1. Fily
  2. Beauty
  3. コスメデコルテのクレンジングクリームをレビュー!口コミや成分、使い方も解説

コスメデコルテのクレンジングクリームをレビュー!口コミや成分、使い方も解説

公開日

更新日

コスメデコルテのクレンジングクリームをレビュー!口コミや成分、使い方も解説

デパコスのクレンジングクリームの中で最も人気が高いと言っても過言ではない、DECORTÉ(コスメデコルテ)の「AQ ミリオリティ リペア クレンジングクリーム n」を実際に購入し、レビューしてみました。人気の理由を実際に試しながら解説していますので、ぜひ参考にしてください。

DECORTÉ(コスメデコルテ)について

DECORTÉ(コスメデコルテ)は、株式会社コーセーが運営するブランドです。ブランドが考える「誇りある美」をすべての方に届けたいという願いから、「cosmétique(コスメティーク=化粧)」と「décoration(デコラシオン=勲章)」を組み合わせて「コスメデコルテ」と名付けられました。1970年のブランド誕生以来、先進の皮膚科学研究に基づく技術と、肌効果・感触・香りの相互作用により、肌と脳が心地良いと感じる商品を提供し続けています。

DECORTÉには4つのラインが用意されており、今回紹介するクレンジングクリームが属する「AQ MELIORITY(エーキュー ミリオリティ)」は、ブランド誕生から30周年を迎えた2000年に、DECORTÉの持てる最高の技術と感性の集結により誕生したエイジングケア*に特化した最高級ラインです。「AQ MELIORITY」は、肌本来がもつ「自己再生能力」を最大限に高めるという発想から、肌だけでなく顔立ちの印象や心まで劇的に変えていくことを目指した商品を揃え、日本の他にも中国や香港、台湾などのアジアを中心に、イギリスやフランス、アメリカなどでも展開し、コスメデコルテの象徴として、世界に通用する「真のラグジュアリーブランド」を目指しています。
*年齢に応じたうるおい・ハリを与えるスキンケア

クレンジングクリームの他にも、日焼け止め美容液「AQ エクストラ プロテクション」などの人気アイテムがあります。

コスメデコルテのクレンジングクリームについて

商品説明

この商品は、夜用のクレンジングクリームです。なめらかにのび広がるテクスチャーで、メイクと素早くなじみ、メイク汚れはもちろんのこと不要な角質や酸化した皮脂も落とし、しっとりとしたハリのある肌へ導きます。保湿(エモリエント)成分が豊富に配合されている他、アボガド油やエゾウコギ根エキスなどエイジングケア*の効果が期待できる成分が配合されており、肌の印象を変えてしまうほどなめらかで明るい素肌に整えることができます。「ウインタースイート」をアクセントにしたグリーンフローラルウッディの香りです。
*年齢に応じたうるおい・ハリを与えるスキンケア

パラベンフリーのクレンジング剤です。

マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク非対応です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。

全成分の解説

ミネラルオイル

石油を精製して得られる無色透明の液体です。肌から水分蒸発を抑える効果に優れています。ほとんどの人にとって肌トラブルの原因にならない安全性の高い成分です。


化粧品に最も多く配合されている成分です。化粧品に配合される水は、精製された水が使用されます。


BG

BGは、化学名1.3-ブチレングリコールの頭文字です。多価アルコールに分類されるやや粘性のある透明な液体で、アセトアルデヒドから合成されるものがほとんどですが、植物油脂を原料として合成されるものもあります。水分を保持する働きがあり、製品の保存性を高める効果にも優れています。


グリセリン

無色透明の液体で、水分を吸収する性質がある水溶性保湿成分です。吸水性が高く非常に優れた保湿作用を持っている他、肌へのなじみを良くしたり、感触の調整としても頻繁に使用されます。


セテアリルアルコール、ベヘニルアルコール

高級アルコール類の一種です。油性成分で、クリームの硬さや伸び具合を調整できる他、乳化安定作用にも優れています。


ワセリン

石油から結晶成分をとりだして精製して作られた、白色〜微黄色の半固形状の炭化水素です。肌からの水分蒸発を防ぐ働きに優れ、適度な粘着性によって肌や唇を強力に保護することができます。また、クリームの感触を調整するためにも使われています。


