外側のパリっとした食感と中のもっちりとした食感が絶妙なパリコレグミは非常に人気のあるお菓子でしたが、販売中止しているというのは本当でしょうか?詳しく解説します。
まずはじめに、パリコレグミについて紹介します。
「パリコレグミ」とは、カンロ株式会社が製造・販売していたお菓子の名前です。
パリコレグミは、グミ特有のもっちり感にパリっとした食感が合わさった新食感で2014年の発売以降、またたく間に人気商品となりました。
パリコレグミには、下記のフレーバーがありました。
グレープ&ピーチ
ピンクグレープフルーツ&グリーンアップル
ソーダ&グレープソーダ
コーラ&オレンジソーダ
カシス&オレンジ
いずれも程よい甘さとすっきりとした爽やかな味わいが楽しめるラインナップとなっています。
見た目は研磨する前の宝石のようで、見た目の美しさも人気の理由の一つでした。
大人気だったパリコレグミですが、実は販売開始した翌年の2015年に販売停止しています。
製造中止されてからも、在庫があるスーパーやコンビニなどではしばらく販売されていたようですが、現在販売している店舗は残念ながらありません。
パリコレグミをまた食べたいと望む人も少なくありません。
パリコレグミ食べたいー
— 和喜 (@kazuki0701w) December 27, 2017
なんで製造終了したのー?
今まで食べたグミで一番美味しい pic.twitter.com/IkwrNzvkSz
パリコレグミまた食べたいなぁ
— メイチャン!!! (@3EIrn) September 14, 2021
商品によってはスーパーやコンビニで販売されていなくても、Amazonなどのネット通販であれば購入できることがあります。
しかし、パリコレグミはAmazonや楽天などのネット通販でも現在は販売されていません。
どの通販サイトも商品ページはあっても在庫切れになっているか、商品ページもなくなり類似商品が表示されます。
人気商品でしたので、再販希望の声も多いですが、そういった声に製造・販売行っているカンロ株式会社は2021年に「再販の予定はない」と回答をしています。
2015年にすでに販売停止しているのにもかかわらず、2020年代まで再販を望む声があるといった人気ぶりを考えると、今後再販されることもあるかもしれませんね。
人気商品だったパリコレグミが販売停止した理由は何なのでしょうか。詳細な理由は明確には報告されていませんが、一般的に考えられる理由を紹介します。
一般的に言われている理由の一つは、「製造が追いつかなくなった」。需要が急激に増加し、生産ラインが需要に対応できなくなったために製造・販売を中止した可能性があります。
実際に人気YouTuberが動画で紹介するなど話題になっていたので、売り切れる店舗も多くありました。
そのため需要が予想外に高まり、原材料の供給が追いつかなかった可能性も考えられます。さらに、製造工場や設備の問題によって生産が滞った可能性もあります。
パリコレグミが販売停止された別の理由として、「高級路線への変更」も挙げられます。
パリコレグミの人気を受けて、カンロ株式会社ではパリコレグミと同様の食感や味を持つ別の商品である「グミッツェル」が販売されました。しかし、「グミッツェル」は「パリコレグミ」よりも価格が高く、高級路線の商品として位置づけられています。
このことから、パリコレグミの需要に応えると同時に、より高級なイメージを持つ商品にシフトするために、パリコレグミの販売が停止されたという見方もされています。
ただし、こちらも公式な発表や報道でこの理由が確認されているわけではありませんので、推測に過ぎません。
世の中には数え切れない程の製品があり、新発売されるものもあれば製造・販売を中止されるものもあります。パリコレグミが生産終了した理由は明らかになっていませんが、参考までにお菓子が販売停止になる主な理由を紹介します。
お菓子が販売停止になる主な原因として挙げられるのは、まず売上不振です。
発売当初から人気があるロングセラー商品であっても、年月が経てば経つほど売り上げが落ちていってしまいやすいです。実際にいつもある定番の商品よりも、新商品を手に取ってしまうことも多いですよね。
売上不振になってしまうと生産しても利益が出ないことになってしまうので、やむを得ず販売を停止することがあります。
製造コストの上昇も販売停止になる原因の一つです。
