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リキュールを使ったウイスキーのカクテル26選。材料と作り方を

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リキュールを使ったウイスキーのカクテル26選。材料と作り方を

この記事では、ウイスキーをベースとしたカクテルのうち、様々なリキュールを使って作るカクテルを紹介します。

ウイスキーとは

ウイスキーは、大麦、ライ麦、トウモロコシといった穀物を発酵・蒸留し、樽熟成することで造られる蒸留酒の一種です。発祥はスコットランドとアイルランドの2説あるようですが、はっきり決着はついていないようです。
 
原料によって「モルト・ウイスキー(大麦)」、「グレーン・ウイスキー(穀物全体)」、「コーン・ウイスキー(トウモロコシ)」といった呼び名で分類されており、さらに産地によっても「スコッチ・ウイスキー(スコットランド)」、「アイリッシュ・ウイスキー(アイルランド島)」、「バーボン・ウイスキー(アメリカ・ケンタッキー州バーボン郡)」といった分類がされています。
 
ウイスキーは、木製の樽で熟成するため、ウッディーな香りとビターな風味が特徴的ですが、原料や熟成に用いる樽によって風味が大きく異なります。香りもスモーキーなものからフルーティーなものがあり、味わいも軽いもの(ライト・ボディ)から重たいもの(フル・ボディ)まで様々です。
 
欧州連合(EU)がウイスキーの最低度数を40度と定めていることもあり、ウイスキーの度数は基本的に40~43度の製品が多くなっています。イギリスでは43度、アメリカでは40度が標準度数と定められていますよ。
 
飲み方はストレートやロック、ソーダ割りといった飲み方が好まれていますが、ウイスキーを使ったカクテルもあり、「マンハッタン」「オールド・ファッションド」などの有名なカクテルがあります。

リキュールとは

リキュール(混成酒)は、蒸留酒を原料として、薬草や果物で風味をつけたお酒で、再製酒とも呼ばれます。日本で「リキュール」と呼ばれるお酒の多くは混成酒で、日本で一番有名なのは梅酒でしょう。近年では日本酒などの醸造酒をベースとしたリキュールも人気です。
 
醸造酒や蒸留酒に比べ、色鮮やかで、多種多様な味わいのお酒が多いのが特徴です。

カクテルでよく使われるリキュール

ホワイト・キュラソー

ホワイト・キュラソーは、オレンジの果皮から造られるリキュールの一種です。熟成を行わないため無色透明であり、これが呼称の由来となっています。また、原料に良質のオレンジが使われているので、冷やすと淡く白濁するため、これもホワイト・キュラソーと言われる由来とも言われています。銘柄ではフランス産の「コアントロー」が有名で、多くのカクテルレシピで名前を見かけます。
 
蒸留酒に近い軽い飲み口が特徴で、オレンジのさわやかな甘みや、ほのかな苦みなどの風味が楽しめます。カクテルの材料の1つとして使われることが多いですが、ヨーロッパでは、食後酒としてロックで飲まれることがあり、フランスやイギリスではコアントローをコーヒーに入れて飲むことがあります。また、お菓子作りでも風味付けとして広く使われていますよ。
 
コアントローは元々、甘みを抑えたホワイトキュラソーとして「トリプル・セック」という商品名で販売されていましたが、類似品が多数出回ったため、現在の「コアントロー」に名前を変更した経緯があります。そのため、「トリプル・セック」という名称もホワイト・キュラソーを指す呼称でもあります。
 
キュラソーにはいくつか種類があり、熟成されることで甘みと香りが強く、琥珀色をしている「オレンジ・キュラソー」があります。また、青色の「ブルー・キュラソー」、緑色の「グリーン・キュラソー」、赤色の「レッド・キュラソー」がありますが、これらはホワイト・キュラソーを合成着色料で着色して製造されています。

カシス・リキュール

「カシス・リキュール」は、その名の通りカシス(和名:クロスグリ)から造られるリキュールで、生産の大半を占めるフランスでは1Lあたり400g以上の糖を含むものだけが「クレーム・ド・カシス」と呼ばれており、一番有名な銘柄が「ルジェ・クレーム・ド・カシス」です。
 
飲み方は、砂糖を大量に含んでいるためストレートやロックでの飲み方はされず、炭酸水やジュースなどで割って飲むのが一般的です。有名な「カシス・オレンジ」「キール」などのカシス系のカクテルベースとして使用されています。

チェリー・ブランデー

「チェリー・ブランデー」は、ベースとなる蒸留酒にサクランボやシナモンなどのスパイスやハーブを漬け込んで作られるリキュールです。いわゆる「チェリー・リキュール」に当たり、そう呼ばれることもありますが、日本では「チェリー・ブランデー」と呼ばれることが多いですよ。理由としては、ベースの蒸留酒にブランデーが使われることが多いためのようです。
 
