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カントリーマアムが小さい!比較するとヤバいw 2040年問題とは?

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カントリーマアムが小さい!比較するとヤバいw 2040年問題とは?

カントリーマアムは株式会社不二家が製造・販売するお菓子です。長年人気商品として販売されていますが、発売当初よりも小さくなったといわれています。本記事ではカントリーマアムは小さくなったのかどうか解説します。

カントリーマアムについて

まずはじめに、カントリーマアムについて紹介します。

不二家が製造・販売するお菓子

「カントリーマアム」とは、ペコちゃんでおなじみの株式会社不二家が製造・販売するお菓子の名前です。

カントリーマアムは、1970年〜80年にアメリカで登場した「焼きたてのクッキー」を元に開発されたクッキー菓子です。低温でじっくり焼き上げることで、焼きたてのクッキーならではのサクッとした外側の食感としっとりとした中側の食感が絶妙にマッチした他にはない味わいが特徴となっています。

商品名の「カントリーマアム(country ma'am)」は、英語で「田舎のお母さん」を意味します。お母さんが手作りしてくれたクッキーのような優しい味わいと食感が楽しめ、1984年の発売以降幅広い年齢層の方から高い人気を得ています。

出典:不二家カントリーマアム(株式会社不二家)

定番はバニラ&ココア

カントリーマアムは様々なフレーバーがありますが、定番はバニラです。

バニラは、白ねりあんの生地をもう1種類の生地で包み、さらにカントリーマアム専用に独自で作られたチョコチップを混ぜ込んで焼き上げているのが特徴です。

甘めの生地に苦みのあるチョコチップが良く合うベストセラー商品です。

また、カントリーマアムはファミリーサイズも定番で、ファミリーサイズはバニラだけではなくココアも入っています。ココアは、ココアとチョコチップを練り込んだ生地を焼き上げていて、ほど良いほろ苦さがクセになります。

期間限定フレーバーも

カントリーマアムは、バニラやココアといった定番フレーバー以外にも様々な期間限定フレーバーが度々登場します。

例えば、あまおう苺や抹茶ガトーショコラ、安納芋、塩バニラなどが登場しています。

期間限定フレーバーも人気があり、季節ごとに様々なフレーバーを楽しむことができます。

原材料・成分・カロリー

カントリーマアムで定番のバニラの原材料や成分、カロリーを紹介します。

カントリーマアム(バニラ)の原材料は下記の通りです。

  • 小麦粉(国内製造)

  • 砂糖

  • 植物油脂

  • チョコレートチップ(乳成分を含む)

  • 還元水あめ

  • 白ねりあん(乳成分を含む)

  • 全脂大豆粉

  • 脱脂粉乳

  • 水あめ

  • 食塩

  • 卵黄(卵を含む)

  • 全粉乳

  • 乳等を主原料とする食品/加工デンプン

  • 乳化剤(乳・小麦・大豆由来)

  • 香料(乳・大豆由来)

  • 安定剤(加工デンプン)

  • カラメル色素

  • 膨脹剤

カントリーマアム1枚(10g)当たりのカロリー、成分は下記の通りです。

  • エネルギー…48kcal

  • たんぱく質…0.5g

  • 脂質…2.3g

  • 炭水化物…6.3g

  • 食塩相当量…0.044g

カントリーマアムが小さくなったって本当?

カントリーマアムが小さくなったと感じたことがある方は多いのではないでしょうか。カントリーマアムは実際に小さくなっているのか解説します。

小さくなったのは事実

カントリーマアムは、1984年の発売当初と比較して小さくなっています。

発売当初のカントリーマアムの大きさは8cmほどありましたが、下記の通り変化していっています。

  • 1990年…6cm

  • 2010年…5cm

  • 2020年…4cm

発売当初は8cmあったので、現在は半分の大きさになっていることがわかります。

重量は?

