健康志向の方が増えている昨今では、小麦粉の代用品として米粉が人気です。スーパーなどでも手軽に購入できるようになりましたが、実際は「どうして体に良いといわれているのだろう?」「どのように使えば良いのだろう?」と疑問に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。 米粉は、うるち米を原料に作られる粉製品です。サラサラとした細かい粉で、小麦粉の代用品としてお菓子作りに使われたり、揚げ物の衣などの料理にも幅広く使用することができます。米粉のメリットはグルテンが含まれていないことで、グルテンフリーの食生活を送りたい方に特に注目されていますが、米粉を使用するとうまくお菓子が作れないという方も多くいらっしゃいます。 本記事では、おすすめの米粉を使ったお菓子レシピ本を紹介します。
米粉の基本的な情報は、下記の通りです。
米粉はもち米またはうるち米を原料に作られる。
一般的にスーパーで販売されている米粉は、うるち米を原料に作られる「製菓用米粉」を指す。
米粉には「菓子・料理用」「パン用米粉」「麺用米粉」の3種類ある。
以下、詳しく紹介していきます。
米粉は大別してもち米から作られるものと、うるち米から作られるものがあります。
うるち米は一般的に食べられている半透明のお米のことです。有名な品種にはコシヒカリやあきたこまちなどがあります。もち米は白く不透明で、お餅やお赤飯にする粘性のあるお米のことです。
もち米からなる代表的な米粉は白玉粉で、うるち米からなる代表的な米粉は上新粉です。
さらに製法によって、「アルファ型(α型)」と「ベータ型(β型)」に分類されます。
「ベータ型」は、製造の過程で加熱処理していない米粉を指し、「生粉製品(なまこせいひん)」ともいいます。ベータ型の米粉は上新粉や白玉粉などです。
「アルファ型」は、製造の過程で加熱処理している米粉を指し、「糊化製品(こかせいひん)」ともいいます。アルファ型の米粉はみじん粉や寒梅粉、道明寺粉などです。
スーパーなどで売られ、一般的に「米粉」または「米の粉」という名称で売られている商品は単に「製菓用米粉」と呼ばれます。原料がうるち米かつベータ型で、粒子がとても細かいです。以下、本記事での「米粉」とは、この製菓用米粉を指します。
原料は上新粉と同じですが、製法や粒子の大きさが異なります。一般的には、うるち米から2ロール製法で作られた粉が「上新粉」、胴搗き製法(どうつきせいほう)で作られた粉が製菓用米粉となります。
米粉の粒度は40メッシュ〜500メッシュのものがあり、数字が大きいほど粒子が細かいことを表します。上新粉などの米粉が90メッシュスルーであるのに対して、製菓用米粉は200メッシュスルーから400メッシュスルーと粒子が細かいのが大きな特徴です。製菓用米粉の見た目は白く、サラサラとしています。
2ロール製法は、水洗いした米を乾燥させロール製粉機で製粉するという方法です。胴搗き製法したものよりも強い粘性がありますが、水分量が少ないため硬化が早いです。
胴搗き製法は、精米後にもち米の水分が多く保たれた状態で、杆搗き臼(きねつきうす)で徐々に細かくしていく製法です。別名杵搗き式(きねつきしき)ともいいます。時間はかかりますが、良い粉を得ることができます。関西では、古くから胴付き製法で作られています。
日本米粉協会では、消費者が用途に合わせて適した米粉を選択できるように製菓用米粉を使用用途別に
1番菓子・料理用
2番パン用米粉
3番麺用米粉
と分類し、この番号や用途をパッケージに表示することを推奨しています。現在パッケージに番号や用途を表記している製品は少ないですが、表示されている製品もあるので購入する際の参考にしてみてください。
米粉のメリットは、下記の通りです。
グルテンフリー
油の吸収率が低い
だまになりにくく使いやすい
国産の商品が多い
