クレンジングミルクの中でも大変人気のあるカバーマークの「トリートメント クレンジング ミルク」を実際に購入し、レビューしてみました。ミルクなのにメイクがしっかり落ちる、保湿力が高いと高評価な口コミが多いです。メイクを落として検証してみましたので、ぜひ参考にしてください。
カバーマークは、ピアス株式会社が運営する日本のブランドです。ピアス株式会社はカバーマークの他に、低刺激で敏感肌向けのスキンケアブランド「アクセーヌ」や、「塗るつけまつ毛」で知られているイミュなどを展開しています。
ニューヨークのリディア・オリリー夫人が開発した、アザや傷痕、皮膚の変色を自然に隠す化粧品がカバーマークのルーツです。オリリー夫人の精神と優れた製法を受け継いだファンデーション「カバーマークS」を1963年に一般向けに発売し、ファンデーションに特化したブランドとして多くの女性から高い支持を得ました。現在ではファンデーションだけでなく、アイシャドウなどのポイントメイクアイテムの他、ファンデーションをしっかり落とすクレンジング商品にも定評があり、さまざまな肌への悪影響にさらされる現代人の肌環境を考え、より負担の少ない使用感や美しい仕上がりを持続させる品質を追求したさまざまな商品を提供しています。
カバーマークの人気アイテムには、クレンジングミルクの他にもファンデーションの「フローレスフィット」や美容液の「モイスチュア チャージ セラム」などがあり、それぞれベストコスメを受賞しています。
この商品は、89%が美容液成分(水と保湿成分)でできている購買No.1*のクレンジングミルクです。独自の「アクアクレンジングゲル構造」により、肌にのせるだけでメイクが浮き上がるので、落ちにくいカバーファンデーションも摩擦による肌への負担をかけることなく落とすことができます。洗い流した後の肌に「保湿ヴェール」を形成するヒアルロン酸の約2倍の保湿力をもつMCキトサンが配合されているため、洗い上がりの肌はスキンケアをしたかのようにもちもちになります。肌に心地よいテクスチャーで、オレンジやアトラスシーダーなど9種のエッセンシャルオイルをブレンドした柑橘系の香りです。
*インテージSLI クレンジングミルク市場 2018年9月~2021年8月金額シェア
アルコールフリー、合成香料フリー、着色料フリーです。
マツエク対応、W洗顔必要、濡れた手で使用可能、ウォータープルーフメイク対応*です。
*ウォータープルーフのメイクは落ちにくい場合があります。
水
化粧品に最も多く配合されている成分です。化粧品に配合される水は、精製された水が使用されます。
グリセリン
無色透明の液体で、水分を吸収する性質がある水溶性保湿成分です。吸水性が高く非常に優れた保湿作用を持っている他、肌へのなじみを良くしたり、感触の調整としても頻繁に使用されます。
PEG-7グリセリルココエート
ヤシ脂肪酸グリセリルに酸化エチレンを付加重合したものです。乳化剤やエモリエント剤として配合されます。
シクロペンタシロキサン
蒸発しやすい性質のある液状シリコーンです。感触改良のために配合されます。
フェニルトリメチコン
シリコーン油の一種です。透明で、アルコールに溶ける性質があります。商品に滑らかな仕上がり感触を与えます。
エチルヘキサン酸セチル
2−エチルヘキサン酸とセチルアルコールから作られるエステル系オイルです。低粘性で安定性・安全性に優れているといわれています。さらっとしたテクスチャーで伸びが良いのが特徴です。
ミネラルオイル
石油を精製して得られる無色透明の液体です。肌からの水分蒸発を抑える水分蒸発抑制の働きに優れています。ほとんどの人にとって肌トラブルの原因にならないといわれる安全性の高い成分です。
BG
化学名「1.3-ブチレングリコール」の頭文字です。多価アルコールに分類されるやや粘性のある透明な液体で、アセトアルデヒドから合成されるものがほとんどですが、植物油脂を原料として合成されるものもあります。水分を保持する働きがあり、製品の保存性を高める効果にも優れています。
カルボキシメチルキトサンミリスタミド(MCキトサン)
カルボキシメチルキトサンとミリスチン酸の反応生成物です。水分を保つ働きがあり、保湿剤や潤滑剤として配合されます。
ホホバ油
シムモンドシア科植物のホホバの実または種子から得られる液状のワックスです。さらっとしたテクスチャーですが、角層内の水分の蒸発を防ぐ効果が高いといわれています。
