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かぼちゃをレンジ加熱で切りやすくする方法。丸ごとも楽チン!

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かぼちゃをレンジ加熱で切りやすくする方法。丸ごとも楽チン!

かぼちゃは固くて切りにくいですが、レンジで加熱してからカットすると柔らかくなって切りやすくなります。本記事ではかぼちゃをレンジを使って切りやすくする方法を紹介します。

固いかぼちゃはレンジで切りやすくなる

かぼちゃは生の状態だと固くて切りにくいですよね。固くて切りにくいかぼちゃは、レンジで加熱して柔らかくすると、包丁がすっと入るようになり簡単に切ることができます。

かぼちゃは丸ごと購入する場合と、カット済みのものを購入する場合があるので、本記事では丸ごとの状態とカット済みのかぼちゃの切り方を紹介します。

かぼちゃをレンジで切りやすくする方法【丸ごと】

かぼちゃを洗う

かぼちゃは綺麗に見えますが、土壌で育っているのでやはり土汚れや目に見えないチリ汚れなどがついています。そのため、調理をするときには水洗いをして汚れを綺麗に洗い流すのが基本です。

かぼちゃの表面にそこまでひどい泥汚れがついていなければ流水を30秒ほどかければ、汚れを落とすことができます。

かぼちゃの表面はボコボコしています。ボコボコしている部分に汚れが溜まっていることがあるので、気になるようであれば、たわしなどを使って汚れを落とすと安心です。

水けをさっと拭き取って加熱する

かぼちゃを洗い水けをさっと拭き取って耐熱皿の上にのせ電子レンジで加熱する

かぼちゃの表面を洗ったら、水けをさっと拭き取って耐熱皿の上に乗せて加熱します。加熱時間の目安はかぼちゃの大きさにもよりますが、600wで1〜2分程(500wで2〜3分程)です。かぼちゃに火を通すことが目的ではないので、短めで大丈夫です。

加熱時間はレンジのワット数やかぼちゃの大きさによっても異なるので、様子を見ながら調節してください。

レンジから取り出してお尻からカット

加熱したかぼちゃをお尻の方からカットする

レンジで加熱したら、かぼちゃを取り出します。火傷をしないように注意してください。

レンジから取り出したら、かぼちゃのお尻(ヘタがついていない方)を上にしてまな板に置いて、包丁を入れてカットしていきます。

レンジで加熱して柔らかくなっているので包丁がスッと入っていきます。

かぼちゃをレンジで切りやすくする方法【1/4】

続いて、1/4にカットされた状態のかぼちゃをレンジで切りやすくする方法です。

種とわたを取る

かぼちゃの種とわたをスプーンで取る

カットされているかぼちゃは、表面を水洗いして種・わたを取ります。

スプーンでくり抜くようにすると簡単に取り除くことができます。大きなスプーンを使うと一辺に取り除くことができるので、便利です。

種とわたにも栄養が含まれているので、取り除いたら加熱して冷蔵保存しておくのがおすすめです。わたは保存しておくことができないので、煮物にする場合などはわたは取り除かずつけたままにしましょう。わたを残しておきたい場合はフォークを使って種だけを取り除いてください。

ラップに包んで耐熱皿の上に乗せる

種とわたをとったかぼちゃをラップで包み耐熱皿にのせる

かぼちゃの種とわたを取ったらラップに包みます。

丸ごとの場合はラップに包まなくても大丈夫なのですが、カットしてある場合は水分が抜けてパサパサになってしまうのを防ぐためにラップに包んでからレンジに入れましょう。

加熱する

電子レンジで加熱したかぼちゃ

ラップに包んで耐熱皿の上に乗せたら、加熱します。

加熱時間の目安は、500wのレンジの場合は2分、600wのレンジの場合は1分です。この場合も様子を見ながら加熱しましょう。加熱しすぎるとパサパサになってしまったり、皮が逆に固くなってしまうことがあるので注意してください。

まな板の上に乗せてカット

加熱したかぼちゃをお好みの大きさにカットする

加熱したらレンジから出して、まな板の上に乗せてカットしていきます。

レンジを使わずにかぼちゃを簡単にカットする方法

レンジを使うと柔らかくなってカットしやすくなりますが、例えば丸ごとの状態のかぼちゃをカットしても全て食べきれないこともありますよね。かぼちゃを一度加熱してしまうと、傷むのが早いので全部使い切れない場合は、加熱をせずにカットするのが望ましいです。

そこで、レンジを使わずに簡単にカットできる方法を紹介します。

かぼちゃのお尻を上にしてまな板に置く

かぼちゃのお尻を上にしてまな板に置く

まず、かぼちゃのお尻の部分をにしてまな板の上に置きます。

お尻を上にしておくのは、お尻側の方が実が薄く包丁を入れやすいためです。

ぐらぐら動いてしまわないように、まな板の下にふきんを置いておくと安心です。かぼちゃが凸凹していて安定しない場合は危険なので、底になる部分を少し切り落として平らにしておきましょう。

お尻の中心に菜箸を刺す

かぼちゃのお尻の中心に菜箸を刺す

かぼちゃのお尻が上になるようにまな板の上に置いたら、中心部分に菜箸を刺します。

これ以上菜箸を押しても奥まで進まないというところまでいったら、菜箸を抜きます。貫通させなくても大丈夫です。

穴に包丁の先をあてて突き刺す

穴に包丁の先を当てて包丁をカットする

菜箸を刺して空いた穴に包丁の先をあてて、中心に向かってぐっと包丁を突き刺します。

そのまま包丁の柄を下におろし、カットしていきます。

かぼちゃの向きを変え

反対側も同じように、穴に包丁の先を当ててカットする

包丁を抜いたら、かぼちゃの向きを変えて反対側も同様に、穴に包丁の先をあてて突き刺し、そのまま包丁の柄を下に下ろしてカットします。

切れ目に手を入れて開く

切れ目に手を入れて開く

かぼちゃが2等分になるように切れ目が入ったら、切れ目の部分に指を入れてパカっと開きます。そうすると、綺麗に2等分にすることができます。

かぼちゃの基本的な切り方

最後に、かぼちゃを料理に使うときの基本的な切り方を紹介します。

角切り

かぼちゃを角切りにカットする

かぼちゃは角切りにして冷凍すると、煮物を作るときなどに便利なのでおすすめです。
かぼちゃは角切りにすることで、均等な大きさにすることができるので加熱ムラを防ぐことができます。また、表面積が広くなるため調味料が染み込みやすくなるメリットもあります。

角切りにする手順

①2等分にして種・わたを取ったかぼちゃの断面を下にしてまな板の上に置く

②半分にカットする

③皮を下にしてさらに半分にカットする

④半分にカットしたかぼちゃを3cm幅にカットする

⑤3cm〜4cm角になるように端からカットしていく

くし切り

かぼちゃをくし切りにカットする

くし形切りは、かぼちゃを始めとする玉ねぎやじゃがいも、トマトなどの丸い形の食材を放射状に切ることを言います。

一定の厚さでくし切りにすると、均一に加熱することができます。薄めにカットすると火の通りも早く、食べやすいのでソテーにしたいときなどにぴったりです。

くし切りにする手順

①2等分にして種・わたをとったかぼちゃの断面を下にしてまな板の上に置く

②半分にカットする

③さらに縦半分にカットする

④端から幅を揃えて放射状になるようにカットする