以下、詳しく紹介します。
米粉のメリット1つ目は、グルテンフリーであることです。
グルテンとは主に小麦や大麦、ライ麦などに含まれる成分です。弾力に富むが伸びにくいグルテニンと、弾力は弱いが伸びやすいグリアジンの2種類のたんぱく質が、水分によって結びついたものをグルテンといいます。グルテンの含有量によって生地の硬さが決まり、パンなどの「ふわふわ、モチモチ」という食感はこのグルテンによってもたらされます。しかし、グルテンはアレルギーの原因となる他、消化されにくいという性質があり、肥満やむくみの原因となったり、疲れやすくなるなどの症状が身体に出ることもあります。
米粉にはグルテンが含まれないため、小麦アレルギーの方やグルテンフリーの生活をしている人が小麦粉の代用品として米粉を使用することが多いです。
ただし、「米粉」という商品名で販売されているものには製パン用にグルテンを添加しているものもあります。米粉=グルテンが含まれていないというわけではないので、原材料を確認してから購入しましょう。
米粉のもう一つの大きなメリットは、油を吸収しにくい点です。
米粉は、小麦粉と比較して油の吸収率が低いため、唐揚げや天ぷらの衣として使用すると、揚げたてのカリッとした食感を長時間保つことができ、時間が経ってもベタつきにくいという特徴があります。
また、油を吸収しにくさはカロリーを抑えることに繋がるため、ダイエットの方などカロリーを抑えたい方にとっても大きな利点であるといえるでしょう。
さらに、油っぽさが少なくなるため、胃腸への負担が軽減される点も大きなメリット。油っぽいものが苦手な方でも食べやすいです。
米粉は使いやすさの点でも優れています。
小麦粉と比べて粒子が細かいため、料理やお菓子作りの際にふるいにかける必要がなく、そのまま簡単に使用することができます。また、米粉は水に非常に溶けやすく、ダマになりにくいです。例えばシチューやソースを作る際にも便利で、滑らかで均一な仕上がりが期待できます。
パンケーキなどのお菓子作りでは、グルテンが含まれていない分、焼き菓子などの膨らみは少なくなる傾向にありますが、他の成分や工夫を加えることで十分に美味しい仕上がりに。クッキーなどの焼き菓子ではサクサクっとした米粉ならではの食感が楽しめます。
米粉のもう一つの大きな利点は、国産の商品が多いことです。
日本国内では米粉の製造が盛んで、主に国内産の米を使用している商品が多く流通しています。日本産の米粉は、農薬や化学肥料の使用が抑えられているものが多く、特に無農薬や有機栽培によるものも増えてきています。このため、化学物質に敏感な人や、小さなお子様がいる家庭から特に人気です。
食の安全性に対する意識が高まる中、国産の米粉はその信頼性や品質の高さから、多くの消費者に選ばれています。
さらに、米粉は日本の伝統的な農産物であり、地産地消の観点からも注目されています。
米粉のお菓子のレシピ本を紹介します。
「ふとらない米粉のお菓子 バター、オイルなし。ふわふわ、さくさくがおいしい!」は、健康的でおいしいお菓子を楽しみたい方にぴったりのレシピ本です。
著者である茨木くみ子さんは、油脂を使わなくても美味しいお菓子や料理を作ることに精通しており、生活習慣病の予防やメタボリック対策、正しいダイエット法の指導を行う専門家です。
本書では、バターやオイルを使用せず、米粉の特性を活かした軽やかなケーキや、サクサク食感のクッキー、サブレなど、ヘルシーでありながら満足感のあるレシピが多数紹介。米粉はその細かい粒子と吸水性の高さから、ふんわりとした食感を実現し、グルテンフリーなのでアレルギーのある方でも安心して食べられます。
油脂を使わないことで、低脂質な仕上がりになるこれらのお菓子は、ダイエット中の方や健康志向の方に最適です。茨木さんの工夫が詰まったレシピで、食べても罪悪感のないスイーツ作りを楽しむことができます。
