黒糖で作るジンジャエールのレシピ

ジンジャーエールなどで使えるジンジャーシロップは白砂糖で甘みをつけるのが基本ですが、代わりに黒砂糖（黒糖）を使うのもおすすめです。独特な風味や香りがありますが、しょうがとの相性はバツグンです。本記事では黒糖で作るジンジャーシロップの作り方をご紹介します。

ジンジャーエールについて

ジンジャーエールとは

ジンジャーエール（Ginger Ale）とは、しょうが風味の炭酸飲料です。エール（Ale）はビールの一種ですが、ジンジャーエール自体はアルコール分は含みません。ピリッとしたしょうがの辛味が特徴的な飲み物で、世界中で親しまれている飲み物です。シャンパンなどの食前酒代わりとして飲んだり、カクテルの材料としても使用されます。

ジンジャーエールには「ゴールデンスタイル」と「ドライスタイル」の2種類があります。ゴールデンスタイルはアメリカ人の医師によって、ドライスタイルはカナダ人の薬剤師によって発明されたと言われています。ゴールデンスタイルのジンジャーエールは色が濃く味が甘めで強いジンジャーの風味があるのが特徴ですが、ドライスタイルの発明により現在では希少な飲み物となっています。

ジンジャーエールは基本的にショウガエキスやシロップなどを炭酸水と混ぜて、砂糖や甘味料を加えて作られます。カラメルで淡い黄色に色付けすることもあります。

日本国内では様々なメーカーがジンジャーエールを販売していますが、ジンジャーエールは自宅でも簡単に作ることができます。着色料や甘味料、香料などを使わないので安心して楽しむことができます。

黒糖で甘みをつけるのもおすすめ

ジンジャエールを手作りする際、白砂糖で甘みづけするのが一般的ですが、代わりに黒砂糖（黒糖）を使って甘みをプラスすることもできます。ジンジャーエール作りに黒砂糖を使用することで、よりコクのある甘みを楽しむことができます。

白砂糖と黒砂糖の違いですが、原料や製造方法、風味、栄養素、使い方などが異なります。黒砂糖はサトウキビを原料とし、絞り汁（糖汁）から不要な成分や不純物を大まかに除去し、そのまま加熱・濃縮して固化させて作られます。黒砂糖は独特の風味やコクがありややクセがありますが、この特徴を活かして様々な料理や菓子作りに用いられます。

白砂糖と黒砂糖の違いについては、下記の記事で詳しく解説しています。

白砂糖と黒砂糖の違いは？美容やダイエットによいのは？

ジンジャーシロップの楽しみ方

今回作るジンジャーシロップは様々な楽しみ方があります。

ジンジャーシロップを作る際に、お好みのスパイスを加えることでより風味豊かな味わいを楽しむことができます。おすすめのスパイスにはシナモンや鷹の爪、ブラックペッパー、クローブ、ローレルなどがあります。単体で使うよりも数種類を合わせて使うことで様々なスパイスの香りや味わいが加わってより美味しく仕上がります。スパイスを使用する際は、しょうがを煮る際に一緒に入れて煮詰めます。

また、ジンジャーシロップは、ジンジャーエール以外にもお湯や紅茶、ミルク、コーヒーなどで割るのもおすすめです。お菓子作りや料理にも使えます。