アボカド油

クスノキ科植物アボカドの実から得られる薄黄色〜褐色をした油脂系オイルです。オレイン酸を多く含む他、ビタミンAやフィトステロールを含んでいます。皮膚親和性がよく、肌の柔軟効果に優れています。


エゾウコギ根エキス

ウコギ科植物エゾウコギの根から抽出したエキスです。タンニンや配糖体、ビタミンAを含んでいます。収れん効果や皮膚細胞の活性効果があり、ひきしまったキメの細かい肌へ導きます。


オウレン根エキス

キンポウゲ科植物オウレンの根から抽出されたエキスです。ベルベリンやオーレニンなどのアルカロイドやフェルラ酸を含んでおり、消炎効果や抗菌効果があります。


オオウメガサソウ葉エキス

イチヤクソウ科ウメガサソウ属のオオウメガサソウの葉から抽出されるエキスです。保湿効果がある他、消臭作用に優れています。


ケイケットウエキス(ホワイトムクナエキス)

古くから血行改善効果のある生薬として使用されてきたマメ科植物ケイケットウの基原植物であり、コーセーの独自成分です。肌自身が本来持つ「蘇る力」最大限に引き出すメカニズムをもちます。


シラカンバ樹液

白樺の樹液です。アミノ酸やミネラル、タンパク質など、肌にとって必要な栄養素が豊富に含まれており、肌の水分を保持する天然保湿因子(NMF)の生産をサポートします。また、肌のバリア機能を高める効果もあります。


シラカンバ樹皮エキス

白樺の樹皮から得られるエキスです。べチュリンを含み、抗菌作用や防腐効果があります。


セイヨウハッカ葉エキス

シソ科植物セイヨウハッカ(ペパーミント)から得られるエキスです。メントールやメントンなどの精油成分の他、タンニンを含みます。抗菌作用や収れん作用、消炎作用などがあり、肌を清浄にしてきめ細かい肌に整える働きがあります。


チャ葉エキス

生命の循環と再生の島、世界遺産「屋久島」をめぐる水と肥沃な土壌で育まれた茶葉「紅富貴べにふうき」と、赤道直下に位置するケニアの茶業研究財団によって、25年の歳月をかけて生み出された新品種の茶葉である「紫茶」から得られるエキスを配合しています。紅富貴べにふうきには、メチル化カテキンとポリフェノールを多く含まれ、紫茶はポリフェノールの含有量が高く、アントシアニンも含んでいます。


テトラヘキシルデカン酸アスコルビル

油溶性ビタミンC誘導体の一種です。水溶性ビタミンC誘導体より安定性が高く、皮膚への浸透率が高いという特徴があり、コラーゲン生成の促進やコラーゲン分解酵素の抑制、皮脂の酸化抑制、メラニン生成抑制する働きがあります。


トコフェロール

黄色〜黄褐色のやや粘性のある液体です。酸化防止剤として配合されることが多いですが、その他皮膚の血液の循環を良くしたり、エイジングや炎症の原因の一つであるフリーラジカルを消去する働きもあります。


パルミトイルペンタペプチド-4

パルミチン酸とリシン、トレオニン及びセリン残基からなる合成ペプチドを結合させた成分です。コラーゲンの産生を促進する働きがあり、肌にハリを与える効果が期待できます。


ビャクダン木エキス

ビャクダン科ビャクダン属の半寄生の熱帯性常緑樹白檀木から得られるエキスです。保湿効果がある他、紫外線など光による肌ストレスを緩和させる効果が認められています。白檀の香りには、気持ちを落ち着かせリラックスさせる効果もあります。


マカデミアナッツ油

マカデミアの実から抽出したオレイン酸とパルミチン酸を多く含む液状の油脂系オイルです。肌なじみがよく、柔軟効果も持続するため、乾燥から肌を守り、しなやかな肌を維持する効果が期待できます。


マルトース

デンプンを加水分解して合成した成分です。植物中に存在しており、自然界ではもっとも多い糖アルコールといわれています。水に溶けやすく、アルコールには溶けにくい性質があります。高い保湿効果があり、乾燥から肌を守る働きがあります。湿潤剤や保水剤、香味剤として配合されることもあります。


