各国のエスニック料理を紹介していきます。
「エスニック」は英語「ethnic」が語源で、「民族の。異国風の」という意味で、「エスニック料理」は本来「民族料理」を指します。
白人層が使う「ethnic foods(民族料理)」とは、白人や西洋にとって「異質な(劣等な)料理」という差別的なニュアンスをもともと含み、アジアや南米、中東、アフリカなどの料理をひと括りにして使います。フランス料理やイタリア料理、ロシア料理などがその人にとって異質であっても、西洋(白人国家)の料理なので、エスニック料理とはいいません。
現在では、米国をはじめ西洋でも「エスニック料理」が一般化し、個別具体的に「Japanese food」「Chinese food」「Korean food」「Thai food」「Mexican food」などということが増えています。
日本語で「エスニック料理」といった場合は差別的なニュアンスは特にありませんが、英語には白人第一主義的な意味合いが含まれるので、英語圏で使う際には注意が必要です。
日本語で「エスニック料理」といった場合、主に「東南アジアの料理」を指します。代表的なのはタイやベトナム、インドネシアなどの料理です。
インドなどの南アジア、メキシコやブラジルなどの南米、トルコ、アフリカの料理を含む場合もあります。
エスニック料理が流行したのは1992年といわれています。タイの一流レストラン「コカレストラン」が日本に上陸したことにより、エスニック料理の人気に拍車がかかりました。
近年は韓国や台湾など食文化の発信地が欧米からアジアに移っており、その追い風もあって、タイ料理などの注目度がまた上がっています。いつもとちょっと違う味や雰囲気を楽しむために、エスニックレストランやレシピが人気です。
エスニック料理はスパイスや野菜を多く使うものが多いことから、「エスニック料理は健康的」といったイメージを持っている方が多いです。スパイスの種類によっては体温を上げ新陳代謝をアップするなどの効果が期待できます。また、スパイスやハーブなどで香りや辛味をつけるため、塩分の使用を抑えることも可能です。
ここではエスニック料理でよく使用される調味料や食材の特徴をご紹介します。
ナンプラー(Nam Pla)は、タイを代表する調味料(魚醤、ぎょしょう)です。魚醤(ぎょしょう)とは、魚介類を半年〜2年ほど発酵させて造られる液体調味料のことを指し、ナンプラーはカタクチイワシなどの小魚と塩を合わせて発酵させて造られます。ナンプラーは塩分が高く、独特の香りがあり、うまみ成分が豊富に含まれているのが特徴です。「num」は水、「pla」は魚という意味です。
タイ料理のトムヤムクンや炒飯などの隠し味として欠かせない調味料で、ナンプラーを加えて味をととのえます。
ヌクマム(Nuoc Mam)は、ベトナムの魚醤です。イワシやムロアジ、カタクチイワシなどの小魚と塩を発酵させて造られます。ナンプラーと似た調味料ですが、ヌクマムの方が発酵期間が短く(〜1年)、塩分濃度が低いのが特徴です。
ベトナムは東南アジアの国々の中でも特に魚醤文化が強く、ヌクマムは200年以上の歴史があるといわれています。春巻きのタレや煮物、炒め物など様々な料理に活用することができます。
ナムパー(Nam Paa)は、ラオスの魚醤です。内陸国であるラオスでは、川で捕れる淡水魚を原料に造られます。川魚と塩、米ぬかを3ヶ月〜1年ほどかけて発酵させて造られるペースト状の調味料を「パテーグ」と呼び、パテーグの液体が「ナムパー」や「ナムパテーグ」と呼ばれる魚醤になります。
ナムパーもナンプラーやヌクマムなどの魚醤と同様に、炒めものなどの料理に使用します。ちなみに、パテーグは日本における味噌のような立ち位置の調味料で、ラオス料理には欠かせない調味料です。
ブドゥ(Budu)は、マレーシアの魚醤です。主にマレーシアの東海岸にあるクランタン(ケランタン)州やトレンガヌ州で造られ、家庭料理で使用されています。イワシやニシンなどの魚に塩とタマリンド(酸味のある果肉)をあわせ4〜8ヶ月ほど発酵して造られます。他の魚醤と比べて水分量が少なくとろみがあり、塩気が強いのが特徴です。
