脂性肌(オイリー肌)でお悩みの方のクレンジング剤の選び方と、おすすめ人気商品を紹介します。国内ではそこまで知られていない海外のアイテムも満載。自分のライフスタイルに合ったクレンジングを見つけましょう!
脂性肌とは、皮脂量も水分量も多い肌質のことを指します。Tゾーン(額・鼻筋)は特に皮脂量が多く、毛穴が比較的大きいため、肌のキメが粗く見えてしまいます。脂性肌の方に多い肌トラブルは、ニキビや吹き出物、毛穴の開き、毛穴詰まりなどです。
自分では脂性肌だと思っていても、実は乾燥型脂性肌(隠れ乾燥肌)の方が多くいます。肌が乾燥していると、それ以上水分を減らさないよう肌が余分な油分を分泌してしまうことが原因です。肌はオイリーなのに、つっぱる感じがある人は「乾燥型脂性肌」です。
クレンジングの目的はずばりメイクを落とすこと。通常のメイクをした日はクレンジングオイルやバーム、油性ジェルタイプなど油分が多いクレンジング剤でメイクをしっかり落とし、メイクが薄い日(下地とフェイスパウダーのみ)や日焼け止めのみの日はミルクやクリーム、水性ジェルなど肌負担が小さいクレンジング剤を使うのが基本です。
ただし、皮脂の分泌量が多い脂性肌の方は、メイクの濃淡に関わらず、洗浄力が高いクレンジング剤を使って、皮脂をしっかり落とすのがおすすめです。皮脂が顔に残ったままだと、スキンケアの浸透率が下がったり、酸化した皮脂による肌トラブルなどが起きやすくなるためです。
ちなみに、脂性肌の方に特におすすめなクレンジングオイルには、下記の3種類があります。
炭化水素油系オイル
オイルの中で最も洗浄力が高いため、カバー力やキープ力の高いファンデーションやウォータープルーフメイクなどのしっかりメイクを落とすのに向いています。
エステル油系オイル
酸化しにくく、肌との相性がいいのが特徴です。洗浄力は炭化水素油系に次いで高く、しっかりめのメイクも落ちやすいです。また、肌への負担も低めです。
油脂系オイル
人の皮脂の成分と類似したオイルなので、肌なじみがいいといわれています。3種類の中では油脂系オイルの洗浄力は低いですが、クレンジング剤の中では高い方で、しっかりメイクでもしっかり落とすことができます。肌への負担は3種類の中で最も低いです。
脂性肌の方でも保湿ケアは重要です。乾燥型脂性肌の方はなおさらです。
保湿ケアはクレンジング後の化粧水や乳液がメインですが、保湿成分が配合されたクレンジング剤もありますので、積極的に取り入れましょう。
クレンジング剤によく使用される主な保湿成分にはグリセリン、スクワラン、ヒアルロン酸などがあります。
ただし、クレンジングの主目的はメイク汚れを取ることで保湿ではありませんので、保湿成分にはそこまで神経質になる必要ないといえます。
皮脂の分泌を抑える成分が配合されたクレンジングは、残念ながらほとんどありません。化粧水や美容液などのアイテムでは、皮脂分泌抑制成分が配合されたものがあります。
脂性肌の方に特に多い肌悩みは、ニキビや吹き出物、毛穴詰まりなどです。皮脂の分泌が多いことが原因で生じやすい肌トラブルですので、これらの肌悩みには、洗浄力が高めのクレンジング剤がおすすめです。
洗浄力に加えて、肌悩みの改善に特化した成分が配合されていたり、技術が施されているとなおよいでしょう。例えば、ニキビや吹き出物には、ノンコメドジェニックのクレンジング剤がおすすめです。ノンコメドジェニックとは、ニキビの元となるコメドの形成に影響するといわれる不飽和脂肪酸や、ニキビの形成に影響を与えるアクネ菌による資化(栄養となり分解する)性が懸念される成分を極力使用せず、ニキビができにくいように処方された化粧品を指します。(ただし、ノンコメドジェニック製品でニキビができないと保証されたわけではありません)
また、毛穴詰まりには、スクラブ入りのクレンジング剤や、週1〜2回程度のスペシャルケアの導入がおすすめです。酵素洗顔やクレイパックなどは、毛穴の汚れを吸着し、毛穴を目立たなくする効果があります。
乾燥型脂性肌は乾燥が原因で、敏感肌になってしまう場合があります。そんな方にはオーガニックブランドや敏感肌向けブランドが合う場合があります。また、アルコールやパラベン、ラウリン酸などの刺激を感じやすい成分を避けるとよいでしょう。
シュウウエムラは、日本美容業界のパイオニア的存在であるメイクアップアーティスト植村秀によって創業されたコスメブランドです。「美しいメイクアップは素肌から始まる」というコンセプトのもと、当時日本になかったオイルメイク落とし、オイル洗顔を日本に伝え「クレンジングオイルの父」となったことから、モードなメイクアップコスメだけでなく、クレンジングオイルのラインナップが大変な人気を博すブランドです。
