1. Fily
  2. Food
  3. Encyclopedia
  4. ほうれん草の重さ。生の1袋・1株は何グラム?茹で・冷凍だと重さは?

ほうれん草の重さ。生の1袋・1株は何グラム?茹で・冷凍だと重さは?

公開日

更新日

ほうれん草の重さ。生の1袋・1株は何グラム?茹で・冷凍だと重さは?

ほうれん草は1袋(1束、1把)200g前後で販売されていることが多いです。今回はほうれん草の1袋、1株、葉1本のそれぞれの重さを生のほうれん草と茹でたほうれん草で計測してみました。また、50gや100gの量がどのくらいになるのかも写真付きで詳しく解説していきます。

ほうれん草の出荷規格

ほうれん草の大きさの定義については、国で定められたものはなく、都道府県や自治体などによって規格が異なります。

一例として、広島県の出荷規格は下記の通りです。

重さに関しては、1袋200g以上で販売されていることが多いようです。群馬県の野菜くらぶの出荷規格によると、1過袋200g以上、4株以上を目安として出荷されています。

出典
出荷規格表(全農広島県本部)
野菜くらぶ出荷基準

ほうれん草の数え方

ほうれん草は大きい単位順で1袋(1束)→1株→1本と数えます。

スーパーなどで販売されているほうれん草は袋詰めされていたり、テープで束ねられて販売されています。したがって1束もしくは1把(わ)とよぶこともあります。

次に大きい単位は「株」です。上記でもご紹介したように1袋200gで販売されていることが多く、1袋(1束、1把)に10株前後が入っています。そして1株の中には数本の葉が含まれています。

生ほうれん草の重さ

まず始めに、生のほうれん草の重さをご紹介します。1袋分、1株、葉1枚でそれぞれ別に計測しました。

1袋(1束)

生のほうれん草(1袋、1把、1束)の重さは207g

購入したほうれん草を袋から取り出して重さを計測すると207gでした。

生のほうれん草の廃棄率は10%なので、可食部(実際に食べる部分)の重さは約194.6gになり、エネルギー量(カロリー)は35kcalになります。

出典:食品成分データベース(文部科学省)

1株(葉多め、少なめ)

ほうれん草1株(葉多め)の重さは30g

葉が比較的多く付いている1株の重さは30gです。

実際の可食部の重さは28.2g、エネルギー量(カロリー)は5kcalになります。

ほうれん草1株(葉少なめ)の重さは13g

葉が比較的少ない1株の重さは13gです。

実際の可食部の重さは12.22g、エネルギー量(カロリー)は2kcalになります。

葉1枚

葉(大きめ)1枚の重さは5g

比較的大きいほうれん草の葉1枚の重さは5gです。

実際の可食部の重さは4.7g、エネルギー量(カロリー)は1kcalになります。

葉(少なめ)1枚の重さは2g

小さめの葉1枚の重さは2gです。

実際の可食部の重さは1.88g、エネルギー量(カロリー)は約0kcalになります。

茹でほうれん草の重さ

次に、茹でたほうれん草の重さをご紹介します。今回の計測結果に基づくと、生のほうれん草と茹でたほうれん草では重量に大差がないことがわかりました。ただし茹でたほうれん草は水けを多く含みますので、絞り具合によって重さは変わります。

1袋(1束)

ほうれん草1袋分(207g)を茹でたときの重さは197g

生のほうれん草1袋分(207g)を茹でたときのほうれん草の重さは197gでした。生のほうれん草よりも10g軽くなります。

茹でたほうれん草の廃棄率は5%なので、可食部(実際に食べる部分)の重さは約187.2gになり、エネルギー量(カロリー)は43kcalになります。

出典:食品成分データベース(文部科学省)

1株(葉多め、少なめ)

ほうれん草1株(葉多め)を茹でた時の重さは31g

葉が比較的多く付いている1株を茹でた時の重さは31gです。

実際の可食部の重さは29.45g、エネルギー量(カロリー)は7kcalになります。

ほうれん草1株(葉少なめ)を茹でたときの重さは12g

葉が少なめのほうれん草1株を茹でた時の重さは12gです。

実際の可食部の重さは11.4g、エネルギー量(カロリー)は3kcalになります。

葉1枚

茹でたほうれん草の葉1枚の重さは7g

茹でたほうれん草の葉1枚の重さは7gです。

実際の可食部の重さは6.65g、エネルギー量(カロリー)は2kcalになります。

生ほうれん草の重さ別の大きさ

次にほうれん草を50g、100g、200gになるように計測してみました。丸ごとだと何株分なのか、そしてカットしたときの見た目の量を写真とともに解説します。

50gは2株

ほうれん草2株分で50g

ほうれん草50gは大きめの株2株分です。

ほうれん草50gのざく切り

50gのほうれん草をざく切りにした場合の量の目安です。

容量1.5リットルのボウル(径約21.3m×高さ約9cm)に入れると、上の写真ほどの量になります。

100gは5株

ほうれん草5株分で100g

ほうれん草100gは4〜5株分です。

ほうれん草100gのざく切り

100gのほうれん草をざく切りにした場合の量の目安です。

容量1.5リットルのボウル(径約21.3m×高さ約9cm)に入れると、上の写真ほどの量になります。

200gは1袋分

ほうれん草1袋分でほぼ200g

ほうれん草200gは約1袋分になります。今回購入したほうれん草は1袋180〜220g程度のものが多かったです。

ほうれん草200gのざく切り

200gのほうれん草をざく切りにした場合の量の目安です。

容量1.5リットルのボウル(径約21.3m×高さ約9cm)に入れると、上の写真ほどの量になります。

茹でほうれん草の重さ別の大きさ

次に、茹でたほうれん草を50g、100g、200gになるように計測してみました。今回の計測では、生のほうれん草と同じ結果になりました。

茹でたほうれん草の水けの絞り方によって重さが異なる場合があります。

50gは2株

茹でたほうれん草2株で50g

茹でたほうれん草50gは大きめの株2株分です。

100gは5株

茹でたほうれん草5株で100g

茹でたほうれん草5株で100gになります。

200gは1袋分

茹でたほうれん草1袋分で200g

茹でたほうれん草200gは大きめの株2株分です。

生ほうれん草を茹でた時の重さの変化

次に生のほうれん草を茹でた時の重さの変化をご紹介します。これらの重さは水に絞り方でかなり重さに差が出ますので、目安として参考にしてください。

50g→39g

生のほうれん草50gを茹でると39gに

生のほうれん草50gを茹でて水けを絞って重さを計測すると39gになりました。

100g→84g

生のほうれん草100gを茹でると84gに

生のほうれん草100gを茹でて水けを絞って重さを計測すると84gになりました。

200g→165g

生のほうれん草200gを茹でると165gに

生のほうれん草200gを茹でて水けを絞って重さを計測すると165gになりました。

ほうれん草を冷凍したときの重さの変化

生のほうれん草100g→116g

生のほうれん草100gを冷凍すると116gに

生のほうれん草100gを冷凍すると116gになりました。

料理で100g分のほうれん草を使うときは、冷凍ほうれん草はやや多めに使うとよいことになります。

茹でたほうれん草100g→50g

茹でたほうれん草100gを冷凍すると50gに

茹でたほうれん草100gを冷凍すると50gになりました。