子供におすすめのしゃぶしゃぶ具材を紹介します。
しゃぶしゃぶとは鍋料理のひとつで、薄切りにしたお肉や野菜などの具材を煮え立った湯やスープにくぐらせて加熱し、タレなどをつけて食べる料理です。
お鍋の中でお肉を振る動作を「しゃぶしゃぶ」と見立てて名称づけたと言われています。
しゃぶしゃぶの本来の食べ方は、自分の食べる分のみを熱湯やスープにくぐらせて食べます。お肉や野菜は箸を使い、豆腐などは穴あきおたまを使います。
ただし、家庭で食べるときなどは、一般的な鍋料理と同様に野菜やきのこ類などは最初からお鍋に入れ、そこにお肉をくぐらせて食べる人も多いです。
また、もともとは味のない湯の中にこんぶだけを入れて食材を加熱するのが本来の形ですが、近年の火鍋ブームなどの影響で、味付きのスープも広がりをみせています。
しゃぶしゃぶをするとお肉によってアクが出てきます。
このアクの成分は、お肉のたんぱく質です。なので、実はアクを捨ててしまうのはとてももったいないんです。
できればアクを出さずに調理したいですよね。この場合、湯を沸騰させるのはNG。80℃前後でさっと肉を湯に通すのがベストです。
70℃だと火が通るのに時間がかかり、アクが出てしまいます。
しゃぶしゃぶといえば元々は牛肉が基本ですが、子供はお肉が好きなので喜ぶでしょう。
スーパーなどでも「しゃぶしゃぶ用」として薄切りの牛ロースが売っており、一般的な薄切り肉よりも薄く切られていることが多いです。
牛肉はスープにくぐらせる時間を短くして、半生などで食べてもおいしいのが魅力です。
そして、牛肉ほど定番となってきたのが、豚肉です。牛肉同様、お肉は子供に喜ばれます。
元々「しゃぶしゃぶ」は牛肉を用いたものであり、派生形であるため「豚しゃぶ」と言われていますが、最近ではしゃぶしゃぶといえば豚肉という方も増えてきているので定番としてもいいでしょう。
お肉の中でも、特に子供が好きなのがウインナーやソーセージでしょう。
食べやすくおいしいので、人気です。色々な味があるので、味付きのものを買えばタレなしでもおいしく食べられるので、タレで汚れる心配がありません。
しゃぶしゃぶに入れても喜ばれます。
肉団子も子供に喜ばれます。
ただ、肉団子の場合は「しゃぶしゃぶ」するというよりは、お鍋に入れておくことが多いので、「しゃぶしゃぶ」することを楽しむという観点では、普通のお肉のほうが楽しめるかもしれません。
ワンタンもおすすめです。
しゃぶしゃぶに入れるときは先に茹でておき、最後あたためる目的で湯にくぐらせると、子供でも安心して食べることができます。
しらたきもしゃぶしゃぶの定番です。下茹でした状態で売られているものも多いですが、臭みがある事が多いので、下茹でや水洗いをするのがおすすめです。
どんなスープやタレにも合うので、しゃぶしゃぶに用いやすい食材です。満足感もアップするので、コスパ最強のしゃぶしゃぶ食材です。
野菜の中では白菜が定番です。
箸で掴んで湯にくぐらせるため、一口サイズにカットします。また、葉と芯の部分を分けてカットすることも多いです。
生のままでも食べられるので、さっと通してシャキシャキ感を残してもおいしいです。
トマトやミニトマトをしゃぶしゃぶに入れることもあります。子供は野菜の中でもトマトが好きなことが多いので喜ばれるでしょう。
トマトはスライスにして湯にくぐらせます。トマトの汁は出てしまいますが、それによってスープがトマト風味になっておいしいです。
ミニトマトはそのままくぐらせることが多いです。温かいトマトが好きな人は、硬さも残りつつ温かいミニトマトがおいしくいただけます。
魚介類だと、まずサーモンが喜ばれるでしょう。魚の中で子供にとても人気です。
お刺身用を用意すれば生のままでもいただけるので、安心して「しゃぶしゃぶ」することができます。
湯に白だしを入れたり、鰹節を入れるなど、和風スープがサーモンと合います。
ホタテなどの貝類も子供には人気です。特にホタテは甘みがあり、食べやすいですよね。
こちらもお刺身用を用意しておけば、安心して食べられます。さっと湯にくぐらす程度でも、しっかりと湯に通してもどちらでもおいしいですよね。
お肉やお魚とはまた違ったプリプリ食感も楽しいです。
高級しゃぶしゃぶにはなりますが、カニがあれば子供も大喜びです。
