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美味しい&新鮮なミニトマトの選び方|見た目以外に注目すべき点は?

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美味しい&新鮮なミニトマトの選び方|見た目以外に注目すべき点は?

新鮮で美味しいミニトマトの選び方をご紹介します。ミニトマトにも様々な品種がありますが、一般に多く出回っているミニトマトは赤みが強くキレイな丸みを帯びているものが美味しいミニトマトです。この記事では、新鮮で美味しいミニトマトの見分け方や栄養素、正しい保存方法などを詳しく解説しています。

新鮮なミニトマトの選び方〈見た目〉

色ムラがなく赤みが濃い

食べ頃のミニトマトは真っ赤に熟しています。ミニトマトの赤色は「リコピン」というポリフェノールによるものです。リコピンについては後ほど詳しく解説しますが、ミニトマトが熟すにつれてリコピンが増加するため、新鮮なミニトマトは真っ赤な色をしているのです。

一部がまだ緑色だったり、赤色が薄い場合はまだ食べ頃ではなく、追熟が必要になる場合があります。また、色にムラがあるミニトマトや白っぽい斑点が付いているミニトマトは水っぽい可能性があるので注意しましょう。

皮にハリやツヤがある

新鮮なミニトマトは皮にハリやツヤがあります。皮がピンっと張っていて、触るとツルツルしています。

ミニトマトの皮に傷やひびがあるものは乾燥や腐敗が進みやすく鮮度が落ちてしまいます。また、皮にハリがないものは、腐敗が進んでいる可能性があります。

ミニトマトを全方向から見て傷やひびがないかを確認し、皮がキレイなトマトを選びましょう。

ヘタが緑色でピンとしている

ミニトマトを購入する際は、ミニトマトの実の部分だけでなくヘタにも注目してみてください。新鮮なミニトマのヘタは鮮やかな緑色で、みずみずしくツンと立っているのが特徴です。

ヘタが丸まっているものは収穫から時間が経っていることを示しています。つまり、熟して甘くなっている証拠です。甘いミニトマトがお好みの方は、ヘタがしおれて丸まっているものを選ぶとよいでしょう。

黄色っぽかったり黒くなっているものは、収穫からかなり時間が経過しており鮮度が落ちている可能性が高いです。

きれいな丸みを帯びている

新鮮で美味しいミニトマトは、形が丸みを帯びています。反対に角張っているものや凹凸があるミニトマトは、中のゼリー状の部分が多かったり、中が空洞になっていることがあります。

また、丸みのあるミニトマトの方が、角張っていたり凹凸があるミニトマトよりも糖度が高いともいわれていますので、購入時は丸くなっているものを選ぶとよいでしょう。

お尻(ヘタの反対側)に白い線が2本ある

ミニトマトのお尻の部分(ヘタの反対側)を見た時に、放射線状に白い筋が見えているミニトマトは糖度が高く甘みがあります。白い筋は別名「スターマーク」とも呼ばれています。白い筋の数は、トマトの種が入っている子室(ししつ)の数と同じなので、筋の数が多いものほど美味しくいただけます。

また、お尻の部分の形にも注目してみましょう。先が尖っているミニトマトには、旨味と甘みがたっぷり含まれているといわれています。

新鮮なミニトマトの選び方〈見た目以外〉

手触りがかたい

新鮮なミニトマトは、手で触ると表面がかたいです。上述したように皮がピンと張っていて、指で軽く押しても凹みづらいものがおすすめです。

反対に指で押した時にプヨプヨと柔らかいものは、収穫から時間が経過していたり、糖度が低い可能性が高いです。

ミニトマト(プチトマト)は完熟しすぎると柔らかくなって甘みも薄れてしまいます。表面が張りや固さのあるものを選びましょう。

ヘタが簡単に取れる

ヘタが取れているトマト=腐っているというわけではありません。ミニトマトが完熟するとヘタがポロッと簡単に取れてしまいます。ヘタが取れた状態で販売されているミニトマトも問題なく食べることはできますが、やや乾燥が進んでいるかもしれません。

新鮮なミニトマトの選び方〈旬・産地〉

ミニトマトの旬は6月〜10月

一般的にいわれる「旬」とは、野菜や果実が全国的に露地栽培でよく収穫され、味が美味しい時期を指します。露地栽培とは、ハウスなどの施設を使わず屋外の畑で栽培する方法のことです。露地栽培で育ったトマトはハウス栽培で育ったトマトよりも太陽をたくさん浴びることができ、甘みや栄養価などが高いです。

