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30代におすすめのクレンジングは?人気商品から海外ブランドまで紹介

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30代におすすめのクレンジングは?人気商品から海外ブランドまで紹介

肌質が急激に変化する30代におすすめするクレンジング剤を、定番人気アイテムから、まだ日本であまり知られていない海外ブランドまで幅広く紹介していきます。自分に合ったクレンジング剤の選び方も解説します。

30代のクレンジングの選び方

メイクの濃さで複数種類を使い分け

クレンジング最大の目的はメイク汚れを落とすことです。これは30代だけでなく全年代の方にいえることです。

平日はしっかりメイクで、休日は薄いメイクなど、生活の場面によってメイクの濃さが違う方が多いと思います。クレンジング剤は、しっかりメイク用と薄いメイク用(下地とフェイスパウダーのみ)の2種類を使い分けるのがベストです。メイクを落としきらないと、ニキビなどの肌荒れの原因になる場合があります。反対に、薄いメイクなのに洗浄力の高いクレンジングを使用してしまうと、肌にとって必要な皮脂まで落としてしまう場合があります。

例えば、カバー力や密着度の高いファンデーションやマスカラなどしっかりメイクの日は、オイルやバーム、油性ジェルタイプなど、洗浄力が高いクレンジング剤がおすすめです。下地にフェイスパウダーのみなど薄いメイクの日や、日焼け止めのみを使用しノーメイクの日は、水性ジェル、クリーム、ミルクタイプなど、洗浄力がマイルドなクレンジング剤を選びましょう。

また、目や唇などのポイントメイクは、専用のポイントメイクリムーバーを使って落とすことで、色素沈着を防ぐことができます。

一般的に洗浄力の強いクレンジング剤は、肌負担が大きいとされていますが、一概にそうともいえません。洗浄力の弱いクレンジング剤だと薄いメイクが落ちず、洗浄の時間が伸び、また何度も擦ることで、肌への負担がむしろ増える場合があります。メイクの濃い日は、特に肌トラブルがない限り、洗浄力の高いクレンジングで短時間で洗い上げましょう。

よって、しっかりメイク用・薄いメイク用・ポイントメイク用の3つのクレンジング剤を使い分けるのがベストです。

水分量・皮脂量の減少

30代は肌質の変化が激しい年代です。肌の水分量は生まれたときから右肩下がりで減少し続けます。肌の皮脂量は30代がピークでそこから減少します。30代から水分をこれ以上失わないように皮脂が多く分泌されますが、その皮脂も30代からは減少し、30代後半からは急激に肌が乾燥していきます。

一般的に30代からは保湿ケアが何より重要です。保湿ケアはクレンジング後の化粧水や美容液、乳液がメインですが、クレンジング剤にも保湿成分が配合されたものがありますので、積極的に取り入れていきましょう。

吹き出物や毛穴詰まりなどの肌悩み

30代の方に特に多い肌悩みは、吹き出物や毛穴詰まり、肌のかさつきなどです。

吹き出物や毛穴の詰まりは、皮脂の分泌が多いことが原因で生じやすい肌トラブルですので、これらの肌悩みには、洗浄力が高めのクレンジング剤がおすすめです。

頑固な毛穴詰まりには、スクラブ入りのクレンジング剤や、週1〜2回程度のスペシャルケアの導入がおすすめです。酵素洗顔やクレイパックなどは、毛穴の汚れを吸着し、毛穴を目立たなくする効果があります。

また、30代では肌の乾燥が原因で、ピリピリしたり赤みがでるなどの敏感肌になってしまう方も多いです。そんな方には敏感肌向けブランドやオーガニックブランドが合う場合があります。また、アルコールやパラベン、ラウリン酸などの刺激を感じやすい成分を避けるのもよいでしょう。

W洗顔不要・濡れた手OKなどの機能性

仕事や家事、子育てなどで忙しい30代の方も多いかと思います。そんな方はクレンジングの機能性に注目するとよいでしょう。特にW洗顔不要と濡れた手でもOKの両機能は一度慣れてしまうと手放せません!

