ジャーマンポテトはバターやオリーブオイルを使って炒めるのが基本ですが、少しでもヘルシーに仕上げたいという場合は、油なしで作ることも可能です。ベーコンやソーセージを炒めて出る油で他の具材を炒めていきます。本記事では油なしで美味しいジャーマンポテトを作る方法をご紹介します。
ジャーマンポテトは、茹でたじゃがいもやベーコンなどをバターやオリーブオイルなどで炒め塩コショウで味付けした料理です。英語では「German fried」または「German fried potatoes」と表記します。ジャーマンポテトは和製英語です。じゃがいもを使ったドイツ料理という意味で名付けられたと言われています。
ジャーマンポテトの発祥国はドイツですが、現地ではベーコンとじゃがいもという意味をもつ「シュペックカルトッフェルン(Speckkartoffeln)」や「ブラートカルトッフェルン(Bratkartoffeln)」と呼びます。
定番の具材にはじゃがいもや玉ねぎ、ベーコンやソーセージなどがあり、調味料には塩コショウやハーブ、調理油(バターやオリーブオイル)を使用します。
ジャーマンポテトは主に前菜やサイドディッシュとして食べられます。ドイツでは学校給食で提供されることもあります。また、ビールなどお酒との相性も◎。日本の居酒屋などでも提供されています。
ジャーマンポテトを作る際、バターまたはオリーブオイルを使うのが一般的ですが、ヘルシーに仕上げたい場合は油を使わないで作ることもできます。
基本の具材であるベーコンを炒めることで油が出てきますので、ベーコンの油で具材を炒めていきます。したがって、油なしでジャーマンポテトを作る際は、具材を炒める順番が通常と異なり、ベーコン→玉ねぎの順に炒めます。
ベーコン以外にソーセージや他のお肉を使用する際も、お肉から先に炒めます。お肉の種類によっては油が出にくいものもありますので、焦げないように注意しながら調理しましょう。
じゃがいもには様々な品種がありますが、じゃがいもが崩れるのを防ぎたいならメークインを、ホクホクの食感を楽しみたいなら男爵がおすすめです。
じゃがいもを茹でる際は水から茹でるのがポイントです。沸騰したお湯から茹でると、火の通り方にムラができ、外側は十分柔らかいのに内側は火が通ってなくて固いといった「加熱ムラ」が発生してしまいます。
さらに、じゃがいもは皮を剥かずにカットして使うのがおすすめです。皮ごと炒めることで皮に含まれている栄養も無駄なく摂取することができます。また、炒めたときに皮の香ばしさをプラスすることもできます。
ジャーマンポテトにおすすめなのは男爵?それともメークイン?
じゃがいも
2個(300g)玉ねぎ
1/2個(120g)ベーコン(かたまり)
70g★水
1と1/2カップ(300ml)★塩
大さじ1/2♡塩
小さじ1/4♡粗挽き黒こしょう
少々じゃがいもはよく洗い、皮ごと4等分に切ります。玉ねぎは幅1cmのくし形に、ベーコンは1cm角の棒状に切ります。
鍋にじゃがいもと★(水、塩)を入れ、蓋をして中火にかけます。沸騰したら弱火にし、10分ほど蒸し茹でにし、火を通します。
フライパンにベーコンを入れ、弱火で熱します。ベーコンから油が出てきたら玉ねぎを加え、中火で炒めます。
今回は油を使用しない代わりに、ベーコンから出る油で炒めていきます。
玉ねぎとベーコンに火が通ったらじゃがいもを加え、焼き色をつけます。こんがり焼けたら♡(塩、粗挽き黒こしょう)を加えて、炒め合わせます。
お皿に盛り付けて完成です。
バターやオリーブオイルを使わなくても美味しいジャーマンポテトに仕上がります。油なしなのでヘルシーなのが嬉しいですね。
最後に、ジャーマンポテト作りにおすすめの調味料をご紹介します。
本レシピではこちらの商品を使っています。
世界中で最も酸性雨の影響が少ないチベット高原のツァイダム盆地で採掘したチベットの湖塩です。
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