ブドゥはそのままご飯にかけて食べたり、唐辛子やライム果汁と混ぜてつけ汁にし、野菜や魚(揚げ・焼き)をつけて食べます。
トゥック・トレイ(Tuk Trey)はカンボジアの魚醤です。「Tuk」は水、「Trey」は魚という意味があります。トゥック・トレイは、コイなどの淡水魚を発酵させて造るペースト状の調味料「プラホック」の副産物として得られます。海岸線が短いカンボジアでは、淡水魚を魚醤の原料に用いることが多く、雷魚(ライギョ)を原料にしたトゥック。トゥックは高級品として扱われます。
トゥック・トレイも、他の魚醤と同様に春巻きのタレや炒めもの、スープなどに使用します。
パームシュガーはヤシ類の花や樹液から採取される砂糖の総称です。カンボジアを中心に東南アジアで広く流通しています。パームシュガーは主にサトウヤシやニッパヤシから作られますが、それ以外には、オウギヤシやクジャクヤシ、ナツメヤシ、パルミラヤシなどからも作られます。サトウヤシから採れる砂糖は、単体でアレンガシュガーと呼ばれることもあります。
血糖値をあげにくい低GI食品として世界中から注目されている調味料です。ミネラルやポリフェノールの含有量が高いのもパームシュガーの特徴です。
【パームシュガーとココナッツシュガーの違い】
ココナッツシュガーの原料であるココヤシ(ココナッツ)もヤシ科の一種なので、ココナッツシュガーもパームシュガーの一種といえます。しかし、日本では一般的にココナッツシュガーのことをパームシュガーとは呼びません。また、パームシュガーという名称の商品もほとんどありません。
ココナッツシュガーの原料はココヤシ(ココナッツ)に限定されているため若干高価なのに対し、パームシュガーは複数のヤシを原料としているため、ココナッツシュガーよりも安価なものが多いです。ただし、日本ではパームシュガーよりもココナッツシュガーの方が一般的です。
スイートチリソースは、タイ料理やベトナム料理でよく使用される調味料です。唐辛子を主原料とするチリソース(ホットソース)に、砂糖やナンプラーなどを加えて造られます。辛味と甘味、塩味があるのが特徴です。
スイートチリソースは、揚げ物のタレやサラダのドレッシングとして使われます。また、ケチャップやマヨネーズ、ごま油など他の調味料と混ぜてオリジナルのソースを作って食べても美味しいです。
サンバルソース(Sambal Sauce)は、主にインドネシアやマレーシアで使われるソースです。原材料や製造方法はメーカーや家庭によって異なり、インドネシアにはなんと300種類近くものレシピがあるといわれています。地域によって味に特徴があり、例えばスマトラ島は辛い味付けのものが、ジャワ島は甘めの味付けのものが多用されています。
一般的なサンバルソースは唐辛子と玉ねぎ、にんにくを主原料とし、ペースト状にしたえびやトマトなどを加えて油で炒め、仕上げに酢やライムなどで香りをつけます。
サンバルソースの使い方は、インドネシア料理のナシゴレンやミーゴレン、炒めものやスープなどの調味料としてよく使われます。
タマリンドソース(タマリンドペースト)はタマリンドという豆科の植物のサヤから作られるペースト状またはジャム状になった調味料です。酸味があるのが特徴で、カレーや煮込み料理によく使われます。
酸味を加える調味料以外に、増粘安定剤としても使用されたり、ピクルスやシロップなどに加工されることもあります。また、タマリンドの果肉から得られるジュースを清涼飲料水として販売したり、キャンディーなどにして販売することもあります。
エスニック料理でよく使われる食材の特徴をご紹介します。
パクチー(別名:コリアンダー、香菜、中国パセリなど)はセリ科のハーブです。南欧、地中海沿岸が原産地といわれていて、大別するとヨーロッパ型とアジア型があります。ヨーロッパ型はスペインやイタリアを中心としたヨーロッパ全土で、アジア型は中国南部から東南アジア一帯で使用されます。
独特な香りと味が特徴で、東南アジアをはじめスペインや中南米の料理でも欠かせない香辛料です。肉や魚の臭み消しとして使用したり、スープやお粥に散らして食べることが多いです。葉の香り成分はアルデヒド(カプリアルデヒド)によるもので、生のままだと強烈ですが、乾燥させると和らぎます。
