見た目が可愛く、チョコレートたっぷりのコーティングがなされていることで有名なカフェオウザン。中にはまずいと感じる人もいるようですが、その理由はなにかをこの記事でご紹介します。
カフェオウザン(CAFE OHZAN)は、1989年に創業した洋菓子店です。秋田県のカフェから生まれたといわれています。現在は東京・築地に本社を構える株式会社珠屋櫻山が運営しています。
カフェオウザンのスイーツは、見た目の美しさだけでなく、素材や手作りの味わいも魅力で、多くの人々に愛されています。
カフェオウザンの商品は、まるで宝石のような見た目が特徴です。すべての菓子が職人の手作業で作られています。品質にもこだわり、良質な小麦粉やバター、ベルギー産のチョコレートなどが使用されています。
特に人気のある商品は、チョコレートでコーティングされ、様々なトッピングが施されたクロワッサンラスクとスティックラスクです。クロワッサンラスクに関しては、カフェオウザンが「日本初」といわれています。
商品自体の見た目が可愛いだけでなく、パッケージも可愛らしいため、特に女性からの支持が高いブランドです。
カフェオウザンは、東京都内で展開する店舗数が少なく、2024年4月時点で実店舗は銀座(銀座三越店)、日本橋(日本橋三越店)、池袋(東武池袋店)、二子玉川(二子玉川東急フード店)の4店舗のみです。
以前は期間限定(4月下旬〜10月中旬頃の土日祝)で「CAFE OHZAN(カフェ オウザン)森カフェ」というレストランもあったのですが、こちらはすでに閉店しています。
公式のオンラインストアや百貨店のインターネット通販、楽天市場などのインターネットショッピングでも購入できるため、東京都以外の地域に住んでいる方もカフェオウザンのスイーツを楽しむことができます。
贅沢な素材と職人の技が生み出す宝石のようなスイーツは、地域を超えて多くの人々に喜ばれています。
カフェオウザンに似たブランドに「L'atelier Monei(ラトリエモネイ)」というショコララスク専門店が存在します。実店舗はなく、オンライン販売のみです。
興味深いのは、このブランドがカフェオウザンの元従業員らによって立ち上げられたことです。商品だけでなく、ブランドのロゴやパッケージ、紙袋なども非常に似ています。
さらに驚くべきことに、カフェオウザンの運営会社が過去に商標権や移転登録などで不法行為があったとして、東京地方裁判所で裁判が行われたこともあります。
L'atelier Monei(ラトリエモネイ)は、カフェオウザンの運営方法に不満を持った元従業員が立ち上げたと言われています。これにより、両者の関係は複雑なものとなっています。
出典:損害賠償請求事件(IP Force)
品質にこだわったカフェオウザンの商品がまずいと言われる主な理由を紹介します。
カフェオウザンのスイーツがまずいと言う人の最大の理由は、甘さです。
これは、スイーツ全体をチョコレートでコーティングし、クロワッサンやラスク自体も甘いためです。
見た目からも想像できるように、確かに甘みは強く、甘いスイーツが苦手な人にとってはまずいと感じる場合があります。この甘さがスイーツの味わいを損なっていると意見する人もいます。
カフェオウザンのスイーツはカラフルで可愛らしい見た目ながら、実際の味は甘いだけと感じる人もいるようです。期待しているほどの味ではないと感じる声も聞かれます。見た目がとてもかわいいため、期待値が上がりすぎてしまっている、と考えられます。
特に、チョコレートでコーティングされている見た目から、中までチョコレートが染み込んでいると思っている人も多いようですが、実際はチョコレートは表面だけで、中まで染み込んでいるわけではありません。
そのため、見た目と実際の味のギャップが生じ、期待外れに感じることもあるようです。
カフェオウザンのスイーツに対する否定的な意見の一つに、値段が高いという声もあります。「味は好きだけどこの値段だとコスパが悪い」と感じる人も多いようです。
例えば、クロワッサンラスク3個入りで1,458円(税込)で、1個あたり486円となります。普通のクロワッサン自体が1個200円代で販売されていることを考えると、確かに割高に感じる人もいます。
この金額から考えると、高い頻度で購入するようなお菓子ではないという見方もあります。価格が高いという点も、一部の人々にとってカフェオウザンのスイーツを手に取りにくくしている現状です。
カフェオウザンのスイーツの味とは直接関係しませんが、高カロリーという批判もあります。
クロワッサンラスクのカロリーは100gあたり443.8kcal、キューブラスクはなんと519.7kcalもあります。これに比べ、ご飯1杯(約150g)のカロリーは234kcalであるため、カフェオウザンの商品はカロリーが高いことがわかります。
カロリーを気にする人にとって、気軽に食べられる洋菓子とは言い難いのが現状です。
カフェオウザンの商品は、下記のような方におすすめといえます。
甘いお菓子が好みな方
「映える」スイーツが欲しい方
サクサクなラスクの食感が好みな方
他とは被らない、珍しい洋菓子を探している方