「米粉のつくりおきおやつ: 卵、小麦粉、乳製品を使わない。」は、手軽に作れて体に優しいおやつを提案する今井ようこさんのレシピ集です。今井さんは、健康的な野菜料理やお菓子を教える教室「roof」を運営しており、食材にこだわったヘルシーな料理を提供しています。
この本には、卵や小麦粉、乳製品、白砂糖を使わず、米粉をベースにしたおやつのレシピが豊富に掲載されています。週末にいくつかのレシピをまとめて作り置きしておけば、平日の忙しい日でもすぐに楽しめるおやつが常備できます。保存がきくレシピが多いため、毎日手作りのおやつを楽しむことができます。
米粉は、小麦粉と比べて扱いやすく、初心者でも失敗しにくい素材です。ダマになりにくく、シンプルな工程で美味しいおやつが作れます。混ぜるだけ、焼くだけというシンプルなレシピが中心なので、初めての人でも気軽に挑戦できます。
また、甘みにはメープルシロップやてんさい糖、はちみつなど、体に優しい自然な甘味料を使用しており、しっかりとした甘さを楽しめます。低GI食品である米粉を使うことで、健康を意識しながら美味しいおやつを作ることができます。
この本では、クッキーやケーキ、ビスコッティなど、多様なレシピが紹介されています。食感や味わいのバリエーションが豊富で、体に優しいおやつ作りを始めたい方におすすめです。
『「米粉」で作る いつものお菓子 食感と軽さがうれしい』は、柳谷みのりさんが提案する、米粉を活用したお菓子作りに焦点を当てたレシピ本です。
著者である柳谷さんは、多くのファンに支持される「みのすけ通信お菓子教室」の主宰者で、インスタグラムでも12万人以上のフォロワーを持つ人気料理家です。菓子製造技能士としての経験を持ち、数々のレシピ開発を行ってきた彼女が長年の経験をもとに生み出したレシピは、簡単でありながら美味しさをしっかりと感じられるものばかりです。
この本では、日常的に作られるお菓子を米粉で仕上げることで、新たな味わいや食感を楽しめるレシピを多数紹介。米粉を使うことで、お菓子が軽やかでふんわりと仕上がり、サクサク感やしっとりとした口当たりを楽しむことができるのが特徴です。
身近なスーパーで手に入る米粉を使った手軽にお菓子作りが楽しめるレシピが満載で、どのレシピも「美味しい」と高い評価を得ています。
「かんたん、おいしい 米粉のクッキー」は、誰でも手軽に楽しめる米粉クッキーのレシピを集めた本です。
著者の高橋ヒロさんは、食文化に触れる機会が多かった幼少期を経て、料理の世界に興味を持ちました。自身の子どものアレルギーをきっかけに米粉料理の研究に注力。その経験から、米粉を使った簡単でおいしいレシピを考案しています。
本書では、特別な材料や難しい技術が必要なく、簡単に作れる米粉クッキーのレシピが満載。米粉ならではの軽やかな食感や、しっとりとした仕上がりが楽しめ、日本人にとって馴染み深いお米の風味を感じることができます。また、米粉はグルテンフリーで、子どもにも安心して食べさせることができるので、家族全員で楽しむことができるレシピが揃っています。
さらに、米粉クッキーは贈り物としても喜ばれる一品です。体に優しいだけでなく、心も温まるお菓子を作りたい方にぴったりの一冊となっています。
中川たま著の「自家製の米粉ミックスでつくるお菓子(ふんわり、さっくり。軽やかなレシピ)」は、家庭で手軽に楽しめる米粉を使ったスイーツのレシピ本です。
逗子に住む料理家、中川さんが提案するこの本では、自然食品の知識と経験を生かし、米粉を使った簡単で美味しいお菓子の作り方が紹介されています。
この本の特徴は、米粉、ベーキングパウダー、きび砂糖、塩を独自の配合でブレンドした米粉ミックスのレシピです。このミックスを常備しておけば、パンケーキやマフィン、スコーン、どら焼き、クッキーなど、さまざまなお菓子を素早く作ることができます。米粉を使用することで、グルテンフリーながらも失敗しにくく、扱いやすいのが特徴です。
