パプリカなしピーマンなしのガパオライスのレシピ

ガパオライスについて

ガパオライスとは

ガパオライスは、タイ料理の「パット・ガパオ・ガイ」を日本人が食べやすくアレンジした和製タイ料理です。「パット」は炒める、「ガパオ」はバジル、「ガイ」は鶏肉という意味で、直訳すると「鶏肉を使ったバジルの炒めもの」です。日本のガパオライスでは、ご飯や目玉焼きを添えることが多く、定番の食材には玉ねぎやピーマン、パプリカ、バジルなどがあります。調味料はナンプラーやオイスターソース、砂糖、しょうゆ、赤唐辛子、塩などを使用します。

日本では鶏肉を使用するのがほとんどですが、タイでは鶏肉以外の肉類や魚介類など様々な具材で作られます。鶏肉を用いたパットガパオは「パット・ガパオ・ガイ」、えびのパットガパオは「パット・ガパオ・クン」、いかのパットガパオは「パット・ガパオ・プラムック」となります。

ピーマン・パプリカなしでも作れる！

前述したように、ガパオライスではピーマンやパプリカを使用するのが基本ですが、ピーマンとパプリカなしでも美味しいパプリカを作ることができます。ピーマンやパプリカが苦手な方や、自宅にない場合にぜひお試しください。

ピーマンとパプリカを使用しない分、玉ねぎを多めに使用するためボリューム満点です。

ピーマンとパプリカなしでは見た目がカラフルでなくなると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、唐辛子とバジルを使用するため、赤と緑が加わり見た目が鮮やかに仕上がります。

美味しいガパオライスを作るポイント

ひき肉は酸化しやすく、どこの部位が使用されてるかわからないことが多いので、自宅でフードプロセッサーを使ってミンチにするのがおすすめです。ひき肉はほぐしながら炒めますが、お好みの大きさでOK。ひき肉のゴロゴロとした食感もまたクセになります。

また、前述した通りガパオがバジルという意味なので、ガパオライスにはバジルが必須！揚げ焼きにすることでパリパリとした食感で美味しく食べられます。ガパオライスに添える目玉焼きを先に作っておいて、同じフライパンを使うことで洗い物を減らすことができます。

パプリカなしのガパオライスの材料（2人分）

• ご飯

  適量

• 鶏むねひき肉

  200g

• 玉ねぎ

  1/2個（150g）

• 卵

  2個

• バジル

  10枚

• ★にんにく（みじん切り）

  小さじ1

• ★オリーブオイル

  大さじ1

• 塩

  ひとつまみ

• 赤唐辛子（輪切り）

  ひとつまみ

• ♡ナンプラー

  大さじ1

• ♡オイスターソース

  大さじ1

• ♡豆板醤

  小さじ1/2

• ♡しょうゆ

  小さじ1

• ♡メープルシロップ

  小さじ1

パプリカなしのガパオライスの作り方

下準備

玉ねぎはみじん切りにします。♡（トマトケチャップ、中濃ソース）は混ぜ合わせておきます。

玉ねぎを炒める

フライパンに★（にんにく、オリーブオイル）を弱火で熱し、香りが立ったら玉ねぎを中火で炒めます。

玉ねぎは加熱することで辛味成分である硫化アリルが揮発するため、辛味が軽減され甘味を感じやすくなります。

ひき肉を炒める

玉ねぎが透き通ってきたらひき肉を加えてほぐしながら炒めます。お肉を入れるのと同時に塩をふります。

唐辛子を入れて炒める

唐辛子を入れてさっと炒め、混ぜ合わせておいた♡を加え、汁けをとばしながら炒めます。

目玉焼きを作りバジルを揚げ焼きにする

別のフライパンで目玉焼きを作ります。出来上がったらフライパンをキッチンペーパーでさっと拭き、オリーブオイル大2（分量外）を中火で熱し、バジルを揚げ焼きにします。

バジルを揚げるとパリパリとした食感になり、ガパオライスのアクセントに。揚げる際は油がはねやすいのでやけどに注意しましょう。

完成

器にご飯と具材を盛り、目玉焼きとバジルをのせて完成です。

パプリカとピーマンなしのガパオライスでも、バジルと唐辛子の色味が加わるので◎。玉ねぎの甘さがよく感じられる一品です。シンプルな材料でも十分に美味しくいただけます。

ガパオライス作りにおすすめの商品

最後に、ガパオライス作りにおすすめの商品をご紹介します。

フードプロセッサー

本レシピで使用している鶏むねは、こちらの商品でひき肉にしています。

つぶす・混ぜる・刻む・おろすと1台4役もの機能を使用できます。ハンドルを握る力を変えるだけで、 スピードを自由自在に調整できます。

ナンプラー

一番搾り（※）のナンプラーです。イワシに天然塩のみを加えて発酵させて作られます。化学調味料不使用で天然発酵なので、魚の深い旨味をもちながらも、すっきりと上品な味わいが楽しめます。 ガパオライス以外にも野菜炒めや煮物、スープ、チャーハンなどの味付けにご使用いただけます。エスニック料理だけでなく中華や和食、洋食まど幅広い料理にも◎。 ※発酵させて最初に液体部分を取り出したもの

オイスターソース

広島県の牡蠣を100％使用しています。原材料は牡蠣と塩のみ。保存料、着色料、香料は一切使用してない無添加オイスターソースです。グルテンフリーなのも◎。 炒めものやスープ、ドレッシングなどでもお楽しみいただけます。

豆板醤

全て国産の材料を使って作られた豆板醤です。化学調味料、動物性原料、砂糖は使用していません。ただ辛いだけでなく、濃厚な旨みも特徴的です。