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ハヤシライスにおすすめのエリンギの切り方。切り方のポイントは?

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ハヤシライスにおすすめのエリンギの切り方。切り方のポイントは?

エリンギはハヤシライスの具にしても美味しく食べることができますが、どうやって切るべきか迷ったことはありませんか?本記事ではハヤシライスに入れるエリンギにおすすめの切り方を紹介します。

ハヤシライスに入れるエリンギの切り方のポイント

厚さを均等にする

ハヤシライス入れるときに限らず、エリンギをカットするときは厚さを均等にしましょう。

厚さがバラバラになってしまうと、歯ごたえに差が出てしまいます。

また、加熱ムラができてしまう原因になります。エリンギは生食はもちろんのこと生焼けの状態でも食中毒の症状が出る可能性があります。しっかり火を通して食べる必要があるため、加熱ムラができないようにカットすることが重要です。

切り方によって食感が変わる

エリンギは切り方によって食感が変わります。

鍋にエリンギを加える際、エリンギ特有のコリコリとした食感を存分に楽しみたい場合はエリンギの繊維に沿ってカットするのがおすすめです。

一方、繊維を断つようにカットすると柔らかい食感がたのしめ、さらに味が染み込みやすくなります。

お好みに合わせてカットしましょう。

根本は切る?

きのこ類は根本に石づきがついていて固く、口当たりが悪くなってしまうためカットして調理することが多いですが、エリンギの場合は石づきをカットした状態でパック詰めしていることが多いため基本的には根本はカットしなくても大丈夫です。

しかし、根本が固く食べにくいと感じる方もいます。根本の固さが気になる場合は鉛筆をカッターで削るときの容量で包丁でそいでおくと良いでしょう。

基本的には加熱すれば気にならない程度に柔らかくなるので、そのまま調理をしても問題ありません。

カットする前は洗う?洗わない?

エリンギは水洗いせず汚れが気になる場合は拭き取る

基本的にスーパーなどで購入したエリンギは、水洗い不要です。

例えば、じゃがいもなどの土壌で育つ野菜は水洗い必須です。これは、綺麗に見えても土壌由来の細菌が必ずといっていいほどついているためです。土壌で育つ野菜は水洗いして土汚れや泥汚れ、細菌を綺麗に落とす必要があります。

一方、市販のエリンギは菌床栽培(きんしょうさいばい)という、木材に米ぬかなどの栄養を混ぜて高温殺菌した菌床にきのこの種菌を植え付けて培養する栽培方法が用いられています。この方法だと清潔な環境でエリンギを育てることができるため、洗わないで大丈夫です。

洗ってしまうと水溶性の栄養素や旨味成分が流出してしまうので、洗わずに調理しましょう。
汚れがついていて気になる場合はキッチンペーパーなどで優しく拭き取るようにして落としてください。

ハヤシライスに入れるエリンギのおすすめの切り方

ハヤシライスに入れるエリンギのおすすめの切り方は下記の通りです。

乱切り

乱切りにしたエリンギ

乱切りは、形を揃えないカット方法です。

乱切りにしたエリンギは、不規則な形状がエリンギの食感に変化をもたらすため、アクセントになります。また、乱切りにすることで表面積が大きくなるため火の通りが早くなり、味がしかりと染み込むメリットもあるため、エリンギ自体がより風味豊かになります。

エリンギのしっかりと食感を楽しみたい方におすすめです。

ただし、形は揃えないとはいってもやはり大きさは揃えるのがポイントです。大きさがバラバラになってしまうと加熱ムラができる原因になるので注意しましょう。

乱切りにする手順

①エリンギを横向きにまな板の上に置く

②根本のほうから斜め45℃に包丁を入れてカットする

③エリンギを手前に回し、切り口を上に向ける

④再び根本のほうから斜め45℃に包丁を入れてカット

③・④を繰り返す

短冊切り

短冊切りにしたエリンギ

短冊切りとは、名の通り短冊のような細長い長方形に切る方法です。

エリンギを短冊切りにすることで、一口で食べやすいというメリットがある他、しっかりとした食感が楽しめ食べごたえがアップします。

また、短冊切りにすることでエリンギの厚みが均一になり、火が均等に通ります。これにより、一部が生焼けになる心配が減ります。

エリンギの食感や食べやすさを重要視する場合は短冊切りがおすすめです。

短冊切りにする手順

①エリンギを横向きにしてまな板の上に置く

②半分にカットする

③カットしたエリンギを縦向きに置く

④端から5mm幅程度で均等になるようにカットしていく

斜め切り

斜め切りにしたエリンギ

斜め切りにしてもエリンギ特有の食感を楽しむことができます。

また、エリンギは切り口が広くなるため味が染み込みやすくなります。そのため味をしっかり染み込ませたいハヤシライスにピッタリです。

エリンギを先にフライパンで焼き、トッピングとして乗せて食べたいときにも斜め切りにするのがおすすめです。

斜め切りにする手順

①エリンギを縦にしてまな板の上に置く

②カサのほうから包丁を入れて縦半分にカットする

③半分にしたエリンギを断面を下にして横向きに置く

④一定の幅で斜めにカットしていく

輪切り

輪切りしたエリンギ

ハヤシライスに入れるエリンギは輪切りにしても食べやすいのでおすすめです。

輪切りにして加えれば、ご飯と一緒に一口で食べることができます。また、均一な厚みの輪切りにすることで加熱ムラを防ぐこともできます。

薄めにカットしたほうが火の通りは早くなりますが、適度に厚めにカットするとホタテのような食感を楽しむことができるのでおすすめです。

輪切りにする手順

①エリンギを横向きにまな板の上に置く

②端からお好みの厚さでカットしていく

みじん切り

みじん切りにしたエリンギ

エリンギを細かく切り刻むみじん切りは、他の食材と混ぜ合わせて使いたい時に向いているカット方法です。また、細かくカットすることでさっと火を通すことができるので、時短になります。

短冊切りや輪切りも一口で食べやすいですが、小さなお子様が食べる場合はみじん切りにして加えるのが最も食べやすいでしょう。

きのこ類は食物繊維が多く含まれているため消化するのに時間がかかりますが、みじん切りにすれば消化するのに負担がかかりにくいのもメリットです。

みじん切りにする手順

①エリンギを縦向きにしてまな板の上におく

②かさの方から包丁を入れて繊維にそって薄切りにする

③薄切りにしたエリンギをさらに縦に細切りにする

④細切りにしたエリンギを横向きにまな板の上に置く

⑤端から細かくカットしていく