サクランボのフレッシュな香りや甘みに加え、ほのかな苦みがあるテイストが楽しめます。主な用途はカクテル作りで、カクテルの材料の1つとして使われることが多く、製品の多くが鮮やかな赤色であるため、カクテルが赤くきれいな仕上がりになるのもポイント。
 
有名な銘柄にデンマークの「チェリーヒーリング」やオランダの「ボルス」があります。平均的な度数は20~25度です。

カルーア

「カルーア」は、コーヒー豆から造られる「コーヒー・リキュール」の一種で、日本でも有名な銘柄です。カルーアの生産地はメキシコで、焙煎したコーヒー豆とサトウキビの蒸留酒をベースに造られており、芳醇なコーヒーの味わいと、バニラやカラメルの風味も感じられる、コクのある甘みが特徴的です。
 
飲み方は、カクテルの割材としての使用が多く、その名も冠したカクテル「カルーア・ミルク」をはじめ、ウォッカベースのカクテル「ブラック・ルシアン」などがあります。バニラアイスにかけても美味しいですよ。

カカオ・リキュール

カカオ・リキュールはチョコレートと同じ原料のカカオから造られるリキュールです。有名な銘柄に「クレーム・ド・カカオ」があります。製品の平均的な度数は20~25度となっています。
 
カカオ・リキュールは焙煎後に粉砕したカカオ豆を蒸留酒に漬け込み、砂糖や水、バニラやクローブなどのスパイスを加えて熟成させ、最後にカラメルで色付けすることで製造されています。そのためチョコレートに近いブラウンの見た目が一般的ですが、中には「ホワイト」という無色透明のカカオ・リキュールもあり、こちらはカクテルの色の調和を乱さないことから様々なカクテルで使われています。
 
味はカカオの豊かな風味と強い甘みがあり、ココアに近い味わいと言われています。飲み方は、牛乳や生クリームで割る飲み方やカクテルの割材(副材料)としての使用が多いですが、バニラアイスにかけても美味しいですよ。

ミント・リキュール

ミント・リキュールは、ベースとなる蒸留酒にフレッシュなミントから抽出したオイルをブレンドして造られるリキュールです。砂糖などの副原料も使用されており、スーッとするスッキリさと甘い味わいが特徴的なリキュールです。
 
誕生は18世紀で、販売を始めたジェット兄弟の名を冠した「ジェット27」は現在でもミント・リキュールのトップブランドとして知られています。製品の平均的な度数は15~25度となっています。
 
ミント・リキュールにはミントを思わせる緑色の「グリーン・ミント・リキュール」と、無色透明でカクテルの色の調和を乱さない「ホワイト・ミント・リキュール」があります。カクテルのレシピで色まで指定されていることが多いですよ。
 
飲み方は、カクテルベースやカクテルの割材(副材料)としての使用が多いですが、バニラアイスにかけても美味しいですよ。

アマレット

アマレットはアーモンドのような甘い香りと味わいが特徴的なイタリア発祥のリキュールの一種です。名前はイタリアのお菓子「アマレッティ」に似ていることからアマレットと名付けられたと言われており、「Amaretto」はイタリア語で「少し苦いもの」を意味します。製品の度数は25度~28度となっています。
 
アーモンドような香りと味とよく表現されますが、原料に使われているのはアーモンドではなく、アンズ(アプリコット)の核である「杏仁」です。杏仁豆腐の上に乗っているのでご存じの方も多いでしょう。
 
使い道は、カクテル作りの材料の1つとして使われることが多いですが、アマレット自体がカクテルのベースに使われることもありますよ。ロックでもアマレットの濃厚な甘い香りと味わいを楽しむことができます。飲む以外の使い道ではお菓子作りでも使われることがあるほか、アイスにかけても美味しいですよ。

カンパリ

「カンパリ」は、鮮やかな赤の見た目が特徴的なイタリア産のリキュールです。製造には60種類以上のハーブやスパイスが使われていると言われており、独特な苦みや甘みを持つ風味が特徴的です。
 
飲み方は、ソーダやジュースで割って飲むのが一般的で、オレンジジュースで割った「カンパリ・オレンジ」、ソーダ割りの「カンパリ・ソーダ」が有名です。他にも、ジンベースの有名なカクテル「ネグローニ」などに使われています。

アブサン

「アブサン」は、ニガヨモギなどの薬草から造られる薄い緑色のリキュールで、銘柄の1つである「ぺルノー」という名前で呼ばれることもあります。独特の苦みや香りがあり、好き嫌いの分かれるお酒です。
 
ニガヨモギに含まれるツヨン(ツジョン)の持つ幻覚などの向精神作用や中毒症状などによって、20世紀には多くの国で禁止・制限が課されていた歴史を持つ、いわくつきのお酒でもあります。ただし現在では、ツヨンの持つ作用ではなく、単なるアルコールの過剰摂取や、安価なアブサンに含まれていた化学物質によるものというのが定説になっており、ツヨンの含有量が一定以下であることを条件にWHO(世界保健機関)が製造を許可しており、世界中で愛好されています。
 
