マカロニサラダを作ろうと思ってるのに「きゅうりがない!」という時はありませんか?そんなときにきゅうりの代用になる野菜を本記事で紹介していきます。
マカロニサラダは、その名の通りマカロニをメインに作られるサラダですが、定番といっていいほど入っている野菜の一つがきゅうりです。そもそもなぜマカロニサラダにはきゅうりが入っているのでしょうか。
新鮮なきゅうりは、みずみずしくシャキシャキとした食感を楽しむことができます。
マカロニサラダにきゅうりを加えるとシャキシャキとした食感をプラスすることができ、咀嚼回数が増えるため満腹感を得やすくなります。
また、きゅうりは100gあたり13kcalとカロリーが低く、糖質量も低いためダイエット中の食事にぴったりの食材の一つといえます。
きゅうりの鮮やかな緑色は料理に彩りを与え、見た目もよくしてくれます。
マカロニは白っぽいですが、緑色のきゅうりが入ると華やかになりますよね。料理は緑・黄色・赤色と揃えることで見栄えがよくなり、見た目を良くするだけではなく食欲を増進させる効果もあります。そのため、きゅうりの他にもコーンやハムを加えて作ることも多いです。
マカロニサラダに入れるきゅうりは、他の野菜で代用することができます。マカロニサラダに入れるきゅうりの代用におすすめの野菜は下記の通りです。
ブロッコリーはきゅうりの食感とはやや異なりますが、しっかりとした食感があり色合いも似ています。
ブロッコリーは生食できる野菜ではありますが、生のままだと固く食べにくいため、茹でてから使いましょう。ブロッコリーは茹でることで色も鮮やかになりますし、柔らかくなり食べやすくなります。また、ブロッコリーをマカロニサラダに加えるときは小房にわけただけでは存在感がありすぎるので、さらに半分にカットしてから加えると良いです。
ブロッコリースプラウトとは、発芽して間もないブロッコリーの新芽のことです。「スプラウト」とは穀類や豆類、野菜の種子を人為的に発芽させた新芽を意味する言葉です。土に植えるとブロッコリーになる種を水耕栽培するとブロッコリースプラウトになります。
ブロッコリースプラウトは基本的に加熱してから食べるブロッコリーとは異なり、サラダやうどんなどのトッピングにして生食することが多く、サラダにもピッタリの食材です。見た目が可愛らしく、マカロニサラダの見た目を華やかにしてくれます。
かいわれ大根はシャキシャキとした歯ごたえが美味しいですよね。きゅうりと色合いも似ているので彩りにもなりますし、栄養価も高いです。
かいわれ大根は生で食べられる野菜なので、水洗いして根元をカットすればさっとマカロニサラダに加えることができるので手軽です。
きゅうりとは異なり苦味がありますが、良いアクセントになります。
豆苗とは、えんどう豆の若い葉と茎を食用にした野菜です。かいわれ大根に似ていますが、苦味が少なく食感はシャキッとしています。
ビタミンCや葉酸を多く含むなど栄養価も高く、鮮やかな緑色をしているので彩りにもなります。比較的安価で販売されているのできゅうりが高騰しているときの代用にもおすすめです。
レタスは葉物野菜の中でも比較的シャキシャキとした食感がある野菜の一つです。同じ緑色をしていますし、β−カロテンやカリウムなどが含まれているので栄養面的にも◎
マカロニサラダのきゅうりの代用として使うときは、繊維に沿ってカットするか手でちぎってサラダに加えます。レタスは水分量が多く、ベチャッとしてしまいやすいので塩もみをして水分を出してから使うと良いでしょう。
キャベツにはシャキシャキとした程よい歯応えがあり、きゅうりの代用として使いやすい野菜の一つです。
キャベツを使うときはレタスよりも葉が厚いので繊維に沿って千切りにするのがおすすめです。そこまで水分量が多い野菜ではないので、塩もみをして予め水分を出しておかなくても大丈夫です。色合いも似ているので、きゅうりがなくても見た目を損ねてしまうことがありません。
アスパラガスも鮮やかな緑色をしていて、料理の彩りに使われることが多い野菜の一つです。また、栄養価も高く、アスパラはきゅうりよりも8倍の葉酸を含むことがわかっています。
アスパラガスは生食することができますが、茹でてから使うのが基本です。しっかりとした食感を出したいときは茹ですぎないようサッと茹でて、細かく切ってから混ぜ合わせるとシャキっとした食感がでます。
シャキシャキとした食感のさやえんどうもマカロニサラダに加えることで良いアクセントになります。また見た目も鮮やかです。