ちなみに、パクチーの種子であるコリアンダーシードはスパイスとして使用され、カレーには欠かせません。葉と異なりオレンジに似た香りが特徴的です。
唐辛子は世界中で使われている香辛料で、エスニック料理でもよく使用されます。ナス科トウガラシ属に属しており、ハラペーニョや鷹の爪、ハバネロなど様々な品種があります。
唐辛子の辛味成分であるカプサイシンには、体内に吸収されると脳に運ばれて神経に作用し、副腎からアドレナリンの分泌を促します。それによって末梢血管まで血流を良くする働きがあり体をあたためてくれるため、冷え性改善が期待できます。他にも新陳代謝が活発になるため血行促進され老廃物の排出や疲労回復の効果が見込めます。
ジャスミンライス(ジャスミン米)は、インディカ米(インディカ種)に属する米です。インディカ米はタイ米と呼ぶこともあります。
ジャスミンライスは粒が細長く粘り気が少なく、パサパサとしているのが特徴です。お米単体で食べることは少なく、他の食材や調味料とあわせて食べることがほとんどです。ジャスミンライスは高級品として知られています。
また、ジャスミンライスは独特の香りを持つことから「香り米」に該当するお米でもあります。香り米とは、炊飯すると独特な香りを発する米またはイネ品種の総称です。東南アジアや南アジアを中心に古くから栽培されています。「ジャスミン」という名がついていますが、ジャスミンの香りがするというわけではなく、甘くて香ばしいココナッツのような香りがするお米です。ジャスミンライスの米の稲穂の形がジャスミンの白い花に似ていることから「ジャスミンライス」という名がついたといわれています。
ちなみに日本のお米との違いですが、日本人が食べているのは主にジャポニカ米(ジャポニカ種)と呼ばれる品種で、粒が短く丸みがあり、粘り気があるのが特徴的です。日本国内ではジャポニカ米の流通が主流ですが、世界的に見ると、米の生産量の大半はインディカ米(インディカ種)なのです。
ビーフンは、インディカ種のお米を原料として作られるライスヌードルの一種です。そうめんのような細長い麺で一般には乾燥させた状態で流通しています。漢字では「米粉」と表記し、閩南語(びんなんご)や台湾語の発音「ビーフン」に由来する外来語です。
ビーフンを調理に使う際は一度ゆるま湯や熱湯で茹で柔らかくしてから使用します。他の食材と合わせて炒めたり、スープに入れて食べることが多いです。
ココナッツミルクは、完熟したココヤシ(ココナッツ)の種子の内部にある胚乳から得られる液状の食材です。一般にはココナッツジュース、ココナッツウォーターと呼ばれる未熟果の内部の果実水をココナッツミルクということもあります。
ココナッツミルクには、ココナッツの独特な風味と甘みがあるのが特徴です。東南アジアではカレーや炒め物、煮物などを作る際に頻繁に使われています。
タイでは多くの家庭がココナッツを家庭で栽培しており、ココナッツミルクを手作りするそうです。ちなみに、胚乳を乾燥させればココナッツパウダーに、ココナッツミルクを発酵させればナタデココに、ココナッツの花の蜜を煮詰めればココナッツシュガーになります。
日本でエスニック料理といえばタイが代表的です。ここでは、代表的なタイ料理をご紹介します。
トムヤムクン(Tom yum goong)は世界三大スープのひとつとして有名なスープです。ちなみに「世界三大」といいますが実は4種類あり、ブイヤベース(フランス)フカヒレスープ(中国)、ボルシチ(ロシア)とトムヤムクン(タイ)が挙げられます。起源や考案者に諸説があり、厳密な選定理由などは明らかになっていません。
トムヤムクンは、辛味や酸味、そしてハーブによる香りが特徴的なスープです。具材にはエビを、調味料には唐辛子やタマリンド、レモングラスなどを使用します。
トムヤムクンはタイ語で「エビ入りトムヤムスープ」という意味があり、トム(Tom)=煮る、ヤム(yum)=和える、クン(goong)=エビを意味します。エビ以外を使うトムヤムスープもあり、鶏肉を使えば「トムヤムガイ」、イカは「トムヤムプラームック」、魚肉は「トムヤムプラー」といいます。
タイ料理といえば「ガパオライス」を思い浮かべる方も多いと多いますが、実は「ガパオライス」という料理はタイには存在しません!