この商品は、毛穴悩みが生じる根本原因に着目し、メイクだけでなく毛穴の詰まりなどの不純物をすっきりと洗い上げます。日本の八重桜から抽出したサクラの花びらエキスとサクラの酒エキスが肌のターンオーバーをサポートする事で不純物の蓄積を抑えます。成分中99%が自然由来成分です。
マツエク対応*、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、スマッジプルーフメイク(お湯で落とせるメイク)です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。
脂性肌の方、また毛穴の詰まりや黒ずみに悩んでいる方におすすめです。
乾燥肌や敏感肌の方は、「アルティム8∞ スプリムビューティクレンジングオイル」がおすすめです。
ダーマロジカは、妥協のないスキンケアを信念としたスキンケアブランドとして誕生しました。肌の健康を第一に考えた革新的な製品で、世界のプロのスキンセラピストから厚く支持され、信頼されるブランドです。
この商品は、日焼け止め、メイクだけでなく、余分な皮脂や環境汚染物質を含む汚れをしっかりと優しくクレンジングします。整肌成分として、アプリコットカーネルやククイナッツオイルが、保湿成分として米ぬかオイルやボラージオイルなどの植物性成分が配合されています。
鉱物油フリー、合成香料フリー、合成着色料、パラベンフリー、グルテンフリーです。
また、ヴィーガンフレンドリーで動物実験も行っていません。
W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。
クレンジング後の洗顔は、同ブランドの「アクティブクレイクレンザー」がおすすめです。
Kanebo(カネボウ)は、株式会社カネボウ化粧品が運営する百貨店向けのブランドです。
株式会社カネボウ化粧品は、LUNASOL(ルナソル)やKATE(ケイト)、COFFRET D'OR(コフレドール)などのブランドも展開しています。
この商品は、オイルの中で最も洗浄力が高い炭化水素系油(ミネラルオイル)を主成分としています。また、洗浄成分として配合されているアミノ酸由来のラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)は、メイクなじみがよくメイク汚れを瞬時に浮き上がらせます。
マツエク非対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
軽く、さらっとしたテクスチャーです。洗い上がりはオイル特有のベタつき感がなく、潤いに満ちた肌に仕上がります。華やかなフルーティーフローラルの香りです。
クレンジング後は、洗顔が必要になります。洗顔には、同ブランドの「スクラビングマッドウォッシュ」がおすすめです。洗浄成分でモロッコ溶岩クレイが高配合されており、不要な皮脂や古い角質、汚れを洗い流してくれます。
DRUNK ELEPHANT(ドランクエレファント)は、2021年10月に日本に上陸したばかりのアメリカのブランドです。多くの肌トラブルの原因となっているといわれる原料を使わない「成分引き算主義」のスキンケアブランドです。
この商品には、フルーツエキスや植物オイル、アフリカンブレンドオイル*などが配合されています。付属のパウダー「ドランクエレファントブースター」を使えば、毛穴や角質ケアもできます。
*スクレロカリアビレア種子油、バオバブ種子油、スイカ種子油、シンジオフィトンラウタネニ核油(トリートメント成分)
エッセンシャルオイルフリー、シリコーンフリー、PEGフリー、無香料です。ヴィーガン、クルエルティフリーフリーの商品です。
マツエク非対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
バームとは思えない、溶けたバターのようなテクスチャーです。洗い上がりの肌はしっとりふっくらとなります。香りはほとんどありません。付属のパウダーは肌あたりがやさしく、刺激性が低いので敏感肌の方も使いやすいです。
THE BODY SHOP(ザボディショップ)は、英国ブライトン発祥のブランドです。THE BODY SHOPの商品は全てクルエルティフリーです。動物実験を行わず、動物毛や昆虫などから得られる色素を使用しない、100%ベジタリアンの商品を提供しています。