カニしゃぶは、かなり定番ですよね。こちらも高級しゃぶしゃぶになりますが、とてもおいしいです。
爪の部分を持って、蟹の身を「しゃぶしゃぶ」するのも楽しいですよね。カニの味ももちろんですが、手に持てるところも子供に人気です。
昆布だしだけのスープにくぐらせて、ポン酢でいただく、シンプルな食べ方がおすすめです。
甲殻類では「カニしゃぶ」の方がメジャーですが、「エビしゃぶ」もとてもおいしいです。
車海老でも、甘海老でもしゃぶしゃぶを楽しめます。スーパーに売っているお刺身用でも出来ますので、お肉に飽きてきたり、いつもとは違うしゃぶしゃぶをしたいときなどにぜひ!子供もエビはとても好きなので、喜びます。
しゃぶしゃぶの具材に、おもちを入れる人も多いです。スライス餅だと湯にくぐらせるとすぐにやわらかくなり、おいしくいただけます。
最近では「しゃぶしゃぶ餅」としても売られています。
湯にくぐらすと、焼いたときよりも全体がやわらかくなり食べやすいです。食べるときに伸びるのもやっぱり楽しいですよね。
子供だけでなく、大人も嬉しいチーズ。スライスチーズなどをのびきるぎりぎりまで湯にくぐらせて食べるのもおいしいですし、お肉などと一緒に「しゃぶしゃぶ」するのもひとつです。
一気に洋風になり、味変にもおすすめです。また、しめでご飯を入れる時などチーズも入れるとリゾットのようになっておいしいですよね。
少し珍しいですが、子供にも喜ばれる具材にお麩があります。
板麩や車麩が「しゃぶしゃぶ」しやすいので、ぜひ試してみてください。
特に濃い味のスープでしゃぶしゃぶをするときにお麩を入れると、味が染み込んでおいしいです。
ちくわは生でも食べれるので、湯に通す時間を気にしないでいいのが簡単です。
そのままでも、輪切りでも斜め切りでもOK!ちくわが好きな子供は多いので、ぜひ試してみてください。味付きのスープでしゃぶしゃぶする場合は長めにスープに入れておくと、おでんのようになります。
また、ちくわ同様おでんに入れることで有名ですが、はんぺんはしゃぶしゃぶにもおすすめです。
チーズがサンドされたはんぺんでもおいしいですよ。チーズはんぺんは子供のお弁当でも人気ですよね。
おでんとはまた違ったスープやタレでもおいしいのでぜひ試してみてください。
カニのしゃぶしゃぶはありますが、カニカマはあまりないですよね。ですが、これまたおいしいんです。
実際はカニに見えるただのかまぼこですが、野菜などと一緒に食べるともはや「蟹しゃぶ」と変わらないんだとか……?
かまぼこは魚のすり身ですので、出汁も出てとてもおいしいです。子供も喜びます。
じゃがいもも、子供は好きですよね。
じゃがいもは、スライサーやピーラーで薄切りにして水にさらしておいたものを、若干のしゃきしゃき感が残る程度に湯に通してお肉と一緒に食べるとおいしいですよ。
どんなタレとも相性がいいので、ぜひ!
かぼちゃもしゃぶしゃぶで用いることができます。甘みがあるので子供にも人気です。
薄切りや細切りにすれば短時間でやわらかくなって食べやすいです。
細切りにして数本湯に通し、お肉で巻いて食べてもおいしいですよ。
さつまいも甘くておいしいので子供に人気です。
薄切りや細切りにしましょう。
しゃぶしゃぶはお肉や葉物野菜が多いので、かぼちゃやさつまいもなどを入れることで彩りもよくなります。
しゃぶしゃぶの〆といえば、ラーメン。いろいろな具材を「しゃぶしゃぶ」したスープは出汁が出ていてとてもおいしいです。
しめのラーメンもやっぱり子供は喜びます。
ラーメンは定番の昆布だし、醤油などから変わり種のものにも合わせやすいです。
それから、うどんもしめでよく使われています。特に冷凍うどんは少し電子レンジで温めてから使うとすぐに食べれるので時短になります。
出汁やスープが染みたうどんはおいしいですよね。子供もうどんはよく食べてくれます。
残った具材をそのまま雑炊にできちゃうので、しゃぶしゃぶのあとごはんを入れて雑炊にするのもいいですよね。
おすすめの方法は、ごはんを水で洗ってぬめりをとってから、卵でとじると良いです。
このときかき混ぜすぎないことで卵がいい感じに残ります。また、チーズを入れてリゾット風にすると、子供も喜びます。
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