飲み方は、「アブサンファウンテン」という専用の器具と角砂糖を使用した「ボヘミアンスタイル」という、アブサンの色の変化を楽しむストレートの飲み方が有名ですが、基本的にはカクテルの材料の一部として使われることが多いです。

ガリアーノ

ガリアーノ」は、19世末のイタリアで製造が始まった黄金色と、とがった三角形の瓶のデザインが特徴的なリキュールです。詳細な製造方法は企業秘密とされていますが、ベースとなるニュートラルスピリッツ(無味無臭の高アルコール度数の蒸留酒)にバニラやアニス、ジュニパーベリーといった30種類以上のスパイスやハーブを漬け込んだものをブレンドして造られています。アルコール度数は42度です。
 
ガリアーノはバニラを基調とする甘く爽やかな香りと、コク深いハーブの味わいで、後味には様々なハーブのすっきりとした風味が残ります。ストレートで飲まれることもありますが、カクテルの材料としてよく使われています。

カクテルとは

混合酒を指す

「カクテル(cocktail)」とは、ウイスキー、ウォッカなどのアルコール度数の高いお酒をベースにして、ジュースや果汁、リキュール、薬味などを加えた混合酒のことです。

ロングとショートの違い

ロングとショートには度数やグラスの大きさ、氷の有無など様々な違いがあります。

ショートカクテル

「ショートカクテル」は、脚の長い逆三角形の「カクテルグラス」などが使われるカクテルで、グラスに氷が入っていないので時間が経つとぬるくなってしまい、風味が劣ってしまうため、早めに飲むのが良いとされているカクテルです。
 
ショートカクテルの多くはウォッカやジンなどのスピリッツをベースにリキュールや果実・卵・香辛料をミックスして作られるカクテルで、量は少なめで、アルコール度数が高めなのも特徴です。
 
飲み切る時間の目安としてはお酒の温度が変わるまでの15分とされており、バーでは「ショートカクテルは3口で飲め」という教訓もあります。

ロングカクテル

一方、「ロングカクテル」は大きめのグラスに氷が入っているカクテルで、居酒屋などでもよく見かけるカクテルが多いです。氷が入っているのでショートカクテルよりも長く楽しむことができますが、時間が経つと氷で味が薄まってしまいます。
 
ロングカクテルも、スピリッツをベースにトニックウォーターや炭酸水、柑橘類、ジュースなどをミックスして作られるカクテルで、アルコール度数は低めなのも特徴です。
 
飲み切る時間の目安としては30分とされており、それ以上時間が経つと氷が解けて風味が変わってしまうでしょう。

リキュールを使ったウイスキーベースのカクテル【低度数:20度未満】

比較的低度数で飲みやすいカクテルを紹介します

アイリッシュ・アフタヌーン

アイリッシュ・アフタヌーン」は、紅茶を使ったホットカクテルで、紅茶とアマレットの上品な香りと味わいを楽しむことができ、体が芯から温まりますよ。

材料

  • アイリッシュ・ウイスキー …20ml

  • アマレット...20ml

  • グレナデン・シロップ …10ml

  • 紅茶(ホット)…適量

  • シナモンスティック …1本

作り方

  1. あらかじめ温めておいたホルダー付のタンブラーに紅茶、シナモンスティック以外の材料を入れる
  2. 紅茶を注ぎ入れ、静かにステアする
  3. シナモンスティックを添える

アイリッシュ・コーヒー・ア・ラ・カルーア

アイリッシュ・コーヒーア・ラ・カルーア」は、人気カクテル「アイリッシュ・コーヒー」にカルーアを加えたホットカクテルで、カフェオレのように甘いテイストで、食後に飲まれることの多い人気カクテルです。アルコール度数は約10度です。

材料

  • アイリッシュ・ウイスキー…30ml

  • カルーア(コーヒー・リキュール)…15ml

  • ホット・コーヒー …適量

  • 生クリーム …適量

作り方

  1. 生クリーム以外の材料をグラスに入れ、ステアする
  2. 生クリームをフロートさせる

アイリッシュ・コーヒー・デラックス

アイリッシュ・コーヒーデラックス」は、人気カクテル「アイリッシュ・コーヒー」にカカオ・リキュールを加えたホットカクテルで、カフェモカのような甘いテイストで、食後に飲まれることの多い人気カクテルです。

材料

  • アイリッシュ・ウイスキー…30ml

  • クレーム・ド・カカオ(カカオ・リキュール)…15ml

  • ホット・コーヒー …適量

  • 生クリーム …適量

作り方

  1. 生クリーム以外の材料をグラスに入れ、ステアする
  2. 生クリームをフロートさせる

アグラベーション

アグラベーション」は、コーヒー+牛乳の人気カクテル「カウボーイ」にカルーアを足すことでコーヒーの香ばしさや甘みが楽しめるカクテルです。かき混ぜる前の白と茶色のグラデーションも美しいですよ。割り方にもよりますが、アルコール度数は約10度です。

