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はちみつ入り豆乳バナナジュースのレシピ

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はちみつ入り豆乳バナナジュースのレシピ

バナナジュースはバナナの甘みだけでも十分美味しいですが、バナナの甘さ具合によっては、はちみつを加えて作るのもおすすめです。

美味しいバナナジュースを作るポイント

バナナジュースとは

バナナジュースは、一般にバナナと牛乳をミキサーなどで撹拌して作る飲料を指します。バナナスムージーやバナナシェイクとも呼ばれますが、ジュース、スムージー、シェイクは厳密にいうと定義が異なる飲料です。

【ジュース・スムージー・シェイクの違い】

◯ジュース...果物や野菜をジューサーで果汁を絞った飲料

◯スムージー...果物や野菜をミキサーで撹拌させた飲料

◯シェイク...アイスクリームや牛乳、砂糖、卵黄などを混ぜて作る飲料

つまり、バナナジュースは厳密にはバナナスムージーというのが正しいということがわかります。

ジュースやスムージー、シェイクについては下記の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

バナナジュースは豆乳でも美味

バナナジュースは牛乳で作ることが多いですが、牛乳の代わりに豆乳を使っても美味しく作ることができます。

豆乳は大豆を原料に作られた飲料です。豆乳の原料である大豆にはタンパク質やイソフラボン、サポニンなどの栄養素が含まれています。

牛乳と比較すると豆乳は腹持ちがよく(タンパク質の消化吸収に時間がかかるため)カロリーが低いため、ダイエットにも適している飲料といえます。

乳製品やカロリーの摂取を控えている方に、豆乳バナナジュースがおすすめです。豆乳バナナジュースを美味しく楽しめるポイントをご紹介していきます。

無調整豆乳がいい?

豆乳は大別すると無調整豆乳と調理豆乳、豆乳飲料の3種類に分けられます。

日本農林規格によると、下記のように区分されています。

  • 豆乳(無調整豆乳)...大豆と水のみで作られているもの(大豆固形分8%以上)

  • 調整豆乳...砂糖や食塩などを加えて飲みやすくしたもの(大豆固形分6%以上)

  • 豆乳飲料...大豆以外に調味料や果汁・野菜汁やコーヒーなどの風味原料を加えて飲みやすくしたもの(果汁入り:大豆固形分2%以上、その他:大豆固形分4%以上)

お菓子や料理の材料として使用する場合は、調味原料、風味原料、食品添加物が使用されていない無調整豆乳がおすすめです。

また、無糖の調整豆乳も、様々な味に合いやすいのでよいでしょう。

出典:豆乳類の日本農林規格(農林水産省)

はちみつを入れると甘みアップ

バナナジュースを作る際にはちみつをプラスすると、甘みがアップしてさらに美味しく楽しむことができます。

バナナ自体に甘みがあるため、はちみつなしでも美味しく飲めますが、甘みが少ないバナナを使用する際ははちみつを追加して味を整えるといいでしょう。

バナナジュースにはちみつを加える際は、まずは少量追加して甘みを確認し、少しずつ量を追加して好みの甘さになるように調整しましょう。

【1歳未満の乳児は避ける】

1歳未満の乳児がはちみつを摂取することで、乳児ボツリヌス症を発症する可能性があるため、はちみつを使った料理やお菓子は避けるべきです。 乳児ボツリヌス症は、乳児の腸内環境が不安定で、ボツリヌス菌の感染に対する抵抗力が低いために起きると考えられています。数日間便秘の症状を示し、母乳やミルクを吸う力が弱くなったり、泣き声が小さくなったりなどの症状が表れます。 ボツリヌス菌は120℃で4分以上の加熱によって殺菌、ボツリヌス毒素は100℃で1〜2分の加熱によって分解(失活)されます。はちみつは、加熱殺菌されているわけではないため、ボツリヌス菌が残留している可能性が高いです。

完熟バナナを使うべし

熟れ具合が異なるバナナ

バナナジュースを作る際に大切なのが、バナナの熟れ具合です。完熟バナナを使うことで、砂糖を使わなくても甘みのある美味しいバナナジュースを作ることができます。

バナナが完熟しているかどうかは、皮の状態で判断することができます。完熟したバナナの皮には「シュガースポット」と呼ばれる黒い斑点が出てきます。決して腐っているわけではありませんので、黒い斑点が出てきたバナナは捨てないようにしましょう。

また、熟れたバナナの皮は柔らかく、柄の部分が簡単に取れるようになります(上の写真の右)。

左は買ってきたばかりの状態、中央はもう少しで食べ頃になる状態です。買ってきてから2日〜1週間程度で完熟します。完熟してからは2〜3日で食べるようにしましょう。

レモン汁が重要!

