たこ焼きといえばやはりタコを入れるのが定番ですが、節約をしたいときやタコが売っていないときなどタコの代わりになるものはないかと考えたことがある方も多いのではないでしょうか。本記事ではたこ焼きのタコの代わりにおすすめの具材を紹介します。
「たこ焼き」といえば、小麦粉を原料に作る生地にタコを入れて球状に焼きあげる大阪発祥の郷土料理で、現在では大阪名物として全国各地で家庭でも一般的に食べられています。
「明石焼き」など様々な種類がありますが、どれをとっても欠かせない具材はやはり「たこ焼き」という名前の通りタコですよね。実はたこ焼きの元になったといわれているのは、大正から昭和にかけて流行していた「ちょぼ焼」や「ラジオ焼」だといわれています。ちょぼ焼きは生地の中にこんにゃくやネギなどを入れて焼いたもので、ラジオ焼きは生地の中にスジ肉を入れて焼いたものでした。たこ焼きはちょぼ焼きやラジオ焼きを改良したものであり、タコ以外の具材でも美味しく食べることができます。
たこ焼きのタコの代わりになるおすすめの食材を紹介しますので、タコがない場合やいつもとは違ったタコ焼きを作ってみたいという方はぜひ参考にしてください。
たこ焼きのタコの代わりに入れる具材として定番なのが、タコ以外の魚介類です。食感や風味がタコに似ているものが多いです。
イカはタコと食感が非常に似ているため、たこ焼きのタコの代わりに使われることが多い食材の一つです。
タコと比較して安い値段で手に入れることができますし、刺し身用などで売られているものを購入すれば捌いたりする手間もかからず簡単に使うことができます。おつまみとして醤油などで味付けをして炒めてあるものでも大丈夫です。
エビもタコと比較的食感が似ている食材で、タコの代わりにエビを使うとプリっとした食感を楽しむことができ、ソースやマヨネーズとの相性も良いです。
エビにもさまざまな種類がありますが、たこ焼きに入れるのであればシーフードミックスにもよく入っている小さめの小エビを選ぶと良いです。大きめのエビしかない場合は、小さく切って入れましょう。
ホタテはタコのようにしっかりとした食感はありませんが、ホタテの旨味がでていつもとは一味違ったたこ焼きを味わうことができます。
使うホタテは缶詰に入った貝柱や冷凍ホタテ、おつまみとして売られている味付けされたものなどどんなタイプでも大丈夫です。ホタテを代用品にする場合は、ソースやマヨネーズではなくポン酢などあっさりとしたものを選んだほうがホタテの旨味を活かすことができるのでおすすめです。
あさりもたこ焼きのタコの代わりに使うことができます。ホタテと同じくタコのようにしっかりとした食感はありませんが、濃厚な旨味が出ます。
使うあさりはボイルしたものでも冷凍アサリのむき身でも何でも大丈夫です。アサリ特有のエキスがひと味違った味わいのたこ焼きに仕上げます。千葉県などでは、たこ焼きのタコの代わりにあさりを入れた「あさり焼き」があり、ご当地グルメとして人気があります。
あさりを代用にした場合もポン酢や出汁醤油などあっさりとしたタレにつけて食べるのがおすすめです。
明太子やたらこなどの魚卵をタコの代わりに入れても美味しく仕上げることができます。
特に唐辛子等で味付けされ明太子は、銀だこなどでたこ焼きに明太子チーズソースをかけた商品が販売されていますので、たこ焼きとの相性が良いことは知っているという方も多いのではないでしょうか。
ソースとしてはもちろんのこと、タコの代用品として具材として入れて焼いても美味しいです。明太子やたらこを入れて作るたこ焼きは、しっかりとした味がついていますのでソースやマヨネーズをかけなくても美味しく食べることができます。
たこ焼きのたこの代わりに牡蠣を入れるのも美味しいです。濃厚でクリーミーな牡蠣の味わいを閉じ込めることで風味豊かなたこ焼きが楽しめます。
たこ焼きの具材として使う場合は、塩水でもみ洗いして汚れを落とし、水けをしっかりと拭き取ってから食べやすい大きさにカットします。
たこ焼きのたこの代わりの具材として、ツナ(シーチキン)もおすすめです。火が通っており食べやすい食感なので、小さいお子様でも食べやすいです。