ガパオライスはタイ料理の「パットガパオ」を、日本人が食べやすくアレンジした日本特有の料理です。「パット」は「炒める」、「ガパオ」は「バジル」の意味があります。パットガパオは、肉類(鶏肉、豚肉、または牛肉)あるいは魚介類とその他の具材(玉ねぎやピーマン、マッシュルーム、たけのこなど)をバジルやにんにく、ナンプラー、オイスターソースなどで炒めた料理です。オプションで白ご飯や目玉焼きを付けることが可能です。
日本でガパオライスといえば鶏肉を使用するのがほとんどですが、タイでは鶏肉以外の肉類や魚介類など様々な具材で作られます。鶏肉を用いたパットガパオは「パッ トガパオ ガイ」、えびのパットガパオは「パット ガパオ クン」、いかのパットガパオは「パット ガパオ プラムック」といいます。
パッタイはタイ風の焼きそばです。タイでは屋台の定番メニューとして親しまれています。
正式名称は「クイッティオ・パッ・タイ」で、ライスヌードルのタイ風炒めという意味があります。卵や豆腐、干しエビ、もやし、ニラ、魚介類、鶏肉などの具材とライスヌードルを、ナンプラーやにんにく、パームシュガーなどの調味料を使って炒めて作られます。使用するライスヌードルの種類や太さによってセンヤイ・パッ・タイやセンレク・パッ・タイ、センミー・パッ・タイと呼ぶこともあります。また、ライスヌードルの代わりに小麦粉で作られる中華麺を使用した場合はバーミー・パッ・タイといいます。
辛い料理が多いタイ料理ですが、その中でもパッタイは辛みが抑えられているので、辛い物が苦手な方でも食べやすいです。
ヤムサラダ(ヤム)は文字通りですがタイ料理を代表するサラダです。トムヤムクンの説明でご紹介したように、ヤムには「和える、混ぜ合わせる」という意味があります。したがって、ヤムサラダは直訳すると「混ぜ合せたサラダ」になります。
ヤムサラダの中でも特に有名なのが春雨を使用した「ヤムウンセン」。春雨とその他の具材(エビやいか、ひき肉など)をナンプラーやライム、砂糖などで作るたれとパクチーで和えて作ります。日本では冷たい状態で食べますが、タイでは温菜サラダとして食べられています。
タイスキはタイの鍋料理です。タイスキという名称は日本の「すき焼き」が由来となっているのですが、バンコクで中華料理の火鍋を「スキヤキ」として提供していたことから、タイスキは火鍋がタイ風にアレンジされたものを指します。
タイスキはしゃぶしゃぶや寄せ鍋、水炊きに近い料理で、出汁を入れた鍋で具材を煮込んで食べる料理です。具材には様々な野菜や魚介類(えび、イカ、魚のすり身ボールなど)、肉類(鶏肉、豚肉など)などが用いられます。具体に火が通ったら、唐辛子やにんにく、ナンプラー、ごま、パクチーなどで作るタレにつけて食べます。ライムやにんにく、唐辛子などの付け合せをお好みで加えて食べても◎。
日本全国に展開している「MKレストラン」はタイスキを参考に作られています。
ベトナム料理もエスニック料理には欠かせません。ここでは、代表的なベトナム料理の特徴をご紹介していきます。
ベトナム料理といえばフォーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。フォーとは、ライスヌードルで作る麺料理です。鶏や牛の出汁をベースとしたスープにライスヌードルを入れ、茹でた牛肉や鶏肉、魚介類、たけのこなどの具材を乗せ、最後にパクチーなどのハーブや生野菜を盛り付けます。お好みでライムや唐辛子などを加えて食べます。
ベトナムでは地域によってフォーの味付けや具材などが異なります。ベトナムの首都であるハノイでは肉以外にはネギを入れる程度のシンプルな盛り付けのものが多く、ベトナム南部では具材やトッピングが多く、また甘めの味付けのものが主流といわれています。
ベトナムではフォーは外食する料理であり、家庭ではあまり作られません。ラーメンを食べる時のように麺をすすったり器に口を付けるのは現地ではマナー違反となりますので、音を立てずレンゲを使って食べるようにしましょう。
生春巻きは、現地では日本ほどメジャーな料理ではありませんが、日本ではベトナムを代表する料理として広く親しまれている料理です。ベトナム語では「ゴイ・クオン」または「ネム・クオン」といいます。中国発祥の春巻きを英語で「spring roll」というのに対し、生春巻きは英語で「summer roll」と呼ばれます。
中国発祥の春巻きとは材料や調理法などが異なります。生春巻きで使用するのは米で作られるライスペーパーで、水でさっと戻したライスペーパーの上にエビや豚肉、ビーフン、サニーレタス、ニラ、パクチーなどの具材を乗せて巻き、スイートチリソースやヌクチャム(砂糖やライム、酢、唐辛子などで作られるたれ)をつけて食べます。
ベトナムの家庭では、日本の手巻き寿司のように各自で具材を入れて巻いて食べます。ライスペーパーを使用するため、生春巻きと一緒に白ご飯を食べることは少ないです。