この商品は、自然の恵みで作られたクレンジングバームです。イギリスで採取されたカモマイル(整肌成分)やイタリア産オリーブオイル(保湿成分)、ガーナ産シアバター(保湿成分)が配合されています。
防腐剤フリー、ベジタリアンフレンドリー、ヴィーガンフレンドリー、クルエルティーフリーの商品です。
マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用可、ウォータープルーフメイク対応です。
*マツエクによって使用されている薬剤が異なりますので、施術店に使用可否をご確認ください。
体温ですぐに溶けるバームは、軽めのテクスチャーです。洗い上がりはしっとりふっくらとした肌になります。カモマイルの香りは筆者のお気に入りです。
クレンジング後の洗顔には、同ブランドの「ドロップスオブライト ピュアクラリファイング フォームウォッシュ」などがおすすめです。
THREE(スリー)は株式会社ACROが運営する日本のブランドです。心・体・肌のバランスに重きを置くホリスティックケアをコンセプトとし、美しさを総合的に引き出すことを目指してします。自然の恵みを活用し、環境に配慮した商品作りを行っています。
この商品は、原材料100%が天然由来(内12%は有機栽培)のクレンジング剤で、オーガニック認証「COSMOS」を取得しています。3種類の天然クレンジング成分(ブレンドオイル、アルガン殻、ホワイトクレイ)が配合されており、この1本でクレンジング・角質ケア・毛穴ケアができます。保湿成分として、アルジュナエキス、サボテン花エキス、ラバンディン油などが配合されています。
この商品は、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。マツエクはグルーの種類により取れる可能性があるため、使用前に確認が必要です。
ジェルクレンジングの中では硬めのテクスチャーで、オイルクレンジングとジェルクレンジングの中間のような商品です。体温でオイル状に変化します。洗い上がりはもっちりとなめらかな肌になります。柑橘系の天然精油の香りです。
アイメイクは同ブランド「バランシングポイントメイクアップリムーバーR」をクレンジング前に使いましょう。また、クレンジング後は同ブランドの「バランシングフォームR」で洗顔を行いましょう。
Cerave(セラヴィ)は、ニキビや湿疹、乾癬、乾燥肌など多くの皮膚疾患に共通する「皮膚のバリア機能低下」に着目し、2005年に誕生したアメリカのスキンケアブランドです。皮膚科医と共に開発した肌のバリア機能を回復させるスキンケア製品シリーズを提供しています。
この商品は、肌本来の保護バリアを壊すことなく余分な皮脂や汚れ、メイクを落とすことができクレンジングジェルです。
3種のセラミド、ヒアルロン酸、ナイアシンアミドを配合しています。セラミドは、皮膚組成の50%を占める脂質で、天然の皮膚バリアを形成し水分を閉じ込め、不純物を遮断します。この商品は、皮膚科医によって慎重に選ばれた人の肌に存在するセラミドと同じセラミドを独自にブレンドして配合していて、肌のバリア機能を回復を助けます。ヒアルロン酸は肌表面の保水力を高め、ハリと弾力を与える効果があります。
この商品は、フレグランスフリーで動物実験は行っておりません。
また、ノンコメドジェニック処方*です。
*全ての方にニキビの元ができないというわけではありません。
W洗顔不要、濡れた手で使用可です。
TULA(トューラ)は、ハーバード大、ニューヨーク大卒のロシニ・ラジ博士が創業した米国のスキンケアブランドです。創業者のロシニ・ラジ博士は20年にわたりプロバイオティクスを研究しており、TULAの製品にはプロバイオティクスエキスとスーパーフードを使用しています。
この商品は、肌を乾燥させたりダメージを与えることなく汚れやメイクを落とすことができるクレンジングジェルです。肌のバランスを整え、肌荒れを鎮め、肌に栄養を与えて保湿効果を高める強力な成分であるプロバイオティクスと肌の栄養を補うプレバイオテクスを配合しています。さらに肌を清潔に保ち、肌のキメを整えてなめらかにするターメリックやホワイトティー、ブルーベリーなどのスーパーフードも配合されています。
この商品は、以下の成分を使用しておりません。
パラベン、硫酸塩、フタル酸エステル、ミネラルオイル&ペトロラタム、ホルムアルデヒド、ホルムアルデヒド放出保存料、トリクロサン、レチノール、グルテン、シリコン、ジメチコン、
またこの商品はクルーエルティフリー(動物実験を行っていない)です。
W洗顔不要、濡れた手で使用可能です。
