コロッケにはケチャップやソースをかけるのが定番ですが、他にどんなものをかけることができるでしょうか。この記事では、コロッケにかけるソースの定番から変わり種まで、様々なソースを紹介します。アレンジやリメイクといった一風変わった食べ方も紹介します。
定番ソースから自作ソースまで様々です。
コロッケにかけるソースの定番はケチャップやウスターソース系(中濃ソース、とんかつソース)です。甘辛い味わいのたれがコロッケの香ばしさとじゃがいもの甘みにぴったりです。
ただし、ケチャップやウスターソースと一口で言っても製品ごとに味わいは異なるので、自分の好みの製品を探してみるのも良いでしょう。ソースにはコロッケ用のソースも販売されています。
定番のソースも美味しいですが、自作のソースを作ってみても美味しいです。スーパーなどでも売られているオーロラソースやバーベキューソースはキッチンにある調味料を混ぜることで作ることができます。
また、少し手間はかかるものの、タルタルソースやチリソースなどのいつもとは違うコロッケのテイストが楽しめるソースを作ってみるのもおすすめです。
コロッケは下味をしっかりつけることでなにもかけずに食べることもできます。塩分が気になる方は下味をしっかりつけてそのまま食べるのも良いでしょう。
塩・コショウや醤油、カレー粉などで下味をつけるのが定番です。
ケチャップやソースなどの定番を紹介します。
コロッケを食べる定番のケチャップはトマトの酸味とコクのあるテイスト、すぐにかけて食べられる利便性で人気です。
こだわる方はケチャップを自分で作ってみても良いでしょう。ざく切りにしたトマトとタマネギをミキサーにかけ、ザルで濾したものを鍋に入れて火をかけ、砂糖、酢、塩、ローリエなどを加えて煮詰めれば完成です。
コロッケにかける定番のウスターソースは、イギリスのウスター市で生まれたソースで、甘辛な味わいで揚げ物にかけるソースとして人気です。原料のトマトや玉ねぎ、ニンジンなどの野菜やリンゴなどのフルーツの搾り汁やピューレに塩、砂糖などを加え、熟成させて造られています。
ウスターソースは、製造しているメーカーによって味は異なるものの、基本的には野菜などの旨味がたっぷりで、強めの辛味を中心として酸味や甘みが感じられるテイストが特徴的なソースです。関西では「ソース」といえばウスターソースのことを指し、揚げ物に直接かけて食べる卓上調味料としても一般的です。
ウスターソースはないけど中濃ソースなら冷蔵庫にあるという方も多いでしょう。中濃ソースはウスターソースと共通の原料で作られていて、前述の通り粘度が高めのソースです。関東圏では「ソース」といえば中濃ソースを指すことが多いです。
ソースに含まれる野菜や果物の繊維質が多いためウスターソースよりも粘度が高く、甘めのテイストです。
とんかつソースやお好み焼きソースもまたウスターソースと共通の原料で作られているソースで、中濃ソースよりもさらに粘度が高くドロッとしており、甘みが強く感じられるテイストです。
濃厚ソースは料理ごとに使い分けることが多く、コロッケ用ソースも販売されているので、気になる方は購入してみると良いでしょう。
卵とお酢などで作られるマヨネーズもコロッケにかけて食べられることが多いです。さっぱりとしつつも濃厚なコクの味わいが楽しめます。
かけすぎはコレステロールなどの脂質やカロリーの過剰摂取となりますので、気を付けましょう。
甘辛くコクのある味わいで人気のバーベキューソースもコロッケにかけるソースとして人気です。フルーツなどの旨味がたっぷりで癖になる味わいですよね。
バーベキューソースは市販の製品もありますが、キッチンにある調味料で自作することもできます。ケチャップとウスターソース(中濃ソース、焼き肉のたれでも可)を1:1で混ぜるだけでもコクのあるソースになります。オイスターソースや蜂蜜などを加えればもっと本格的な味わいになります。
一風変わった味わいのソースや自作ソースを紹介します。
ケチャップとマヨネーズを1:1で混ぜるだけで作れる、甘酸っぱくコクのある味わいのオーロラソースも人気です。ピンク色の鮮やかな見た目も食卓の彩りになります。
オーロラソースは市販の製品もあります。様々なスパイスが使われているので、自作では出せないコクの深さとスパイシーさが楽しめます。
コロッケを醤油で食べるのが好みという方もいますよね。下味に醤油を使うと味が締まる効果もあり、隠し味の定番でもあります。
わさびの少しツンとする大人の味わいが楽しめるワサビ醤油のソースもおすすめです。わさび+醤油でも美味しいですが、醤油に酒とみりんを加えた照り焼きソースにしても楽しめます。