バインミー(バンミー)はベトナムのサンドイッチです。バインミーは本来「パン」を意味するベトナム語です。パンに切り込みを入れて具材を挟んだサンドイッチは正式には「バイン・ミー・ケップ」や「バイン・ミー・パーテー」というのですが、省略して「バインミー」と呼ぶことが多いです。ベトナムでは屋台で手軽に購入できるファストフードとして親しまれています。
バインミーに挟む具材はお店によって異なります。定番の具材にはハムやチャーシュー、サラミ、ベーコン、レバーペーストなどの肉類やさつま揚げ、紅白なます、きゅうり、たまねぎ、パクチーなどがあります。
近年、日本でもバインミーを提供する専門店が増えています。
バインセオは粉物料理です。ベトナム風のお好み焼きのような料理で、溶いた米粉を焼き、具材を乗せて挟んで食べます。「バイン」とは「パン」という意味があり、「セオ」は生地が熱いフライパンや鉄板に触れる時の音を表しています。
屋台で購入できる料理で、ホーチミンなどの都市には専門店があります。ベトナムの北部地域ではあまり食べられていませんが、南部では家庭料理として親しまれています。作り方や具材は家庭によって異なります。
基本的にはココナッツミルクや水で溶いた米粉に黄色に着色するためにターメリックを加えて生地を作ります。生地をフライパンに流し入れ、火が通ったら豚肉や鶏肉、えび、もやし、玉ねぎ、青ネギなどの具材を乗せ生地を二つ折りにします。生地がパリパリに焼けたら皿にのせ、パクチーやミント、しそなどを添えて完成です。ヌクチャムをつけて食べます。
チェーはベトナム料理のデザートです。冷たいものと温かいものがあり、冷たいものはかき氷とぜんざいを合わせたような、温かいものはぜんざいのようなデザートです。ホーチミンなどのベトナム南部では冷たいチェーが、ハノイなどのベトナム北部では温かいチェーがよく食べられます。
ベトナムでは屋台でも気軽に購入することができます。チェーに使用する具材は実に豊富で、50種類以上の具材を用意しているお店もあるそうです。代表的な具材にはタピオカや寒天、ゼリー、マンゴー、ドリアン、ライチ、バナナ、緑豆、ココナッツミルクなどがあります。
近年では日本でもチェーが食べられるお店が増えているので、気軽に試すことができます。
次にカンボジア料理について詳しく解説していきます。
アモックはカンボジアの国民料理の一つです。カレーや卵とじに近い料理で、ココナッツミルク風味が特徴的です。カレーほど辛くはなく、またココナッツミルクの風味も甘すぎないので、日本人でも食べやすい料理といわれています。
通常はハゼやナマズ、雷魚などの淡水魚をメイン食材として用いて作られますが、鯛やタラ、鮭などの海水魚を使ったり、魚の代わりに鶏肉や牛肉、豆腐などが使われることもあります。
基本的な作り方は、スパイス、卵、ココナッツミルクまたはココナッツクリームで作る液にメイン食材と野菜を漬け込み、バナナの葉で作る容器に流し入れ、ムース状になるまで30分ほど蒸し焼きにします。
クイティウ(カーティウ)はカンボジアの代表的な麺料理です。米粉で作るビーフンが使われており、日本の塩ラーメンやベトナムのフォーに近い料理です。カンボジアでは屋台やレストラン、フードコートなどいたる所で食べることができます。提供される量は少なめで、夕食のメインで食べるというよりは、朝食や間食で食べることが多いようです。
クイティウのスープのベースは豚骨で、塩味が効いたさっぱりとしたスープです。具材には牛肉や鶏肉、豚肉、シーフード、野菜などがあり、のせる具材を選ぶことができます。薄味のスープではありますが出汁がきいているためそのままでも美味しく食べることができます。または、お好みで唐辛子やチリソース、ライムなどの調味料を加えて好みの味にととのえてから食べても美味しいです。
ちなみにクイティウは「粿条」と表記し、発祥は中国といわれています。カンボジア以外でも食べられている料理でタイではクイティアオ、マレーシアやシンガポールではクイティアウ、ベトナムではフーティウといいます。
プリアサイッコーは、牛肉と野菜のサラダです。味付けにライムやレモングラス、ナンプラーなどを使っているためさっぱりとした味わいが特徴です。現地ではお酒のおつまみとしてよく食べられています。牛肉入りなのでご飯と食べれば主食になります。
1年を通して30度を超えるカンボジアでは、ライムやレモングラスを使った料理が多くあります。暑い日でも食べやすい味付けに仕上げます。
ノムバンチョックは、米粉を原料とした麺料理です。上記でご紹介した「クイティウ」と似ています。クイティウとの違いは、麺の製造方法にあります。ノムバンチョックで使用する麺を作る際、原料である米を水に漬けて発酵させますが、クイティウで使用する麺では発酵は行いません。また、クイティウは日常的に食べる料理に対して、ノムバンチョックは元々はお祝い事や祭事などで食べられていた料理です。
