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かぼちゃの皮むき。包丁・ピーラー・レンジで簡単なのは?

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かぼちゃの皮むき。包丁・ピーラー・レンジで簡単なのは?

口当たりをよくしたい場合や離乳食に使いたい場合など、かぼちゃの皮を剥いて使いたいときに剥き方がわからなくて困ったことはありませんか?本記事ではかぼちゃの皮の剥き方を紹介します。

かぼちゃの皮について

かぼちゃの皮は食べられる

そもそもかぼちゃの皮は食べられるので、剥かずに調理をしてもOKです。

なんとかぼちゃの皮には、実の部分の3倍ものβ-カロテンが含まれていることがわかっています。その他にも食物繊維などが含まれているので栄養面的には皮も一緒に調理をして食べるのがベストです。

しかし、かぼちゃの皮は固いため離乳食として与えるときなど皮を剥いて使いたい場面もありますよね。そういった場合は皮を剥き、皮は別で調理をして食べるのがおすすめです。

一部だけを剥くのも◎

煮物にする場合などは、全部剥いてしまうのではなく一部だけを剥くのもおすすめです。

一部を剥いておくだけでも火が通りやすくなりますし、調味料も染み込みやすくなるので、短時間でも柔らかくしっかり味が染み込んだ美味しい煮物を作ることができます。

かぼちゃの皮の剥き方【包丁】

まずは、定番の包丁を使ってかぼちゃの皮を剥く方法を紹介します。

よく洗う

かぼちゃは綺麗に見えますが、土壌で育っているのでやはり土汚れや目に見えないチリ汚れなどがついています。そのため、調理をするときには水洗いをして汚れを綺麗に洗い流すのが基本です。

かぼちゃの表面にそこまでひどい泥汚れがついていなければ流水を30秒ほどかければ、汚れを落とすことができます。

かぼちゃの表面はボコボコしています。ボコボコしている部分に汚れが溜まっていることがあるので、気になるようであれば、たわしなどを使って汚れを落とすと安心です。

種・わたを取る

かぼちゃの種とワタをスプーンで取り除く

洗ったら、かぼちゃを半分にカットし種・わたを取ります。

スプーンでくり抜くようにすると簡単に取り除くことができます。大きなスプーンを使うと一辺に取り除くことができるので、便利です。

種とわたにも栄養が含まれているので、取り除いたら加熱して冷蔵保存しておくのがおすすめです。わたは保存しておくことができないので、煮物にする場合などはわたは取り除かずつけたままにしましょう。わたを残しておきたい場合はフォークを使って種だけを取り除いてください。

3〜4センチ幅に切り分ける

かぼちゃを幅3cmに切り分ける

種とわたを取ったら、まな板の上に皮が上になるように置いて端から3〜4センチ幅になるようにカットします。かぼちゃは固いですが、根本を使うようにすると切りやすいです。

どうしても固くてカットできない場合はレンジで1分〜2分温めて皮を柔らかくしてからカットすると良いでしょう。

皮と実の間に包丁を入れてカット

かぼちゃの皮を包丁で剥く

カットしたら、まな板の上におき、かぼちゃの皮と実の間に包丁を入れてカットしていきます。

皮を剥くというよりは、切り落とすようにすると、綺麗に皮と実を分けることができます。

かぼちゃの皮の剥き方【ピーラー】

包丁を使うのが苦手な方はピーラーを使うのがおすすめです。ただし、かぼちゃの皮は固いためピーラーを使っても手を切ってしまうこともあります。十分に注意しましょう。

半分にカットして種・わたを取る

かぼちゃを半分にカットして種・わたを取る

ピーラーを使って皮を剥く場合も、かぼちゃを洗い半分に切り分け、種とわたを取ります。

ピーラーで皮を剥く場合は、大きめにカットした状態でそのまま剥いてしまうのが効率が良いので、小さめにカットしなくても大丈夫です。

ピーラーで剥く

かぼちゃの皮をピーラーで剥く

かぼちゃの皮を上になるようにしてまな板の上に置いたら、皮の部分にピーラーをあてて剥いていきます。かぼちゃの皮は固いので、手を切らないように注意しましょう。

ピーラーで剥きにくい部分があれば、包丁を使って剥きます。綺麗に皮が剥けたら完了です。

かぼちゃの皮の剥き方【レンジ】

かぼちゃの皮は固くて剥きにくいですが、レンジで一度加熱すると柔らかくなって剥きやすくなります。

かぼちゃを一口大にカットする

かぼちゃを一口大にカットする

かぼちゃを洗い、種・わたを取ったらかぼちゃを一口大にカットします。

小さすぎたり薄すぎると剥きづらいので、一口大にするのがおすすめです。

カットしたかぼちゃを耐熱皿に並べる

カットしたかぼちゃを耐熱皿に並べる

かぼちゃをカットしたら、耐熱皿に皮を下にして並べます。

重なってしまうと加熱ムラができてしまうので、重ならないように並べましょう。量が多すぎてしまうのもNGです。300g〜400gにとどめ、量が多いときは分けて加熱してください。

水を回しかけてふんわりラップをする

水を回しかけてふんわりラップをする

カットしたかぼちゃを耐熱皿に並べたら、水を回しかけてふんわりラップをします。

水を回しかけてふんわりとラップをかけることで、レンジで一気に加熱することでかぼちゃの水分が飛んでパサパサになってしまうのを防ぐことができます。また、温められた蒸気で蒸される状態になるのでホクホクに仕上げることができます。

600wで1分〜2分加熱する

600wで1分〜2分加熱する

水を回しかけてふんわりラップをしたら、加熱します。

加熱時間の目安は上述したように600wで1分〜2分です。かぼちゃに火を通すことが目的ではないので、短めで大丈夫です。

1分〜2分ではまだ皮が固くて剥がれそうになければ、加熱時間を追加してください。

皮と実の間にスプーンを入れる

皮と実の間にスプーンを入れる

かぼちゃをレンジで加熱したら粗熱をとります。かぼちゃの粗熱が取れたら、皮と実の間にスプーンを入れます。そうすると実から皮がするんと剥がれます。

かぼちゃの皮のおすすめの食べ方

上述したように、かぼちゃの皮には栄養が豊富に含まれています。最後に剥いたかぼちゃの皮のおすすめの食べ方を紹介します。

炒め物

かぼちゃの皮は炒めものにして食べることができます。

かぼちゃの皮をにんにくや生姜と一緒に炒め、醤油やみりん、砂糖で味付けをするととても美味しい炒めものになります。かぼちゃの皮以外の野菜も一緒に炒め物にすると栄養満点です。

揚げ物

かぼちゃの皮は衣をつけて天ぷらにしたり、そのまま油で揚げてチップスにしても美味しく食べることができます。

かぼちゃの皮には青臭さがありますが、揚げ物にすることで青臭さは軽減されるので食べやすくなります。お子様のおやつにもピッタリです。

ピクルス

皮を細切りにして、酢、砂糖、塩などでピクルスにしても良いでしょう。

そのまま食べても美味しいですし、サラダのトッピングとして加えても美味しく食べることができます。