一般的に、商品の生産には材料費やエネルギーコストが大きなウェイトを占めます。これらのコストが上昇すると、企業はそれに対応するために価格を上げざるを得なくなります。
しかし、製品の価格が上がると、消費者の購買意欲が低下し、売上が減少する可能性があります。このため、企業は値上げを抑制しようとしますが、そうすると収益を維持することが難しくなります。
利益がでなくなってしまうと、結果的に生産終了の選択肢が検討されることがあります。このような経済的な課題は、企業にとって非常に厳しい問題となります。
まれに健康被害が出たといった問題などが原因で販売を停止することもあります。
これは、製品が健康に有害であることが判明した場合、企業が責任を果たし、消費者の安全を保護するための措置です。健康被害が発覚する原因としては、製品に含まれる有害な成分や不適切な加工方法、品質管理の不備などが考えられます。
問題が発覚したことによって販売を停止する場合は、多くの場合は問題が起こった時点で消費者に情報を伝えます。被害を防ぐために迅速かつ適切な対応をとる必要があるためです。これには、消費者に対して製品のリコールや注意喚起を行い、健康被害を受けた可能性がある人々に対して医療支援を提供することも含まれています。
そのため、特に理由が好評されていない場合は、健康被害などの問題が原因ではないと思っていて良いでしょう。
パリコレグミは現在販売されていませんが、どうしても食べたい!という方もいらっしゃるでしょう。パリコレグミの類似品を紹介します。
パリコレグミの類似品には、まず「グミッツェル」があります。上述したようにパリコレグミと同じくカンロ株式会社が製造・販売を行っています。
食感はまさにパリコレグミと同じで、もっちりとしたグミ特有の食感に外側のパリっとした食感が合わさっています。
その名の通り、プレッツェルの形をしているのが特徴で、可愛らしい色合いで見た目もかわいいと評判です。
「ヒトツブンカンロ」というカンロ株式会社が運営している店舗やネット通販で購入可能で、スーパーなどでは販売されていませんが、高級感があり手土産としても人気があります。
「ピュレグミ」も株式会社カンロが製造・販売しているお菓子です。
ピュレグミは、フルーツの美味しさを引き出すすっぱウダーを表面にコーティングしており、ザラッとした口当たりと噛んだときの食感がパリコレグミと似ています。
「ポイフル」は、株式会社明治が製造・販売しているお菓子です。
パリコレグミよりも大きさは小さいですが、表面を砂糖で薄くコーティングしているため外側のパリっとした食感と中のソフト食感が似ています。
味はグレープやレモン、キウイなど様々あり、一箱で色々な味が楽しめるのも嬉しい点です。
ポイフルはスーパーやコンビニ、ネット通販など様々な場所で手軽に購入できます。
琥珀糖(こはくとう)は、砂糖を原料として作られる透明な結晶状の食品です。
通常は特殊な製法によって砂糖を加熱して作られ、その結果、琥珀色の風味豊かな独特の味と香りが生まれます。
琥珀糖はグミではありませんが、表面のパリッとした食感と中の柔らかさはパリコレグミと類似しています。
パリコレグミの正確なレシピは一般には公開されていませんが、一般的なゼリーグミの作り方をベースに考えることができます。
ゼラチンパウダー
砂糖
果汁またはフルーツピューレ
水
香料や食品着色料(お好みで)
グミから作るのが大変な場合は、ピュレグミなど砂糖でコーティングされているピュレグミなどを、砂糖を溶かした砂糖液にくぐらせて乾燥させるだけでも◎
最後に、パリコレグミ以外の販売終了しているお菓子を紹介します。いつでもあったロングセラー商品が多いので、「販売を終了していたことに気がつかなかった」という方も多いです。
販売終了してしまったお菓子は下記の通りです。
カール
チェルシー
森永チョコフレーク
サクマ式ドロップス
もぎもぎフルーツグミ
超ひもQ
わたパチ
ポルテ
らあめんババア
グミチョコ
カールは、正確には地域限定となりました。食べられなくなってしまったわけではありませんが、関東を中心に販売されなくなってしまった地域が多いので悲しむ声が多いです。
販売中止する商品がある一方で、新商品も販売され、類似品も多くあります。どうしても食べたくなってしまった場合は類似品を探してみるのが良いでしょう。
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