材料

  • ウイスキー …40ml

  • カルーア(コーヒー・リキュール)…少量(お好みの量)

  • 牛乳…適量(80~120ml)

作り方

  1. 氷を入れたグラスにウイスキーとカルーアを注ぎ、軽くステアする
  2. グラスを牛乳で静かに満たす

カシス・ハイボール

カシス・ハイボール」は、定番のハイボールにカシスを加えたアレンジカクテルで、カシスの甘酸っぱさが加わってより飲みやすいテイストに仕上がっています。

材料

  • ウイスキー …30ml

  • クレーム・ド・カシス(カシス・リキュール)…20ml

  • 炭酸水…適量(120~180ml)

作り方

  1. 氷を詰めたグラスにウイスキー、炭酸水の順に入れ、軽くステアする(かき混ぜる)

スコッチ・オーレ

スコッチ・オーレ」は、人気のコーヒー・リキュール「カルーア」を使ったカフェオレのようなテイストのカクテルです。柔らかな甘みとスコッチ・ウイスキーとカルーアの芳ばしい香りが楽しめます。アルコール度数は約15度です。

材料

  • スコッチ・ウイスキー …30ml

  • カルーア(コーヒー・リキュール)…30ml

  • 牛乳…30ml

作り方

  1. 材料をシェーカーに入れて、シェークする
  2. 氷を入れたグラスに注ぐ

テネシー・クーラー

テネシー・クーラー」は、ミント・リキュールのすっきりとした甘さや後味が楽しめるカクテルです。ジンジャー・ビアは日本ではなかなか手に入らないので、ジンジャーエールで代用するのがおすすめです。

材料

  • テネシー・ウイスキー …45ml

  • クレーム・ド・ミント・グリーン(ミント・リキュール) …20ml

  • レモン・ジュース …20ml

  • シュガー・シロップ…1tsp(小さじ1)

  • ジンジャー・ビア…適量

  • スライス・レモン…1枚

  • スライス・ライム…1枚

  • マラスキーノ・チェリー…1個

作り方

  1. ジンジャー・ビアと飾り用のフルーツ以外の材料をシェーカーに入れて、シェークする
  2. シェークした材料を氷を入れたタンブラーに注ぐ
  3. グラスをジンジャー・ビアで静かに満たし、軽くステアする
  4. 飾り用のフルーツをカクテル・ピンに刺して飾る

ミント・クーラー

ミント・クーラー」は、人気のハイボールにミント・リキュールを加えたカクテルで、炭酸の爽快感に加え、ミント・リキュールの微かな甘みとすっきりとした後味が楽しめます。
ベースをスコッチ・ウイスキーで作る場合、「スコッチ・ミント・クーラー」と呼ばれます。

材料

  • ウイスキー …45ml

  • ホワイト・ミント・リキュール…15ml

  • 炭酸水…適量(120~180ml)

作り方

  1. 氷を詰めたグラスにウイスキー、ミント・リキュール、炭酸水の順に入れ、軽くステアする(かき混ぜる)

リキュールを使ったウイスキーベースのカクテル【中度数:20度~30度未満】

飲みやすいカクテルから辛口のカクテルまで、20度~30度未満の中度数のカクテルを紹介します。

オールド・パル

オールド・パル」は、「古い仲間」「懐かしい仲間」を意味する名前のカクテルで、100年以上前から飲まれているカクテルです。ドライ・ベルモットとカンパリのハーブ由来の複雑な味わいが楽しめ、食前酒として飲まれることの多いカクテルです。

材料

  • ウイスキー …1/3

  • ドライ・ベルモット …1/3

  • カンパリ …1/3

作り方

  1. ミキシンググラスに材料を入れてステアする
  2. カクテル・グラスに注ぐ

チャーチル

チャーチル」は、イギリスの元首相の名前が由来のカクテルで、オリエンタルと似たレシピですが、コクのある甘みとすっきりとした後味で食前酒として人気のカクテルです。

材料

  • スコッチ・ウイスキー…30ml

  • コアントロー(ホワイト・キュラソー)…10ml

  • スイート・ベルモット…10ml

  • ライム・ジュース…10ml

作り方

  1. 材料をシェーカーに入れて、シェークする
  2. カクテル・グラスに注ぐ

ハイハット

ハイハット」はシルクハットを意味する名前のカクテルで、チェリー・ブランデーの甘い香りと味わい、レモンのすっきりとした後味が楽しめるカクテルです。

材料

  • バーボン・ウイスキー …35ml

  • チェリー・ブランデー …10ml

  • レモン・ジュース …15ml

作り方

  1. 材料をシェーカーに入れ、氷を入れてシェークする
  2. カクテル・グラスに注ぐ

ブラッド・アンド・サンド

ブラッド・アンド・サンド」は、同名の小説や映画が名前の由来となっているカクテルです。ブラッドというおどろおどろしい名前とは裏腹にフルーティーな甘さが楽しめるカクテルです。

