、さまざまな食品に利用されています。

小麦のたんぱく質にはグルテニンとグルアジンが含まれているため、水分を加えるとグルテンが形成されます。小麦を原料に作られる小麦粉のグルテンの含有量は小麦の品種によって異なります。

薄力粉のグルテンの含有量は6.5~8%(原料小麦によって違いがあります)で小麦粉の中で最も少なく、強力粉のグルテン含有量は11.5~13.5%と最も多いです。中力粉のグルテン含有量は8~9%で薄力粉と強力粉の中間です。

そのため、小麦粉を使って作られるパンや麺、焼き菓子などにはグルテンが多く含まれています。

大麦

大麦は、イネ科の植物で、穀物として利用されることが多いです。古代から栽培されてきた作物で、現在でも多くの地域で食用や飼料用に生産されています。

大麦の主成分である「ビルゴ(hordein)」というタンパク質は、グルテンに似た性質を持っており、小麦のグルテンと同様のアレルゲンとして働くことがあります。そのため、グルテンフリーの食生活を送る場合は大麦を含む食品も避ける人が多いです。

大麦を原材料に使った食品には、ライ麦パンやビール、麦茶などがあります。

ライ麦

ライ麦もイネ科の穀物で、小麦や大麦と同じく、主に食用や飼料用として利用されます。ライ麦は寒冷地に強く、比較的厳しい気候条件でも育つため、特に北ヨーロッパや北アメリカで広く栽培されています。

ライ麦のグルテンは「セカレイン(secalin)」と呼ばれるタンパク質で、小麦のグルテンと同様に、パン生地を膨らませる役割を果たします。ライ麦に含まれるグルテンも、セリアック病やグルテン過敏症の人にとっては問題となる可能性があるため、グルテンフリーの食生活を送る場合は避けるべきです。

食品添加物

食品添加物である「増粘剤」や「安定剤」は、原料に小麦を使用していることが多いため、グルテンフリーの食生活を来る場合には注意が必要です。

気になる場合は、商品の裏面に記載されている食品添加物をチェクするようにしましょう。

おすすめグルテンフリープロテイン

グルテンフリーのおすすめプロテインを紹介します。

【INNOCECT】ピープロテイン

【INNOCECT】ピープロテイン

INNOCECTの「ピープロテイン」は、厳選されたえんどう豆から抽出された高品質なプロテインパウダーです。

こちらの製品は添加物を一切使用せず、純粋なえんどう豆タンパク質のみを原料としています。1回の摂取量として推奨されるのは約20gで、お好みの飲料に簡単に溶かしてお楽しみください。

このピープロテインは、グルテンフリーでアレルゲンフリーなため、アレルギーや食事制限がある方にも最適です。また、香料や着色料、乳製品、人工甘味料も含まれておらず、自然な風味が特徴です。さらに、1食あたりわずか79.5kcalという低カロリー設計で、ダイエット中の朝食や間食の代替として理想的です。

本商品は、体作りに不可欠な必須アミノ酸のBCAA(分枝鎖アミノ酸)、健康維持に役立つ鉄分、パフォーマンス向上をサポートするアルギニンを豊富に含んでいます。これにより、筋力向上やエネルギー増加を促進し、体調管理やボディメイクに貢献。さまざまなライフスタイルやフィットネス目標に対応できるプロテインパウダーとなっています。

【ヘンプTOKYO】有機オーガニックヘンププロテイン

【ヘンプTOKYO】有機オーガニックヘンププロテイン

ヘンプTOKYOの「有機オーガニックヘンププロテイン」は、体に優しい植物由来のプロテインを求める方に最適な選択肢です。

この商品は、麻の実から抽出したヘンププロテインを使用しており、アミノ酸、鉄分、マグネシウム、亜鉛などの必須ミネラルを豊富に含んでいます。植物性プロテインの特徴として、緩やかな吸収と優れた満腹感が挙げられ、体に負担をかけずに健康をサポートします。

ヘンプTOKYOのプロテインは、単なるヘンプシードだけでなく、アガベシュガーやカカオ、キヌア、チアシード、サチャインチ、ルクマ、バナナ、マカといった8種類のスーパーフードを組み合わせています。このブレンドにより、動物性プロテインに匹敵する栄養バランスが実現され、ポリフェノールや必須脂肪酸、食物繊維などの重要な栄養素がしっかりと摂取できます。

