ポテトサラダにきゅうりは定番の野菜ですよね。本記事ではポテトサラダに使うきゅうりの代用になる野菜を紹介します。
じゃがいもをマッシュして作るポテトサラダには、じゃがいもの他にも様々な野菜が入っていることが多いですが、定番といっていいほど入っている野菜の一つがきゅうりです。そもそもなぜポテトサラダにはきゅうりが入っているのでしょうか。
新鮮なきゅうりは、みずみずしくシャキシャキとした食感を楽しむことができます。
ポテトサラダにきゅうりを加えるとシャキシャキとした食感をプラスするだけではなく、じゃがいものみで食べるよりも咀嚼回数が増えるため満腹感を得やすくなります。
また、きゅうりは100gあたり13kcalとカロリーが低く、糖質量も低いためダイエット中の食事にぴったりの食材の一つといえます。
きゅうりの鮮やかな緑色は料理に彩りを与え、見た目もよくしてくれます。
ポテトサラダに緑色のきゅうりが入ると華やかになりますよね。料理は緑・黄色・赤色と揃えることで見栄えがよくなり、見た目を良くするだけではなく食欲を増進させる効果もあります。そのため、きゅうりの他にもコーンやハムを加えて作ることが多いです。
きゅうりは淡色野菜にしてはβ-カロテンやカリウムを豊富に含みます。その他にもビタミンC・Kや亜鉛、銅などもバランスよく含まれてはいますが、含有量はそこまで多くないため栄養価はそれほど高くありません。しかし、ポテトサラダにきゅうりがないと食感も彩りも寂しくなってしまいますよね。
ポテトサラダに入れるきゅうりの代用になる野菜は様々あります。
レタスは葉物野菜の中でも比較的シャキシャキとした食感がある野菜の一つです。同じ緑色をしていますし、β−カロテンやカリウムなどが含まれているので栄養面的にも◎
ポテトサラダのきゅうりの代用として使うときは、繊維に沿ってカットするか手でちぎってサラダに加えます。レタスは水分量が多く、ベチャッとしてしまいやすいので塩もみをして水分を出してから使うと良いです。
キャベツにはシャキシャキとした程よい歯応えがあり、きゅうりの代用として使いやすい野菜の一つです。
キャベツを使うとはレタスよりも葉が厚いので繊維に沿って千切りにするのがおすすめです。そこまで水分量が多い野菜ではないので、塩もみをして予め水分を出しておかなくても大丈夫です。色合いも似ているので、きゅうりがなくても見た目を損ねてしまうことがありません。
しっかりとした食感、色が鮮やかな水菜もポテトサラダに入れるきゅうりの代用品に適しています。水菜もきゅうりと同じくβ−カロテンやカリウムを豊富に含みますので、栄養面での代用にもなります。
水菜はさっぱりとしていますが、苦味を感じやすい野菜でもあります。小さなお子様が食べる場合など苦味を軽減したい場合は塩もみをするか水にさらしてから、しっかりと水気をとって加えるのが良いです。
ブロッコリーはきゅうりの食感とはやや異なりますが、しっかりとした食感があり色合いも似ています。
ブロッコリーは生食できる野菜ではありますが、生のままだと固く食べにくいため、じゃがいもを茹でる際に一緒に茹でて使いましょう。じゃがいもを先に茹で始めて、後からブロッコリーを入れれば時短になります。
ブロッコリーは小房に分けただけでは存在感がありすぎますし、マッシュしたじゃがいもに馴染まないので、じゃがいもと一緒にマッシュしておくと良いです。
ブロッコリースプラウトとは、発芽して間もないブロッコリーの新芽のことです。「スプラウト」とは穀類や豆類、野菜の種子を人為的に発芽させた新芽を意味する言葉です。土に植えるとブロッコリーになる種を水耕栽培するとブロッコリースプラウトになります。
ブロッコリースプラウトは基本的に加熱してから食べるブロッコリーとは異なり、サラダやうどんなどのトッピングにして生食することが多く、サラダにもピッタリの食材です。見た目が可愛らしく、ポテトサラダの見た目を華やかにしてくれます。
