親子丼を作る際、酒やみりんは定番の調味料として使われることが多いですが、これらの調味料を使わなくても美味しい親子丼を作ることはできます。酒・みりんなしで作る親子丼の作り方を詳しく解説します。
親子丼は、煮汁で煮た鶏肉を溶き卵でとじてご飯の上に乗せた料理です。鶏肉はもも肉を使用することが多いですが、むね肉で作ることもあります。また、鶏肉以外に玉ねぎやねぎと一緒に煮ることが多いです。トッピングとして三つ葉や刻み海苔、グリーンピースを飾ります。
親子丼を作る際の定番の調味料には、
醤油
砂糖
みりん
酒
出汁
があります。
上記でご紹介した通り、酒とみりんは親子丼を作る際の定番の調味料ですが、酒なし・みりんなしでも美味しい親子丼を作ることが可能です。
そもそも酒とみりんの役割ですが、みりんは甘みとコクを加えるために使用します。甘みに関しては砂糖でプラスすることができます。料理酒を使う理由としては、鶏肉の臭いを和らげたり食感を柔らかくするためですが、新鮮な鶏肉を使用したり調理法を工夫することで味が染み込んだふわふわの親子丼に仕上げることができます。
親子丼を美味しく仕上げるにはいくつかコツがあります。
鶏肉をカットする際はそぎ切りにすることで断面積が大きくなり、火が通りやすく、味がしみ込みやすくなります。鶏肉を酒で揉み込み冷蔵庫で30分〜1時間ほど置くことで臭みが取れお肉が柔らかくなります。
具材を煮る際は、煮汁が沸いた時点ではなく、加熱する前から具材を加えることで、じっくり旨みを引き出すことができ、具材に出汁の旨みを含ませることができます。
鶏もも肉
200g玉ねぎ
1/2個(120g)三つ葉
適量卵
3個★だし汁
1/2カップ(100ml)★しょうゆ
大さじ2★てんさい糖
大さじ1鶏肉は余分な脂と筋を取り除き3cm角に、玉ねぎは幅5mmの薄切りに、三つ葉は長さ2〜3cmのざく切りにします。
ボウルに卵を割りほぐしておきます。親子丼に使う卵は、しばらく常温においてから使うと火の通りが早くなりふわふわに仕上げやすくなります。また、卵は溶きすぎると卵が硬くなってしまうので、黄身が割れて少し混ざったくらいでOKです。
小さめのフライパンに★(だし汁、醤油、酒)を入れて、中火にかけます。煮立ったら鶏肉と玉ねぎを加え、再び煮立ったら火を少し弱めます。途中で鶏肉を返しながら、3〜4分煮て火を通します。
鶏肉に火が通ったら中火にし、溶き卵の2/3量を回し入れ、蓋をします。
卵は2回に分けて加えることでとろとろとふわふわが両立した親子丼を作ることができます。溶き卵を入れる時は、ぐつぐつ煮立っている中火程度がベスト。火が弱すぎても強すぎてもNGです。
最初に加えた溶き卵が半熟になったら残りの溶き卵を回し入れて蓋をし、1分ほど煮ます。
火を止めて三つ葉を加え蓋をします。三つ葉は加熱することで香りが立つので、余熱で火を通します。
余熱には他の効果もあります。親子丼の具は火を止めてからすぐに盛り付けると煮汁がごはんに必要以上に流れ、汁っぽくなってべチャッとした仕上がりになってしまいがちです。余熱を使って少し落ち着かせることで、卵に出汁が含まれ、余分な水分もおさまります。
ご飯の上に盛り付けて完成です。
三つ葉が苦手な方は代わりに刻み海苔をちらしても美味しくいただけます。
酒とやみりんなしで作る親子丼の味付けにおすすめの商品をご紹介します。
本レシピではこちらの商品を使っています。
酸化防止剤無添加の粉末だしです。原材料には国産のまいわし煮干しとカタクチイワシ煮干しが使用されています。
水500mlに小さじ2杯(約4g)を入れ、一晩冷蔵庫で寝かせれば美味しいだしが作れます。粉末のまま料理にふりかけて食べるのもおすすめです。
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小麦を一切使用していないグルテンフリーの醤油です。大豆と食塩で醸造されているので、大豆本来の旨味を味わうことができます。料理用としてたっぷり使える500mlボトルです。
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