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米粉のハンバーグのレシピ。卵なし・牛乳なしの作り方を解説。

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米粉のハンバーグのレシピ。卵なし・牛乳なしの作り方を解説。

米粉で作るハンバーグのレシピを紹介します。こちらのレシピでは卵も牛乳も使用しません。

米粉のハンバーグについて

ハンバーグのつなぎについて

ハンバーグはひき肉をつなぎとめるために、つなぎを使います。

一般的なハンバーグのつなぎは、

  • パン粉

  • 牛乳

です。

この中で、必要不可欠なのは塩です。塩なしでハンバーグを作ることはできません。最悪塩だけでもハンバーグは作ることができます。

塩の働きでひき肉から「アクチン」と「ミオシン」というタンパク質が溶け出し、くっつきあって網目状になるため、水分が抜け出すのを防ぎ、肉汁がハンバーグの中にしっかりと残って、ジューシーな仕上がりになります。

つなぎの代用の米粉

前述した通り、塩だけでハンバーグを作ることも可能ですが、やはりパサパサとした舌触りになりやすいといえます。

パン粉や卵を使いたくないけど、ふわふわジューシーにハンバーグを作りたいという方におすすめな代用品が米粉です!

お米の主成分であるデンプンが水に反応して粘りを生み出し、タネの粘りが増し、ハンバーグが形状を保ちやすくなるほか、焼いた後にはもっちりとした食感に仕上がります。また、カサ増しにもなります。

炊いてから時間が経ったお米などを再利用することもできます。タネに混ぜる際、温かい場合はよく冷まし、すりつぶしてから混ぜましょう。

こちらの米粉は、お料理はもちろんお菓子づくりまで幅広くご利用いただけます。

米粉のハンバーグの材料(2人分)

タネの材料

  • 合い挽き肉

    200g
  • 玉ねぎ

    1/2個(100g)
  • ★米粉

    大さじ1
  • ★塩

    小さじ1/2
  • ★こしょう

    少々
  • オリーブオイル

    小さじ1

ソースの材料

  • ♡トマトピューレ

    大さじ2
  • ♡トマトケチャップ

    大さじ2
  • ♡ウスターソース

    大さじ1/2
  • ♡メープルシロップ

    小さじ1/2

米粉のハンバーグの作り方

玉ねぎをみじん切りにし炒める

ハンバーグで使う玉ねぎは炒めるのがおすすめ

玉ねぎはみじん切りにします。

フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、しんなりするまで炒め、冷まします。

ハンバーグのタネに使う玉ねぎは、生で使いシャキシャキとした食感を楽しむのも◎。ただし、タネが崩れやすくなるので注意です。炒めた方が甘みも出るのでおすすめです。

タネをこねる

パン粉と卵の代わりに米粉を入れてハンバーグのタネをこねる

ボウルにひき肉と炒めた玉ねぎ、★(米粉、塩、こしょう)を入れてよくこねます。

つなぎはまとめてボウルにすべて入れてこねた方が簡単です。ハンバーグがいつも崩れてしまう...という方は、先にひき肉と塩だけでこねるとしっかり粘り気が出て破裂しづらくなります。

パン粉の代わりに米粉を使っても、こね方に違いはありません。

成形する

ハンバーグのタネを成形する

2等分にし、形を整え、空気抜きを5〜6回します。

ハンバーグのタネは空気抜きをすることで、焼いている最中に破裂するのを防ぎます。また、タネを大きくしすぎると崩れる原因になるので、手のひらに乗るくらいのサイズ感で仕上げましょう。厚さは1.5cm〜2cmくらいが目安です。

中火で焼き目がついたら、上下を返す

焦げ目がついたら上下を返す

フライパンを中火にかけ、タネを並べて中央を押さえて凹みを作ります。

焼き色がついたら上下を返します。

もう片面も焼き色がついたら火を弱め、蓋をして3分ほど蒸し焼きにします。

ハンバーグをふわふわジューシーに仕上げるには蒸し焼きにするのがポイントです!ただ焼いているだけだと、肉汁がどんどん流出してしまい、タネが身縮みし、固くなってしまいます

テフロン加工されたフライパンを使う場合、油を使わなくてもOKです。鉄フライパンを使う場合は適量油を引きましょう。

ソースを作る

肉汁を使ってソースを作る

ハンバーグを皿に盛り付け、そのままフライパンに♡(トマトピューレ・トマトケチャップ・ウスターソース・メープルシロップ)を入れて中火にかけます。

1分ほど煮詰めてソースを作ります。

ハンバーグの肉汁を使ってソースを作る際、トマトピューレを入れるのがおすすめです!風味がワンランクアップします。

完成

米粉ハンバーグの完成

ハンバーグにソースをかけたら、完成です。