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー
アクリル酸ヒドロキシエチルとアクリロイルジメチルタウリン酸のナトリウム塩からなる共重合体です。優れた乳化力と乳化の安定化作用があります。
加水分解水添デンプン
デンプンを分解することができるブドウ糖や麦芽糖、デキストリンなどが混ざったものに、水素を結合させて安定性を高めた成分です。グルコースやトレハロースなどと同じく高い保湿性が期待できます。
イソステアリン酸ソルビタン
油性成分の高級脂肪酸と糖類の一種で水性成分のソルビタンをつなぎ合わせた非イオン界面活性剤です。水と油の両方となじむので、水と油を混ざった状態にしておくことができる乳化剤として使われます。
イソヘキサデカン
流動性の高い液状の油です。ベタつきのない滑らかな感触をもち、他のオイル成分を溶かす能力が高いです。
カルボマー
アクリル酸を主体とする水溶性高分子です。水酸化Naなどのアルカリで中和すると粘増する性質があり、乳化系や分散系の安定化や感触の調整目的で配合されます。
グリコシルトレハロース
デンプンを分解して作られるトレハロースとブドウ糖が結合した成分です。グリセリンなどと同等に高い保湿性があり、この成分の製造過程で同じく保湿効果に優れる加水分解水添デンプンも同時にできます。
シトルリン
皮膚の角層中にも存在するアミノ酸の一種です。天然保湿因子(NMF)として水分を保持する効果がある他、メラニン生成を誘発する活性酸素(ヒドロキシラジカル)を抑える働きがあります。
テトライソステアリン酸ソルベス-30
イソステアリン酸とソルビトールのポリエチレングリコールエーテルとのテトラエステルです。乳化剤として配合されています。
トリ(ベヘン酸・イソステアリン酸/エイコサン二酸)グリセリル
植物から得られるベヘン酸とイソステアリン酸、及びエイコサン二酸の混合物とグリセリンのトリエステルです。伸びがよく、さっぱりとした使用感で皮膚表面を保護する働きがあります。
ポリソルベート60
油性成分の高級脂肪酸に、水性成分のソルビタンと水溶成分のポリエチレングリコールをつなぎ合わせた非イオン界面活性剤です。乳化剤として配合されています。
アトラスシーダー樹皮油
マツ科ヒマラヤスギ属に属するシダーと呼ばれる樹木の樹皮から得られる精油です。本商品では、香り成分として配合されています。
オニサルビア油
シソ科植物オニサルビアの葉及び花らか得られる精油です。肌の皮脂バランスを整える働きがあります。
オレンジ油
温州みかんやビターオレンジなど柑橘類の果皮に含まれている精油です。本商品では、香り成分として配合されています。
ニオイテンジクアオイ油
ニオイテンジクアオイ(ゼラニウム)の全草から得られる精油です。本商品では、香り成分として配合されています。
ノバラ油
バラ科の落葉低木カニナバラの果実から抽出した精油です。本商品では、香り成分として配合されています。
パルマローザ油
イネ科オガルカヤ属の植物パルマロサグラスから抽出した精油です。本商品では、香り成分として配合されています。
ベルガモット果実油
ミカン科ベルガモットの果実から得られる精油です。本商品では、香り成分として配合されています。
レモン果皮油
レモンの果皮から得れる精油です。本商品では、香り成分として配合されています。
ローマカミツレ花油
キク科植物ローマカミツレの花から得られる精油です。本商品では、香り成分として配合されています。
メチルパラベン
パラオキシ安息香酸と様々なアルコール類とのエルテル化合物の一種です。無色または白色の結晶性粉末で、製品の品質を守るための防腐剤として配合されています。
まず、手の平に3プッシュ取ります。使用量が少なすぎると、メイクが十分に落とせない場合があるので適量を守ってお使いください。手に取ったクレンジングミルクを、顔の中心から外側に向かって、優しくマッサージするようにくるくると螺旋を描きながらなじませていきます。小鼻の周りなど毛穴にファンデーションが入りやすい部分や、アイメイクをしている目もとまで念入りになじます。しっかりとなじんだら、水またはぬるま湯で洗い流します。W洗顔が必要な商品なので、クレンジング後は洗顔料で洗顔を行いましょう。おすすめの洗顔料は後ほどご紹介します。