また、レシピは甘さ控えめで軽やかな仕上がりが特徴で、体にも優しいため、毎日のおやつやティータイムに最適。中川さんの豊富な経験とセンスが詰まった一冊で、米粉を使ったお菓子作りの楽しさをぜひ体験してみてください。
「とびきりてがるなおやつ」は、著者中平真紀子さんが手がける、心と体に優しいおやつのレシピ集です。
中平さんはヨガ・ピラティス講師であり、元料理・パン講師としても活躍しています。本書では、健康を意識しながらも美味しく楽しめるおやつを提供するため、小麦粉、砂糖、さらに卵、ベーキングパウダー、乳製品を一切使用せずに作るレシピが紹介されています。
全70レシピが紹介されており、洋菓子から和菓子、サクサクしたおやつ、ひんやりスイーツまで、多彩な種類が揃っています。レシピはすべて工程写真付きで、手順を確認しながら作れるため、誰でも簡単においしいおやつを作ることができます。
中平さんの「とびきりてがるなおやつ」は、健康志向の方や、食事に気を使いながらもおいしいおやつを楽しみたい方に最適な一冊です。
「米粉のシフォンケーキとスイーツ 小麦・卵・乳製品を使わないグルテンフリーなレシピ」は、湊麻里衣さんによる初の著書で、グルテンフリーのスイーツレシピを豊富に取り揃えた一冊です。
湊さんは神奈川県茅ケ崎市出身で、幼少期からお菓子作りに興味を持ち、レコールバンタンで製菓を学びながら地元のカフェでパティシエとしての経験を積みました。2010年にはブログ「そらのおうちカフェごはん」を開設。2015年に長女のアレルギー発症をきっかけに米粉やグルテンフリー、卵不使用のスイーツに関する研究を始めました。
本書では、米粉を使ったシフォンケーキをはじめ、パウンドケーキやクッキー、マフィンなどの人気の焼き菓子から、ムースやアイスクリーム、デコレーションケーキまで、全45品のレシピを収録。ひよこ豆メレンゲで作るムースや、おしゃれなドリップケーキなど、華やかさと美味しさが詰まったレシピとなっています。
「難しい」といった声もありますが、「グルテンフリーでこんなにふわふわなシフォンケーキは食べたことがない」と感じる人が多いほど手間暇をかけるだけの美味しさを味わえるため、満足度が高い一冊です。
「米粉の焼き菓子レシピ: 小麦粉いらずの新食感」は、米粉を使用した焼き菓子の可能性を探求する一冊です。
著者である石橋かおりさんはチーズケーキの専門家として知られ、これまでに多くのレシピ本を執筆してきましたが、本書では米粉に焦点を当てています。
本書のレシピでは、米粉の特徴を生かすことでこれまでの小麦粉による焼き菓子とは異なる新しい食感と風味を楽しめるようになっているのが特徴です。しかし、米粉の性質は小麦粉と異なるため、レシピを作成する際には配合や調理方法に工夫が必要です。本書では、米粉100%で焼き上げるレシピにこだわり、米粉ならではの特性を最大限に引き出す方法が詳しく解説されています。
例えば、米粉の焼き菓子は、膨らみ方や食感が小麦粉のものとは異なるため、レシピにはちょっとした調整が必要です。本書では、これらの調整を正確に行うことで、安定した美味しさを実現するレシピを提供しています。
「米粉の焼き菓子レシピ」は、米粉を使った焼き菓子作りを始めたい方や、既に試したことがある方にとっても、役立つ内容が満載の一冊です。米粉の特性を理解し、美味しく作るための知識と技術が詰まっています。
「かんたん、おいしい米粉のお菓子: 次から次へとつくりたくなります。」は、著者である桑原奈津子さんが米粉を使って作る楽しくてヘルシーなお菓子のレシピ集です。
カフェのベーカリーや製粉会社での経験を経て、料理研究家として活躍する桑原さんが提案するこの本では、米粉ならではの魅力を引き出すレシピが揃っています。