加水分解コラーゲン

コラーゲンの一種で、豚や魚に含まれるコラーゲンを抽出して分解または改質し、水溶性にした水溶液です。保湿効果に優れ、肌に保護膜を作るので保護効果に優れます。また、感触を向上させることもできます。パルミトイルペンタペプチド-4と合わせてAQ ミリオリティ独自の「ダブルペプチド」として配合しています。


加水分解ダイズエキス

本商品では、最高級品質の丹波産黒大豆から抽出たエキスを配合しています。アントシアニンを多く含んでいます。アントシアニンは「アントシアニジン」と「糖」で構成されており、高い抗酸化力があるといわれています。


BHT

無色〜黄褐色の結晶で、水に溶けず多価アルコール類やオイルに溶ける性質がある成分です。酸化防止効果に優れています。


アルギン酸Na

海藻に含まれるアルギン酸を抽出して精製した後、ナトリウムで中和して得られる水溶性植物繊維です。毛穴の奥の汚れまで吸着してくれる働きがあり、同時に肌の新陳代謝を高めることができます。また、粘性があり摩擦による肌への刺激を軽減する働きもあります。


エタノール

無色透明で蒸発しやすい液体で、穀類などのデンプンを発酵させて作ったり、科学的に合成して作られています。肌の引き締め作用がある他、様々な成分の融解を助ける作用、防腐作用があります。植物エキスを抽出する抽出溶媒としても使われます。


オレイルアルコール

無色〜淡黄色の透明な液です。皮膚に対する柔軟作用があり、エモリエント剤として配合されます。また、植物油脂の油性感やロウ類の密着性・粘稠性を低減する感触調整することができます。


オレイン酸エチル

オレイン酸とエタノールの縮合によって形成された脂肪酸エステルです。油性感が少なく、皮膚の水分蒸発を抑え皮膚を柔らかくする働きがあるため、エモリエント剤として配合されます。また、溶剤性に優れているため、油溶性ビタミンおよびその誘導体の溶媒として使用されます。


オレイン酸ソルビタン

油性成分の高級脂肪と糖類の一種で、水性成分のソルビタンをつなぎ合わせた非イオン界面活性剤です。水と油の両方になじむ性質があり、乳化剤として配合されています。


カルボマー

アクリル酸を主体とする水溶性高分子です。水酸化Naなどのアルカリで中和すると粘増する性質があり、乳化系や分散系の安定化や感触の調整目的で配合されます。


キャンデリラロウ

トウダイグサ科タカトウダイグサから得られる天然の植物ロウです。樹脂分を含み、防湿性があります。


コハク酸

二枚貝など動植物界に広く分布している有機酸です。収れん作用がある他、製品自体のpH調整や製品に化粧品原料を配合する際に中和するpH調整剤としても配合されます。


コハク酸2Na

コハク酸の二ナトリウム塩です。pH調整剤として配合されています。


コメヌカロウ

コメヌカから抽出される米糠油を精製する工程で得られる粗ロウを、さらに脱油精製して得られる天然のロウです。硬さを調整する目的で配合されることが多いです。


コレステロール

白色の薄片状または粒状の結晶で、高級アルコールに分類される油です。保湿効果と柔軟効果を合わせもち、乳化安定作用にも優れています。


ジメチコン

シリコーンオイルの一種です。無色透明でオイルに溶けにくく、低粘度です。撥水効果や高い潤滑性があり、そのほかの成分が持つ油分のベトベトした感触を抑え使用感を改良します。


スクワラン

動物性(サメの肝油)や植物性(オリーブ果実油、コメヌカ油など)、合成スクワランなど様々なスクワランがあります。無色透明な液体の炭化水素系オイルです。肌からの水分蒸散を抑制する効果に優れています。


ステアリン酸

高級脂肪酸類の一種です。一般的には水酸化Naや水酸化Kなどの強アルカリ成分と一緒に配合します。また、酸化チタンの表面を被覆する表面処理剤としても使われ、高級脂肪酸で表面処理した酸化チタンは油に分散しやすくなります。


ステアリン酸グリセリル

油性成分の高級脂肪酸に、水性成分のグリセリンをつなぎ合わせた成分です。比較的油性が強い非イオン界面活性剤で、水と油の間に入って水と油を混ざった状態にしておくことができる乳化剤として使われます。


ステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン

油性成分の高級脂肪酸と糖類の一種で水性成分のソルビタンをつなぎ合わせた非イオン界面活性剤です。水と油の間に入って水と油を混ざった状態にしておくことができる乳化剤として使われます。


ステアロイルグルタミン酸

油性成分の高級脂肪酸に酸性アミノ酸の一種であるグルタミン酸をつなぎ合わせたアミノ酸系界面活性剤の陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)です。乳化剤として配合されています。


ステアロイルメチルタウリンNa

アミノ酸系洗浄剤、アミノ酸系石鹸などと呼ばれるアニオン界面活性剤です。アミノ酸系界面活性剤は弱酸性で、マイルドな洗浄剤として敏感肌向けの商品によく使われます。


トリラウレス-4リン酸

リン酸とラウレス-4をつなぎ合わせたトリエステルです。アニオン性の界面活性剤で、乳化剤として配合されています。


パラフィン

石油から様々な精製過程を得て得られた固形状の炭化水素です。クリームの硬さや肌への感触を改良することができます。


ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル

淡褐色のペースト状のエステル油です。美しいツヤと少量の水と混ざり合う抱水性が特徴です。エモリエント剤として配合されることが多いです。


ポリソルベート20

油性成分の高級脂肪酸に、水性成分のソルビタンと水溶成分のポリエチレングリコールをつなぎ合わせた非イオン界面活性剤です。乳化剤として配合されています。


ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)

ラウロイルグルタミン酸とフィトステロールおよびオクチルドデカノールの混合物のエステル油です。角層へのなじみがよく、柔軟効果と高い水分保持効果があります。


レシチン

マメ科植物ダイズや卵黄より抽出され、主にリン脂質からなる原料です。角層になじみやすく、細胞間脂質と同様の性質をもち、優れた保湿効果があります。


水酸化Na

代表的なアルカリ成分です。非常に強いアルカリ性をもち、酸性の成分とセットで配合し中和反応によってさまざまな働きをします。


水添レシチン

レシチンを水添して合成し安定性が改良されたリン脂質です。角層になじみやすく、細胞間脂質と同様の性質をもち、優れた保湿効果があります。


乳酸Na

無色澄明なシロップ状の液体です。皮膚に存在する天然保湿因子(NMF)に含まれる成分で、優れた保湿効果があります。「乳」と付いていますが、乳アレルギーのアレルゲンとはなりません。


フェノキシエタノール

フェノールをアルカリ溶液中で酸化エチレンを不可して合成された、わずかに特異のにおいを持つ透明の液体です。近年、防腐殺菌成分として、パラベン類の代わりとして配合されることが多い成分です。


香料

香りをつけるために配合される成分です。複数の香料を配合している場合でも、「香料」としてまとめて表示することができます。


酸化チタン

イルメナイト(チタン鉄鉱)またはチタンスラグから塩素法などにより製造された白色の微細な粉末です。そのままでは触媒作用があり安全ではないため、何らかの表面処理を施したものが使われます。高い透明性をもった紫外線散乱剤として使われます。

使い方

  1. 指先にさくらんぼ粒くらいの量を取る。
  2. あご・両頬・鼻・額の5ヵ所に置く。
  3. メイクや肌の汚れとよくなじませながら、顔全体にのばす。
  4. メイクや汚れになじんだら洗い流す。(ティッシュペーパーでの拭き取りも可)


指先に適量(さくらんぼ粒くらい)を取ったら、あご・両頬・鼻・額の5ヵ所に置き、中心から外に向かって優しくクルクルと円を描くようになじませます。クリームがよれて「モロモロ」とした状態の塊になり、その後透明のオイル状になったら、汚れをからめとったサインです。最後に洗い流しますが、テッシュペーパーでの拭き取りも可能です。

コスメデコルテのクレンジングクリームの口コミまとめ

大手通販サイトや口コミサイト、SNSに投稿されている口コミをまとめています。よい口コミだけではなく悪い口コミも包み隠さずお伝えします。

高評価の口コミ

  • ハリのあるもちもちの肌になった。

  • 潤いのある洗い上がりでつっぱらない。

  • 毛穴のつまりがすっきりした。

  • 肌のトーンが明るくなった。

  • メイクのノリが良くなった。

【総評】

美容成分が豊富に配合されているだけあり、「もちもちの肌になった」や「肌のトーンが明るくなった」などの高評価が多くありました。単にメイクなどの汚れを落とすだけではなく、肌質を改善させることができるという点で、値段は高いけれど買う価値があると感じている方が多くいました。

