かぼちゃの皮って固くて剥くのが大変ですよね。本記事ではかぼちゃの皮をレンジを使って簡単に剥く方法を紹介します。
かぼちゃの皮は固くてそのままでは剥きにくいですが、レンジで加熱して柔らかくすると簡単に剥くことができます。かぼちゃの皮をレンジを使って簡単に剥くポイントは下記の通りです。
かぼちゃを丸ごとの状態で購入している場合は、丸ごと加熱して皮を剥くこともできますが、カットしてから加熱することをおすすめします。
カットしてからおすすめする理由は、丸ごとの状態だと火が通るのに時間がかかるためです。また、一度加熱したかぼちゃは傷みやすいため、すぐに調理をして食べる分を加熱して皮を剥くのが理想的です。さらに、カットしてから加熱するのであれば、必要な部分だけを効率的に調理できるので時間も節約できます。
皮が硬すぎてカットするのも大変という場合は、丸ごと加熱してからカットする必要がありますが、生の状態でもカットできるようであれば、カットしてから加熱しましょう。
かぼちゃをレンジで加熱するときは、耐熱皿にかぼちゃを並べたら、水を回しかけて加熱します。
水分を加えてラップをすることで、ラップの中にしっかりと水分を閉じ込めることができるので温まりやすくなり、固い皮も含めて柔らかく仕上げることができます。
水分が完全に蒸発してしまってパサパサになってしまうのを防ぐためにも、水は必ず入れて加熱しましょう。
加熱時間の目安は600Wのレンジの場合、1分〜2分です。
かぼちゃの大きさや量、レンジのワット数によっても異なるので、様子を見ながら加熱していきましょう。加熱しすぎてしまうと水分が飛んでパサパサになってしまったり、逆に皮が固くなってしまうことがあるので注意してください。
皮も栄養が含まれているので、栄養を余すことなく摂取したいのであれば皮ごと調理をするのが理想的です。なんとかぼちゃの皮には、実の部分の3倍ものβ-カロテンが含まれています。
ただし、離乳食として小さなお子様が食べる場合やポタージュなど口当たりを良くしたい場合などはかぼちゃの皮を剥いて使うこともありますよね。
皮を剥いた場合は、捨ててしまうのは勿体ないので、皮を取って調理した場合は皮だけ別の料理に使うと良いでしょう。
かぼちゃは綺麗に見えますが、土壌で育っているのでやはり土汚れや目に見えないチリ汚れなどがついています。そのため、調理をするときには水洗いをして汚れを綺麗に洗い流すのが基本です。
かぼちゃの表面にそこまでひどい泥汚れがついていなければ流水を30秒ほどかければ、汚れを落とすことができます。
かぼちゃの表面はボコボコしています。ボコボコしている部分に汚れが溜まっていることがあるので、気になるようであれば、たわしなどを使って汚れを落とすと安心です。
洗ったら、かぼちゃを半分にカットし種・わたを取ります。
スプーンでくり抜くようにすると簡単に取り除くことができます。大きなスプーンを使うと一辺に取り除くことができるので、便利です。
種とわたにも栄養が含まれているので、取り除いたら加熱して冷蔵保存しておくのがおすすめです。わたは保存しておくことができないので、煮物にする場合などはわたは取り除かずつけたままにしましょう。わたを残しておきたい場合はフォークを使って種だけを取り除いてください。
種・わたを取ったらかぼちゃを一口大にカットします。
小さすぎたり薄すぎると剥きづらいので、一口大にするのがおすすめです。
かぼちゃをカットしたら、耐熱皿に皮を下にして並べます。
重なってしまうと加熱ムラができてしまうので、重ならないように並べましょう。量が多すぎてしまうのもNGです。300g〜400gにとどめ、量が多いときは分けて加熱してください。
カットしたかぼちゃを耐熱皿に並べたら、水を回しかけてふんわりラップをします。
水を回しかけてふんわりとラップをかけることで、レンジで一気に加熱することでかぼちゃの水分が飛んでパサパサになってしまうのを防ぐことができます。また、温められた蒸気で蒸される状態になるのでホクホクに仕上げることができます。
水を回しかけてふんわりラップをしたら、加熱します。
加熱時間の目安は上述したように600Wで1分〜2分です。かぼちゃに火を通すことが目的ではないので、短めで大丈夫です。
1分〜2分ではまだ皮が固くて剥がれそうになければ、加熱時間を追加してください。
かぼちゃをレンジで加熱したら粗熱をとります。かぼちゃの粗熱が取れたら、皮と実の間にスプーンを入れます。そうすると実から皮がするんと剥がれます。
レンジを使わずに包丁でかぼちゃの皮を剥くこともできます。
まず、レンジを使うときと同様にかぼちゃを洗い半分に切り分け、種とわたを取ります。
種とわたを取ったら、まな板の上に皮が上になるように置いて端から3〜4センチ幅になるようにカットします。かぼちゃは固いですが、根本を使うようにすると切りやすいです。
どうしても固くてカットできない場合はレンジで温めて皮を柔らかくしてからカットすると良いでしょう。
カットしたら、まな板の上におき、かぼちゃの皮と実の間に包丁を入れてカットしていきます。
皮を剥くというよりは、切り落とすようにすると、綺麗に皮と実を分けることができます。
包丁を使うのが苦手な方はピーラーを使うのがおすすめです。
ピーラーを使って皮をむく場合も、かぼちゃを洗い半分に切り分け、種とわたを取ります。
ピーラーで皮を剥く場合は、大きめにカットした状態でそのまま剥いてしまうのが効率が良いので、小さめにカットしなくても大丈夫です。
かぼちゃの皮を上になるようにしてまな板の上に置いたら、皮の部分にピーラーをあてて剥いていきます。かぼちゃの皮は固いので、手を切らないように注意しましょう。
ピーラーで剥きにくい部分があれば、包丁を使って剥きます。綺麗に皮が剥けたら完了です。
上述したように、かぼちゃの皮には栄養が豊富に含まれています。最後に剥いたかぼちゃの皮のおすすめの食べ方を紹介します。
かぼちゃの皮は炒めものにして食べることができます。
かぼちゃの皮をにんにくや生姜と一緒に炒め、醤油やみりん、砂糖で味付けをするととても美味しい炒めものになります。かぼちゃの皮以外の野菜も一緒に炒め物にすると栄養満点です。
かぼちゃの皮は衣をつけて天ぷらにしたり。そのまま油で揚げてチップスにしても美味しく食べることができます。
かぼちゃの皮には青臭さがありますが、揚げ物にすることで青臭さは軽減されるので食べやすくなります。お子様のおやつにもピッタリです。
皮を細切りにして、酢、砂糖、塩などでピクルスにしても良いでしょう。
そのまま食べても美味しいですし、サラダのトッピングとして加えても美味しく食べることができます。
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