本書では、米粉の特性を活かし、さまざまな食感を楽しめるお菓子を紹介しています。「さくさく」「かりかり」「しっとり」「もっちり」「ざっくり」の5つの異なる食感をテーマにしたレシピが豊富に掲載されており、それぞれの特徴を生かしたおいしいお菓子が手軽に作れます。
また、レシピは初心者でも取り組みやすいように簡単に説明されており、基本から応用まで幅広くカバーしています。米粉を使うことで、ヘルシーながらも満足感のあるお菓子が次々と作りたくなること間違いなしです。
健康を気にしながらも美味しいお菓子を楽しみたい方におすすめの一冊で、桑原さんの工夫が光るレシピが毎日のスイーツタイムを楽しくしてくれるでしょう。
「米粉のお菓子 ー グルテンフリーのおいしいレシピ37」は、小麦粉を使わずに米粉だけで作るグルテンフリーのお菓子レシピが37種類紹介されています。
著者の石橋かおりさんは、お菓子作りの専門家で、40冊以上の著書を持ち、常に新しい食材やレシピを探求してきました。
本書では、米粉の特性を活かしたお菓子作りに焦点を当てています。石橋さんは「米粉のお菓子は、口どけが優れており、味わいも異なる」と語っています。また、米粉のお菓子は、小麦粉よりもカロリーが約5%低く、ヘルシーながらも満足感があります。
本書を参考にすればスコーン、シュークリーム、ブラウニー、レモンケーキ、チーズケーキ、シフォンケーキ、かりんとうなど、多彩なお菓子が手軽に作れます。巻末には、特定の素材(卵なし、牛乳や生クリームなし、乳製品なし)に対応した索引もあり、さまざまなニーズに応じたレシピが豊富に揃っているため人気です。
「グルテンフリーのおやつ」は、グルテンフリー生活をもっと楽しくするためのレシピが詰まった一冊です。
米粉料理のスペシャリストであり、米粉の技術開発と白神こだま酵母のパン作りのエキスパートである大塚さんが贈るこの本では、米粉を使ったスコーンやクッキー、マフィン、ビスコッティなどすぐに作れるおやつレシピを43点紹介しています。小麦粉を使用しないにもかかわらず、その美味しさには驚くことでしょう。米粉の特性を活かしたレシピが満載で、失敗することなく、美味しく仕上がります。
「これまでのグルテンフリーのレシピ本ではうまくいかなかったけれど、大塚せつ子さんのレシピは違う!」と高く評価される本書は、グルテンフリーおやつ作りに挑戦したい方にとって必携の一冊です。
「オイルなし、グルテンなしでからだにやさしい米粉のシフォンケーキ」は、田中可奈子さんによる健康に配慮したシフォンケーキレシピ集です。
料理研究家であり栄養士でもある田中さんは、書籍やメディア、イベントでの活動を通じて食育の重要性を伝えています。彼女の経験と知識が詰まった本書は、特にダイエット中の方や健康に気を使う方におすすめです。
本書の特徴は、従来のシフォンケーキと異なり、オイルや小麦粉を一切使用せずに、米粉だけで作るシフォンケーキのレシピが紹介されている点です。米粉を使うことで、シフォンケーキは軽やかでふわふわとした食感に仕上がり、油脂を使わないため、カロリーも控えめ。これにより、ダイエット中の方でも安心して楽しむことができます。
基本のレシピとして「豆乳のふわふわシフォンケーキ」が紹介されており、詳細な写真と説明が付いているため、初心者でも安心して作ることができます。生地の状態や材料を加えるタイミングがわかりやすく、失敗する心配が少ないです。また、フルーツやチョコレートを加えたバリエーションや、野菜やハーブを取り入れたお食事系のシフォンケーキも。これにより、様々なアレンジを楽しみながら、日常的に健康的なおやつを作ることができます。
「小麦粉なしでもこんなにおいしい! 米粉と大豆粉のお菓子」は、洋菓子研究家の木村幸子が贈る、健康を意識したスイーツレシピ集です。
木村さんは、南青山の人気お菓子教室「洋菓子教室トロワ・スール」の主宰者として知られ、洋菓子の新商品開発やプロデュース、メディアでの監修など幅広い活動を行っています。また、2012年には「最大のチョコレートキャンディーの彫刻」でギネス世界記録を達成した実績もあります。