ミニトマトの旬は6月〜10月です。ミニトマトの旬は夏と思われている方も多いかもしれませんが、実はミニトマトが一番美味しい季節は夏ではなく、初夏や秋ごろです。ミニトマトは本来暑さに弱く、冷涼で強い日差しを好む野菜です。夏に収穫を迎えるミニトマトは、生長スピードは早いですが味や栄養価はベストではありません。ミニトマトの夏が旬だというイメージがついているのは、夏に大量に出回るためといえます。

ハウス栽培の旬はなく、1年を通して栽培されています。

主な生産地は、熊本県や北海道

旬のミニトマトは、主に熊本県や愛知県、千葉県などで栽培されるものが多く出荷されます。特に夏の時期(7月〜9月)に出回るミニトマトは、夏でも比較的に涼しい北海道産のものが多いです。

ちなみに、1年を通してミニトマトが最も多く出回るのは5月です。令和3年5月のミニトマトの1kgあたりの価格は474円と、1年の中で最も安い価格となっています。

出典:東京都中央卸売市場 市場統計情報

腐ったミニトマトの見分け方

腐っているミニトマトには、下記のような特徴があります。ミニトマトを食べる前にしっかりと見分けて安全に食べましょう。

カビが生えている

腐敗が進むと、ミニトマトのヘタ周辺や実の表面に白カビや黒カビが生えます。

ヘタの周りは細菌が多く発生するため、白カビはヘタの周辺に発生することが多いです。白カビが生えているミニトマトを食べる際は、ヘタを取りいつもより入念に水洗いをしてください。そしてサラダなどの生食ではなく加熱料理として使う方がベターです。また、心配な方や免疫力が低い子ども、高齢者の方は食べるのを控える方がよいでしょう。

黒カビは白カビよりも毒性が強いといわれています。そのため、黒カビが広範囲に生えてしまっている場合は食べずに処分するようにしましょう。

また、カビが生えていないように見えてもカビ臭い臭いがする場合は、細菌が付着している可能性がありますので注意しましょう。

汁が出てきている


ミニトマトが腐ると、異臭を放つ汁が出ます。この場合は、全体的に腐敗していることがほとんどなので廃棄処分しましょう。

新鮮なミニトマトでも、穴や傷、割れ目から汁が出ることもありますが、新鮮なトマトから出る汁は臭くありません。

汁が出ているからとすぐに捨てるのではなく、ミニトマトの表皮の状態(ツヤ、ハリがあれば○)などを確認してから判断しましょう。

ミニトマト全体がブヨブヨしている

腐っているミニトマトは、全体がブヨブヨとし、形が崩れてしまうほど柔らかくなります。トマトの腐敗が進んでいる証拠ですので、原型を留めないトマトを食べるのは避けましょう。

新鮮なミニトマトは、皮がピンとしていてハリがあります。そのため、多少の柔らかさはあっても、少し触った程度で型くずれすることはありません。また、ブヨブヨしているからといって必ずしも腐っているというわけではなく、完熟しているサインの可能性もあります。異臭など他に異変がない場合は食べられる場合もあります。

ヌメリがある

ミニトマトを触ると表皮がヌルヌルとしていることがあります。きゅうりやミニトマトなどの水分が多い野菜は、腐り始めると表面にヌメリが出てくるのが特徴としてあります。

腐っている場合は、ぬるぬるするだけでなく変色(赤色→オレンジ色)していたり悪臭がすることが多いです。その場合は食べないようにしましょう。

稀に農薬などでぬめり感が出ていることがあるので、その場合は水洗いするとヌメリが取れます。

酸っぱい臭いがする

ミニトマトは元々酸味のある野菜です。ですが腐り始めると新鮮なミニトマトにはない酸っぱい臭いがします。腐敗具合によっては、生ゴミやカビのような悪臭がすることもあります。

見た目は問題なくても、明らかにいつもと違う臭いがする場合は腐っている可能性が高いので、食べずに廃棄することをおすすめします。

酸味や苦みがある

見た目や臭いで腐っていると判断できることがほとんどですが、腐っていることに気付かずに食べてしまうこともあると思います。

完熟したミニトマトはほどよい甘みと酸味があって美味しいですが、腐っているミニトマトは、強い酸味や時には苦味を感じることもあります。

味が変だなと思った時は、ただちに食事を中止しそれ以上食べないようにしましょう。

ミニトマトの栄養素

リコピン

ミニトマトの栄養素の中で注目したいのは「リコピン」という栄養素。多くの人が耳にしたことであろうリコピンですが、実はミニトマトの赤色の成分なのです。トマトのほかにもスイカや金時人参、柿にも含まれています。