30代におすすめオイルクレンジング

シュウウエムラ|アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル

シュウウエムラは、メイクアップアーティストの植村秀さんがハリウッドでの経験を活かし、欧米的な美と日本的な繊細さを追求した日本発のブランドです。個性美やアートに重きを置きながらも、高品質な商品を提供しています。

この商品は98%が自然由来成分です。クレンジング剤にも関わらずスキンケア成分が約75%も配合されています。また、商品名にもあるように8つの植物オイルが配合されています。その一つである日本産の椿オイル(カメリアオイル)は、人の皮膚と同じオレイン酸を豊富に含み、保湿力が高く、洗い上がりの肌の潤いをキープします。

マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用可能、スマッジプルーフメイク(お湯で落とせるメイク)です。

オイルには厚みがありしっとりとした使い心地です。潤いを感じる洗い上がりでなめらかな肌になります。

肌がゆらぎがち(敏感肌)な時は、同ブランドの「ボタニック クレンジング オイル」がおすすめです。

Melvita|ネクターブラン クレンジングオイル

Melvita(メルヴィータ)は1983年にフランスで創業されたオーガニックコスメブランドです。自然由来成分を95%以上使用し、フランスで最初にオーガニックコスメ認証を受けたブランドです。

この商品は、自然由来成分100%(オーガニック由来成分42%)でできているクレンジングオイルです。オーガニック認証「ECOCERT」を取得しています。白ゆりオイルやヒマワリ種子油、ホホバ種子油などの美容成分が89%も配合されています。

マツエク非対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフ対応です。
*使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。

軽めでさらっとしたテクスチャーのオイルです。洗い上がりの肌はもちもちになります。やさしい白ゆり(リリー)の香りは他のクレンジングオイルにない特徴的な香りですが、とてもリラックスできます。

クレンジング後は、同ブランドの「ネクターブラン ホイップウォッシュ」で洗顔を行いましょう。

30代におすすめバームクレンジング

Farmacy|Green Clean Makeup Removing Cleansing Balm

Farmacy(ファーマーシー)は、アメリカ・ニューヨーク生まれのスキンケアブランドで、サステナビリティと科学に根付いています。環境保護の活動に注力しており、リサイクル可能な素材や、植物性インクの使用などを行っています。環境だけでなく、人の肌にとってもやさしい製品作りを行っており、パラベンや硫酸塩、フタル酸エステルなどの成分は使用していません。200万以上の成分情報を開示するなど、消費者にとっての製品選びの透明性を保っています。

この商品は、ヒマワリとショウガ根オイルが配合されており、アイメイクやファンデーションなどの頑固なメイクや不純物を瞬時に溶かし落とします。ターメリックやモリンガエキスも配合されており、肌の汚れを落とすだけでなく、日焼けや大気汚染などによる肌ダメージにアプローチする効果があるといわれています。また、パパイヤ酵素には、毛穴の汚れを落とし肌のキメを整える作用があります。

パラベンフリー、ミネラルオイルフリー、ホルムアルデヒドフリー、フタル酸エステルフリー、合成香料フリーです。またこの商品は、グルテンフリー、クルエルティフリー、ヴィーガンです。

人の健康や環境に害を及ぼす可能性のある成分不使用なので、敏感肌の方でも安心してご使用いただけるクレンジングバームです。

ドランクエレファント|スレイ メイクアップ メルティング バタークレンザー

DRUNK ELEPHANT(ドランクエレファント)は、2021年10月に日本に上陸したばかりのアメリカのブランドです。多くの肌トラブルの原因となっているといわれる原料を使わない「成分引き算主義」のスキンケアブランドです。

この商品には、フルーツエキスや植物オイル、アフリカンブレンドオイル*などが配合されています。付属のパウダー「ドランクエレファントブースター」を使えば、毛穴や角質ケアもできます。
*スクレロカリアビレア種子油、バオバブ種子油、スイカ種子油、シンジオフィトンラウタネニ核油(トリートメント成分)