DECORTÉ(コスメデコルテ)は、株式会社コーセーが運営するブランドです。4つのラインが用意されており、この商品が属するAQ MELIORITY(ミリオリティ)は最高級ラインで、エイジングケアに特化しています。
この商品は夜用のクレンジングクリームで、メイク汚れはもちろんのこと、不要な角質や酸化した皮脂も落とします。紅富貴エキスや紫茶エキス、白檀エキスなどの保湿(エモリエント)成分が豊富に配合されています。
パラベンフリーです。
マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク非対応です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。
クリームは濃厚なテクスチャーです。肌にのせてもクリーム状のままで、メイク汚れとなじむとヨレて「モロモロ」とした状態に変化します。しっとりふっくらとした肌に洗い上がります。フローラル系の高級感のある香りです。肌になじむまでやや時間がかかり、かつ高価なため、週1回のスペシャルケアとして使用するのもおすすめです。
ポイントメイクは同ブランドの「アイ&リップ メイクアップ リムーバー」を使って落としましょう。クレンジング後は同ラインの「AQ ミリオリティ リペア フォーミングウォッシュ n」での洗顔をおすすめします。
この商品は、クリームタイプのメイク落としです。厚みのある心地よいクリームで潤いに満ちたふっくらとした、まるでスキンケア後の肌のように洗い上げます。
メイクを落とす成分として、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)というアミノ酸由来の洗浄成分を含み、さらに、複合保湿成分としてベビーソフトオイルコンプレックスを含むことで、肌への負担感が少なく潤った肌へ導きます。
W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。動物実験は実施しておらず、再生資源の活用にも力を入れています。
クレンジング後の洗顔には、スクラビング マッド ウォッシュがおすすめです。
First Aid Beauty(ファーストエイドビューティー)は、アメリカのスキンケアブランドです。日本には未上陸のブランドですが、海外では非常に人気が高いです。
First Aid Beautyの商品は、肌に優しいクリーンな成分のみで作られています。(合成香料やエタノールなどを含む1,300以上の成分を一切使用していません!)そのため、敏感肌の方でも安心して使用いただけます。また、100%クルエルティフリーのブランドで、PETA認証を獲得しています。
この商品だけでクレンジング+洗顔ができます。肌を柔らかく保ちながら、メイクや肌の汚れをしっかり落とします。植物性の抗酸化成分が配合されており、ダメージを受けた肌を整え、さらなる外部刺激から肌を守ります。肌に負担をかけないpHバランスが取れた処方で、肌荒れなどを軽減します。
この商品は、以下の成分を使用しておりません。
グルテン、ナッツ、オイル、大豆、アルコール、合成着色料、合成香料、ラノリン、ミネラルオイル、パラベン、ペトロラタム、フタル酸エステル、プロピレングリコール、硫酸塩、タルク、ホルムアルデヒド、オキシベンゾン、コールタール、ヒドロキノン、トリクロカルバン、エタノール、エチルアルコール
またこの商品は、ヴィーガン、クルエルティフリー、ナノフリー、皮膚科医テスト済みです。
W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。
ホイップ状の洗顔料で、そのまま使用します。(摩擦を避けるために泡立てての使用を推奨します。)
ヴェレダは、1921年に自然医薬品メーカーとして誕生しました。植物の持つ力を最大限に引き出すバイオダイナミック有機栽培農法による、植物の恵みを生かし、毎日使いたくなるような心地よさと機能性のあるスキンケア商品を生み出しています。
この商品は、濃厚で滑らかなミルクが素早く肌になじみ、肌を守りながら、キメや毛穴に入り込んだメイクや汚れをしっかりと落とします。オーガニック認証基準である「NATRUE」を取得したオーガニックのオリーブ果実油とホホバ種子油が、それぞれ保湿しながら、肌荒れを防止します。
香料は天然の精油由来成分を用いており、合成保存料フリー、合成着色料フリー、合成香料フリー、鉱物油フリーです。
マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク非対応です。