材料

  • ウイスキー …15ml

  • スイート・ベルモット …15ml

  • チェリー・ブランデー …15ml

  • オレンジ・ジュース …15ml

  • マラスキーノ・チェリー…1個

作り方

  1. マラスキーノ・チェリー以外の材料をシェーカーに入れ、氷を入れてシェークする
  2. カクテル・グラスに注ぐ
  3. カクテル・ピンを刺したマラスキーノ・チェリーをグラスに入れる

リキュールを使ったウイスキーベースのカクテル【高度数:30度以上】

30度以上の強めのカクテルを紹介します。強めでも飲みやすいカクテルもありますよ。

ウイスキー・サイドカー

ウイスキー・サイドカー」は、ブランデーベースの人気カクテル「サイドカー」のバリエーションレシピです。柑橘系の爽やかな香りとコクのある飲み口、レモンのすっきりとした後味が楽しめます。

材料

  • ウイスキー …30ml

  • レモン・ジュース…15ml

  • コアントロー(ホワイト・キュラソー)…15ml

作り方

  1. 材料をシェーカーに入れる
  2. シェーカーに氷を入れてシェークする
  3. カクテル・グラスに注ぐ

ヴィヴァ・レオ

ヴィヴァ・レオ」は、「レオ万歳」という名前の通り、1979年の西武ライオンズ優勝に因んで考案されたカクテルです。すっきりとした甘みのあるテイストが楽しめ、後味も爽快です。

材料

  • カナディアン・ウイスキー…50ml

  • ガリアーノ…20m

  • コアントロー(ホワイト・キュラソー)…10ml

  • ホワイト・ミント・リキュール…2dash(2振り、10~12滴)

  • ライム・ピール…1片

作り方

  1. シェーカーにライム・ピール以外の材料を入れ、氷を入れてシェークする
  2. 材料をカクテル・グラスに注ぎ、ライム・ピールを絞り、グラスのフチに飾る

キングス・バレイ

キングス・バレイ」は、鮮やかな緑色が美しいカクテルです。キュラソーのオレンジ由来のコクのある甘みと、ライムのすっきりとした後味が楽しめます。

材料

  • ウイスキー …4/6

  • ホワイト・キュラソー …1/6

  • ライム・ジュース …1/6

  • ブルーキュラソー …1tsp(小さじ1)

作り方

  1. 材料をシェーカーに入れてシェークする
  2. カクテル・グラスに注ぐ

ゴッドファーザー

ゴッドファーザー」は、映画にもなった同名の有名小説から名付けられたカクテルです。コク深い重厚な香りとまろやかな甘い味わいが楽しめます。

材料

  • ウイスキー(スコッチ・ウイスキー) …45ml

  • アマレット …15ml

作り方

  1. 材料を氷を入れたオールド・ファッションド・グラスに入れる
  2. 軽くステアする

スコッチ・キルト

スコッチ・キルト」は、スコッチ・ウイスキーを原料とするリキュール「ドランブイ」を使ったカクテルで、コク深い香りと甘みが楽しめるカクテルです。

材料

  • スコッチ・ウイスキー …40ml

  • ドランブイ …20ml

  • オレンジ・ビターズ…2dash(2振り、10~12滴)

  • レモン・ピール(レモンの果皮)

作り方

  1. 材料をミキシンググラスでステアして、カクテル・グラスに注ぐ
  2. レモン・ピールを絞りかける

ハンター

ハンター」は、ウイスキーとチェリー・ブランデーだけを使ったシンプルなカクテルで、古くからあるクラシックカクテルです。チェリー・ブランデーの甘酸っぱい香りと味わい、ガツンと来るアルコール感を楽しむことができます。

材料

  • ウイスキー …2/3

  • チェリーブランデー …1/3

作り方

  1. 材料をミキシンググラスに入れる
  2. 氷を入れてステアする
  3. ストレーナーをかぶせてカクテル・グラスに注ぐ

バーボネラ

バーボネラ」は、1930年代に考案されたクラシックカクテルで、ドライ・ベルモットとオレンジ・キュラソーがバーボン・ウイスキーの香りを引き立てているカクテルです。コク深い甘みも楽しめます。

材料

  • バーボン・ウイスキー …2/4

  • ドライ・ベルモット …1/4

  • オレンジ・キュラソー …1/4

  • グレナデン・シロップ …1dash(1振り、5~6滴)

作り方

  1. 材料をミキシンググラスに入れてステアする
  2. カクテル・グラスに注ぐ

ブールヴァルディエ

ブールヴァルディエ」は、ジンとカンパリを使った人気カクテル「ネグローニ」のベースをウイスキーに替えたバリエーションカクテルです。ハーブ香る、コク深い甘いテイストが楽しめます。