大手通販サイトや口コミサイト、SNSに投稿されている口コミをまとめています。よい口コミだけではなく悪い口コミも包み隠さずお伝えします。
洗い上がりの肌がしっとりする。つっぱらない。
メイクがするっと落ちる。
摩擦なくメイクを落とせるのが嬉しい。
肌荒れしなくなった。
香りがよくリラックスできる。
【総評】
多くの美容成分を配合しているだけあり、多くの方が肌がしっとりとしてつっぱらないといった洗い上がりを実感されているようです。「乾燥しやすい冬や乾燥肌、敏感肌でも安心して使える」といった口コミが見受けられます。また、「想像していた以上にメイクが落ちた」や、「肌の調子が良くなった」といった口コミも多かったです。ミルクタイプのクレンジングは洗浄力がマイルドといわれていますが、カバーマークのクレンジングミルクの洗浄力は、オイルやバームタイプに匹敵するほどの高い洗浄力を持っています。しっかりとメイクが落とせてかつ保湿もできるので、肌荒れなどのトラブルも解消しやすくなるようです。
メイクが落ちてない気がする。
小鼻や毛穴の汚れがとれない。
メイクとなじむのに時間がかかる。
【総評】
メイク落ちに関する低評価が見受けられました。実際に使うと洗浄力は高いのですが、メイクとなじむまで少し時間を要します。そのため、クレンジング時間が短いときれいにメイクを落としきれない可能性があります。また、小鼻などの細かい部位は、薬指などを使ってくるくるとなじませることで落ちやすくなります。さらに、水ではメイクの油性成分が固まってしまう可能性があるので、ぬるま湯を使って洗い流す方がベターでしょう。
実際の使用感を、画像と動画を合わせて詳しくお伝えしていきます。
カバーマークのクレンジングミルクは、みずみずしいジェルのようなテクスチャーです。力を入れなくてもスルスルとなめらかに伸びます。
9種類のエッセンシャルオイル*をブレンドした香りは、柑橘系の爽やかな香りです。
*アトラスシーダー樹皮油、オニサルビア油、オレンジ油、ニオイテンジクアオイ油、ノバラ油、パルマローザ油、ベルガモット果実油、レモン果皮油、ローマカミツレ花油
右上から時計回りに、ウォータープルーフのマスカラ(黒)、お湯でオフできるマスカラ(茶)、ウォータープルーフのリキッドアイライナー(黒)、お湯でオフできるリキッドアイライナー(茶)、リキッドファンデーション、アイシャドウ、リップです。
数回くるくるとなじませます。この段階では、ほとんどのメイクがなじみません。引き続きメイクとなじませていきます。
1分ほどなじませると、リキッドファンデーションとアイシャドウ、リップが落ち始めます。マスカラ(ウォータープルーフ・お湯で落とせるタイプ)とアイライナー(ウォータープルーフ・お湯で落とせるタイプ)とはあまりなじみません。洗浄力が高いオイルタイプやバームタイプのクレンジング剤と比較すると、メイクと馴染むのに少し時間がかかる印象です。最後にぬるま湯で洗い流します。
洗い流すと、ウォータープルーフのマスカラ以外のメイクは落ちました。リップは少しだけ跡が残ります。ウォータープルーフのアイライナーがきれいに落ちるクレンジング剤は珍しいです!(筆者調べ)一方で、ウォータープルーフのマスカラは残ってしまいますので、アイメイクリムーバーを使ってオフするのがベターです。おすすめのポイントメイク落としは、この記事の後半でご紹介します。
高い洗浄力が特徴的なカバーマークのクレンジングミルクを使用した後の肌は、サラッとした肌になりました。筆者はつっぱる感じはそこまで感じませんでしたが、超乾燥肌の方などの中には、肌が乾燥する方がいらっしゃるかもしれません。なにより、ミルクタイプのクレンジングなのに、ウォータープルーフのアイライナーが落ちることに感動しました!密着度の高いリキッドファンデーションもしっかりと落ちましたので、継続利用することで、毛穴をケアすることが期待できます。
カバーマークのクレンジングミルクは、ウォータープルーフのアイメイクが落ちるほど洗浄力が高いですが、過度な摩擦や色素沈着、メイクの落とし残しを防ぐために、別途ポイントメイク落としを使用する方がベターです。ここでは、おすすめのポイントメイクリムーバーをご紹介します。
クレ・ド・ポー・ボーテは、独自の最新肌サイエンス研究から生まれた資生堂の最高級ブランドです。肌を構成する最小単位の「細胞」に半世紀にわたり着目し、細胞を生み出し、育み、満たすアプローチを採用しています。