エッセンシャルオイルフリー、シリコーンフリー、PEGフリー、無香料です。ヴィーガン、クルエルティフリーフリーの商品です。

マツエク非対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。

バームとは思えない、溶けたバターのようなテクスチャーです。洗い上がりの肌はしっとりふっくらとなります。香りはほとんどありません。付属のパウダーは肌あたりがやさしく、刺激性が低いので敏感肌の方も使いやすいです。

30代におすすめジェルクレンジング

MTメタトロン|MT クレンジング・ジェル

MTメタトロンは、MTコスメティクス株式会社が運営する、美容クリニック・エステティックサロン専売のスキンケアブランドです。肌悩みに真に応える製品の実現をコンセプトにしており、美容クリニックやエステティックサロンにてカウンセリングを受けた上で、肌に合った商品の購入ができます。

MT クレンジング・ジェルは、油分を含まないクレンジングジェルです。アルテア根エキスやカミレツ花エキス、トウキンセンカ花エキスなどの保湿成分が配合されています。

マツエク対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。ウォータープルーフメイクはポイントメイクリムーバーでのクレンジングを推奨しています。

厚みのある重めのテクスチャーです。洗い上がりの肌はつっぱらず、しっとりとした仕上がりになります。無香料です。

同ブランドのポイントメイクリムーバーには「MT ポイントメイクアップ・リムーバー」が、洗顔には「MT フェイシャル・フォアミング・ウォッシュ」または「MT コロイダル・ミネラル・ウォッシュ」があります。

Fresh|Soy Makeup Removing Face Wash

Fresh(フレッシュ)は、アメリカ・ボストン生まれのブランドです。日本にはまだ未上陸ですが、海外では人気の高いブランドです。世界中のナチュラル食品やコスメのセレクトショップとして始まったブランドでしたが、満足できる製品が見つからなかったため、自分たちでオリジナルの製品を作り始め、Freshが誕生しました。環境や人の害になる可能性があるといわれる数百種類の成分を使用せず、自然と科学の成分を組み合わせて効果の期待できる製品作りを行っています。

この商品は、Freshのベストセラー商品の一つで、クレンジングと洗顔の両方ができる洗顔料です。肌のpHバランスやうるおいを保ちながら、メイクや不純物を落とします。
アミノ酸を豊富に含み肌の弾力性を高める効果がある大豆プロテインや鎮静作用のあるキュウリエキス、肌バランスを整えるローズウォーターが配合されており、柔らかくトーンアップした肌に仕上げます。

30代におすすめクリームクレンジング

DECORTÉ|AQ ミリオリティ リペア クレンジングクリーム n

DECORTÉ(コスメデコルテ)は、株式会社コーセーが運営するブランドです。4つのラインが用意されており、この商品が属するAQ MELIORITY(ミリオリティ)は最高級ラインで、エイジングケアに特化しています。

この商品は夜用のクレンジングクリームで、メイク汚れはもちろんのこと、不要な角質や酸化した皮脂も落とします。紅富貴エキスや紫茶エキス、白檀エキスなどの保湿(エモリエント)成分が豊富に配合されています。

パラベンフリーです。

マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク非対応です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。

クリームは濃厚なテクスチャーです。肌にのせてもクリーム状のままで、メイク汚れとなじむとヨレて「モロモロ」とした状態に変化します。しっとりふっくらとした肌に洗い上がります。フローラル系の高級感のある香りです。肌になじむまでやや時間がかかり、かつ高価なため、週1回のスペシャルケアとして使用するのもおすすめです。

ポイントメイクは同ブランドの「アイ&リップ メイクアップ リムーバー」を使って落としましょう。クレンジング後は同ラインの「AQ ミリオリティ リペア フォーミングウォッシュ n」での洗顔をおすすめします。

オルビス|オフクリーム

オルビスは、美しさを引き出すというコンセプトをもとに、肌が持つ力を最大限に発揮できる、「水環境」を叶える、科学に裏打ちされた心地よさを提供するスキンケア商品が特徴のブランドです。

この商品は、クリームタイプのメイク落としで、メイク汚れだけに馴染む、セレクトクレンジング成分によって、潤いは奪わずにしっとりとした肌を保ちながらウォータープルーフメイクもするんと落とします。