材料

  • バーボン・ウイスキー …45ml

  • カンパリ …30ml

  • スイート・ベルモット …30ml

作り方

  1. オールド・ファッションド・グラスに氷を入れる
  2. ドライジン、カンパリ、スイート・ベルモットの順番にグラスに注ぐ
  3. 軽くステアする

フロンティア

フロンティア」は、様々なフルーツ由来の材料が織りなすコク深いフルーティーな味わいが楽しめるカクテルです。バーボン・ウイスキーと柑橘類の相性の良さが実感できます。

材料

  • バーボン・ウイスキー…30ml

  • アプリコット・ブランデー…15ml

  • コアントロー(ホワイト・キュラソー)…5ml

  • オレンジ・ジュース…5ml

  • レモン・ジュース…5ml

  • スライス・レモン…1枚

  • マラスキーノ・チェリー…1個

作り方

  1. シェーカーに飾り用のフルーツ以外の材料を入れ、氷を入れてシェークする
  2. カクテル・グラスに注ぎ、スライス・レモンとマラスキーノ・チェリーをカクテル・ピンで刺してグラスの縁に飾る

ボビー・バーンズ

ボビー・バーンズ」は、スイート・ベルモットとベネディクティンのハーブ由来の複雑な香りと味わいが楽しめるカクテルです。1930年には存在していたカクテルで、当時のレシピブックでは「最高のウイスキーカクテルのひとつ」と絶賛されていたそうです。

材料

  • スコッチ・ウイスキー…40ml

  • スイート・ベルモット…20ml

  • ベネディクティン…1tsp(小さじ1)

  • レモン・ピール...1片

作り方

  1. ミキシンググラスに材料を入れてステアする
  2. カクテル・グラスに注ぐ
  3. レモン・ピールを搾る

マイ東京

マイ東京」は、1964年の東京オリンピック開催を記念したコンテストで優勝した創作カクテルです。スノースタイルが美しく、すっきりと甘いテイストが楽しめます。ベースはジャパニーズ・ウイスキーにすると良いでしょう。

材料

  • ウイスキー …3/6

  • オレンジ・キュラソー …2/6

  • ライム・ジュース …1/6

  • マラスキーノ・チェリー …1個

  • 砂糖 …適量

作り方

  1. カクテル・グラスを用意し、砂糖でスノースタイルにする
  2. 材料を入れてシェークする
  3. カクテル・グラスに注ぐ
  4. マラスキーノ・チェリーを飾る

ミスティ・ネイル

ミスティ・ネイル」は、アイリッシュ・ウイスキーをベースとしたリキュールのアイリッシュ・ミストを使った、アイリッシュ・ウイスキーづくしといったカクテルです。アイリッシュ・ミストの甘みで飲みやすいですが、度数がとても高いので要注意です。

材料

  • アイリッシュ・ウイスキー …40ml

  • アイリッシュ・ミスト …20ml

作り方

  1. オールド・ファッションド・グラスに氷を2~3個入れる
  2. 材料を注いで軽くステアする

ラスティ・ネイル

ラスティ・ネイル」は、錆びたくぎのような色合いが名前の由来のカクテルです。ドランブイはスコッチ・ウイスキーベースのリキュールで、こちらはスコッチ・ウイスキーづくしのカクテルです。ドランブイの甘みで飲みやすいですが、度数もとても高くなっています。

材料

  • スコッチ・ウイスキー …40ml

  • ドランブイ …20ml

作り方

  1. オールドファッションドグラスに氷を2~3個入れる
  2. 材料を注いで軽くステアする

ロバート・バーンズ

ロバート・バーンズ」は、副材料がスコッチ・ウイスキーの旨さを引き出していて、香り豊かでキリッとした口当たりが楽しめるカクテルです。同名のスコットランドの詩人が名前の由来となっています。

材料

  • スコッチ・ウイスキー …45ml

  • スイート・ベルモット …15ml

  • アンゴスチュラ・ビターズ …1dash(1振り、5~6滴)

  • ペルノ(アブサン) …1dash(1振り、5~6滴)

作り方

  1. 材料をミキシンググラスに入れる
  2. 氷を入れてステアする
  3. ストレーナーをかぶせてカクテル・グラスに注ぐ

ウイスキーベースの定番カクテル

ハイボール

炭酸水で割るだけで手軽に作れる「ハイボール」は、ウイスキーをさっぱりと楽しみたい方におすすめです。様々な食事に合うので食中酒としてぴったりですよ。ただし、割材に味や風味がない分、アルコール感がやや強いので、アルコールの味が苦手という方はウイスキーの分量を減らしたり、柑橘類を絞ったりしてみると飲みやすくなります。割り方にもよりますが、アルコール度数は約10~15度です。

材料

  • ウイスキー …45ml

  • 炭酸水…適量(120~180ml)