この商品は、目元・口元用の弱酸性のクレンジング剤です。保湿成分としてアルガンオイルやヒアルロン酸が配合されているので、使うたびに目元や口元がしっとり整います。また、毛髪保護成分としてツバキオイルが配合されており、まつ毛のケアもできます。
アレルギーテスト済み*、ニキビのもとになりにくい処方**です。
* 全ての人にアレルギーが起きないというわけではありません。
** 全ての方にニキビができないというわけではありません。
マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフ対応です。
*一般的なシアノアクリレート系グルーに対応。
ややとろみのあるリキッドとオイルの中間あたりのテクスチャーです。しっとりとうるおいのある肌になります。天然ローズやランのような上品な香りがします。
ラロッシュポゼはフランスのスキンケアブランドです。敏感肌のために皮膚科医の協力を得て商品が開発され、現在では世界で約9万人以上の皮膚科医がラロッシュポゼの商品を採用しています。
この商品は、敏感な目元や口元に使えるクレンジング剤です。目元の黒ずみの原因となるアイメイクの汚れを落とします。パラベンフリーで皮膚科学的テスト済み*です。
(*全ての人に肌トラブルが起きないわけではありません)の商品です。
マツエク非対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
上記でご紹介したクレ・ド・ポー・ボーテのデマキアンYLよりも軽めのテクスチャーです。洗浄力は高く、少ない摩擦でするりと落ちます。拭き取り後はさっぱりとした肌になります。香りはついていません。
ここでは、カバーマークでおすすめのスキンケアアイテムをご紹介します。クレンジング後に使用する洗顔後や、オイルタイプのクレンジング剤をピックアップしました。
クレンジング後の洗顔には「ミネラルウォッシュ」がおすすめです。
この商品は、モロッコ産のクレイ(泥)と美容成分を贅沢に配合した洗顔料です。微粒子のモロッコ産クレイには、炭の4倍の吸着力と洗浄力があり、さらに各種ミネラル分もたっぷりと含んでいます。クレイを含んだ濃密な泡が、余分な角質や毛穴の汚れや老廃物を吸着し、肌に負担を与えることなくつるんと落とします。しっかりとした洗浄力がありますが、うるおいを守り肌のバリア機能を高める効果のあるセラミドⅢとブロリンや、セラミドの働きをサポートするカンゾウ葉エキスが配合されているため、洗い上がりの肌は乾燥しにくいです。さらに、ユキノシタエキスが、キメの整ったなめらかな肌に導いてくれます。
着色料フリー、香料フリー、鉱物油フリー、アルコールフリーの商品です。
専用スポンジ付きで、もこもこの泡を立てることができます。
ウォータープルーフメイクなどしっかりめのメイクを落としたいときは「トリートメント クレンジング オイル」がおすすめです。
この商品はウォータープルーフアイメイクはもちろんのこと、毛穴に残るファンデーション粒子まで素早く落とすことができるクレンジングオイルです。摩擦レスで毛穴にたまった角栓・黒ずみもスムーズに溶かします。水を加えると一瞬にしてオイルが分散し、汚れを包んだまま微細な粒子にすばやく変化する処方で、メイク汚れが肌に残ったり再付着せずにすっきりと洗い流せるので、オイルクレンジングにありがちなベタつきやぬるつきを感じさせません。さらに3種の美容成分(シトルリン・アンマロク果実エキス・テアニン)を含む、美容液成分82%を配合しており、洗いあがりの肌に必要な水分をしっかりとキープします。爽やかなシトラスにフローラル・ウッディを加えた心やすらぐ香りです。
マツエク対応です。
毛穴汚れをすっきりと落としたい方には「ミネラルソープ」がおすすめです。
この商品は、多孔質の炭パウダーとミネラルパウダーの弾力のある濃厚でキメ細やかな泡が、毛穴につまった角栓・余分な角質をおだやかに吸着し、みずみずしく透明感のある肌に導く洗顔石鹸です。リノール酸を豊富に含んだグレープシードオイル(ブドウ種子)が配合されているため、肌にうるおいを与え、カサつきがちな肌をしっとり整えてくれます。
無香料フリー、着色料フリー*の商品です。
*炭配合のため、泡の色が薄いグレー色です。白いタオル・スポンジをお使いになると色が付着しますので、ご注意ください。
最後に、カバーマークのクレンジングミルクの類似商品をご紹介します。カバーマークのクレンジングミルクと同じように、比較的洗浄力が高いクレンジングをご紹介します。