保湿成分ヒアルロン酸Na、ローマカミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、ラベンダー花水などのブレンドハーブ成分によって、潤って、スキンケアを受け入れやすい肌に整えます。

アルコールフリー、無香料、無着色で、アレルギーテスト済み*、ノンコメドジェニックテスト済み**です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。
**全ての方にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

マツエク対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。

厚みのあるテクスチャーのクリームがメイク汚れとなじむと、オイルのような形状に変化します。

クレンジング後の洗顔には、「オルビスユーウォッシュ」がおすすめです。

ディセンシア|アヤナス クレンジングクリーム コンセントレート

ディセンシアはポーラ・オルビスグループの敏感肌専門ブランドです。製品はアルコール・香料・紫外線吸収剤不使用で、アレルギーテストや皮膚科医の立ち合いによる実施用モニターテストを経て、クリアしています。

この商品は、敏感肌のハリ不足・キメ乱れリスクに着目したエイジングケア*シリーズ「アヤナス」のクレンジングです。敏感肌特有の毛穴に着目し、必要な潤いは残しながら毛穴目立ちの原因を取り除く、センサークリーンアップ処方で洗い上がりはしっとりとした肌に導きます。健やかな肌に整えるごぼうエキスや、ジンセンX、パルマリン、ビルベリー葉エキスの3種の植物由来成分を配合したストレスバリアコンプレックスが、敏感肌をケアし、ハリや弾力のある肌へと導きます。
*年齢に応じたケア

無香料、無着色、アレルギーテスト済み*です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。

マツエク対応**、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
**マツエクによって使用されている薬剤が異なりますので、施術店に使用可否をご確認ください。

厚みのあるテクスチャーのクリームがメイク汚れとなじむと、オイルのような形状に変化します。

クレンジング後の洗顔には、同シリーズの「アヤナスクリームウォッシュコンセントレート」がおすすめです。

30代におすすめミルククレンジング

ヴェレダ|モイスチャー クレンジングミルク

ヴェレダは、1921年に自然医薬品メーカーとして誕生しました。植物のの持つ力を最大限に引き出すバイオダイナミック有機栽培農法による、植物の恵みを生かし、毎日使いたくなるような心地よさと機能性のあるスキンケア商品を生み出しています。

この商品は、濃厚で滑らかなミルクが素早く肌になじみ、肌を守りながら、キメや毛穴に入り込んだメイクや汚れをしっかりと落とします。オーガニック認証基準である「NATRUE」を取得したオーガニックのオリーブ果実油とホホバ種子油が、それぞれ保湿しながら、肌荒れを防止します。

香料は天然の精油由来成分を用いており、鉱物油フリー、合成保存料フリー、合成着色料フリー、合成香料フリーです。

マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク非対応です。

クレンジング後のスキンケアには、「ワイルドローズモイスチャーローション」がおすすめです。

Philosophy|one-step facial cleanser


Philosophy(フィロソフィー)は、アメリカのスキンケアブランドです。
スキンケア以外には、バス・ボディケアやフレグランスなども展開しています。

この商品では、クレンジングと洗顔の両方ができます。メドウフォーム種子油エキスが配合されており、肌の調子を整えうるおいを残しながら、毛穴の汚れまできれいに落とすことが可能です。皮膚が薄い目の周りも使える設計です。

パラベンフリー、フタル酸エステルフリー、ホルムアルデビトフリー、硫酸塩(ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム)フリーです。

W洗顔不要、濡れた手で使用可、ウォータープルーフメイク対応です。

30代におすすめリキッドクレンジング

オルビス|クレンジングリキッド

オルビスは、美しさを引き出すというコンセプトをもとに、肌が持つ力を最大限に発揮できる、「水環境」を叶える、科学に裏打ちされた心地よさを提供するスキンケア商品が特徴のブランドです。