バナナジュースを作る際にポイントとなる材料がレモンです。レモン汁を加えることで味や見た目、喉越しもよくなります。

バナナは酸化しやすい果物ですが、レモンに含まれるアスコルビン酸(ビタミンC)の還元作用によって、バナナの酸化や変色を防ぐことが可能になります。

また、豆乳にレモン汁を加えることで、豆乳のタンパク質がレモンの酸によって変性しとろみが出るため、飲みごたえのある一品に仕上がります。

さらに、レモンの香りが、豆乳特有の臭いやバナナの青臭さをマスキングする効果も期待できるため、美味しくいただくことができます。

レモン汁を加えるタイミングですが、変色を防ぐのが主目的であればミキサーで撹拌した後に(グラスに完成したバナナジュースに入れて表面のみに振りかける)、豆乳臭さやバナナの青臭さを和らげたりとろみを出すのが主目的であればミキサーやブレンダーで撹拌する際に加え他の材料とよく混ぜ合わせましょう。

出典:豆乳Q&A(日本豆乳協会)

はちみつ入り豆乳バナナジュースの材料

はちみつ入り豆乳バナナジュースの材料

  • 熟したバナナ(冷蔵庫で冷やしたもの)

    1本(果肉120g)
  • レモン汁

    小さじ1/2
  • 豆乳(無調整)

    150ml
  • はちみつ

    小さじ1

はちみつ入り豆乳バナナジュースの作り方

下準備:材料を冷蔵庫で冷やす

バナナと豆乳を冷蔵庫でよく冷やしておきます。材料を冷やすことで、氷なしでも冷えたバナナジュースを作ることができます。

レモン汁は使用する直前に絞る方が香りがいいので、絞らずそのまま冷蔵庫で冷やしておきましょう。

材料を入れる

ブレンダーの容器にバナナ、レモン汁、豆乳、はちみつを入れる

容器に手で3等分にちぎったバナナとレモン汁、豆乳、はちみつを入れます。

撹拌する

ブレンダーでなめらかになるまで撹拌する

なめらかになるまで撹拌します。

爽やかな味わいがお好みの方は、レモン汁を小さじ1ほど多めに入れると◎。

完成

完成したはちみつ入り豆乳バナナジュース

グラスに注いで完成です。

はちみつを加えることで甘みが増したバナナジュースに仕上がります。

このレシピにおすすめの商品

豆乳バナナジュースを作る際におすすめのブレンダーや豆乳をご紹介します。

ブラウン|マルチクイックハンドブレンダー

本レシピではこちらの商品を使っています。

ブラウン(Braun)は、100年以上の歴史を持つドイツのブランドです。キッチン家電以外にも光脱毛器や電動シェーバーなどの美容家電も展開しています。

このブレンダーは1台7役(つぶす・混ぜる・きざむ・スライス・千切り・こねる・おろす)とマルチな機能を兼ね備えています。ハンドルを握る力によって簡単に回転速度が変化し、食材に合わせてスピードを自由に変えることができます。

バイタミックス|Vitamix E310

バイタミックス(Vitamix)は、アメリカで100年以上の歴史を持つブランドです。世界累計1,000万台以上の販売実績があります。

圧倒的なパワーで驚くほどのなめらかさに仕上がります。材料を混ぜるブレンダーの機能はもちろん、その他にも刻む、砕く、挽く、こねるなど様々な機能を備え持つので、一家に一台あるととても重宝します。

容器に水と少量の洗剤を入れてブレンドするだけで簡単に汚れが落ちるので、毎日のお手入れもとても簡単です。5年または10年(モデルによって異なる)の長期保証付きなので、安心して長く使うことができます。

SAKURAグループ|有機無農薬バナナ

オーガニック先進国といわれる欧米を中心に販売されている有機栽培のバナナです。SAKURAグループの野菜ソムリエが色や香り、味をチェックし選んでいます。

Mielizia|アカシアの有機 ハチミツ


Mielizia(ミエリツィア)はイタリアのはちみつブランドです。

アカシアの花から採れるはちみつは上品でやさしく、心地良いフローラルの香りが特徴です。甘く滑らかな口あたりで、料理やお菓子作りにはもちろん、飲み物やフルーツにも幅広く使えます。

マルサンアイ|有機豆乳無調整

本レシピではこちらの商品を使っています。

マルサンアイは、大豆を主原料とする味噌や豆乳、その他の食品の製造販売を行っている日本のメーカーです。

この豆乳では有機大豆だけを使用した大豆固形分9%の無調整豆乳です。独自の酵素失活システムにより、大豆の渋味などを抑えているので、大豆本来のおいしさが引き立ちます。

イソラビオ|オーガニック ソイドリンク

イソラビオ(isola BIO)は、1999年創業のイタリアのブランドです。イタリア国内ではシェア70%を占め、世界35カ国での販売実績があります。創業時からオーガニックにこだわり、人や環境に優しい製品づくりを行っています。

原料は有機大豆、水、塩のみ。日本の豆乳よりもさっぱりとした口当たりが特徴です。