アクセーヌは、カバーマークを展開しているピアス株式会社の傘下にあるブランドです。1970年代に頻発した化粧品アレルギーを2度と繰り返さないために、皮膚科専門医とともに共同研究され生まれました。
この商品は、カバーマークのクレンジングミルクと同様に、ミルクタイプのクレンジングなのに高い洗浄力が特徴的なアイテムです。メイクだけではなく、肌をほぐして角質を取り除く角質ケアに特化している低刺激性のクレンジングミルクです。角質柔軟成分が配合されており、くすみやニキビの原因となる古い角質を柔らかくし、取り除きやすい状態に整えてくれます。のびがよく、ベタつきを感じない軽やかなテクスチャーです。
アルコール(エタノール)フリー、香料フリー、着色料フリーで、肌に残りやすく刺激になりやすいといわれるラウリン酸やオレイン酸もカットしています。
マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。
アクセーヌのクレンジングミルクを実際に使用してみたところ、みずみずしいテクスチャーですが、粘度が高くなじませる時にもったりとするのが特徴です。低刺激なのに比較的洗浄力が高いです。わずかに原料臭がしますが、あまり気にならない程度です。
KANEBO(カネボウ)は、株式会社カネボウ化粧品が運営する百貨店向けのブランドです。株式会社カネボウ化粧品は、KANEBOの他にもLUNASOL(ルナソル)やKATE(ケイト)、COFFRET D'OR(コフレドール)などのブランドも展開しています。
この商品は、羽のように軽い浮遊感オイルで心地よく軽やかにメイクや汚れを落とすことができるクレンジングオイルです。洗浄成分(リリーシングオイルコンプレックス)として、メイクとなじみの良い低分子量のオイルであるフェザリーライトオイル(イソドデカン)と皮脂を溶かすオリーブオイル(オリーブ果実油)、アミノ酸由来洗浄成分のラウロイルグルタミン酸ジが配合されているため、素早くメイクとなじんで汚れを浮かせ、摩擦による刺激を肌に与えることなくするんと落とすことができます。また、複合保湿成分としてローズヒップオイル(カニナバラ果実油)とトリエチルヘキサノインが配合されており、肌の水分の蒸発を防いでくれます。茶花の香り「ティートピア」をアクセントに、ミュゲとローズが織りなすフルーティーフローラルの香りです。
マツエク非対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
KANEBOのクレンジングオイルを実際に試してみましたが、さらっとした軽いテクスチャーが特徴です。オイルというよりもリキッド(ウォーター)タイプのクレンジング剤に近いほどの軽さです。洗浄力が高く、さっぱりとした肌に洗い上がります。
MTメタトロンは、MTコスメティクス株式会社が運営する、美容クリニック・エステティックサロン専売のスキンケアブランドです。肌悩みに真に応える製品の実現をコンセプトにしており、美容クリニックやエステティックサロンにてカウンセリングを受けた上で、肌に合った商品の購入ができます。
この商品は、大手口コミサイトなどのクレンジングジェル部門で、1位や2位など上位にランクインするほど人気が高いクレンジングです。洗浄力が高く、落ちづらいアイライナーもオフすることが可能です。油分を含まないオイルフリーのクレンジングジェルで、アルテア根エキスやカミレツ花エキス、トウキンセンカ花エキスなどの保湿成分が配合されています。
マツエク対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。ウォータープルーフメイクはポイントメイクリムーバーでのクレンジングを推奨しています。
MTメタトロンのクレンジングジェルを実際に試すと、厚みのある重めのテクスチャーです。洗い上がりの肌はつっぱらず、しっとりとした仕上がりになります。無香料です。
久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店
宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル
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