この商品は、メイク落ちと快適な洗い上がりを叶えるアクアクレンジング成分を採用した商品です。
美容液にも使われるヒアルロン酸やローズマリーエキスなどの保湿成分や、植物由来の消炎作用を持つグリチルリチン酸ジカリウムを含み、メイクオフ後と思えないみずみずしさと、ぬるつきのないさっぱりとした洗い上がりが特徴です。

オイルフリー、アルコールフリー、無香料、無着色です。
アレルギーテスト済み*、ノンコメドジェニックテスト済み**です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。
**全ての方にニキビのもと(コメド)ができないというわけではありません。

マツエク対応***、W洗顔必要、濡れた手で使用可、ウォータープルーフメイク非対応です。
***一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。

クレンジング後の洗顔には、オルビスユーウォッシュがおすすめです。

30代におすすめポイントメイクリムーバー

クレ・ド・ポー・ボーテ|デマキアンYL



クレ・ド・ポー・ボーテは、独自の最新肌サイエンス研究から生まれた資生堂の最高級ブランドです。肌を構成する最小単位の「細胞」に半世紀にわたり着目し、細胞を生み出し、育み、満たすアプローチを採用しています。
この商品は、目元・口元用の弱酸性のクレンジング剤です。保湿成分としてアルガンオイルやヒアルロン酸が配合されているので、使うたびに目元や口元がしっとり整います。また、毛髪保護成分としてツバキオイルが配合されており、まつ毛のケアもできます。

アレルギーテスト済み*、ニキビのもとになりにくい処方**です。
*全ての人にアレルギーが起きないというわけではありません。
**全ての方にニキビができないというわけではありません。

マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフ対応です。
*一般的なシアノアクリレート系グルーに対応しています。

ややとろみのあるリキッドとオイルの中間あたりのテクスチャーです。しっとりとうるおいのある肌になります。天然ローズやランを彷彿とさせる上品な香りがします。

同ブランドのクレンジングには、「クレームデマキアント」が、洗顔には「ムースネトワイアントA n」があります。

クレンジングに関するQ&A

ダブル洗顔とは

ダブル洗顔とは、クレンジングと洗顔の両方をする洗顔方法を指します。

クレンジング剤は主にメイクや皮脂などの油性の汚れを落とし、洗顔料はクレンジング剤の残りや角質、ほこりなど水溶性の汚れを落とします。

クレンジング剤の中には「ダブル洗顔不要」の商品があります。これらのクレンジングは、洗顔の役割も果たしますので、クレンジング後の洗顔の手間が省けます。

ダブル洗顔により肌に必要な皮脂まで落としてしまう場合があります。ダブル洗顔不要のクレンジングを使うことで、洗いすぎを防げることがあります。

朝もクレンジングは必要?

メイクをしていないという点と、外の汚れがつかないという点を考慮すると、基本的に朝のクレンジングは必要ありません。就寝中にかいた汗や寝具のほこりなどの汚れは、洗顔料で落とすことができます。必要な皮脂を守るために、過度なクレンジングは避けましょう。ただし、脂性肌の方で、皮脂で顔が過度にベタつく場合は、朝にクレンジングしてもよいでしょう。

クレンジングのベストタイミングはいつ?

クレンジングを行うタイミングは、お風呂に入る前、もしくは、入ってすぐです。

お風呂のお湯の温度でのクレンジングは、肌に必要な成分まで落としてしまうため、お風呂入る直前に洗面所でクレンジングを行うのがベストです。お湯の温度はぬるま湯(ほんのり温かいと感じる人肌程度の温度)が最適です。

肌がふやけた状態は、肌のバリア機能が低下している状態ともいわれています。バリア機能が低下すると、肌のうるおいが逃げやすいと考えられているため、お風呂でクレンジングを行う場合は、入ってすぐにクレンジングを行うことを推奨します。

クレンジングオイルなど、水分を含んだ状態で使用すると洗浄力が低下するクレンジング剤を使用する際は、顔や手の水分をタオルでしっかり拭き取ってからクレンジングを行いましょう。

ダブル洗顔が必要な場合は、クレンジング→シャンプー・コンディショナー→洗顔の順番で洗うのがおすすめです。シャンプーの後に洗顔を行うことで、すすぎ残しも一緒に落とすことができ、肌トラブルを防ぐことができます。

日焼け止めを塗っただけでもクレンジングは必要?