クレンジング後のスキンケアには、「ワイルドローズモイスチャーローション」がおすすめです。
カバーマークは、ピアス株式会社が運営する日本のブランドです。元々ベースメイク(ファンデーション)に特化していましたが、ファンデーションをしっかり落とすクレンジング商品にも定評があります。
この商品は美容液成分(水と保湿成分)が89%配合されています。独自の「アクアクレンジングゲル構造」により、クレンジング剤とメイク汚れとのなじみがよく、肌への負担が少なくメイクがオフできます。
アルコールフリー、合成香料フリー、着色料フリーです。
マツエク対応、W洗顔必要、濡れた手で使用可能、ウォータープルーフメイク対応*です。
*ウォータープルーフのメイクは落ちにくい場合があります。
ミルクはみずみずしいテクスチャーですが、肌になじませるとオイルのように変化します。洗い上がりは、さっぱりとした肌になります。香りは、オレンジやレモン、ベルガモットなどの9種類のエッセンシャルオイルをブレンドした爽やかな柑橘系です。
同ブランドの洗顔料には「ミネラルウォッシュ」があります。専用スポンジを使うと、濃厚で弾力のある泡を立てることができます。
アクセーヌは、ピアス株式会社の傘下にあるブランドです。1970年代に頻発した化粧品アレルギーを2度と繰り返さないために、皮膚科専門医とともに共同研究され生まれました。肌への負担が少ない商品が多いことから、皮膚科でも紹介されています。
この商品は、低刺激性のクレンジングミルクです。肌をほぐして取り除く角質ケアに特化しています。角質柔軟成分やザラつきやくすみ、ニキビなどの原因となる古い角質を柔らかくし、取り除きやすい状態に整えます。
アルコール(エタノール)フリー、無香料、無着色です。また、肌に残りやすく刺激になりやすいといわれるラウリン酸やオレイン酸もカットしています。
マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。
やや粘度の高いテクスチャーです。洗い上がりはもちもちの肌に仕上がります。無香料ですが、かすかに原料臭がします。薄いメイク(下地とフェイスパウダーのみ)時にぴったりのクレンジング剤です。
同ブランドの洗顔料には「リセット ウォッシュ」があります。泡で出てくるタイプなので、泡立ては不要です。
ビオデルマは、1970年代から皮膚科学を取り入れ、研究してきました。その研究成果を踏まえて慎重に選んだ皮膚になじみの深い成分を使用することによって、デリケートな敏感肌にも使用できる商品を作り続けてきたブランドです。皮膚科学に関心の高いフランスでは、多くの皮膚科専門医がビオデルマ商品を処方しています。
この商品は、肌をしっとりと保つ拭き取り式のクレンジングウォーターで、敏感肌の方であっても負担にならずやさしくメイクを落とすことができます。保湿成分として、キュウリ果実エキスやビオデルマ独自のD.A.Fを含み、肌を穏やかに整え、やさしく保湿し潤った肌へ導きます。
無香料、無着色で、エチルアルコールフリー、オイルフリーパラベンフリーです。
弱酸性でパッチテスト済み*、ノンコメドジェニックテスト実施済み**で肌に優しい処方です。
* 全ての人に皮膚刺激が起きないないということではありません。
** 全ての方にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。
マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
リキッドタイプなので、水のようにさらさらとしたテクスチャーです。拭き取り後の肌はさっぱりとします。無香料ですが、かすかに原料臭がします。
オルビスは、美しさを引き出すというコンセプトをもとに、肌が持つ力を最大限に発揮できる、「水環境」を叶える、科学に裏打ちされた心地よさを提供するスキンケア商品が特徴のブランドです。
この商品は、メイク落ちと快適な洗い上がりを叶えるアクアクレンジング成分を採用した商品です。美容液にも使われるヒアルロン酸やローズマリーエキスなどの保湿成分や、植物由来の消炎作用を持つグリチルリチン酸ジカリウムを含み、メイクオフ後と思えないみずみずしさと、ぬるつきのないさっぱりとした洗い上がりが特徴です。
オイルフリー、アルコールフリー、無香料、無着色です。
アレルギーテスト済み*、ノンコメドジェニックテスト済み**です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。
**全ての方にニキビのもと(コメド)ができないというわけではありません。
マツエク対応***、W洗顔必要、濡れた手で使用可、ウォータープルーフメイク非対応です。
***一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。
クレンジング後の洗顔には、「オルビスユーウォッシュ」がおすすめです。
江原道は日本のブランドです。女優だった創業者が、自身の過敏な肌のために香料や合成色素、石油系鉱物油フリーの自然派化粧品の開発を行ったのが始まりです。
この商品では、温泉水やシラカバエキス、6種類の天然ハーブ(ラベンダーやローズマリーなど)をブレンドした「SPA水」が使用されています。
石油系鉱物油フリー、オイルフリー、アルコールフリー、香料フリー、合成色素フリーです。
マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
リキッドタイプなので、水のようにさらさらとしたテクスチャーです。拭き取り後の肌にうるおいを残しながらも、ベタつきはなくさっぱりと仕上がります。香りはほとんどありません。
同ブランドのオーガニックコットンを使って拭き取りましょう。原料に農薬や化学肥料を使わない綿を使用しており、化学処理をせず、無漂白・無着色に仕上げています。大判で柔らかく肌ざわりのよいコットンです。
クレ・ド・ポー・ボーテは、独自の最新肌サイエンス研究から生まれた資生堂の最高級ブランドです。肌を構成する最小単位の「細胞」に半世紀にわたり着目し、細胞を生み出し、育み、満たすアプローチを採用しています。
この商品は、目元・口元用の弱酸性のクレンジング剤です。保湿成分としてアルガンオイルやヒアルロン酸が配合されているので、使うたびに目元や口元がしっとり整います。また、毛髪保護成分としてツバキオイルが配合されており、まつ毛のケアもできます。
アレルギーテスト済み*、ニキビのもとになりにくい処方**です。
*全ての人にアレルギーが起きないというわけではありません。
**全ての方にニキビができないというわけではありません。
マツエク対応***、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフ対応です。
***一般的なシアノアクリレート系グルーに対応しています。
ややとろみのあるリキッドとオイルの中間あたりのテクスチャーです。しっとりとうるおいのある肌になります。天然ローズやランを彷彿とさせる上品な香りがします。
ポイントメイクを落とした後は、同ブランドのクリームクレンジング「クレームデマキアント」でクレンジングを行いましょう。こちらのクレンジングはW洗顔が必要ですので、脂性肌の方にはさっぱりとした洗い上がりの「ムースネトワイアントC n」がおすすめです。
この商品は、敏感な目元や口元に使えるクレンジング剤です。目元の黒ずみの原因となるアイメイクの汚れを落とします。パラベンフリーで皮膚科学的テスト済み*です。
*全ての人に肌トラブルが起きないわけではありません。
マツエク非対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
上記でご紹介したクレ・ド・ポー・ボーテのデマキアンYLよりも軽めのテクスチャーです。洗浄力は高く、少ない摩擦でするりと落ちます。拭き取り後はさっぱりとした肌になります。香りはついていません。
ポイントメイクを落とした後は、同ブランドの「クレンジングウォーター」で残りのメイク汚れを落としましょう。
CLINIQUE(クリニーク)は、1968年に世界で初めて皮膚科学的見地から生まれたアメリカのブランドです。皮膚科医の問診からヒントを得て独自に開発された肌診断ツールを使用し、一人ひとりにあった商品を提供しています。全ての製品にアレルギーテストを実施し、パラベン、香料など肌の刺激となるものを使用していません。
この商品は、オイルと水溶性成分の2層式ポイントメイク落としです。ウォータープルーフタイプのマスカラ等の濃いメイクを素早く優しく落とすことができます。
本品をコットンに染み込ませ、優しく目元や口元メイクを拭き取流用にして使用します。
無香料、アレルギーテスト済み*の商品です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。
お顔全体のクレンジングには、同ブランドでテイクザデイオフシリーズのクレンジングオイルやバームがおすすめです。
肌に触れる前に、手を清潔にすることが第一ステップです。手についた雑菌などが肌荒れを引き起こす場合があるので、ハンドソープなどで軽く手を洗いましょう。
一般的なクレンジングは、乾いた手で使用するように作られています。手を洗ったらタオルなどでしっかりと水気を取り、クレンジング剤を手に取ります。使用方法などに記載されている分量、もしくはそれよりも多めに使いましょう。
クレンジング剤を肌にのせる順番は、皮脂腺が活発なTゾーン(おでこから鼻先)→Uゾーン(フェイスライン)→頬です。
顔全体にクレンジング剤をのせたら、顔の中心から外側に向かってなじませていきます。この時、ゴシゴシと強い摩擦を加えるのはNGです。小鼻周りなど毛穴が気になる部分は、薬指の腹を使って小さな円を描くようにやさしくなじませます。
肌にクレンジングオイルをのせる時間は、30秒〜1分程度にしましょう。それ以上は、肌に必要な皮脂まで落ちてしまい、肌負担が大きくなってしまいます。また、1分以上かけてもメイクとなじまない場合は、メイクに対してクレンジングの洗浄力が低いことが考えられますので、クレンジング剤を変えるなどして対処しましょう。
クレンジング剤が顔全体になじんだら、少量の水またはぬるま湯をつけて油分と水分をまぜて、クレンジング剤が白くなるまで乳化させましょう。乳化とは、油や水分のように本来混ざり合わないものが均一に混ざり合うことを指します。乳化によってメイク汚れが浮き、少ない摩擦で落とすことができます。
乳化ができたらクレンジング剤を洗い流します。この時、ぬるま湯で洗い流すのがポイントです。お湯の温度が高すぎると、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。ほんのり温かいと感じる人肌程度の温度が最適です。洗い流す時は顔をこするのではなく、お湯を顔に優しくつけるようにします。すすぎの回数は30回ほどが目安で、オイルのヌルヌル感がなくなるまでです。生え際やフェイスライン、小鼻の周りなども丁寧に洗い流しましょう。界面活性剤などのすすぎ残しがあると、肌荒れの原因になってしまいます。
清潔なタオルもしくはティッシュで水分を吸い取ります。顔を擦って水分を「拭く」のではなく、タオルやティッシュを顔にやさしく当て水分を「吸い取る」ことが重要です。肌当たりの良い素材のものを使用しましょう。
W洗顔が必要な場合は、05のあとに洗顔へとうつります。
洗顔料の使い方も、基本的にはクレンジングオイルの使い方と同じです。泡立てが必要なものは、手やネットを使ってたっぷりの泡を立てて使います。
皮脂の量が気になるからといって、クレンジングの回数や時間を増やすことは厳禁です。洗いすぎは、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまうことになり、肌はさらに皮脂を分泌しようとしてしまいます。肌質関係なく、クレンジングは1日1回(夜)が基本です。
脂性肌になってしまう原因には以下が考えられます。
遺伝
日焼け(紫外線UVB波で皮脂量が増加したというデータあり)
偏った食生活(脂っぽい食事、甘いものの摂りすぎ、栄養バランスの乱れなど)
誤ったスキンケア(クレンジングや洗顔のしすぎ、こすりすぎ、アイテムの使いすぎなど)
ストレス・自立神経の乱れ
ホルモンバランスの乱れ
食事などの生活習慣を見直すことで肌質を変えられる場合もあれば、遺伝的に肌質が決まっていて変えられない場合もあります。ただし、その肌質から生じる肌悩みはスキンケアで改善することができます。
皮脂腺が活発なTゾーンやあごなどには、クレイパックや酵素洗顔、ピーリングなど、週1〜2回程度のスペシャルケアを行うことをおすすめします。皮脂を取り除くだけでなく、古い角質や毛穴汚れなどをしっかり落とすことが可能です。
かずのすけ, 白野実(2019)『美肌成分事典』主婦の友インフォス
上原恵理(2021)『医者が教える 人生が変わる美容大事典』KADOKAWA
永松麻美(2021)『正しい知識がわかる 美肌事典』高橋書店
すみしょう(2021)『最短で美肌になるために知っておきたい スキンケア大全』KADOKAWA
久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店
川島眞, 川田暁, 神田吉弘, 世喜利彦, 能﨑章輔(2018)『美容の科学』じほう
宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル
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