ツナ缶の油をしっかりと切ってから使用します。マヨネーズとあえてから具材として入れたり、一緒にチーズを入れて焼くのもおすすめです。
魚肉ソーセージをたこの代わりとしてたこ焼きに入れるのも◎。たこよりも食感がやわらかいので小さいお子様でも美味しく食べることができます。
魚肉ソーセージを食べやすい大きさにカットしてたこ焼きの生地の中に入れて焼きます。一緒にマヨネーズやチーズを入れて焼いても美味しく仕上がりますよ。
ちくわやさつま揚げ、カニカマなどの練り物もしっかりとした歯ごたえがあり、タコの代用品に向いています。ちくわやさつま揚げは予め油で揚げてあり、しっかりとした味もついているのでそのまま入れてOKです。
カニカマもそのまま入れて大丈夫です。カニカマは魚のすり身を原料にカニエキスなどを加えて作っているものなので、旨味もしっかりと出ます。
タコの代わりに肉を具材として入れるのも◎。噛みごたえがあるという点ではタコの食感と共通しています。ウインナーや唐揚げなどを入れると、小さなお子様も食べやすいたこ焼きに仕上がります。
たこ焼きのタコの代わりにおすすめのお肉に牛肉があります。ひとことで牛肉といっても色々な部位や種類がありますが、おすすめは牛スジ肉やコンビーフです。
牛スジ肉とはアキレス腱の部分やスネなど、すじの入った肉のことをいいます。タコのようにしっかりとした食感もあるので食べごたえ抜群です。上述したように、たこ焼きの元になったといわれている「ラジオ焼き」はスジ肉を具材につかったもので、タコの代わりに牛スジ肉を入れても美味しく出来上がります。
また、たこ焼きの具材にはコンビーフもおすすめです。コンビーフとは、牛肉の塊を煮て細かくほぐし、味付けをして缶詰めにしたものです。たこ焼きに入れる際は缶から出してほぐして生地の中に入れます。コンビーフ自体に味がしっかりと付いているので、ソースなしでも美味しく仕上がります。一緒にコーンを入れても◎。
鶏肉をたこ焼きのタコの代わりに具材として使うのもおすすめです。
焼き鳥を使ってたこ焼きを作ることもできます。おつまみとして販売されている缶詰に入った焼き鳥などでも良いです。塩味でも美味しいですが、タレで味付けされた焼き鳥を使うとソースとマヨネーズによく合うのでおすすめです。
唐揚げを入れても◎。余った唐揚げのリメイクレシピとしてもおすすめです。食べやすい大きさにカットして入れましょう。唐揚げ自体に味が付いているので、ソースはかけなくても美味しく食べられます。
ダイエット中の場合などは、鶏むね肉がおすすめです。鶏むね肉を具材として使いポン酢などのあっさりとしたタレをつけて食べると、食べごたえはそのままにカロリーや糖質を押せることができます。
牛肉・鶏肉がたこ焼きのタコの代わりに使えるのですから、豚肉ももちろん使えます。
豚肉を使う場合は、ニラや中華だしなどを加えて中華風にしても良いでしょう。豚肉や鶏肉はしっかりと火を通す必要があるため代用に使う場合はあらかじめレンジなどで温めて火を通しておくとよいです。
またお惣菜として販売されている豚の角煮を小さく切って入れても良いです。
コリコリとした食感の砂肝もたこ焼きのタコの代用品として適しています。
購入した砂肝を予めフライパンで炒めてから入れても良いですし、焼き鳥として販売されている砂肝やおつまみとして販売されている味付けをされた砂肝でも大丈夫です。味付けをされている砂肝であれば、ソースやマヨネーズをつけなくても美味しく食べることができます。
ウインナーやミートボールなどの加工肉もたこ焼きのタコの代わりになります。特にウインナーは、小さなお子様にも大人気です。たこでは歯ごたえがありすぎて食べにくい小さなお子様やご年配の方でもしっかりとした食べごたえがありながらも食べやすいたこ焼きになります。
ミートボールは元から丸いため、簡単にくるんと丸いたこ焼きを簡単に作ることができます。ひき肉からミートボールを作っても良いですし、お弁当用などで販売されているミートボールを使っても良いです。
その他ベーコンやコーンビーフ、ハムなどの加工肉もタコの代用品として使うことが可能です。