本書では、小麦粉を一切使用せず、米粉と大豆粉を基にしたお菓子のレシピが紹介されています。これにより、ダイエットや健康、美容を意識しながらもおいしいおやつを楽しむことができます。牛乳の代わりに豆乳を使用し、甘味料として甜菜糖やはちみつ、メープルシロップなど体に優しいものを採用している点も特徴。
さらに、アレルギー対策や美容、生活習慣病の予防といった健康面にも配慮されたレシピが揃っています。グルテンフリー食の効果や効能については、美容皮膚科院長の工藤清加氏が医師の立場から詳しく解説しています。
体に優しい素材を使って作るスイーツで、心も体もリフレッシュしましょう。
「こどもとつくる! かんたん米粉おやつ」は、親子で楽しみながら作れる米粉のおやつレシピを集めた一冊です。愛媛出身で、現在東京に住む著者さよさんが、息子とのおやつ作りをきっかけに始めた米粉スイーツの世界が詰まっています。
この本では、グルテンフリーで体に優しい米粉を使ったおやつが、全て3ステップで簡単に作れるレシピとして紹介されています。忙しいママやパパでも、また小さなお子さんと一緒でも手軽に挑戦できるのが嬉しいポイント。全レシピにはプロセス写真が付いており、材料も身近なスーパーや100均で揃えられるため、試しやすいのも特徴です。
さよさんが考案したレシピは、旬の食材を取り入れたものが多く、季節ごとの栄養もたっぷり。甘いおやつだけでなく、しょっぱいおかず系のレシピもあり、ちょっとした食事替わりにも最適です。Instagramで大人気のレシピも収録されており、一度作れば「また作りたい!」というリクエストが止まらないこと間違いなし。
親子で一緒に楽しめる、体に優しくて美味しいおやつ作りが始められる一冊です。
「本当においしい米粉のお菓子: たのしい脱小麦生活のはじめかた」は、料理とお菓子作りへの愛を持ち続けてきた東平しげ子による、新たな米粉スイーツのレシピ本です。
子どものころからお菓子作りに夢中だった著者の東平さんは、40年間の経験を経て、グルテン過敏症という診断を受けることに。これにより小麦粉を使わない生活を余儀なくされましたが、その困難を乗り越えるために米粉を使ったお菓子作りに挑戦し、その成果を本書にまとめました。
米粉のお菓子は一般的にパサつきがちですが、本書ではその特性を活かしたレシピが紹介されています。著者が試行錯誤して編み出したレシピは、小麦粉を使わなくても美味しく仕上がるコツが満載です。健康志向の方や、小麦粉に敏感な方にもぴったり。
シンプルでありながら豊かな味わいを実現するレシピが揃っており、家庭でも簡単に作れるお菓子がたくさん紹介されています。これからの脱小麦生活をより楽しく、美味しくするための必携のレシピ集です。
「はじめてでもおいしく作れる 米粉のパウンドケーキ ~小麦粉、乳製品、卵を使わないグルテンフリーレシピ50」は、多森サクミさんによる米粉を使ったグルテンフリーのパウンドケーキレシピ集です。
グルテンフリーのスイーツ作りを始めたいけれど、どこから手を付ければよいかわからない方にぴったりの一冊となっています。
著者の多森さんは、川崎市の古民家で米粉のパンとお菓子の教室「あれこれキッチン」を運営。彼女の教室では、卵、小麦粉、乳製品を使わないグルテンフリーのレシピが人気で、食にこだわる方々から高い評価を受けています。出張レッスンも好評で、企業や雑誌にレシピ提供も行っています。これまでの著書には、『とびきりおいしい焼き菓子』(家の光協会)や『フライパンでできる 米粉のパンとおやつ』(立東社)があります。