本商品は、保存料、香料、人工甘味料を一切使用せず、自然由来の成分にこだわっています。甘みは低GI値のアガベシュガーを使用しており、体に優しい甘さを提供します。また、全ての原材料は有機JAS認定を受けたオーガニック素材で、農薬や化学肥料を使用せずに栽培されたものです。

栄養成分は、1回分(20g)の摂取で、エネルギーが約72.6kcal、たんぱく質が7.4g、脂質が1.9g、炭水化物が8.2g(うち糖質4.6g、食物繊維3.6g)含まれています。さらに、鉄分とマグネシウムも含まれており、鉄は赤血球の生成に、マグネシウムは骨や歯の健康維持に役立ちます。

このプロテインは、筋肉の増強を目指すだけでなく、健康維持や美容にも配慮した設計です。飲みやすい風味で、添加物を気にする方や、オーガニックな製品を選びたい方にも安心してご利用いただけます。毎日の食事に取り入れ、健やかな生活をサポートしてください。

【ドクターズナチュラルレシピ】 ボタニカルライフプロテイン

【ドクターズナチュラルレシピ】 ボタニカルライフプロテイン

ドクターズナチュラルレシピの「ボタニカルライフプロテイン」は、健康的なライフスタイルをサポートするために設計された植物性プロテインです。

1杯あたりわずか96kcalで、カロリーを気にせずに必要な栄養素を効率的に摂取できます。運動をしない方でも利用しやすく、食事の代わりとしても便利です。

このプロテインは、6種類の添加物を一切含まずクリーンな成分で作られています。具体的には、人工甘味料やグルテン、香料、着色料、増粘剤、酸化防止剤が使用されておらず、乳化剤には大豆由来の成分を採用しています。また、製造は国内で行われています。

ボタニカルライフプロテインには、100%の大豆プロテインが使用。さらに17種類の乳酸菌、5種類のビフィズス菌、オリゴ糖が加えられています。これにより、腸内環境を整え、体内の「菌活」をサポートします。

美容効果にも配慮しており、たんぱく質を12.2g含んでいます。美しい体形や健やかな肌、髪、爪を目指す方に最適で、アサイー、チアシード、キヌア、モリンガ、クコなど、19種類のスーパーフードと35種類の有機植物エキスが含まれています。

【Nestle】 オルゲインオーガニックプロテイン

【Nestle】 オルゲインオーガニックプロテイン

Nestleの「オルゲインオーガニックプロテイン」は、天然素材にこだわった植物由来のプロテインパウダーです。

この商品は、オーガニックのエンドウ豆と玄米から抽出したプロテインを基にしており、体に優しい栄養補給が可能です。グルテンや砂糖は一切含まれておらず、素材そのものの自然な美味しさを追求しています。

使用方法は非常にシンプルです。1日に付属のスプーン2杯分を350mlの水やアーモンドミルクなどに加え、よく混ぜてお召し上がりください。スムージーやシェイクの材料としても最適です。

オルゲインのプロテインは、健康的なライフスタイルをサポートするために設計されています。内容量は462gで、保存は高温多湿を避けて室温で行ってください。原材料には、有機エンドウ豆たん白、有機ひまわり油、有機デキストリン、有機エリスリトール、有機ココアパウダー、有機アカシアガム、有機玄米たん白濃縮物、有機チアシードパウダーなどが含まれており、増粘剤や香料、ステビア抽出物も使用されています。

このプロテインは、アメリカのFDA基準に基づくグルテンフリーで、ヴィーガン認証はありませんが、安心して毎日の栄養補給にお役立ていただけます。

【ノバスコシアオーガニックス 】オーガニックプロテイン

【ノバスコシアオーガニックス 】オーガニックプロテイン

ノバスコシアオーガニックスの「オーガニックプロテイン」は、厳選された有機原料のみを使用したJAS認証取得済みのプロテインパウダーです。

発芽玄米、エンドウ豆、チアシードの植物由来プロテインを独自にブレンドし、ビーガンの方にも対応した設計になっています。1杯76kcalと低カロリーながら、12gの良質なタンパク質を含んでおり、ダイエットや美容、健康維持に最適です。