あっさりとしたポン酢でコロッケを食べるのもおすすめです。胃もたれしがちなコロッケをあっさりと食べることができます。大根おろしにポン酢をかけた通称「おろしポン酢」もおすすめで、大根おろしは消化に良く、コロッケとの食べ合わせもとても良いです。
こだわる方は醤油やお酢、お酒などを煮てソースを作ってみても良いでしょう。エノキやエリンギなどを一緒に煮て加えれば栄養価もアップできます。
洋食、特にエビフライなどの揚げ物に使うタルタルソースも、コロッケにかければ一風変わった味わいを楽しめます。市販のタルタルソースが冷蔵庫に余っている場合にもおすすめです。
タルタルソースは自分で作ろうと思うと少しめんどくさいイメージがありますが、電子レンジを使えば簡単に作ることができます。爆発しないよう黄身に穴をあけた卵を電子レンジで温めてほぐし、みじん切りにしたタマネギとマヨネーズなどの調味料を混ぜれば完成です。
コロッケにチリソースをかければ、いトマトの旨味を感じるピリ辛の味わいになります。辛いもの好きな方や、一風変わった味に挑戦してみたい方におすすめです。
市販のソースを使っても良いですが、自作することもできます。ケチャップに豆板醤などに調味料や玉ねぎのみじん切りを加えることでさっと作れます。
ハンバーグの定番ソースであるデミグラスソースが余っている場合もコロッケにかけて楽しめます。デミグラスソースにきのこ類や野菜を入れて煮込んだソースをかければ食べ応えと栄養価をアップさせることができます。
市販のソースはもちろん、自作もおすすめです。簡単なものではケチャップとウスターソース、コンソメだけで電子レンジを使って作ることができます。
何かと余りがちな焼肉のたれもコロッケにかけることができます。焼肉のたれも定番のウスターソースと同じ野菜やフルーツを原料に作られているものが多く、風味が似ているので、そこまで違和感はありません。
ただし、焼き肉に合うように濃い目の味付けになっているので、かけすぎるとしょっぱくなりすぎてしまいます。
コロッケにトッピングをすれば食べ応え抜群になります。
コロッケにチーズをのせて食べるのも人気です。ピザ用チーズやスライスチーズをのせ、電子レンジで2分ほど加熱するのがおすすめです。
コロッケが割れてしまった場合にのせることで失敗をリカバリーすることもできます。チーズの上にバジルをのせると緑が映え、食べる時もこってりした中に爽やかさが感じられます。
コロッケに目玉焼きをトッピングするのも人気です。卵が余っている場合におすすめで、食べ応えをアップさせることができます。コロッケの付け合わせにゆで卵を添えることもありますよね。
ただし、コロッケの衣にも卵が使われている分、卵の摂りすぎにつながる恐れがあります。他の食事で卵を摂りすぎないようにしましょう。
カレーにコロッケをトッピングすることもありますが、コロッケにカレーをかけても美味しいです。前日の残り物のカレーが少しだけ残っているというような場合におすすめです。
目玉焼きや茹で卵と一緒に食べるのもおすすめで、もちろんカレーにコロッケをトッピングしても美味しいですよ。
いつものコロッケに飽きたら他の料理にアレンジ・リメイクするのもおすすめです。
コロッケのリメイクで人気なのがグラタンやドリアにリメイクして食べる方法です。ホワイトソースやマヨネーズ、チーズなどをのせて電子レンジやオーブンなどで焼けばごちそう感のある一品に仕上がります。
マカロニやパンを入れたグラタンと、ご飯と合わせるドリアのどちらもおすすめです。ブロッコリーやにんじんなどを加えれば栄養バランスはもちろん、見た目も鮮やかになります。
コロッケを卵でとじてオムレツ風にするのもおすすめです。卵を半熟に近い状態で仕上げればパサパサ感はより気になりにくくなります。
ケチャップでも美味しいですが、ソースを工夫してみるのもおすすめです。デミグラスソースやホワイトソースをかけてみても美味しいです。
コロッケを卵でとじてカツ丼風に仕立てた卵とじどんぶりも美味しいです。コロッケを和風の味付けにした煮汁で軽く煮込めば味が良く染み込んでパサつき感を感じさせないジューシーな仕上がりになります。
煮込みすぎると崩れてしまいますが、崩れてしまえばより味が染み込みますし、卵でとじるので食べにくさもそれほど気になりません。
駅構内などにある立ち食いの蕎麦屋などで定番のコロッケトッピングそばを試してみるのもおすすめです。そばのめんつゆをコロッケが吸い込み、美味しさがぐんとアップします。
コロッケがつゆを少し吸った状態と吸いきってひたひたになった状態のどちらが好みかで分かれます。どちらが好みか試してみるのもおすすめです。
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