食感に特徴のある野菜をたこ焼きに入れれば、ヘルシーなたこ焼きを楽しむことができます。
エリンギはコリコリとした食感がタコと近く、加熱をしても食感が失われないためたこ焼きのタコの代わりにぴったりです。
しいたけなどのきのこ類と比較してエリンギ自体はたんぱくな味でクセがなく食べやすいですが、タコ焼きの具材として物足りなさを感じることがあります。そのため、エリンギをたこ焼きのタコの場合に使用するのであれば予めオリーブオイルとニンニクで炒めるなど、軽く味付けをしてから入れるのがおすすめです。
アスパラガスも加熱をしてもしっかりとした食感が残りやすいので、たこ焼きのタコの代わりに適しています。
アスパラガスをたこ焼きの具材として使うときは、予め塩茹でして小口切ります。下茹でをしないと火が通りにくく固すぎてしまいます。また、薄く切りすぎると食感が半減してしまうため5mm以上の厚さで切るのがお
すすめです。
しっかりとした歯ごたえがあり、一年中手頃な価格で手に入れることができるブロッコリーもおすすめです。
ブロッコリーもアスパラガスと同様に予め下茹でをしたものを使いましょう。生野菜として売られているブロッコリーはもちろんのこと、冷凍で販売されているものでもOKです。
タコのような食感はありませんが、トマトは小麦粉をベースに作られている生地との相性が良いためタコを使ったたこ焼きとはまた違う味わいを楽しむことができます。
ベーコンやチーズを一緒に加えるとピザのようなイタリアンな味になるため、ワインなどのおつまみにも合うと人気があるようです。トマトをタコの代用にする場合は、ソースやマヨネーズよりもケチャップがよく合います。
シャキシャキとした食感のコーンもタコの代用にぴったりです。
コーンをたっぷり入れることでコーン特有の風味と甘みが加えることもできるので、小さなお子様にも食べやすい味になります。トマトと同様にチーズやツナなど様々な食材と相性が良いので色々な組み合わせでアレンジを楽しむことができます。
たこ焼きのタコの代わりに枝豆を入れるのも美味しいですよ。豆の大きさが具材としてはちょうどよく、カットする必要がないので簡単に美味しいたこ焼きが作れます。
冷凍枝豆を使ってもいいですし、さやから出して使うのもよいでしょう。塩ゆでをしておけば、塩味が加わって美味しく仕上がります。枝豆と一緒にコーンやチーズを加えて焼いても◎。おつまみにもなります。
歯ごたえのよいたけのこをたこ焼きに入れても美味しいですよ。
市販されている水煮のたけのこ(もちろん生のたけのこでも◎)を食べやすい大きさにカットしごま油で炒めて入れると美味しいですよ。ふわふわのたこ焼きの生地とシャキシャキのたけのこの食感がマッチしてクセになること間違いなしです。
様々な食感が楽しめるれんこんをタコの代わりとしてたこ焼きに入れるのもおすすめです。
れんこんはすりおろして生地に混ぜてもいいですし、みじん切りにしたり一口サイズに切って入れても美味しいです。れんこん自体にはそんなに味がないので、事前にだしや醤油などで炒めてから入れるのも◎。
夏野菜の一つであるオクラをたこ焼きのタコの代わりに入れても美味しいです。ネバネバとした食感がクセになります。
オクラをたこ焼きに入れる場合は沸騰したお湯でさっと塩茹でし、食べやすい大きさにカットして生地に入れて焼きます。さっぱりとした味わいにしたい場合はポン酢や醤油、大根おろしをつけて食べるのがおすすめです。
たこ焼きのタコの代わりに入れるのにおすすめのその他の具材をご紹介していきます。
こんにゃくはタコと同様にしっかりとした歯ごたえがあるため、たこ焼きのタコの代わりになります。こんにゃくはいつでも安価で手軽に購入することができるので、節約したい方にもおすすめです。
こんにゃくを使う場合は、下茹でをして小さく切って入れます。醤油などで味付けをして炒めておいても美味しいです。こんにゃくは低カロリーですし、糖質もほぼ含まれていませんのでダイエット中の方にもぴったりです。