片手で手軽に食べられる洋菓子を求めてる方
結婚式などで配るブライダルギフトを探している方
X(旧Twitter)に投稿されているカフェオウザンの口コミをご紹介します。
カフェオウザンの否定的な口コミには下記のようなものがあります。
高い
甘すぎる
カロリーが高い
期待していたほど美味しくない
CAFE OHZAN・・インスタで見て、前から気になっていたので店舗で購入。味は普通・・もっと美味しいかと思っていた・・。自分はもう少し甘さ控えめが 好きです。そして、インスタで見た商品はブライダル用の完全受注生産だということが判明・・。残念。#CAFEOHZAN
— みほこ2013 (@mihoko_2013) March 5, 2022
カフェオウザンのクロワッサンラスク。1つ400円くらいする。高い。テレビで「美味しい美味しい」言ってたから食べてみたけど、まあ普通でした。でも見た目はきゃらしい🥰🥐お土産とかには良いかも💪 pic.twitter.com/H1960eYsJZ
— Shuhei Ito (@jpn_shu) August 29, 2023
Cafe ohzanのクロワッサンラスク食べた。美味しいけど激甘い。口内炎が進むレベル。
— すあま@メイン (@mhkozk) April 24, 2018
オウザンのクロワッサンラスクを会社のみんなでお取り寄せしたー(*´ω`*)1個食べてみたけど、すんげーサックサク!考えた人神!ただ、どう考えてもカロリーの塊っていうね。。
— ᴛᴏɴᴋᴏ 🍳 (@joa_408) May 2, 2012
カフェオウザンの肯定的な口コミには下記のようなものがあります。
見た目が可愛い
美味しい
ギフトやお土産にピッタリ
CAFE OHZAN(カフェオウザン)のキューブラスクを手土産用にと、あまりの可愛さに自分用にも。これは夏季限定商品とのこと。お花やフルーツのデコレーションが素敵なのと、引き出しのデザインもさりげなくそれぞれ違う。
— りこ (@rico_cosmetics) September 8, 2019
手のひらサイズで宝石箱を開けた時みたいなときめき…🥰https://t.co/XfqYU7OHK8 pic.twitter.com/BENG7XSNG0
昨日、CAFE OHZAN〜カフェオウザンのスティックラスクが可愛くて贈り物に喜ばれると聞いたので検索してみた。確かにこれはラスクと言う名の宝石箱のようだ。貰った人の気持ちが明るくなるのは間違いない。 pic.twitter.com/0tXGD6tmEs
— Green Pepper (@r2d2c3poacco) December 22, 2020
『カフェオウザン』のスティックラスク。まず見た目からテンションが上がる。可愛い。味もかたくてサックサクのラスクと甘いチョコレートコーティングの組み合わせが美味しくってクセになる。 pic.twitter.com/C3ffSooORy
— 大宮 (@omyomy69) April 23, 2021
昨日自分たちのお土産用に買ったカフェオウザンのクロワッサンラスクを朝からいただきまーす🥐💕
— ぷー(じゃんぐる堂) (@pooh_hekokiya) September 6, 2022
見かけの可愛さもさることながら、味も濃くて美味しい✨
私はホワイトチョコを食べたけど、これ辛党さんが食べたら悶絶するのでは!?ってくらい甘い❤️たまらん❤️
ラスクの歯ごたえも程よいサクサク感😍 pic.twitter.com/6bSn18XC96
カフェオウザンで販売されている人気商品をご紹介します。インターネット通販でも購入可能なものもありますので、ぜひお試しください。
スティック状のラスクは気軽に楽しむことができます。3本・5本・10本・15本・20本入りで販売されています。3本入りのものはプチギフトとしても人気が高いです。
スティックラスクには様々なフレーバーがあります。基本のフレーバーは、チョコレート、ホワイトチョコレート、ストロベリーチョコレート、抹茶チョコレート、ナッツミルクチョコレート、コーヒーチョコレートなどです。トッピングにはドライフルーツやナッツ、ピスタチオなどが使われています。
数量限定や季節限定のスティックラスクも販売されることもあります。その場合は使用されるチョコレートの味わいやトッピングが通常と異なり、より一層華やかなスティックラスクを楽しむことができます。
【スティックラスクの値段】
3本入(ピンク・イエロー・グリーン):各896円
5本入:1,404円
10本入:2,592円
15本入:3,726円
20本入:4,860円
※全て税込価格
甘いチョコレートコーティングとサクサクの食感がクセになるカフェオウザンのクロワッサンラスクは、3個入り(ラフィネA)・5個入り(アミュゼA)・10個入り(アミティエA)の販売があります。
基本の味はプレーンのクロワッサンにシュガーがトッピングされたもの(チョコレートコーティングなし)、チョコレートがコーティングされたもの、ホワイトチョコレートがコーティングされたものの3種類です。チョコレートとホワイトチョコレートがコーティングされたものの中には、さらにドライフルーツやナッツなどをトッピング
しているものもあります。
1個あたりのサイズが大きいため、食べ応えがあり満足度の高いおすすめの商品です。
【クロワッサンラスクの値段】
3個入り(ラフィネA):1,458円
5個入り(アミュゼA):2,322円
10個入り(アミティエA):4,320円
※全て税込価格
手のひらサイズのかわいいラスクもカフェオウザンの人気商品です。
キューブラスクのトッピングはスティックラスクのトッピングよりもより豪華で、見た目の可愛さはバツグンです。
5個入りのキューブラスクは、ボックス型の箱に1つずつ入っており、キューブラスクを楽しんだ後は小物入れとして使うことができるほど立派な梱包となっています。
【キューブラスクの値段】
5個入(カラン):1,620円
12個入(プティボヌール):2,916円
※全て税込価格
上記でご紹介した商品がアソートされたギフトセットも人気です。
カフェオウザンの商品をすべて試してみたい方や、友人や家族などへのお土産としてぴったりです。
ギフトセットの内容と価格は下記の通りです。
・ギフトセット アソートメントA:4,320円
(クロワッサンラスク6個、スティックラスク3本入ピンク・スティックラスク3本入グリーン)
・ギフトセット アソートメントC:5,400円
(クロワッサンラスク6個、スティックラスク3本入グリーン、キューブラスク5個入)
※全て税込価格
カフェオウザンでは、受注生産ではありますが、ブライダル用のスティックラスクの販売もあります。
ウェディングドレスからインスピレーションを得たトッピングはとても豪華で、結婚式の引き出物や手土産として人気が高い商品です。ゲストの方も喜んでくれること間違いなしでしょう。
5本入で1,674円(税込)となっています。購入を希望される方は電話もしくはメールにて問い合わせが必要となります。受注生産のため注文から納品まで時間を要します。〜10個の場合は注文確定から1週間程度で、〜20個の場合は10日〜2週間程度で納品されます。大口での注文はさらに時間を要する場合もあります。
カフェオウザンでは季節限定の商品も販売されています。数量限定なので、お早めに購入されることをおすすめします。
例えば、バレンタインやホワイトデー、母の日などイベントごとに特別に用意されたり、春はミモザをモチーフとした商品が発売されます。
販売される商品の種類やフレーバーは時期によって異なるので、都度確認してみましょう。
自分で食べるときや、お土産で渡すときにおすすめのカフェオウザンの代わりになるお菓子をご紹介します。
ガトーフェスタハラダは、1901年(明治34年)に創業され、群馬に本社を構えています。当初は和菓子の製造業者としてスタートしましたが、現在は洋菓子でも特にフランスパンをチョコレートでコーティングしたガトーラスクで有名です。現在、ガトーフェスタハラダは全国に31店舗展開し、その人気は絶えることがありません。
ガトーラスクには様々な種類があり、ホワイトチョコレートやラズベリーチョコレートなどがあります。またカレーやチーズ、トマトなど甘くないラスクも展開しているので、甘いラスクが苦手な方も美味しく楽しむことができます。
ベルンは、明治初期にお菓子の原料問屋「明治商会」として創業しました。その後、洋菓子の製造・販売に転身し、当時スイス風の菓子を販売していたことから、明治23年に社名を「ベルン」に変更しました(ベルンはスイスの首都)。現在、東京や埼玉、千葉、宮城、名古屋などに店舗がありますが、公式オンラインショップはありません。オンラインで販売していないため、人と被りにくいお土産としておすすめです。価格が低いのも◎。
特に人気なのは、サクサクのパイ生地にクリームを挟み、チョコレートでコーティングしたミルフィユです。チョコレートはスイートチョコレート、ヘーゼルナッツチョコレート、ミルクチョコレートがあり、季節限定でお酒入りのものや、クリームがパイナップルやオレンジなどのフルーツフレーバーのものが販売されます。
小麦や卵などの摂取を控えている方には、和菓子が◎。中でもおすすめなのが羊羹です。
虎屋(とらや)は、室町時代後期に京都で創業され、和菓子業界において5世紀にわたって活躍しています。特に後陽成天皇の御在位中(1586〜1611)から御所の御用を務めるなど、皇室にも愛されてきました。1869年には東京遷都に伴い、天皇に従って京都の店を残しつつ、東京にも進出しました。現在、虎屋は全国に81店舗を展開しており、その数には菓寮も含まれます。また、国内だけでなく世界にも進出し、フランスのパリにも店舗を構えています。虎屋の羊羹は、その繊細な味わいと歴史的な価値から、和菓子愛好家や観光客に愛され続けています。
虎屋の羊羹は保存料や香料などの添加物不使用で、卵や小麦(グルテンフリー)などアレルギー物質を含まないので、食生活を気をつけている方でも食べやすいです。
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