リコピンは抗酸化作用のある栄養素です。リコピンの抗酸化作用は同じ抗酸化作用を持つβ-カロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上といわれています。肌や血管の老化を防いだりガンや動脈硬化などを予防する効果が高いことがわかっています。

また、熟すにつれてリコピン(と、β-カロテン)が増加し、緑色素のクロロフィルが消失するため赤色になります。

β−カロテン(ビタミンA)

「ミニトマトの赤色はβ-カロテンではなくリコピンの赤色です」としばしば言われますが、ミニトマトには、リコピンだけでなくβ-カロテンも豊富に含まれています。

β-カロテンは、皮膚や喉などの粘膜や細胞の代謝を促進する働きがあり、体外からのウィルスや細菌の侵入を防ぐ事で免疫力をアップし病気にかかりにくくなります。また抗酸化作用もあるので、アンチエイジング作用があり、がんや動脈硬化を予防する働きがあります。亜鉛が補酵素に入ると、β-カロテンがレチナールへ、さらにレチナールにナイアシンが結合することで体内に作用します。ビタミンAとしての働きを促すにはミネラルの亜鉛、ビタミンB群のナイアシンも必要になります。

変換されたビタミンAは、皮膚や目、口、喉、内臓などの粘膜や細胞の代謝を促進する働きがあります。視力を正常に保つ役目もあり、夜盲症の予防や視力低下の抑制があります。また皮膚の健康維持に関与していることから、美肌効果もあります。皮膚の新陳代謝が高まることで、乾燥肌やニキビ肌の改善が考えられます。

ビタミンC

ビタミンCはたんぱく質からコラーゲンを合成するのに必要不可欠な栄養素です。身体を作っているたんぱく質の30%がコラーゲンで、細胞と細胞を繋ぐ接着剤のような役割を果たしており、皮膚や血管、筋肉、骨などを丈夫にします。また、ビタミンCはシミのもとになるメラニン色素の生成を抑えたり、肌に弾力やハリをもたらすため、美肌づくりにも重要な栄養素です。

さらに、ビタミンCの抗酸化力はトップクラスですので、細胞を酸化から守り老化や生活習慣病の予防にもなります。白血球を活性化させて免疫力を高める作用もあります。
また抗ストレスビタミンと言われているように、ストレス時に副腎に働きかけてアドレナリンの分泌を促す作用もあり、ストレスを撃退します。

多くの動物が体内でビタミンCを合成することができますが、人間は合成に必要な酵素がないため食品から摂取するしかありません。ビタミンCは吸収率が高いですが、一定量を超えると吸収されないまま排出されてしまいます。1日100〜200mg程度摂取すると吸収率は80〜90%と高いですが、1g以上摂取すると50%以下に低下します。また喫煙者はビタミンCの消費が激しいので、一般成人の2倍は摂ることをおすすめします。

ミニトマトの保存方法

常温保存で2〜3日

ミニトマトは、常温保存することで本来の美味しさを保つことができます。パックやお皿、タッパーでの保存は通気性が悪く傷みやすくなるので、ザルやかごなどに入れて冷暗所で保存します。

ミニトマトを水洗いし、キッチンペーパーでしっかりと水けを取ります。キッチンペーパーに8個ほど一緒に包みます。この時ミニトマトの方向をしっかりと合わせてください。キッチンペーパーで包んだらヘタの部分を下にして並べ冷暗所に置いておきます。ヘタの部分を下にすることで、トマトが乾燥するのを防げます。

ミニトマトを常温で保存する際の保存期間の目安は、夏場は2〜3日、冬場は1週間ほどです。ただし夏場の室内は高温になりがちなので、常温保存よりも冷蔵保存がおすすめです。

冷蔵保存で2週間

ミニトマトを冷蔵で方法する場合の保存期間の目安は10日〜2週間です

冷蔵保存する際も、ヘタを取り水洗いし、しっかりと水けを取ります。水で湿らせたキッチンペーパーを保存容器の底に敷き、その上にミニトマトのヘタの部分を下にして並べます。濡らしたキッチンペーパーを使うことで、ミニトマトが乾燥するのを防ぎます。ミニトマトを並べたらキッチンペーパーで包みこんで蓋をし、野菜室で保存します。