ノムバンチョックのスープは屋台などによって異なりますが、2〜4種類ほどが定番です。ココナッツミルクをベースにブラホックという魚で味つけをしたソムロー・クマエや、カレー風味のソムロー・カレーなどのスープが用意されています。もやしやきゅうり、ささげなどの野菜をのせ、上からお好みのスープをかけ、最後にミントやバジル、パクチーなどのハーブを加えて混ぜ合わせて食べるのが基本です。
ヌンパン(ノンパン、ノムパン)は、カンボジアのサンドイッチです。ベトナム料理のバインミー(バンミー)に似ています。フランスパンを縦にスライスしてパンの内側にベターやパテ(お肉のペースト)を塗り、お肉や野菜などを挟んで食べます。カンボジアはかつてフランスの植民地であったことから、フランスの食文化が今でも残っています。カンボジアでは屋台や食堂などで気軽に購入することができます。
フランスパンに挟む具材には、ハムや鶏肉、チーズ、卵、レタス、きゅうり、青パパイヤ、トマト、ネギ、ピクルスなどがあります。味付けとしてチリソースをかけて食べます。
ナシゴレンはインドネシア発祥のチャーハンです。インドネシア語で「ナシ(nasi)」は飯、「ゴレン(goreng)」は炒める、揚げるという意味があります。「インドネシア風チャーハン」と呼ばれることもあります。ナシゴレンでは日本の炒飯とは異なり、お米にはジャスミンライスを使用します。
ナシゴレンに使う具材や調味料には様々なバリエーションがあります。代表的な具材には牛肉や鶏肉、えび、玉ねぎ、パプリカなどがあります。宗教上の理由から豚肉が使われることはあまりありません。味付けにはインドネシアの辛味調味料であるサンバルやケチャップマニス、トラシ(小エビを発酵させて作るペースト状の調味料)や、にんにく、唐辛子などが使われます。
付け合わせとして目玉焼きや揚げせんべい、きゅうりやトマトが添えられます。ただし、インドネシアの屋台では目玉焼きなどは付かないことが多く、付け合せがあるナシゴレンは「nasi goreng special」として提供されます。
ミーゴレンはインドネシアの麺料理です。日本の焼きそばに近い料理ですが、ケチャップマニスという甘いケチャップで味付けをするので、甘口の麺料理です。「ミー(mi / mie)」は麺という意味があります。「ゴレン(goreng)」はナシゴレンの特徴でご紹介したように炒める、揚げるという意味があります。
ナシゴレンとミーゴレンの違いは主食材が米か麺かという点です。味付けや付け合せは両者ほぼ同じです。ナシゴレンに使う代表的な具材には鶏肉やえびがあり、豚肉はナシゴレンと同様に宗教上の理由から使われないことが多いです。
現地では大別するとインド系、中華系、マレー系のミーゴレンがあるといわれています。きゅうりやキャベツなどの青物野菜をのせたり、たっぷりのスパイスをきかせたり、具材に揚げ豆腐を使用したりする点が、インド系ミーゴレンの特徴です。中華系ミーゴレンは具材がたくさん使われているのに対して、マレー系のミーゴレンでは具材がシンプル(ねぎやきゅうり、玉ねぎのみ)なのが特徴といえます。
サテ(サテアヤム)は、インドネシア・ジャワ島発祥の串焼き料理です。インドネシア以外ではマレーシアやシンガポール、フィリピン、タイなどの東南アジアの国々で広く親しまれています。日本の焼き鳥に似た料理で、鶏肉のサテは「サテ・アヤム(sate ayam)」、牛肉のサテは「サテ・サピ(sate sapi)」、ヤギ肉のサテは「サテ・カンビン(sate kambing)」といいます。屋台やレストランなどいたる所で食べることができます。
ケチャップマニスや塩、パクチーなどで作るタレに肉を漬け、串に刺して炭火で焼きます。すりつぶしたピーナッツで作る甘めのソースやチリソース、カレーソースをかけて食べることもあります。上記で挙げた肉類以外に、ウサギやヘビ、トカゲ、カタツムリなどもサテにして食べられます。
ガドガドは、温野菜にブンブー・ガドガドとよばれる甘辛のピーナッツソースをかけて食べる料理です。ガドガド(Gado-gado)には「ごちゃ混ぜ、寄せ集め」という意味があります。インドネシアでは屋台はもちろんレストランなどでも気軽に購入することができます。
使用する具材にはほうれん草やブロッコリー、キャベツ、じゃがいも、もやし、トマト、さやいんげん、厚揚げ、ゆで卵などがあります。ブンブー・ガドガドはピーナッツやパームシュガー、唐辛子、ライム汁、すりおろしにんにく、ケチャップマニスなどを混ぜ合わせて作ります。具材を茹でて食べやすい大きさにカットしたら、上からブンブー・ガドガドをかけ、バワン・ゴレン(エシャロットの一種をフレーク状に揚げたもの)やクルプッ(揚げたえびせんべい)を散らして食べます。