さやえんどうは、筋をとり下茹でをするなどの下ごしらえをしてから使いましょう。下茹での際に長く茹ですぎてしまうと食感が損なわれてしまうので注意してください。
さやえんどうの下ごしらえの方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
さやえんどうは春に旬を迎える野菜です。季節によっては手に入らないこともありますが、旬の時期はぜひ試してみてください。
いんげんもシャキシャキとした食感があり、色合いもきゅうりと近い野菜です。
いんげんをきゅうりの代用としてマカロニサラダに加えるときは、さっと下茹でするかレンジで加熱してから小口切りにして混ぜ合わせましょう。いんげんはマヨネーズとの相性も抜群なので、食感を楽しみながら美味しく食べることができます。
枝豆の食感はきゅうりとは大きく異なりますが、サラダなど彩りを加えたいときのきゅうりの代用品にぴったりです。また、栄養価も高く加熱しても栄養価が失われにくいという利点もあります。
近年では冷凍の枝豆も通年スーパーなどで販売されており、比較的安価で手に入れやすいので、常備しておくと非常に便利です。
枝豆と同じく豆類で、食感はきゅうりとは異なりますがグリーンピースもきゅうりがないときや、きゅうりが苦手で避けたい場合の彩りにおすすめです。
グリーンピースもきゅうりと同じくカリウムを豊富に含む他、きゅうりにはほとんど含まれていないビタミンB群が多く含まれています。
アボカドもきゅうりとは異なりシャキシャキとした食感はありませんが、彩りの代用にはなります。
アボカドをポテトサラダに加えることで、普段のマカロニサラダとは異なるクリーミーで濃厚な味わいを楽しむことができます。また、アボカドは栄養価が高いのも嬉しいポイントです。
ただし、アボカドは100gあたり170kcalときゅうりと比較してだいぶカロリーが高い野菜です。ダイエットをしているなどカロリー制限している方はマヨネーズを控えめにするなど工夫をすると良いでしょう。
パセリもシャキシャキとした食感はありませんが、マカロニサラダに加えることで彩りが鮮やかになります。
ただし、パセリはセリ科の植物特有の独特の香りがあります。小さなお子様などパセリの風味が苦手で食べられない場合もありますのでパセリを使う場合は注意が必要です。
玉ねぎは白いので彩りにはなりませんが、生の玉ねぎはシャキシャキとした食感があるので、きゅうりの代わりに玉ねぎを入れても食べごたえがでます。
ただし、玉ねぎは特有の辛味成分をもつ野菜です。加熱をすれば甘くなりますが生のままでは食べにくいという方も多いです。玉ねぎの辛味成分は水溶性であり揮発性が高い成分なので、辛みが苦手な方は水にさらしてから水気をとって加えるか、空気にさらしてから加えると良いです。
色合いはきゅうりとは異なりますが、大根もシャキシャキとした食感を楽しむ事ができる野菜です。煮物など加熱調理をして食べることが多い大根ですが、細切りにしサラダにすることできゅうりのみずみずしくシャキシャキとした食感を出す代わりになります。
ただし、大根には辛味成分が含まれているため、きゅうりの味わいとは異なります。大根は上部・中部・下部と3つにわけることができ、このうちもっとも辛みがすくないのが上部、辛みが強いのは下部です。きゅうりの代用としてマカロニサラダに使うのであれば、上部または中部を使うことをおすすめします。
きゅうりとは異なりますが、きのこもしっかりと食感があるのできゅうりの代用品におすすめです。特におすすめなのがえのきです。
えのきは、きのこ類の中でも食感がシャキシャキとしていることが特徴です。また、しいたけなどとは異なり比較的クセがないのできゅうりの代用品として調理に使いやすいです。
マカロニサラダに加えるときは、マカロニを茹でるときに一緒に茹でて使いましょう。マカロニが茹で上がる1分〜2分前にえのきを加えればOKです。
きゅうりやきゅうりの代用になる野菜がなくてもマカロニサラダを美味しく作ることはできます。しかし、物足りなくなってしまうので、野菜を使いたくない場合は野菜以外の食材を使って作るのもおすすめです。
ポテトサラダにおすすめの野菜以外の食材は、
ハム
ベーコン
ツナ
ウインナー
ゆでたまご
カニカマ
などです。様々な具材を使って作ることができるので、ぜひ試してみてください。
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