低評価の口コミ

  • 皮膜感が気になる。

  • 肌質が変わるほどの効果は感じられない。

  • 値段が高い。

【総評】

「皮膜感が気になる」や「ぬるぬるする」など洗い上がりや、効果に関する低評価な口コミが見受けられました。テクスチャーが最終的にオイル状に変化するまでなじませ、ぬるま湯でしっかり洗い流すことで、ベタつきやぬるつきが気にならなくなり、洗い上がりの肌の変化が感じやすくなるでしょう。1万円を超えるクレンジングなので、値段が高い、コスパが悪いと感じる人もいるようです。このクレンジングは、普段使いのクレンジングとは別の、週1〜2回程度のスペシャルケアアイテムとしてもご使用いただけます。

コスメデコルテのクレンジングクリームのレビュー

コスメデコルテのクレンジングクリーム「AQ ミリオリティ リペア クレンジングクリーム n」を実際にレビューしてみました。テクスチャーの変化が特徴的だったので、ぜひ動画や画像を見ながら参考にしてください。

テクスチャー・香り

コスメデコルテのクレンジングクリームは、始めはふわっとした柔らかいテクスチャーです。肌になじませると、「モロモロ」とした塊ができます。引き続きなじませていくと、最終的にはなめらかなオイル状のテクスチャーに変化します。

香りは、フローラル系の高級感ある香りが特徴的です。「ザ・デパコス」というような香りです。

馴染みやすさ

右上から時計回りに、ウォータープルーフのマスカラ(黒)、お湯でオフできるマスカラ(茶)、ウォータープルーフのリキッドアイライナー(黒)、お湯でオフできるリキッドアイライナー(茶)、リキッドファンデーション、アイシャドウ、リップです。

手の平にのせて数回くるくるとなじませます。リキッドファンデーションとアイシャドウ、リップと馴染み始めます。それ以外のメイクは、この段階ではなじみ具合に変化なしです。

1分程なじませると、クリームが「モロモロ」としたテクスチャーに変化します。リップとウォータープルーフのマスカラが落ちてきました。お湯で落とせるタイプのマスカラと、ウォータープルーフ・お湯で落とせるタイプのアイライナーはそこまで落ちていません。最後にぬるま湯で洗い流します。ティッシュでの拭き取りも可能なのですが、今回は過度な摩擦を避けるため、ぬるま湯で洗い流します。

洗浄力 

アイライナー(ウォータープルーフ・お湯で落とせるタイプ)がほぼそのまま残ってしまいました。リップとウォータープルーフのマスカラがわずかに残ります。それ以外のメイクはきれいに落ちました。目元や口元のメイクには、別途ポイントメイクリムーバーを使用する方がベターです。おすすめのポイントメイク落としはこの記事の後半でご紹介しています。

洗い上がり


洗い上がりの肌は、ふっくらとした肌になります。美容成分が豊富に配合されているためか、肌のうるおいを感じました。テクスチャーの変化がユニークで、モロモロとした塊からオイル状に変化するまで少々時間を要しましたが、心地よいテクスチャーと香りにより、リラックスしながらクレンジングを行うことが可能です。継続利用することで、肌が整うことが期待できます。

同ブランドの他の商品を紹介

ここでは、コスメデコルテの中でクレンジングと併用するとよいおすすめの商品をご紹介します。アイメイクやリップを落とすポイントメイクリムーバーと、クレンジング後に使用する洗顔料をピックアップしました。

アイ&リップ メイクアップ リムーバー

クレンジングクリームではきれいに落としきることが難しいアイメイクやリップメイクを落とすのにおすすめなのが、こちらのポイントメイクリムーバーです。

この商品は、ウォータープルーフメイクや落ちにくい口紅ともなじみがよく、デリケートな目元や口元をいたわりながら優しくメイクをオフすることができるジェルタイプのポイントメイク落としです。優れた保湿作用のあるマツリ花エキスやスクワランなどが配合されており、肌の潤いを保ち乾燥を防いでくれるため、ふきとった後もつっぱり感がありません。