このプロテインは、カカオやデーツ、メープルシロップなどのオーガニック食材が使用されており、自然の甘さと風味を楽しめます。グルテンフリーでソイフリー、化学添加物を一切含まず、敏感な体にも優しい作りになっているため、アスリートや子ども、妊娠中・授乳中の女性にも安心してお召し上がりいただけます。

1回の使用量は、約21gを200〜250mlの水やミルクと混ぜるだけ。食物繊維が豊富なチアシードが満腹感をサポートし、置き換えダイエットにも適しています。ボディメイクやスポーツをする方、忙しい生活の中で健康的なタンパク質補給を求める方におすすめのプロテインです。

さらにこのプロテインには、BCAAや17種類のアミノ酸、鉄分、オメガ3脂肪酸などの栄養素が含まれており、筋肉の維持や美容にも役立ちます。

【PB2 Foods】ピーナッツプロテイン

【PB2 Foods】ピーナッツプロテイン

PB2 Foodsの「ピーナッツプロテイン」は、栄養と健康に配慮した優れたプロテインパウダーです。この商品は、厳格なグルテンフリー認証を取得しており、ヴィーガンやコーシャ基準にも適合。非遺伝子組み換え(Non-GMO)認証を受けており、安全性と品質が保証されています。

このピーナッツプロテインの最大の特徴は、1食分で6gのタンパク質を提供しながら、従来のピーナッツバターと比べて脂肪分を90%も削減できることです。これにより、ヘルシーで低脂肪な栄養補給が可能となり、ダイエットや筋肉の維持に役立ちます。

風味豊かなこのプロテインパウダーは、使用方法も非常に多様です。お菓子作りや料理、スムージーやシェイクに混ぜることで、簡単に栄養を追加できます。具体的には、大さじ2杯のパウダーを大さじ1.5杯の水と混ぜるだけで、なめらかなペーストが完成します。スムージーやシェイクに加える場合は、お好みの飲み物に混ぜて使えます。

PB2 Foodsは、2007年の初のピーナッツバターパウダーの開発以来、コミュニティの支援や健康的な生活の推進を使命としてきました。このプロテインパウダーは、軽量で持ち運びやすく、どこでも手軽に使用できます。使用前にはよく振ることを推奨しますが、天然成分のためにダマができることがあります。それでも品質には問題ありません。

【GRON】プロテインブレンド

【GRON】プロテインブレンド

GRONの「プロテインブレンド」は、植物由来のプロテインをふんだんに使用し、美容と健康をサポートする高品質な商品です。

このプロテインは、国内のソイプロテインに加え、沖縄産の紅芋、熊本県産のビーツ、アンデス産のマカ、中国・青海産のクコの実を独自にブレンドし、栄養価の高いプロテインを実現しました。体の調子を整えたい方や、美容を気にする方、ヴィーガンやベジタリアンの方におすすめです。

植物性のタンパク質に加え、日常の食事では不足しがちな食物繊維やミネラル(カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛)、アミノ酸、ポリフェノール、アントシアニンなどを含んでいます。これにより、体の健康を保ちながら、内側からの美しさをサポート。また、保存料、着色料、人工甘味料、香料を含まないため、自然な風味と品質が保たれています。甘味には甘酒と甜菜糖を使用し、自然な甘さを引き出しています。人工的な甘さが苦手な方や、プロテインに初めて挑戦する方でも抵抗なく利用できると評判です。

また、アレルゲンの特定原材料(28品目中7品目)を含まず、グルテンフリーであるため、さまざまな食事制限に対応しています。1回分(約20g)には約11gのタンパク質が含まれ、エネルギーは74kcal、脂質は0.6g、炭水化物は6.6g(そのうち糖質5.5g、食物繊維1.1g)、食塩相当量は0.4gです。カリウム91.4mg、カルシウム41mg、マグネシウム23mg、鉄1.96mg、ポリフェノール132.8mg、イソフラボン84.8mgなどの栄養素も含まれており、アミノ酸スコア100を誇る高品質なタンパク質が特徴です。具体的なアミノ酸成分としては、バリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、トリプトファン、フェニルアラニンがバランスよく含まれています。使用方法も簡単で、1日1〜2杯(約20g)を200ccの水やミルクに加えてよく混ぜることで、美味しくいただけます。