本書では、卵、小麦粉、乳製品を使わずに作れる米粉のパウンドケーキレシピを50種類紹介。特におすすめなのは、米粉と熱湯で作る「米ペースト」を用いたレシピで、ふんわりとした食感の生地に仕上がります。また、おから、大豆粉、そば粉、ひよこ豆、きな粉、炒りぬかなどを加えたアレンジレシピも豊富に掲載されており、様々なバリエーションが楽しめます。
「おだんごカフェのからだにやさしい米粉のお菓子: 毎日のおやつからとっておきケーキまで。米粉で作る、簡単&素朴スイーツ66レシピ」は、自然派料理家でナチュラルスイーツの研究家、山本路子さんによる米粉スイーツのレシピ集です。
山本さんは、クシマクロビオティックス・コンシェルジュや薬膳インストラクターの資格を持ち、素材の味を引き出すシンプルな野菜料理や、卵や乳製品を使わないナチュラルスイーツを日々考案しています。
本書は、山本さんの人気ブログ「おだんごカフェ」からのレシピを集めたものです。体に優しい米粉を使ったお菓子が満載。レシピはどれもシンプルで、混ぜて焼くだけで簡単に作れるドーナツや蒸しパンから、特別な日のためのスポンジケーキやカップケーキまで、幅広いスイーツが紹介されています。米粉の特性を活かした素朴で心温まるスイーツが66種類、日々のおやつにも特別な日のケーキにもぴったりなレシピが揃っています。
この本で紹介されるレシピは、どれも体に優しく、心と体を癒すおいしさが魅力です。シンプルな材料で簡単に作れるので、初心者でも安心して挑戦できます。米粉を使った素朴でおいしいスイーツをぜひ試してみてください。
「毎日食べたい はじめての米粉レシピ おかずとパンとお菓子」は、米粉を活用したさまざまなレシピをまとめた一冊です。料理家でフードコーディネーターの上島亜紀さんが、日常の料理に簡単に取り入れられる米粉レシピを多数紹介しています。
上島さんは、手軽で美味しい家庭料理を提案することを重視しながら、料理教室「A's Table」を主宰し、楽しく魅力的なおもてなし料理を発信してきました。この豊富な経験をもとに、米粉の特徴を最大限に活かしたレシピが本書に詰まっています。
この本では、米粉を使ったおかず、パン、お菓子など、家庭で気軽に楽しめるレシピを網羅しています。特に、米粉を使用したおかずレシピは、調理法によって変わる食感を楽しめるよう工夫されているのが特徴です。例えば、米粉を使って焼いた鶏肉は、外はカリッと、内側はふんわりジューシーに仕上がり、だし巻き卵は米粉を加えることで、冷めても柔らかく仕上がります。
また、米粉で作るパンはもちもちとした食感が特徴で、お菓子は軽やかでふんわりとした仕上がりになります。どのレシピもシンプルで失敗しにくく、一度作るとリピートしたくなる美味しさです。
さらに、巻頭には米粉の扱い方やコツが丁寧に解説されているので、初心者でも安心して取り組むことができます。米粉を使った料理をこれから始めたい方にとって、この一冊は強い味方になるでしょう。
「スイーツも料理も。グルテンフリーでおいしいを叶える 米粉のレシピ帖」は、美味しいだけではなく作りやすさもしっかり追求されたグルテンフリーのレシピ本です。
お米と米粉の専門料理研究家である鈴鹿梅子さんで、出版社はKADOKAWAです。
鈴鹿さんは、管理栄養士として日本の食文化とお米の未来を守るべく米粉の魅力を広める活動をし、自国で自給できる数少ない食材であるお米の消費量減少の問題に取り組んでいます。
この本は、鈴鹿さんの長年の研究と実践から生まれた、グルテンフリーでも楽しめるおいしいレシピが満載です。小麦粉から米粉へのシフトにより、体調不良が改善された経験を持つ鈴鹿さんが、米粉を使ったドーナツやシフォンケーキ、シュークリーム、バースディケーキなどの絶品スイーツから、餃子、唐揚げ、パンケーキ、シチュー、ピザなどのお食事系レシピまで幅広く紹介しています。
わかりやすさはもちろんのこと、材料もシンプルで作りやすいと人気です。
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