大きさが小さくなっただけではなく、重量も変化しています。

1984年の発売当初の平均重量は、11gありました。2005年以降、2007年には10.5gと0.5g減っており、2014年に10gになっています。この時点で1g減ってしまっていて、数字で見るとそんなに変わっていないように思えますが、すでに見た目で「小さくなった」と感じる人が多くいました。

一袋あたりの個数も減っている

バニラ&ココアなどファミリーサイズの商品は、発売当初一袋28枚入りでした。

一袋あたりの個数の変化は下記の通りです。

  • 2005年…30枚

  • 2007年…28枚

  • 2009年…24枚

  • 2011年…22枚

  • 2015年…20枚

2005年に一度枚数を増やしていますが、2007年に発売当初の数に戻しています。そこから24枚、22枚、20枚と枚数を減らしています。

2015年から現在に至るまでは20枚と個数の増減はありませんが、上記で紹介したように重量は減っています。

値段は変わっていない

カントリーマアムは発売以降、大きさや重量、個数が減ってきていることがおわかりいただけたかと思います。値段に関しては、2005年から1袋323円(税別)と変更はありません。

しかしながら、大きさや重量、個数が減っていることを考えると、損しているような気分になる方が多いです。

カントリーマアムが小さくなった理由

クッキー

カントリーマアムが小さくなった理由は下記の通りです。

原料の高騰

カントリーマアムが小さくなってしまった原因の一つは原料の高騰です。

カントリーマアム発売当初の1984年と比較すると、ビスケットやチョコレートといった原材料費は高騰しています。原材料費が高騰すると、製造コストが上がることになります。

通常、製造コストが上がると、価格の安い代わりになる原料に変更したり、製品の値上げをする、値上げをせずに内容量を減らすといった選択するメーカーが多いです。

カントリーマアムは値上げをせずに内容量を減らすことで、製造コストの高騰をカバーをしたと考えられます。単純に値上げをしてしまうと、売上が下がってしまうこともあるので、苦渋の決断だったはずです。

機械の精度

カントリーマアムを製造するときに使う、機械の精度が上がったことも小さくなった原因と言われています。

カントリーマアム発売当初に使われていた機械では、決められた重量を最低値としてそれよりも大きなサイズを作る傾向がありました。また、精密ではなかったため大きさや重量にムラがあり、大きいサイズのカントリーマアムが混じっていることがありました。

しかし、年数を重ね機械をグレードアップしていくにつれて精度が上がっていき、設定した大きさのカントリーマアムを誤差なく作れるようになりました。これも、近年特に「小さくなったな」と感じさせる原因の一つであると考えられます。

「カントリーマアム2040年問題」とは

近年まことしやかに囁かれている「カントリーマアム2040年問題」をご存知でしょうか。

カントリーマアムは、このままカントリーマアムの大きさが小さくなり続けた場合、「2040年には負の質量をもつ“負のカントリーマアム”が誕生するのではないか」数が減り続ければ、2040年には-1枚になってしまうことから「消費者がカントリーマアムを作って不二家に納品しなければいけなくなるのではないか」などと言われており、これが「カントリーマアム2040年問題」として話題になっています。

カントリーマアムは老若男女問わず愛されているお菓子の一つです。このまま小さくなり続けてなくなってしまうことがないよう景気が良くなることを願うばかりです。

余談ですが、「ネプリーグ」というクイズ番組で「僻む(ひがむ)」の読み方を出題された際に、ネプチューンの堀内健さんが「む」で終わる言葉を絞りだし「カントリーマアム」と解答をし、お茶の間を爆笑させたことがあります。数年経つ今でも覚えている方が多い珍回答でした。

カントリーマアムを美味しく食べる方法

最後に、カントリーマアムをより美味しく食べられるおすすめの方法を紹介します。

温める・冷やす

カントリーマアムを袋から取り出し、電子レンジ(500W〜600W)で20秒ほど温めると焼き立てのクッキーの味わいを楽しむことができます。

オーブン(1000W)で、60秒ほど温めても◎

また、夏などの暑い季節には冷蔵庫で冷やしてから食べるのもおすすめです。常温や温めて食べるのとは異なる食感を楽しむことができます。

ジャムをトッピングする

カントリーマアムに、苺ジャムやマーマレードなどのジャムをトッピングして食べるのもおすすめです。

苺やマーマレードといった程よい酸味とカントリーマアムの優しい甘さが絶妙にマッチした一品になります。お子様のおやつにもおすすめです。

アイスクリームにトッピングする

カントリーマアムを砕いてアイスクリームのトッピングにするのも良いでしょう。

バニラアイスクリームにカントリーマアムをトッピングすれば、さらに美味しさが引き立ちます。

カントリーマアムのチョコチップも良いアクセントになります。