水につけて保存するのも○

ミニトマトを水につけて冷蔵保存することも可能です。その場合は、ヘタはつけたまま保存します。ヘタをつけたままにしておくことでヘタが水分を吸収し、トマトの実に水分を供給してくれます。ヘタを取ってしまうと、穴から水が入り込みブヨブヨになってしまいます。また、実が割れてしまっているミニトマトも割れ目から水分が入り込んでしまうため冷蔵保存には向いていません。

水につけて冷蔵保存する場合は、ヘタを付けたままきれいに水洗いをします。保存容器に洗ったミニトマトを入れ、かぶるくらいの水を入れて蓋をし、冷蔵庫の野菜室で保存します。冷蔵保存している間は、2〜3日に1度水を入れ替えるようにしましょう。

冷凍保存で1ヶ月

ミニトマトを冷凍で方法する場合の保存期間の目安は1ヶ月です

ミニトマトは丸ごと冷凍するのが基本です。ヘタを取って水洗いをし、しっかりと水けを取ります。冷凍用のチャック付きビニール袋に入れ、しっかりと中の空気を抜いてチャックを閉め冷凍庫で保存します。上の写真のように重ならないように並べて保存すると、使いたい時に必要な分量だけ簡単に取り出せるので便利です。

なお、ミニトマトを半分に切って冷凍したり、ミニトマトを調理しトマトソースにして冷凍することも可能です。

解凍方法ですが、ミニトマトを完全に解凍してしまうと水っぽくなり味や食感が劣るため、冷凍のまま、もしくは半解凍の状態で調理するのがおすすめです。半解凍する場合は、前日に冷蔵庫に移して自然解凍するのがおすすめです。

冷凍したミニトマトは、冷水にさらすだけで簡単に皮が剥けます。パスタソースなどで湯むきが必要な場合はぜひお試しください。

乾燥保存で1ヶ月

ミニトマトを乾燥させてから保存する場合の保存期間の目安は1ヶ月です

乾燥保存する際、ミニトマトの種をスプーンでくり抜いてから乾燥させる方法もありますが、種の部分にも栄養があるため、今回はそのまま乾燥させます。水分をしっかりと飛ばすのがポイントです。

一番よい乾燥方法は天日干しです。ヘタを取ったミニトマトを水洗いし、しっかりと水けを取ります。トマトを半分に切ってザルに並べ、2日ほど天日干しします。天日干ししたミニトマトは、密閉容器に入れて常温で保存します。

天日干しすることで、ビタミンCとビタミンEが倍以上になるといわれています。ビタミンCやビタミンEには抗酸化作用があるといわれています。

乾燥ミニトマトは、お味噌汁の具やサラダのトッピングとしてお使いいただけます。凝縮した旨みと、いつもと違う食感が楽しめます。

天日干し以外では、オーブンや電子レンジを使って乾燥させる方法もあります。天日干しよりも短時間で乾燥させることができます。オーブンを使用する際は100〜110℃で20〜30分程度、電子レンジでは600Wで5〜8分程度加熱しトマトの水分を飛ばします。

浸け保存で2週間

ミニトマトを乾燥させてから保存する場合の保存期間の目安は2週間です

ミニトマトを酢やオイルに浸けることで、食材を酸素から遮断し酸化を防ぎ、微生物の繁殖も防ぎます。大量消費にもおすすめです。

ミニトマトのヘタを取り水洗いをし、キッチンペーパーで水けを取ります。密閉容器にミニトマトを丸ごと入れ漬けダレ(下記参照)をひたひたになるように注ぎます。蓋をしっかり閉めて冷蔵庫の冷蔵室で保存します。一晩おいたら食べ頃になります。

  • 酢漬け:酢150mlに対し塩小さじ1、テンサイトウ大さじ1

  • オイル漬け:オリーブオイル100mlと塩小さじ1弱


酢には胃酸の分泌を促す作用があるので、前菜として召し上がるのがおすすめです。そのまま食べてもよいですし、サラダや冷やっこのトッピングにしても◎。また、ミニトマトに豊富に含まれるリコピンは油に溶けやすいため、油と一緒に食べることでリコピンの吸収率が上がります。

ちなみに、漬け保存する際は湯むきをすると舌触りがよくなります。冷蔵保存したミニトマトは、沸騰した湯にミニトマトを20秒ほどくぐらせザルにあげ、冷水につけると簡単に皮が剥けます。冷凍ミニトマトは、水に浸けるだけで簡単に皮がむけます。