アスパラガスも鮮やかな緑色をしていて、料理の彩りに使われることが多い野菜の一つです。また、栄養価も高く、アスパラはきゅうりよりも8倍の葉酸を含むことがわかっています。
アスパラガスは生食することができますが、茹でてから使うのが基本です。しっかりとした食感を出したいときは茹ですぎないようサッと茹でて、細かく切ってからマッシュしたポテトに混ぜ合わせるとシャキっとした食感がでます。
いんげんもシャキシャキとした食感があり、色合いもきゅうりと近い野菜です。
いんげんをきゅうりの代用としてポテトサラダに加えるときは、さっと下茹でするかレンジで加熱してから小口切りにしてマッシュしたポテトに混ぜ合わせましょう。いんげんはマヨネーズとの相性も抜群なので、食感を楽しみながら美味しく食べることができます。
枝豆の食感はきゅうりとは大きく異なりますが、サラダなど彩りを加えたいときのきゅうりの代用品にぴったりです。また、栄養価も高く加熱しても栄養価が失われにくいという利点もあります。
近年では冷凍の枝豆も通年スーパーなどで販売されており、比較的安価で手に入れやすいので、常備しておくと非常に便利です。
枝豆と同じく豆類で、食感はきゅうりとは異なりますがグリーンピースもきゅうりがないときや、きゅうりが苦手で避けたい場合の彩りにおすすめです。
グリーンピースもきゅうりと同じくカリウムを豊富に含む他、きゅうりにはほとんど含まれていないビタミンB群が多く含まれています。
「サラダほうれん草」とは、生食できるように品種改良されたほうれん草です。
一般的なほうれん草とは異なり苦味成分であるシュウ酸の含有量が少ないため、アク抜きをしなくても食べやすく、その名の通りそのままサラダなどにして食べることが可能です。細くかっとしてポテトサラダに加えれば、見た目が華やかになります。
ちなみに一般的なほうれん草でも代用可能ですが、ほうれん草の場合はアク抜きをしてから使う必要があります。アク抜きをしたらしっかりと水気をとってから使いましょう。そうしないとポテトサラダが水っぽくなってしまいます。
アボカドもきゅうりとは異なりシャキシャキとした食感はありませんが、彩りの代用にはなります。
アボカドをポテトサラダに加えることで、普段のポテトサラダとは異なるクリーミーで濃厚な味わいを楽しむことができます。また、アボカドは栄養価が高いのも嬉しいポイントです。
ただし、アボカドは100gあたり170kcalときゅうりと比較してだいぶカロリーが高い野菜です。ダイエットをしているなどカロリー制限している方はマヨネーズを控えめにするなど工夫をすると良いでしょう。
パセリもシャキシャキとした食感はありませんが、ポテトサラダに加えることで彩りが鮮やかになります。
ただし、パセリはセリ科の植物特有の独特の香りがあります。小さなお子様などパセリの風味が苦手で食べられない場合もありますのでパセリを使う場合は注意が必要です。
玉ねぎは白いので彩りにはなりませんが、生の玉ねぎはシャキシャキとした食感があるので、きゅうりの代わりに玉ねぎを入れても食べごたえがでます。
ただし、玉ねぎは特有の辛味成分をもつ野菜です。加熱をすれば甘くなりますが生のままでは食べにくいという方も多いです。玉ねぎの辛味成分は水溶性であり揮発性が高い成分なので、辛みが苦手な方は水にさらしてから水気をとって加えるか、空気にさらしてから加えると良いです。
ポテトサラダは、きゅうりや代用になる野菜がなくても美味しく作ることはできます。むしろ滑らかな口当たりを楽しむために、あえて入れない方もいます。
ただ、具材が少なくなってしまうと食べごたえがなく物足りなくなってしまいます。野菜を使いたくない場合は野菜以外の食材を入れるのがおすすめです。
ポテトサラダにおすすめの野菜以外の食材は下記の通りです。
ハム
ベーコン
ツナ
ウインナー
カニカマ
イカの塩辛
アンチョビ
様々な具材を使って作ることができるので、ぜひ試してみてください。
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