うずらの卵をタコの代わりに入れると、ほくほくとした食感でしっかりとした食べごたえのあるたこ焼きになります。
うずらの卵を購入して茹でて入れても良いですし、缶詰やレトルトパックで販売されている水煮を使っても良いです。ただし、茹でた状態の卵は加熱すると破裂してしまうため生地の中に入れる前に楊枝などで数箇所穴を空けてから入れましょう。
うどんや蕎麦のトッピングとして使うことが多い天かすや揚げ油をたこ焼きに入れるのも美味しいですよ。天かすや揚げ玉を入れることでサクサクとした食感を楽しむことができます。
天かすや揚げ玉を入れる時は、生地よりも先にたこ焼き器に入れてから生地を流し込んで焼くか、生地や他の具材を入れた後に上から振りかけて焼きます。
キムチを入れると白菜のシャキシャキとした食感に加えてほどよい酸味と辛味が口の中に広がる、ひと味違うたこ焼きになります。
辛味があるため大人向けで、おつまみとしてもピッタリです。
キムチと共に韓国のりを加えたり、チーズを加えて作るアレンジも人気があります。
大根の漬物であるたくあんもポリポリとした歯ごたえがあり、甘じょっぱさもたこ焼きの生地と相性がよく美味しいたこ焼きを作ることができます。
キムチとたくあんを一緒にいれるという方も多いようです。たこ焼きに漬物?と驚くかと思いますが、意外と美味しく出来上がるのでぜひ試してみてください。
切り餅を小さく切って入れると、加熱することで膨らみしっかりとした食べごたえのあるたこ焼きを作ることができます。膨らむことでふわっと丸くボリューミーになり、腹持ちも良くなります。
お餅と一緒に明太子などのその他の具材を加えても良いでしょう。お正月明けなどのお餅を消費したいときなどにおすすめです。
ちょっと変わった具材ですが、タコの代わりとしてたこ焼きに入れるのにおすすめな食材をご紹介します。
イカの塩辛は、イカの身と内蔵塩漬けにして発酵させたものです。基本的にはそのままご飯に乗せて食べたり、おつまみとして食べることが多いのですが、イカの塩辛は加熱調理をしても美味しく食べることができます。
上述したようにイカはタコの食感に似ているため、イカの塩辛もタコの代用品に向いています。気になる生地と塩辛の味の相性も問題なしです。
アンチョビとは、カタクチイワシなどの小魚を塩水とオリーブオイルに漬けた食品です。タコの代わりにたこ焼きに入れて食べると、洋風のたこ焼きを楽しむことができます。
アンチョビは濃い塩味がついているので、少量のみを加えるのがおすすめです。お好みでチーズを入れるのも◎。
納豆もたこ焼きのタコの代わりのおすすめです。納豆の独特の匂いや粘りが苦手という方も多いかと思いますが、納豆は加熱すると匂いが和らぎ粘りもほどよく軽減されます。また、香ばしい風味がでるため納豆が苦手な方でも美味しく食べれるという方は多くいます。
納豆をタコの代わりにする場合は、予め醤油やからしなどを加えて混ぜて味付けをし、スプーンですくって生地に入れます。
梅干しはタコのようにしっかりとした歯ごたえはありませんが、酸味がアクセントのひと味変わったたこ焼きを楽しむことができます。
梅干しをタコの代わりに使う場合は、予め種をとって包丁で叩いておきます。しっかりとした旨味と酸味がでるので、ソースやマヨネーズをかけなくても美味しいです。
意外な具材ですが、ポテトサラダをタコの代わりにたこ焼きに入れるのもおすすめです。ポテトサラダが余った時などにぜひ試してみてください。
ポテトサラダに入っている具材が大きい場合は、予め包丁で刻んでおきましょう。ポテトサラダ自体にマヨネーズで味がしっかり付いているので、ソースをかけなくても美味しく食べられます。
タコのような食感はありませんが、変わり種の具材としてポテトチップスを入れるのもおすすめです。ポテトチップスはそのままでも十分美味しいですが、たこ焼きに入れることでまた違う美味しさを楽しむことができます。
ポテトチップスを袋に入れて手や綿棒で砕いて使いましょう。ポテトチップスにはわさび味やコンソメ味、のりしお味など様々な味がありますので、お好みの味のものをプラスしましょう。