AQ ミリオリティ リペア フォーミングウォッシュ n

クレンジング後の洗顔には「AQ ミリオリティ リペア フォーミングウォッシュ n」がおすすめです。

この商品は、美容成分を含んだクリーミィーな泡で肌に摩擦による負担をかけることなく余分な皮脂や毛穴の汚れを落とし、キメの整った澄んだ肌に導くリキッドタイプの洗顔料です。白檀エキスや白樺水、黒大豆エキス、グリセリン(保湿成分)などを配合しており、洗い上がりはしなやかでしっとりな肌になることが期待できます。

コスメデコルテのクレンジングクリームの類似商品

コスメデコルテのクレンジングクリームと同じように、他社の最高峰スキンケアブランドやラインから出ているおすすめのクレンジングをご紹介します。

クレ・ド・ポー・ボーテ|クレームデマキアント


クレ・ド・ポー・ボーテは、独自の最新肌サイエンス研究と繊細な日本の美意識、フランスのモダンエレガンスを掛け合わせた資生堂の最高級ブランドです。ブランド名は、フランス語で「肌の鍵」という意味します。「未知の美しさへの扉をあける」という思いが込められています。

この商品は、肌のうるおいを守りながら選択的に汚れを取り除くクレ・ド・ポー・ボーテ独自の洗浄設計「インテリジェントクレンジングテクノロジー」を採用したクレンジングクリームです。こくのあるクリームが肌の上でオイル状に変化し、きめや毛穴の奥までしっかりなじみます。ウォータープルーフのメイクなどの落ちにくいメイクも素早く溶かし出してくれるので、肌に摩擦による負担をかけることなく汚れを落とすことができます。トリートメント成分のアルガンオイルなどが配合されており、うるおいに満ちた明るく輝く肌に導いてくれます。天然のローズや希少なランなどを調香した、清々しく華やかな香りです。

マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。また、アレルギーテスト済み**です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。
**全ての人にアレルギーが起きないというわけではありません。

クレ・ド・ポーボーテのクレンジングクリームを実際に購入し試してみましたが、始めはみずみずしいジェルのようなテクスチャーですが、肌になじませると軽いオイル状に変化します。天然ローズやランなどの高級感溢れる香りが特徴的です。洗浄力は、コスメデコルテのクレンジングクリームよりもやや高めです。

B.A|クレンジングクリーム

B.Aは1985年に誕生したPOLA(ポーラ)の最高峰スキンケアブランドです。肌の中で生きる細胞のひとつひとつの力を最大限に引き出してこそ生まれる真の美しさがあるという「バイオアクティブ理論」を提唱し、「Bio」と「Active」の頭文字をとってB.Aと名付けられています。遺伝子が後天的に変わる仕組みである「エピゲノム」に着目し、これまで「がらくた」と考えられていた98%ものDNAの中から、遺伝子スイッチを後天的にONにする細胞を業界で初めて発見し、その細胞に働きかけることでエイジレスな状態*を目指す製品を提供しています。
*細胞が若々しい状態を継続していることを、ポーラでは「エイジレスな状態」と呼びます。

この商品は、独自の乳化技術B.A「エピ・モイストホルダー」を採用したクレンジングクリームです。エピ・モイストホルダーは、メーク汚れをしっかりとらえ水でさらっと流れるのが特徴で、オイルは肌に残さずに保湿膜を均一に残すことができ、みずみずしくなめらかな肌表面に整えてくれます。濃厚なクリームが、肌の上で上質オイルがとろけだすようなテクスチャーに変化して、すっきりと汚れを落とし、汚れや古い角層によるくすみをケアします。シプレフローラル調(地中海のキプロス島にインスパイアされて誕生した、シトラス系とフローラル系などが重なった香り)をベースにした華やかで安らぐ香りです。

マツエク非対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。また、アレルギーテスト済み*です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。

B.Aのクレンジングクリームを実際に使用してみたところ、軽く柔らかいクリームのテクスチャーが、肌になじませるとライトなオイル状のテクスチャーに変化します。コスメデコルテとほぼ同じ位の洗浄力です。こちらのクレンジングクリームも「ザ・デパコス」といった香りに癒やされます。

参考文献

  • 久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店

  • 宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル