さつまいもを焼き芋にすると美味しいですよね。焼き芋は焼き立てが美味しいですが、食べきれなかった場合にはレンジで温め直すことができます。本記事では焼き芋をレンジで温め直す方法などを紹介します。
冷めてしまった焼き芋は、レンジで温め直すことができます。
焼き芋はレンジで温め直すと、水分を飛ばすことができるため、ホクホクの食感に仕上げることができます。
電子レンジはマイクロ波が食材が持つ水分子が熱を持つように働きかけることで食材を温めます。食材に含まれている水分は温められると水蒸気となって蒸発します。
そのため、レンジで加熱するとホクホクの食感に仕上がるのです。
さつまいもには様々な品種がありますが、特にホクホクの食感が特徴の紅あずまや鳴門金時などを焼き芋にしている場合は、特有のホクホク感を失うことなく温め直すことができるのでおすすめです。
ラップをせずに温め直すと、水蒸気が外に出ていくためホクホクの食感に仕上がりますが、ラップをしてレンジで温め直すと、水蒸気が水分の中に閉じ込められるためしっとりと仕上げることができます。
しっとりとした口当たりが好みの方は、ラップをした状態で加熱するのが良いでしょう。
しかし、ラップをするとしっとりする反面で水っぽくなってしまうことがあります。そのため、基本的には焼き芋をレンジで温め直す際にはラップをせずに加熱する人が多いです。
焼き芋をレンジで温め直すときのポイントは下記の通りです。
焼き芋をレンジで温め直すと水分が飛び、ホクホクの食感に仕上げることができますが、加熱しすぎてしまうと水分が蒸発しすぎてパサパサになってしまうので注意が必要です。
さつまいもの大きさによって異なりますが、加熱時間の目安は600Wで2分半、500Wの場合は3分が目安です。
生の状態のさつまいもを加熱するときとは異なり、すでに火が通っている状態なので長く加熱する必要はありません。温まっていないようであれば、30秒ずつ加熱していき調節してください。
電子レンジでの加熱は爆発する可能性があるので注意が必要です。
上述したように、電子レンジは庫内に放出されるマイクロ波によって食材がもつ水分子が熱を持つようにエネルギーを与えます。そのため、元々さつまいものように水分量が少ない食材を温めると水分が蒸発してなくなってしまうことでエネルギーを受け取る水分子がなくなってしまうため熱を持ちすぎている状態となり、爆発したり場合によっては発火してしまうこともあります。
基本的に爆発を防ぐためにはラップをする必要がありますが、焼き芋を温め直す場合は短時間なのでラップは必須ではありません。しかし、加熱しすぎて水分が完全に蒸発してしまうと爆発してしまうことがあるので注意しましょう。
焼き芋をレンジで温め直すときのポイントはおわかりいただけたかと思います。焼き芋をレンジで温め直す方法は下記の通りです。
温め直したいさつまいもを耐熱皿の上に乗せます。
焼き芋を耐熱皿の上に乗せたらレンジに入れて加熱します。
加熱時間の目安は上記で紹介した通りです。600Wの場合は2分半を目安に加熱してください。小さめのさつまいもの場合は、2分加熱して様子を見ましょう。
レンジで加熱した後にトースターで表面を1分〜2分ほど焼くと、皮がパリッとしてより焼き立ての焼き芋の状態に近くなります。
レンジで温め直すだけでも十分ですが、より焼き立てに近づけたい場合はレンジとトースターの両方で温め直すのが良いでしょう。
レンジ以外の調理器具を使って焼き芋を温め直すこともできます。それぞれの加熱方法や仕上がりの違いは下記の通りです。
トースターを使って加熱すると、レンジほど水分が飛ばないため、しっとりねっとりとした食感に仕上がります。しっとりねっとり系のさつまいもの品種(安納芋や紅はるか)は、トースターを使うのがおすすめです。
トースターを使う場合は、まず焼き芋をアルミホイルで包みます。皮が焦げ付いてしまうのを避けたい場合は濡れたキッチンペーパーで焼き芋を包んでも良いでしょう。濡れたキッチンペーパーで包んでおくことで焦げ付くのを防げる他、よりしっとりと仕上げることができます。
アルミホイルで包んだら、低温で5〜6分加熱して温まったら完了です。
オーブンを使って温め直しても、しっとりねっとりした食感に仕上げることができます。
オーブンを使って温め直す場合も、まず焼き芋をアルミホイルで包みます。アルミホイルで包んだら180℃で10分ほど加熱します。
10分ほど加熱したら、そのままオーブン内においておき予熱で火を通していきます。だいたい10分後にはしっとりねっとりとした焼き芋に仕上がっています。
フライパンを使って焼き芋を温め直すこともできます。フライパンを使って温め直すと、ほどよく水分が飛びホクホクの食感に仕上がります。
フライパンを使って温め直すときは、焼き芋を濡らしたキッチンペーパーに包んでからアルミホイルで包みます。アルミホイルで包んだら、フライパンに乗せて弱火で15分〜20分程加熱します。
焦げてしまわないよう、アルミホイルで包んださつまいもを4〜5分おきに回転させると良いでしょう。
魚焼きグリルを使って焼き芋を温め直すと、ほどよい香ばしさを楽しむことができます。
魚焼きグリルを使う場合も、まず焼き芋をアルミホイルで包みます。アルミホイルで包んだ焼き芋をグリルに入れたら弱火で10分ほど加熱します。(片面焼きのグリルの場合は途中でひっくり返してください)
10分加熱したら、アルミホイルを外し軽く表面を焼きます。表面を焼くことで香ばしさが出ます。
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