最後に、たこ焼きに入れるのには不向きな食材をご紹介します。なぜ入れない方がいいのか、理由もあわせて解説します。
アボカドは油分を多く含んでいるため、たこ焼きのタコの代わりに使うことで油っこさが増してしまったり、柔らかすぎて食感がないので美味しくないと感じる方が多いようです。
ただし、アボカドを好んでタコの代わりに入れる方もいるので賛否両論です。アボカドが余っている場合などに一度試してみるもの良いでしょう。
メロンやイチゴ、グレープフルーツなどのフルーツも不向きです。チョコレートやマシュマロなどの甘さはたこ焼きの生地と相性が良くても、フルーティーな甘さは相性が悪いようです。
フルーツは水分量が多いため、水っぽくなってしまうという点でも避けたほうが良いといえます。
マシュマロがタコの代わりになるのだからグミもタコの代わりになるだろうと思ってしまいますが、グミは香りがきついため不向きです。
また、グミは加熱すると溶けて鉄板にひっつきやすいという難点もあります。美味しくない上に片付けに苦労することになるので避けたほうが良いでしょう。
最後に、たこ焼きの生地の代用として使うのにおすすめの食材をご紹介します。たこ焼きの生地にひと工夫加えることで、いつもとは違う味わいや食感を楽しむことができます。たこ焼き粉が自宅にない時などにぜひ参考にしてください。
たこ焼きを作る際、市販されているたこ焼き粉を使うのが定番です。市販のたこ焼き粉に使用されている代表的な原材料は小麦粉や砂糖、食塩、植物油脂、かつお粉末やかつおエキス、でんぷんなどです。かつおだし以外には昆布やだし醤油などをブレンドしているものもあります。
たこ焼き粉を使って生地を作る場合に必要な材料は卵と水です。たこ焼きと卵、水をボウルに入れ泡立て器で混ぜて生地を作ります。
たこ焼き粉が自宅にない場合は、小麦粉(薄力粉)と卵、だし、水で作ることができます。
薄力粉200g、卵3個、水(またはだし汁)600ccが基本の分量ですが、お好みで加減してOKです。牛乳を加えて作る場合は水やだし汁の量を減らします。また、だしは顆粒のだしを使用することもできます。その場合は小さじ1〜2程度のだしを加えます。
そもそもたこ焼きの生地に卵を入れるのは、生地が固まりやすくなったりふっくらと焼くためなのですが、たこ焼きの生地は卵を使わなくても作ることができます。
たこ焼きの生地に卵を使用しない場合は、水分量を増やす必要があります。目安としては粉:水の割合が1:3〜5になるように混ぜます。
たこ焼きの生地は小麦粉以外の粉を使って作ることも可能です。グルテンフリーのたこ焼きを楽しみたい時におすすめなのが米粉を使った生地です。
分量は、小麦粉を使った生地と同じように、米粉200g、卵3個、水(またはだし汁)600ccが基本の分量です。米粉の種類によって生地感が異なりますので、水分量は加減してください。
米粉は小麦粉よりも沈殿しやすいので、都度混ぜてからたこ焼き器に流し入れるようにしましょう。
たこ焼きの生地は粉を一切使用しなくても作ることができます。粉の代わりに使用するのにおすすめなのが山芋(長芋)です。すりおろした山芋を使うことで、ふっくらとろとろのたこ焼きが作れます。
作り方はとても簡単です。ボウルを卵に溶き、そこにすりおろした山芋とだしを加えて混ぜるだけです。醤油を少し加えると風味が増します。卵を使わない場合は生地がまとまりにくくなることがあるので、米粉や小麦粉を少量加えるのも◎。
ちょっと変わった材料ですが、チアシードや豆腐を加えてたこ焼きの生地を作っても美味しいです。
水を含ませると膨らむ性質を持つチアシードを加えると、生地がまとまりやすくなります。粉:チアシード=10:1の割合を目安に入れましょう。
また、生地に豆腐を混ぜるとふんわり、しっとりしたたこ焼きを楽しむことができます。絹豆腐を泡立て器などで混ぜクリーム状にし、小麦粉や米粉などの粉類と卵、水(またはだし汁)で作ります。豆腐は予め水切りをしておくと、たこ焼きが水っぽく仕上がるのを防ぐことができます。
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