インドネシアで軽食として食べる場合、ロントンというライスケーキが付け合せで提供されることが多いです。
テンペは、インドネシア発祥の大豆の発酵食品です。日本の納豆に近い食品ですが、納豆とは見た目も味も全く異なります。
納豆の発酵に使用される菌は納豆菌ですが、テンペはテンペ菌が使われます。納豆は発酵すると強い粘り気が出るのに対し、テンペは粘り気が少ないです。納豆特有の臭みや苦味はテンペにはほとんどなく、クセがないので食べやすいです。また、納豆は生のままで食べることが多いですが、テンペは生食はせず焼いたり炒めたりと加熱してから食べられます。
テンペはお肉のように食べごたえがあることから、近年ベジタリアン料理でお肉の代用品として使われることが増えています。
シンガポール料理といえばチキンライスを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。シンガポールのチキンライスは、中国の海南(ハイナン)島出身の人々によって伝えられたといわれており、「ハイナンチキンライス」や「海南鶏飯(はいなんけいはん)」とよぶこともあります。
シンガポールだけでなく隣国マレーシアやタイなどでも広く親しまれている料理です。家庭で作ることはあまりなく、屋台やフードコート、レストランなどで食べることができます。
チキンライスは、鶏の脂で炒めた白米を鶏を茹でたときのスープで炊き上げ皿に盛り、ご飯の上に茹でた鶏肉を乗せて完成です。付け合せとしてきゅうりやトマトが添えられ、唐辛子や生姜のペーストをお好みで付けて食べます。
ラクサはシンガポールやマレーシアなどで食べられる麺料理です。麺にはラクサヌードルという太めの米麺が使用されます。スープの味や具材などは地域によって異なりますが、魚やエビから取る出汁を使う点と、豚肉は使用しない(宗教上の理由で)という点が共通点です。
シンガポールの代表的なラクサに「カトンラクサ」が挙げられます。カトンラクサはココナッツミルクや干しエビをベースとしたスープに、えびやかまぼこ、貝などをトッピングしたものです。
マレーシアにも様々なラクサの種類があります。首都であるクアラルンプールではカレー風味の「カレーラクア」が主流です。ペナン地域では酸味が特徴的な「アッサムラクサ」がよく食べられています。このように、国内でも多くの種類のラクサを楽しむことができます。
ロティチャナイはマレーシアでよく食べられているパンです。インド料理の「ナン」に似ていますが、ロティチャナイは丸い形をしています。「ロティ(roti)」はパンという意味があり、空気を入れて広げる動作に由来する「チャナイ(chanai)」という言葉とともに使用されるようになりました(チャナイはパンのつけ汁がに由来するという説もあります)。
マレーシアではほぼ毎朝(毎食の場合も)食べられるパンですが、家で作ることはほとんどなく外食で食べる料理です。
小麦粉を主材料とし、塩やマーガリン、水と合わせてこね、しばらく寝かせます。生地が出来上がったら薄く伸ばし、焼き上げます。カレーソースを付けて食べたり、卵やバナナ、イワシなどの具を入れたロティチャナイもあります。
シシグは、フィリピン北部のルソン島にあるパンパンガ州発祥の鉄板料理です。脂っぽくて味付けがしっかりしているため、お酒のおつまみとしても人気の料理です。
細かく切った豚の頬肉や耳肉、豚バラ、玉ねぎなどの具材を炒め、にんにくや唐辛子、醤油、酢などで味付けをし、熱した鉄板の上に乗せて最後に上から卵を落とします。カラマンシーとよばれる柑橘系の汁をかけて食べます。
豚肉を使うのが一般的ですが、鶏のレバーや牛、魚を使ったものもあります。
レチョンは豚肉料理です。内蔵を取り出し野菜や香草を詰めた豚を一頭丸ごと炭火で焼き揚げます。収穫祭などの祝祭に欠かせない料理ですが家庭で作られることはほとんどなく、専門業者によって作られたものが販売されます。レチョンは現地では高級料理として扱われており、お祭りごとでレチョンを購入するために貯金をする人も多いそうです。
レストランでもレチョンを食べることができますが、その場合は丸ごとではなく食べやすい大きさにカットされた状態で提供されます。レストランによっては解体ショーを行っている所もあります。レストランでは祝祭以外でも通年食べることができます。
レチョンはフィリピン以外ではプエルトリコでも国民食として親しまれています。
シニガンはフィリピンのスープ料理です。定番の家庭料理で、日本の味噌汁のような感覚で親しまれています。
シニガンでは、酸味が特徴であるタマリンドがベースで作られます。地域によって味付けが異なりますが、基本的には肉や魚介類(豚肉や牛肉、鶏肉、えび、魚肉など)とトマト、玉ねぎ、にんにくなどの具材をタマリンドで煮込んで作られます。
年間を通して気温が温かいフィリピンですが、酸っぱい味付けなので食べやすいです。現地ではシニガンスープの素も販売されているので、簡単に作ることが可能です。