作り方

  1. 氷を詰めたグラスにウイスキー、炭酸水の順に入れ、軽くステアする(かき混ぜる)

コークハイボール

ウイスキー+コーラで作る定番の「コークハイボール」はコーラの風味が強く、とても飲みやすいのでゴクゴクと飲めてしまいますが、ウイスキベースなので度数が高く、コーラは糖分量が多いので、飲みすぎに注意です。割り方にもよりますが、アルコール度数は約10~15度です。

材料

  • ウイスキー …45ml

  • コーラ…適量(120~180ml)

作り方

  1. 氷を詰めたグラスにウイスキー、コーラの順に入れ、軽くステアする(かき混ぜる)

ウイスキー・サワー

ウイスキー・サワー」は、ウイスキーをレモン果汁でさっぱりと楽しむことのできるカクテルです。シュガーシロップで甘みも加えてあるので飲みやすくもあります。アルコール度数は約25度です。

材料

  • ウイスキー …45ml

  • レモンジュース …20ml

  • シュガーシロップ …1tsp(小さじ1)

  • レモンスライス…1枚

作り方

  1. 材料をシェーカーに入れて、シェークする
  2. サワー・グラスに氷を1つ入れ、シェークした材料を注ぐ
  3. レモンスライスをグラスの内側に落として飾る

オールド・ファッションド

オールド・ファッションド」は、19世紀半ばにアメリカで生まれたクラシックカクテルです。まろやかでありながらビターズの苦みやフルーツの酸味など、様々な味わいが楽しめるカクテルです。アルコール度数は約30度です。

材料

  • ウイスキー(バーボン・ウイスキーまたはライ・ウイスキー)…45ml

  • 角砂糖 …1個

  • アロマチックビターズ …1dash(1振り、5~6滴)

  • レモンスライス …1枚

  • オレンジスライス …1枚

  • ライムスライス …1枚

作り方

  1. オールドファッションドグラスに角砂糖を入れる
  2. アロマチックビターズを角砂糖にしみこませる
  3. グラスにクラッシュド・アイスを7分目ぐらいまで入れ、ウイスキーを注ぐ
  4. 厚めのレモンスライス、オレンジスライス、ライムスライスをグラスに飾る
  5. マドラーでスライス、角砂糖をつぶして飲めるように、マドラーを添える

マンハッタン

マンハッタン」は、カクテルの女王とも称される人気カクテルで、19世紀の終わりに誕生したクラシックカクテルでもあります。複雑で華やかな香りと控えめな甘さが楽しめます。アルコール度数は約30度です。ベースをスコッチ・ウイスキーに変えたカクテルは「ロブ・ロイ」と呼ばれます。

材料

  • ライ・ウイスキー(カナディアン) …3/4

  • スイート・ベルモット …1/4

  • アロマチックビターズ …1dash(1振り、5~6滴)

  • レッドチェリー …1個

  • レモン・ピール...1片

作り方

  1. ミキシンググラスに数個氷を入れる
  2. アロマチックビターズ、ライ・ウイスキー、スイート・ベルモットの順に入れる
  3. ミキシンググラスに入れた材料を軽くステアする
  4. ミキシンググラスにストレーナーをかぶせて、カクテル・グラスに注ぐ
  5. カクテルピンで刺したレッドチェリーをカクテルの中に落とす
  6. レモン・ピールを絞る

【参考】カクテルの専門用語

カクテルを作る際、レシピに登場する専門用語を紹介します。

グラス

オールド・ファッションド・グラス

容量180~300ml。「ロックグラス」という名称の方が一般的で、主にオンザロックススタイルの強めのカクテルに用いられます。口径が広く、大きな氷がそのまま入るため、ロック向きとされています。

カクテル・グラス

容量90mlが標準。ドラマや映画によく登場する、脚の長い逆三角形のグラスで、主にショートカクテル用です。逆三角形の部分(ボウル)が鋭角なほど強いカクテルに合います。ちなみに、グラスの形には理由があり、長い脚の部分「ステム」を持つことでカクテルの温度が上昇するのを防ぐことができます。

ゴブレット・グラス

容量300ml程度。グラスの脚が短く安定感のある形状で、グラスのフチにカットフルーツを飾るようなトロピカル系のカクテルでよく使われています。

コリンズ・グラス

容量300~360ml。トールグラスとも呼ばれます。細長い形状が特徴的で、炭酸が抜けにくいことから発泡性のカクテルに向いています。背の高いものは、材料のグラデーションを楽しむおしゃれなカクテルにも使われます。

サワー・グラス

容量120mlが標準。主に柑橘類を使ったサワースタイルのロングカクテルに用いられます。日本では脚付きのものがほとんどですが、外国では平底のタイプも用いられています。

