じゃがいもを洗うときにアルミホイルを使うと、手で洗うよりも泥汚れが落としやすくなります。本記事ではアルミホイルを使ったじゃがいもの洗い方やアルミホイルの代用になるものなどを紹介します。
じゃがいもを洗うときにアルミホイルを使うメリットは下記の通りです。
じゃいもは土に埋まった状態で育っているものを掘り起こして収穫しているため、泥汚れがついていることが多いです。道具なしても洗うことはできますが、たわしを使ったほうが綺麗に落としやすいです。
たわしがないときには、アルミホイルを丸めてじゃがいもの表面を優しくこすると、手で洗うよりも汚れを落としやすいです。
一般的にスーパーなどで販売されているじゃがいもの品種は男爵かメークインが多いです。男爵は特に表面に凹凸が多く汚れを落としにくいので、たわしがない場合にはアルミホイルを使うのがおすすめです。
じゃがいもは長期保存できる野菜であるため、基本的には収穫してから貯蔵して1年中店頭に並べられます。
一般的に、春から初夏にかけて収穫され市場に出回るものを新じゃがと言います。
新じゃがは一般的に発売されているじゃがいもと比較して小振りで、皮が薄いのが特徴です。皮にも栄養素が含まれているので皮ごと食べるのが理想的ではありますが、土臭さを軽減したり残留農薬の懸念から剥いて調理をしたい場合もあるでしょう。新じゃがであれば皮が薄いのでアルミホイルを使って汚れを落とせるのと同時に、皮をむくこともできるので一石二鳥です。
じゃがいもを洗うときにアルミホイルを使うメリットはおわかりいただけたかと思います。続いて、アルミホイルを使うじゃがいもの洗い方を紹介します。
泥付きのじゃがいもなど、汚れがひどい時はまずはじめにボウルに貯めた水にひたしましょう。水につけておくことで、固まってしまっている泥や土もふやけるので、落としやすくなります。
ただし、水につけることでじゃがいもに含まれているビタミンCなどの水溶性の栄養素が流出してしまいます。そのため、水につける場合は長時間つけすぎないようにしましょう。
そこまで汚れがひどくない場合は、水につけずにそのまま流水で洗っても良いです。
水につけて汚れをふやかしたら、じゃがいもの表面を丸めたアルミホイルで優しくこすりながら流水で汚れを洗い流していきます。
アルミホイルを使うときは、アルミホイルを丸めるのがポイントです。丸めることでアルミホイルに細かい凹凸ができて、汚れを落としてくれます。
芽の部分は凹んでいて、特に汚れが入り込んでしまいやすいので優しくこすって洗い流しましょう。泥汚れには細菌が分布している可能性があり、食中毒の原因となることがあります。皮ごと調理する場合は、しっかりと落としておくことが大切です。
じゃがいもを綺麗に洗いたいけどアルミホイルがないという場合は、下記のもので代用が可能です。
アルミホイルがない場合には、たわしでももちろん代用可能です。たわしの細かい毛先が凹凸部分にも入り込んでくれるので、汚れを綺麗に落とすことができます。
ただし、たわしはアルミホイルと比較して固いです。力を入れすぎてしまうとじゃがいもの表面が傷ついてしまいます。優しくこするようにすることが大切です。
また、たわしは掃除などに使うことが多い道具です。当たり前ですが、衛生上の観点から必ず清潔なものを使用しましょう。
スポンジを使ってじゃがいもを洗うこともできます。スポンジはたわしと比較して柔らかいので、表面を傷つけてしまいにくいです。ただし、力強く擦ってしまうとやはり傷がついてしまうので、スポンジを使う際も優しくこすることが大切です。
また、スポンジを使う場合も衛生面には十分注意しましょう。普段食器を洗うのに使っているスポンジを使う場合は、こすった後しっかり洗い流します。洗剤が残っていたりすると料理全体の味に影響してしまうことがあります。
ちなみに、食器用の中性洗剤は野菜の洗浄にも使えます。ただ、じゃがいもは流水で洗うだけでも十分汚れを落とすことができるので洗剤を使って洗う必要はありません。
メラミンスポンジを使ってじゃがいもを洗うことも可能です。
メラミンスポンジとは、メラミンフォームと呼ばれる素材からつくられた硬いスポンジです。洗剤を使わなくても汚れを落とすことができるスポンジとして注目を集め、近年では100円均一などでも手軽に購入することができます。
メラミンスポンジは密集した網目状の構造をしているため、じゃがいもの表面の汚れを削り落としてくれます。
ただし、メラミンスポンジの構造上じゃがいもの表面に傷ができてしまいます。また、水を含むと膨らむ性質があり、ボロボロと細かくなってしまうこともあります。じゃがいもにメラミンスポンジの一部が残ってしまい口に入ってしまうこともあるので十分注意が必要です。
じゃがいもの泥汚れを落としたり、新じゃがの皮を剥く時に役立つアルミホイルですが、アルミホイルの用途はそれだけではありません。
じゃがいもを調理する際にアルミホイルを使う例としては、ホイル焼きがあります。ホイル焼きは、アルミホイルでじゃがいもを包んで焼く料理方法です。
じゃがいもをアルミホイルで包んで焼くことで、じゃがいもの風味を活かし、ふんわりとした食感を楽しむことができます。しっかりと味付けをして焼いても美味しいですが、シンプルに塩をかけて食べるだけでもじゃがいもの甘みが引き立って美味しいです。ぜひ試してみてください。
じゃがいもをアルミホイルで包み、炊飯器でお米と一緒に炊くと簡単に蒸すことができます。じゃがいもを柔らかく茹でたり蒸したりするのは時間がかかりますが、ご飯を炊くのと同時に蒸すことができるので時短に。
簡単にホクホクのじゃがいもを楽しむことができます。ハンバーグなどのメイン料理の付け合せに一品欲しいときにもおすすめです。
離乳食にじゃがいもを使ったり芋餅を作りたいときには、おろし金にアルミホイルを被せると、目詰まり防止になります。おろし金に詰まってしまうと、洗うのも一苦労ですよね。アルミホイルを被せておけば、アルミホイルを剥がすだけで、簡単に綺麗になります。
洗う手間が省けるので、大根おろしや生姜をすりおろしたいときにもおすすめです。
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