アドボはフィリピンの代表的な肉料理です。スペイン料理の肉の漬け焼き「アドバード」がとされており、フィリピンでは骨付きの鶏(手羽)もしくは豚足を使うのが一般的です。「アドボ」はマリネを意味する単語で、文字通り肉を漬け汁に漬けて焼きます。漬け汁には酢や砂糖、黒胡椒、ローリエなどが使われます。酢に漬け込むことによってお肉が柔らかくなり、また保存性が高まります。
漬け汁に漬け込んで焼くのがアドボの基本ですが、現地ではレシピのバリエーションが実に豊富です。汁を飛ばして照り焼きのようにすることもあれば、スープのように汁を残したものもあります、また、お肉以外の具材を加えることもあります。さらには、ココナッツミルクを加えて煮込むことや、唐辛子で辛みをプラスすることもあり、具材や味付けの方法に明確な決まりはありません。
ハロハロは、フィリピンの国民的なデザートです。パフェやサンデーに似たデザートです。「ハロ(halo)」には混ぜるという意味があり、文字通り具材を混ぜて食べます。現地では屋台やレストランなどで販売されています。カラフルな見た目が特徴的です。
ハロハロはかき氷とミルクをベースとし、果物やゼリー、タピオカ、ナタデココ、ココナッツ、プリン、アイスクリームや甘く似た豆・芋類など様々なトッピングがあります。これらの具材とベースをかき混ぜて食べます。
日本ではコンビニエンスストアのミニストップで、日本風にアレンジしたハロハロが夏季メニューとして販売されます。
カオニャオはラオスで主食として食べられるもち米です。カオニャオはタイでもよく食べられます。「カオ」は米、「ニャオ」は粘りという意味があります。ラオスは稲作が盛んで様々なお米が生産されていますが、カオニャオはインディカ米という粒が細長いもち米を蒸して作ります。
日本のもち米とは違い、カオニャオはベチャベチャとせず適度にパサパサ感があるのが特徴です。作り方はとてもシンプルです。日本でお米を炊くような感覚で、もち米を軽くすすぎ洗いして一晩水に浸した後、蒸し器で蒸し、竹で編んだ「ティップカオ」というかごに入れて完成です。カオニャオは手で食べるのが正式な食べ方ですが、近年ではスプーンやフォークを使って食べるようになったそうです。
ラープは肉類を使ったサラダです。カンボジア料理のプリアサイッコーに似た料理ですが、ラープではひき肉を使用します。ナンプラーやライムなどで味付けするため、さっぱりとした味に仕上がります。
ラープで使用する肉には鶏肉(アヒル、七面鳥)、牛肉、豚肉が一般的ですが、魚が使われることもあります。ラープの作り方は、ひき肉を唐辛子や野菜類、ミント類と混ぜ合わせて、上記でご紹介したカオニャオ(もち米)と一緒に食べます。
ラオスだけでなくタイのレストランでも人気のあるメニューです。
サイコークはラオスのソーセージです。スパイスが効いたソーセージで、独特の酸味があるのが特徴です。
材料には鶏肉や豚肉、牛肉など様々な肉が用いられ、ハーブや唐辛子などを入れて作るなど種類はかなり豊富です。
ピンカイはラオスの焼き鳥です。「ピン(ping)」は焼く、「カイ(kai)」は鶏肉という意味があります。文字通り鶏肉を焼くというシンプルな料理です。ラオスでは屋台でも必ずといっていいほど売られています。
鶏肉の味付けとして、魚醤やにんにく、唐辛子、砂糖などを合わせた漬け汁が使われます。漬け汁に漬け込んだ鶏を炭火で焼きます。食べやすい大きさに切って串に刺しているものや、丸焼きされているものもあります。
ピンカイは鶏の焼き鳥ですが、それ以外にソーセージや魚の串焼きも屋台に並ぶことが多いです。また、現地ではピンカイとあわせて、上記でご紹介したカオニャオがよく食べられます。
ヨーチューンはラオス風の揚げ春巻きのことを指します。「チューン(chuen)」は揚げるという意味があります。日本の春巻きと比べると小ぶりなサイズ感が特徴的です。屋台やレストランなどで食べることができます。
具材には豚挽肉と野菜が使われ、ライスペーパーで包んで揚げます。小麦粉の皮を使用することもあります。揚げたものを食べやすい大きさにカットし、甘いソースをかけて食べます。
現地ではお酒のおつまみとしても人気の料理です。
タムマークフンは青パパイヤのサラダです。「タム」は叩く、「マークフン」はパパイヤという意味があります。
日本では完熟した果実を食べるのが一般的ですが、ラオスでは未熟の青い状態で食べることが多いです。タムマークフンでも熟れる前の青いパパイヤを使用します。硬めのこりっとした食感が特徴的で、千切りにして唐辛子やにんにく、トマト、ナッツ、魚醤などと和えて棒で叩いて味をなじませて完成です。唐辛子を5〜6本使うのでかなり辛めのサラダです。
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