シェリー・グラス

容量60~75ml。スペイン産ワインの「シェリー酒」を飲むために作られたグラスで、ストレートにもカクテルにも応用ができる用途の広いグラスです。

シャンパン・グラス

飲み口が大きく背の低い「ソーサータイプ」と、飲み口が小さく背の高い「フルートタイプ」があります。ソーサータイプは泡立っているカクテルやクリームを浮かべるカクテルに、フルートタイプは発泡性のカクテルに向いています。

タンブラー

10オンス(300ml)が標準。用途は多様で、カクテルでは、氷をたくさん入れるロングカクテルでよく使用されます。二重構造で保冷力が長持ちするタンブラーもありますよ。

リキュール・グラス

容量30~45mlと小さめです。本来はストレート用ですが、見た目の美しいプースカフェスタイルのカクテル(食後に飲むカクテル)に使われることがあります。

ワイン・グラス

ワインの色・香り・味を余さず楽しむためのグラスです。赤ワインは大ぶりのもの、白ワインは小ぶりのものが適しています。カクテルでも時々使われることのあるグラスです。

道具

カクテル・ピン

カクテルの中に沈めるフルーツに刺したり、花やフルーツをカットして作る「ガーニッシュ」を飾る際に使用するピンです。

シェーカー

その名の通り、シェイクする際に使用する器具で、トップ(蓋)、ストレーナー、ボディの3つのパーツに分かれています。ボディの中に材料と氷を入れ、ストレーナーとトップを被せて、強く振って中身をかき混ぜて使います。

また、ボディとティンの2パーツからなるボストンシェーカーも存在し、より激しいシェイクをする事が出来ます。主に、卵白やクリーム系、フルーツなどの材料を扱う場合に使用します。
シェーカーの形にもいくつか種類があり、一般的な「スタンダード型」、細長い「バロン型」があり、ボストンシェーカーにはティンがスケルトンになっているおしゃれなものもあります。

ストレーナー

シェーカーの部品ではないストレーナー単体は、へら型のステンレス板に、らせん状のワイヤーを取り付けた道具です。ミキシンググラスやボストンシェーカーと一緒に使用される事が多く、氷を取り除き液体のみを注ぐ事が出来ます。

バースプーン

長い棒状のスプーンで、中央の棒部分はらせん状にねじれているので、スムーズに液体を回転させ材料をかき混ぜる事が出来ます。また、スプーンの反対部分は様々な形があり、フォーク、重し、氷よけなどになっています。

ブレンダー(ミキサー)

一般でいうミキサーのこと。シェーカーでは混ざらないカクテルを作る際に使用されます。カクテルの用語で「ミキサー」とは「割り材」、すなわち、水、炭酸水、トニックウォーター、ジンジャーエール、コーラ、オレンジジュース、トマトジュースなど、割るために用いる飲料の総称を指します。

ミキシング・グラス

かき混ぜる「ステア」の技法の際に使用するグラスです。主に円柱型の大型のグラスの形状で注ぎ口が付いており、内側はバースプーンが回転しやすいように丸くなっています。

技法

シェイク

「シェイク」の技法は、シェーカーの中に氷と材料を入れ蓋をし、強く振って中身を混ぜ、グラスに液体を注ぐ技法です。混ざりにくい材料を混ぜる際や、アルコール度数の高いカクテルベースやリキュールの角を取り、飲みやすくするために用いられます。

ステア

「ステア」の技法は、混ざりやすい材料を、氷を入れたミキシング・グラスに注ぎ、バー・スプーンなどで手早くかき混ぜる技法で、素材の味わいや香りを活かす際に用いられる技法です。

ブレンド

「ブレンド」の技法は、ブレンダー(ミキサー)を使用して、機械の強い力によって材料を混ぜ合わせる技法。

主に、フレッシュフルーツを混ぜ合わせる際や、氷と材料を混ぜ合わせてフローズンカクテルを作る際に使用されます。

ビルド

「ビルド」の技法は、シェーカーやミキシンググラスなどを使用せずに、グラスの中に直接材料や氷を入れかき混ぜて完成させる技法です。
水割りやソーダ割り、ロングカクテルで主に使用されます。

スノースタイル

「スノースタイル」は、グラスのフチをレモン汁で濡らし、食塩や砂糖を付着させるデコレーション技法です。なお、スノースタイルという呼称は和製英語で、英語では、「rimmed with salt」、「rimmed with sugar」といいます。

コーラルスタイル

「コーラルスタイル」は、グラスのフチをシロップやリキュールで濡らし、塩や砂糖を付着させるデコレーション技法です。グラスのフチに幅広くデコレーションするのが特徴です。

単位

tsp(ティースプーン)

バースプーンのスプーンすりきり1杯分の量で、小さじ1杯と同量の約5mlです。

dash(ダッシュ)

ボトルを逆さにし、1振りで落ちてきた液体の量で、およそ5~6滴とされ、約1mlです。

oz(オンス)

1オンス=約30mlです。アメリカとイギリスで量が微妙に異なり、米ガロン法では1/16パイント(約29.57ml)、英ガロン法では1/20パイント(約28.41ml)です。