水ベースの日焼け止めは落としやすいためクレンジングは必須ではありませんが、シリコーンベースの日焼け止めは落としづらいため、クレンジングで丁寧に洗い流すことをおすすめします。
使用前に日焼け止めをよく振るタイプがシリコーンベースです。

ちなみに、日焼け止めは天気に関わらず365日塗ることを推奨します。紫外線はあらゆる肌トラブルの原因となるためです。室内にも紫外線は入ってきますので、外出しない日でもしっかりと日焼け止めを塗りましょう。

プチプラとデパコスクレンジングには違いはある?

デパコスには高価な美容成分が配合されていたり、容器やパッケージにこだわっているため、価格が高い傾向にあります。

一方で、プチプラのコスメに使用されている成分が全て悪いというわけでもありません。過剰包装や実店舗の撤廃、大量生産などで費用を削減し、安く提供できているブランドもあります。

また、当たり前ですが、広告宣伝費に多くの予算を投下しているブランドは、使用成分への投資が圧縮される傾向にあります。

乾燥肌や敏感肌にはクレンジングオイルは向かない?

クレンジングオイルは洗浄力が高いため、乾燥肌や敏感肌には向かないという意見があります。確かに、洗浄力が高い分、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまう場合がありますが、一概に乾燥肌や敏感肌の方に不向きとはいえません。

上記の通り、クレンジングオイルに含まれる油性成分には様々な種類があります。洗浄力が高いながらも肌負担の小さい「油脂系オイル」は、乾燥肌や敏感肌の方におすすめできます。

また、肌負担が小さいミルクタイプなどはその分洗浄力も低いので、長時間クレンジングする傾向にあります。肌負担が小さいクレンジング剤でも肌に置く時間が長いと、肌負担が大きくても短時間で済むクレンジングよりも、肌への負担が結果的に大きくなる場合があります。

したがって、乾燥や敏感の度合いによりますが、「油脂系オイル」は乾燥肌や敏感肌の方でもお使いいただけます。ただし、肌トラブルがある場合は必ず皮膚科に相談してから使用しましょう。

クレンジングで気をつけるポイントは?

クレンジングの際に特に注意していただきたいポイントは以下の通りです。

  • 清潔な手でクレンジングを行う(クレンジング前に手を洗う)

  • クレンジング剤を肌にのせる時間は30秒〜1分が目安(それ以上やっても落ちない場合は、メイクに対しての洗浄力が弱い可能性があるため使用するクレンジング剤を変える)

  • 摩擦を避けるために、目安の使用量よりもやや多めに使う

  • クレンジング時やクレンジング後も顔を拭く際はとにかくこすらない(小鼻まわりなどは力が入りにくい薬指を使う)

  • 皮脂量の多いTゾーンからクレンジングをのせる

  • 少量のぬるま湯を肌の上にのせなじませ乳化させる

  • ぬるま湯で洗い流す。特に生え際や小鼻まわり、フェイスラインは洗い残ししやすいので入念にすすぐ

クレンジングで美白やエイジングケアはできる?

クレンジング剤に、美白やエイジングケアの成分が配合されているものがありますが、クレンジング剤は洗い流すものなので、これらの成分が肌に残ることはほとんどありません。クレンジングはメイクの汚れを落とすために行うものです。クレンジングのみで美白やエイジングケアは難しいため、美容液や化粧水などで取り入れましょう。

参考文献

  • かずのすけ, 白野実(2019)『美肌成分事典』主婦の友インフォス

  • 上原恵理(2021)『医者が教える 人生が変わる美容大事典』KADOKAWA

  • 永松麻美(2021)『正しい知識がわかる 美肌事典』高橋書店

  • すみしょう(2021)『最短で美肌になるために知っておきたい スキンケア大全』KADOKAWA

  • 久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店

  • 川島眞, 川田暁, 神田吉弘, 世喜利彦, 能﨑章輔(2018)『美容の科学』じほう

  • 宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル