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デパコス クレンジングのおすすめは?2022年人気商品から海外ブランドまで

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デパコス クレンジングのおすすめは?2022年人気商品から海外ブランドまで

メイクする人の必須アイテムであるクレンジング。デパコスの商品を探しているけど、人気商品の特徴や自分に合った選び方、有名ブランドなどがイマイチ分からない方にFilyおすすめのデパコスクレンジングをご紹介します。

デパコスとは

デパコスの定義

「デパコス」とは「デパートコスメ」の略です。「デパート」は「デパートメント」の略で、「コスメ」は「コスメティックス」の略です。

百貨店やデパートの化粧品フロアにコスメカウンターを設置しているブランドが販売している化粧品を指します。ブランド専属の美容部員によるカウンセリングや、タッチアップ(美容部員がお客様にスキンケアやメイクをその場で施すこと)をすることができます。

ドラッグストアなどで販売されている商品と比較すると、質・価格ともに高い傾向があります。

デパコスの人気ブランドは?

クレンジング剤を販売している人気デパコスブランドには、

  • シュウウエムラ

  • クレ・ド・ポーボーテ

  • CHANEL

  • ランコム

  • ポーラ

  • DECORTÉ(コスメデコルテ)

  • カバーマーク

  • KANEBO

  • THREE

  • キールズ

などがあります。

クレンジングの選び方

メイクの濃さで使い分け

メイクをした日はオイルやバーム、油性ジェルタイプなど洗浄力の高いクレンジング剤で、メイクや皮脂の汚れをしっかり取り除くのが基本です。

薄いメイク(下地とフェイスパウダーのみ)や日焼け止めだけの日は、クリームや水性ジェル、ミルクなど肌負担の小さいクレンジング剤を使うのがおすすめです。

メイクをしっかり落とすことが美肌への第一ステップです。化粧水や美容液、乳液などのスキンケアの効果を高めるためにも、クレンジングでしっかりメイクを落とすことが重要です。

肌質も考慮

肌質に関係なくメイク汚れはしっかり落とすことが重要なので、しっかりメイクの日は洗浄力の高いものがおすすめです。

乾燥肌の人が洗浄力の強いクレンジング剤を使うと、皮脂が取れすぎてしまうと心配する方もいるかと思いますが、洗浄力の弱いクレンジング剤で長時間クレンジングをしたり何度もこすると、かえって乾燥を助長してしまう場合があるので注意しましょう。

ノーメイクの日でも、オイリー肌の方で皮脂汚れが気になる方は、クレンジング剤を使用してもよいでしょう。

オイリー肌でなく完全ノーメイクの日はクレンジング剤は使用する必要ありません。ただし、ノーメイクの日でも肌のために日焼け止めは使用するようにしましょう。

乾燥が気になる方は、保湿成分配合のクレンジング剤がおすすめです。ただし、保湿は基本的にクレンジング・洗顔後の化粧水や乳液で行うものですので、そこまでクレンジング剤の保湿成分を気にする必要はありません。

機能性・香り・洗い上がりなど

W洗顔不要濡れた手でも使用OKマツエク対応など、クレンジング剤の機能性に注目するのもよいでしょう。時短を最優先にしたい方やマツエク使用者は、クレンジングの機能性をしっかりと確認することをおすすめします。

洗い上がりは、洗浄力や保湿成分、洗い方、肌質など様々な条件によって決まります。一般的には洗浄力が高いクレンジング剤の方が、さっぱりとした洗い上がりになる傾向がありますが、保湿成分などが含まれていれば一概にそうとはいえません。また、しっとりしていると思っていても、すすぎ残しの場合もあるので注意です。同じクレンジング剤でも人によって洗い上がりが違うことも多いです。

また、香りは、ローズやラベンダー、シトラス系、フローラル系など様々な種類があり、現在化粧品に使用されている香料は3,000種類以上といわれています。 香りにはリラックス効果があるといわれていますので、自分が心地よく感じる香りのクレンジング剤を選ぶとよいでしょう。

香りが苦手な方は無香料のクレンジング剤を選びましょう。ただし、無香料だからといって香りが全くしないというわけではありません。香料不使用というだけで、原料特有の匂いがすることがあります。

デパコスのオイルクレンジング

シュウエムラ|アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル

シュウウエムラは、メイクアップアーティストの植村秀さんがハリウッドでの経験を活かし、欧米的な美と日本的な繊細さを追求した日本発のブランドです。個性美やアートに重きを置きながらも、高品質な商品を提供しています。

この商品は、肌の皮脂と類似した成分の油脂系オイル「トウモロコシ胚芽油」を主成分として使用しています。その他、日本産の椿オイル(カメリアオイル)など合計8種類もの植物オイルを配合するなど、98%が自然由来成分でできています。また、クレンジング剤にも関わらずスキンケア成分が約75%も配合されています。

マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用可能、スマッジプルーフメイク(お湯で落とせるメイク)です。

オイルには厚みがありしっとりとした使い心地です。潤いを感じる洗い上がりでなめらかな肌になります。

あらゆる肌タイプの人におすすめです。

アテニア|スキンクリア クレンズ オイル

Attenir(アテニア)は、ファンケルグループのブランドで、一流ブランドの品質を3分の1の価格で提供することをコンセプトにしています。商品開発・製造・販売を自社で行い、削減したコストを惜しみなく商品研究や品質向上に投資しています。

この商品は、肌ステインを洗い流すことで、くすみのない明るい肌を目指すという理念のもと企画・製造されています。配合されている珊瑚草オイルにはくすみの原因である肌ステインを分解する作用があります。

鉱物フリー、パラベンフリー、アルコールフリーです。また、アレルギーテスト済み*、ノンコメド処方*の商品です。
*全ての方にアレルギー、コメドが起きないというわけではありません。

マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用可能、ウォータープルーフメイク対応です。

今回ご紹介したクレンジングオイルの中では、最もとろみのある厚めのテクスチャーです。洗い上がりの肌はつっぱり感はありませんがさっぱりめです。柑橘系の香りで、特にレモングラスの香りが強く感じられます。

あらゆる肌タイプの人におすすめです。

SK-II|フェイシャルトリートメントクレンジングオイル

SK-II(エスケーツー)は、1980年に誕生した日本のブランドです。現在ではアジア各国やアメリカなど海外でも人気を集めるブランドです。SKは「Secret Key(秘密の鍵)」の略です。日本酒の酒造所で働く人々の肌が美しいことに気づき、その理由が「発酵」と「酵母」にあると着目したのがブランドの始まりといわれています。

この商品は、メイク汚れだけでなく、毛穴の黒ずみや目に見えない細かな汚れなども落とします。SK-II独自の「ピテラ™*」と保湿成分が配合されており、しっとりやわらかい肌に洗い上がります。
*特別な酵母の株から発酵させ生み出した、SK-IIだけの天然由来成分

マツエク対応**、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク非対応です。
**マツエクによって使用されている薬剤が異なりますので、施術店に使用可否をご確認ください。

デパコスのバームクレンジング

クリニーク|テイク ザ デイ オフ クレンジング バーム

CLINIQUE(クリニーク)は、1968年に世界で初めて皮膚科学的見地から生まれたアメリカのブランドです。皮膚科医の問診からヒントを得て独自に開発された肌診断ツールを使用し、一人ひとりにあった商品を提供しています。

この商品は洗浄力が高く、落としづらい日焼け止めやしっかりメイクもするりとメイクオフできます。また、保湿成分(エモリエント作用)としてハイブリッドサフラワー油が配合されています。

パラベンフリー、フタル酸エステルフリー、香料フリー、ヴィーガンフレンドリーです。また、アレルギーテスト済み*です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。

マツエク非対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。

手のひらで溶けるバームは、とろっと厚めのオイル状になります。皮脂やうるおいを取りすぎることはありませんが、さっぱりとした洗い上がりです。ほぼ無臭ですが、油特有の匂いがかすかにあります。

あらゆる肌タイプの人が使用できますが、特に脂性肌の方におすすめです。

ドランクエレファント|スレイ メイクアップ メルティング バタークレンザー

ドランクエレファントは、2021年10月に日本に上陸したばかりのアメリカのブランドです。多くの肌トラブルの原因となっているといわれる原料を使わない「成分引き算主義」のスキンケアブランドです。

この商品には、フルーツエキスや植物オイル、アフリカンブレンドオイル*などが配合されています。付属のパウダー「ドランクエレファントブースター」を使えば、毛穴や角質ケアもできます。
*スクレロカリアビレア種子油、バオバブ種子油、スイカ種子油、シンジオフィトンラウタネニ核油(トリートメント成分)

エッセンシャルオイルフリー、シリコーンフリー、PEGフリー、無香料です。ヴィーガン、クルエルティフリーフリーの商品です。

マツエク非対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。

バームとは思えない、溶けたバターのようなテクスチャーです。洗い上がりの肌はしっとりふっくらとなります。香りはほとんどありません。付属のパウダーは肌あたりがやさしく、刺激性が低いので敏感肌の方も使いやすいです。

ITRIM|エレメンタリー フェイシャルクレンジングバーム

ITRIM(イトリン)は、株式会社ACROが運営するラグジュアリーエイジングケアブランド*です。土壌や原料へとことんこだわり、原料や植物の使用部位によって最適な手法で成分を抽出しています。ちなみに、株式会社ACROはTHREE(スリー)やAmplitude(アンプリチュード)などのブランドも展開しています。
*年齢に応じたお手入れのこと

この商品は、天然由来成分99%のクレンジングバームです。バームとは思えないくらい柔らかく、まるでジェルのようなテクスチャーです。メイク汚れだけでなくホコリや古い角質までもすっきりと落とします。保湿(エモリエント)成分として、ロックローズエキスやバラ葉麹発酵液、アルカナ根エキス、メリッサ葉油などが配合されています。

マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
*マツエクによって使用されている薬剤が異なりますので、施術店に使用可否をご確認ください。

あらゆる肌タイプの方におすすめです。

ポイントメイクには同ブランドの「アイ&リップ メイクアップリムーバーセラム」が、洗顔には「フェイシャルクリアリソッドソープ」があります。

デパコスのジェルクレンジング

THREE|バランシング クレンジング オイルジェル

THREE(スリー)は株式会社ACROが運営する日本のブランドです。心・体・肌のバランスに重きを置くホリスティックケアをコンセプトとし、美しさを総合的に引き出すことを目指してします。自然の恵みを活用し、環境に配慮した商品作りを行っています。

この商品は、原材料100%が天然由来(内12%は有機栽培)のクレンジング剤で、オーガニック認証「COSMOS」を取得しています。3種類の天然クレンジング成分(ブレンドオイル、アルガン殻、ホワイトクレイ)が配合されており、この1本でクレンジング・角質ケア・毛穴ケアができます。

W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。マツエクはグルーの種類により取れる可能性があるため、使用前に確認が必要です。

ジェルクレンジングの中では硬めのテクスチャーで、オイルクレンジングとジェルクレンジングの中間のような商品です。体温でオイル状に変化します。洗い上がりはもっちりとなめらかな肌になります。柑橘系の天然精油の香りです。

あらゆる肌タイプの人が使用できますが、微粒のスクラブが含まれているので、敏感肌の方は強く擦らないようにしましょう。

なお、ポイントメイクは「バランシング ポイントメイクアップ リムーバー R」で落とし、クレンジング後は、同ブランドの「バランシング フォーム R」でクレンジングを行いましょう。

est|クレンジングエッセンス エンリッチド

est(エスト)は、花王が運営する百貨店限定のブランドです。花王は、athletia(アスレティア)やcurel(キュレル)、SUQQU(スック)、RMK(アールエムケー)などのブランドも展開しています。

この商品は、美容液成分(保湿)が58%と高配合されたクレンジングジェルです。エスト独自成分の「ATPスピラル」が配合されています。ATPスピラルにはヒバマタエキス、月下香培養エッセンス(チューベロース多糖体)、グリセリンが含まれており、これらには保湿作用があるといわれています。
ジャータイプとチューブタイプの2種類があります。

マツエク非対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク非対応です。

あらゆる肌タイプの方にご使用いただけますが、乾燥肌の方におすすめです。

同ブランドの洗顔料には「エスト エッセンス ウォッシュ」があります。また、ポイントメイクには専用のリムーバーの使用がおすすめです(同ブランドにポイントメイク落としはありません)。

CHANEL|ジェル ネトワイヤン

CHANEL(シャネル)は、フランスで1910年に設立されたラグジュアリーブランドです。女性用の帽子専門店が始まりでした。その後、服飾と香水へと展開し、1924年に初めてメークアップコレクションを、1927年にスキンケアラインを発表しました。

この商品は、肌表面のメイク汚れや不要な皮脂を取り除き、すっきりと洗い上げ肌を引き締めてくれます。ジェルに水を加えると泡に変化する、フォーミングクレンジングジェルです。保湿作用があるといわれるアッケシソウエキスやアルゲエキス(海藻エキス)などの成分が配合されています。

あらゆる肌タイプの方にご使用いただけますが、脂性肌の方におすすめです。

デパコスのクリームクレンジング

ポーラ|B.A クレンジングクリーム

B.AはPOLA(ポーラ)の最高峰スキンケアブランドです。B.Aは遺伝子が後天的に変わる仕組みである「エピゲノム」に着目したブランドです。これまで「がらくた」と考えられていた98%ものDNAの中から、遺伝子スイッチを後天的にONにする細胞を発見し、その細胞に働きかけることでエイジレスな状態を目指します。

B.A クレンジングクリームは、独自の乳化技術「エピ・モイストホルダー」が採用されています。メイク汚れを含んだオイルを抱え込み、水になじみやすい設計がなされています。

マツエク非対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。また、アレルギーテスト済み*です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。

クリームはぷるっとした固めのテクスチャーですが、体温ですっと溶け軽いオイル状になり、肌によくなじみます。しっとりとした肌に洗い上がります。華やかなフローラルの香りです。

あらゆる肌タイプの方におすすめです。

ポイントメイクには「ポーラ ポイントメークアップリムーバー」をおおすすめします。また、クレンジング後は同ブランドの「B.A ウォッシュ」で洗顔を行いましょう。

DECORTÉ|AQ ミリオリティ リペア クレンジングクリーム n

DECORTÉ(コスメデコルテ)は、株式会社コーセーが運営するブランドです。4つのラインが用意されており、この商品が属するAQ MELIORITY(ミリオリティ)は最高級ラインで、エイジングケアに特化しています。

この商品は夜用のクレンジングクリームで、メイク汚れはもちろんのこと、不要な角質や酸化した皮脂も落とします。紅富貴エキスや紫茶エキス、白檀エキスなどの保湿(エモリエント)成分が豊富に配合されています。

パラベンフリーのクレンジング剤です。

マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク非対応です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。

クリームは濃厚なテクスチャーです。肌にのせてもクリーム状のままで、メイク汚れとなじむとヨレて「モロモロ」とした状態に変化します。しっとりふっくらとした肌に洗い上がります。フローラル系の高級感のある香りです。肌になじむまでやや時間がかかり、かつ高価なため、週1回のスペシャルケアとして使用するのもおすすめです。

あらゆる肌タイプの人におすすめです。

ポイントメイクは同ブランドの「アイ&リップ メイクアップ リムーバー」を使って落としましょう。クレンジング後は同ラインの「AQ ミリオリティ リペア フォーミングウォッシュ n」での洗顔をおすすめします。

クレ・ド・ポーボーテ|クレームデマキアント

クレ・ド・ポー・ボーテは、独自の最新肌サイエンス研究から生まれた資生堂の最高級ブランドです。肌を構成する最小単位の「細胞」に半世紀にわたり着目し、細胞を生み出し、育み、満たすアプローチを採用しています。

この商品は「インテリジェントクレンジングテクノロジー」が採用されています。選択的に汚れを取り除きながら肌のうるおいを守ってくれます。また、トリートメント成分としてアルガンオイルが配合されています。

マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。また、アレルギーテスト済み**です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。
**すべての人にアレルギーが起きないというわけではありません。

厚みのあるクリームで、肌の温度でオイル状に変化します。洗い上がりの肌はなめらかでふっくらとした肌になります。天然ローズやランなどを調香した高級感溢れる華やかな香りです。

あらゆる肌タイプの人におすすめです。

同ブランドのポイントメイクアップリムーバー「デマキアンYL」でポイントメイクを先に落としましょう。クレンジング後は、同ブランドの洗顔フォーム「ムースネトワイアント A n」または「ムースネトワイアント C n」で洗顔しましょう。

デパコスのミルククレンジング

カバーマーク|トリートメント クレンジング ミルク

カバーマークは、ピアス株式会社が運営する日本のブランドです。元々ベースメイク(ファンデーション)に特化していましたが、ファンデーションをしっかり落とすクレンジング商品にも定評があります。

この商品は美容液成分(水と保湿成分)が89%配合されています。独自の「アクアクレンジングゲル構造」により、クレンジング剤とメイク汚れとのなじみがよく、肌への負担が少なくメイクがオフできます。

アルコールフリー、合成香料フリー、着色料フリーです。

マツエク対応、W洗顔必要、濡れた手で使用可能、ウォータープルーフメイク対応*です。
*ウォータープルーフのメイクは落ちにくい場合があります。

ミルクはみずみずしいテクスチャーですが、肌になじませるとオイルのように変化します。洗い上がりは、さっぱりとした肌になります。香りは、オレンジやレモン、ベルガモットなどの9種類のエッセンシャルオイルをブレンドした爽やかな柑橘系です。

同ブランドの洗顔料には「ミネラルウォッシュ」があります。専用スポンジを使うと、濃厚で弾力のある泡を立てることができます。

アクセーヌ|ミルキィ クレンズアップ

アクセーヌは、ピアス株式会社の傘下にあるブランドです。1970年代に頻発した化粧品アレルギーを2度と繰り返さないために、皮膚科専門医とともに共同研究され生まれました。肌への負担が少ない商品が多いことから、皮膚科でも紹介されています。

この商品は、低刺激性のクレンジングミルクです。肌をほぐして取り除く角質ケアに特化しています。角質柔軟成分やザラつきやくすみ、ニキビなどの原因となる古い角質を柔らかくし、取り除きやすい状態に整えます。

アルコール(エタノール)フリー、無香料、無着色です。また、肌に残りやすく刺激になりやすいといわれるラウリン酸やオレイン酸もカットしています。

マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。

やや粘度の高いテクスチャーです。洗い上がりはもちもちの肌に仕上がります。無香料ですが、かすかに原料臭がします。薄いメイク(下地とフェイスパウダーのみ)時にぴったりのクレンジング剤です。

あらゆる肌タイプの人が使用できますが、特に敏感肌の方におすすめです。

同ブランドの洗顔料には「リセット ウォッシュ」があります。泡で出てくるタイプなので、泡立ては不要です。

シスレー|フィトブラン ライトニング クレンジング ミルク

シスレーは1976年にフランスで生まれたラグジュアリーブランドです。現在は創業者の孫が総括しているファミリーカンパニーです。植物美容学(フィトコスメトロジー)と先端テクノロジーの融合により、これまでに数々の名品を生み出してきました。

この商品は、植物エキスやビタミン、エッセンシャルオイルが豊富に配合されています。ホワイトマルベリーエキス(整肌成分)や植物性グリセリン(保湿成分)、ヒマワリ種子油(柔軟整肌、保湿成分)など様々な有用成分の相乗効果により、メイク汚れや余分な皮脂をすっきりと洗い流します。

マツエク非対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク非対応です。

軽くなめらかなテクスチャーです。洗い上がりの肌はしっとりとし、肌のトーンがアップします。ラベンダーやマジョラムのエッセンシャルオイルの高貴な香りに癒やされます。ノーメイク(日焼け止めのみ)や薄いメイク(下地とフェイスパウダーのみ)にはぴったりなクレンジング剤です。

あらゆる肌タイプの人におすすめです。

ポイントメイクは「ジェル メイクアップ リムーバー」で落としましょう。同ブランドの洗顔料には「フィトブラン ラ ムース」など、全4種類があります。

デパコスのリキッドスクレンジング

ジバンシイ|レディ トゥ クレンズ ウォーター

GIVENCHY(ジバンシイ)は、1952年にクチュリエ(高級婦人服店の男性デザイナー)であるユベール・ド・ジバンシィによって設立されたブランドです。オードリー・ヘップバーンとの出会いがきっかけで1957年に香水を発表し、1989年にはスキンケアとメイクアップへと領域を広げました。

この商品には、高分子ヒアルロン酸とヤシ油由来の保湿成分が配合されており、拭き取った肌をしっかりと保湿します。また、整肌成分として配合されているサボテン花エキスは、表皮のターンオーバーを整える作用があるといわれています。

マツエク、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク非対応です。

この商品はライトなメイクを落とす設計がなされています。しっかりとメイクをした日は、同ブランドの「レディ トゥ クレンズ ミルク」をご使用ください。また、ポイントメイク落としには「2 クリーン ウォータープルーフ リムーバー」があります。

CHANEL|サブリマージュ オー デマキヤント

この商品は、シャネルのスキンケアシリーズの中の最高峰ライン「サブリマージュ」のクレンジングウォーターです。メイクの汚れだけでなく、古い角質や毛穴の汚れまですっきりと拭き取ることが可能です。保湿成分としてヒアルロン酸が配合されており、肌にうるおいを与えながら、柔らかく輝く肌へと導きます。その他の保湿成分として、ヴァニラ プラニフォリア 濃縮ウォーターとハルンガナ エキスが配合されています。

W洗顔不要、洗い流し不要です。

アイメイクも落とすことは可能ですが、ウォータープルーフなどの落ちにくいアイメイクには、同ブランドのポイントメイク落とし「デマキヤン ユー アンタンス」があります。

DIOR|ライフ クレンジング ウォーター

DIOR(ディオール)は、フランスのファッションデザイナー、クリスチャンディオールが創業したブランドです。世界4箇所にイノベーションセンターを設け、約350人の研究者が最先端の研究・開発を行っています。また、世界に7つのディオールガーデンを所有しており、希少な花々をそれぞれの土地に適した方法で有機栽培しています。

この商品は、最先端保湿ケアシリーズ「ディオール ライフ」のクレンジングです。メイク汚れや肌に付着した汚れをきれいに落としてくれます。整肌成分としてムラサキバレンギクエキスが配合されており、みずみずしくしなやかな肌に導きます。

ポイントメイクには、同ブランドの「ライフ ポイント メイクアップ リムーバー」があります。

デパコスのポイントメイク・クレンジング

クレ・ド・ポー・ボーテ|デマキアンYL

この商品は、目元・口元用の弱酸性のクレンジング剤です。保湿成分としてアルガンオイルやヒアルロン酸が配合されているので、使うたびに目元や口元がしっとり整います。また、毛髪保護成分としてツバキオイルが配合されており、まつ毛のケアもできます。

アレルギーテスト済み*、ニキビのもとになりにくい処方**です。
*全ての人にアレルギーが起きないというわけではありません。
**全ての方にニキビができないというわけではありません。

マツエク対応***、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフ対応です。
***一般的なシアノアクリレート系グルー

ややとろみのあるリキッドとオイルの中間あたりのテクスチャーです。しっとりとうるおいのある肌になります。天然ローズやランを彷彿とさせる上品な香りがします。

あらゆる肌タイプの人におすすめです。

ポイントメイクを落とした後は、上記でご紹介した「クレームデマキアント」で残りのメイク汚れを落としましょう。

ランコム|ビファシル

ランコムは1935年にフランスで設立された、元々は香水ブランドとして始まったブランドです。1964年に化粧品大手のロレアルがランコムを買収し、日本には1978年に参入しました。世界各地に18の研究所を設けており、約3,300人の科学者が先進のスキンケアを研究し続けています。

この商品は、目元・口元用のポイントメイク落としです。落ちにくいウォータープルーフのマスカラとアイライナーもやさしくすばやく落とします。弱酸性なので、敏感な目元にも安心して使用できます。

ポイントメイクを落とした後は、同ブランドの「ガラテ コンフォート」でクレンジングを行いましょう。また、洗顔料には「ムース コンフォート」や「クラリフィック ディープクレンズ ウォッシュ」などがあります。

CHANEL |デマキヤン ユー アンタンス

この商品は、目元・口元専用のポイントメイク落としです。落ちにくいマスカラやアイライナーなどのアイメイクもすっきりきれいに落とします。キク科植物であるヤグルマギクの花を蒸留した水や、ローズの精油が配合されています。

ポイントメイクを落とした後は、同ブランドの「ジェル ネトワイヤン」や「サブリマージュ オー デマキヤント」でクレンジングを行いましょう。

デパコスのクレンジングシート

クレ・ド・ポーボーテ|ランジェットデマキアントヴィサージュ

この商品は、美容洗浄成分がたっぷり含まれたクレンジング剤が、天然由来素材(薬品や接着剤を使わず水のみで編み上げられた)の大判シートに含まれています。アルガンオイル(保湿成分)やツバキオイル(毛髪保護成分)などが配合されています。メイクや毛穴汚れはもちろん、ちりや花粉などの微粒子も取り除き、肌を清潔に保ちます。

アレルギーテスト済み*、ニキビのもとになりにくい処方**です。
*全ての人にアレルギーが起きないというわけではありません。
**全ての人にニキビができないというわけではありません。

マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。

大判シートなので1枚で顔全体のメイクを拭き取ることができます。拭き取り後はベタつくことなく、うるおいのあるしっとりとした肌になります。高級感のあるローズやランなどの香りです。

あらゆる肌タイプの人におすすめです。

Elégance Cosmetics|クレンジング クロス

Elégance Cosmetics(エレガンス コスメティックス)は、株式会社アルビオンが展開するブランドです。株式会社アルビオンは、スキンケアに特化したアルビオンやイグニス、PAUL & JOE BEAUTE(ポール&ジョー ボーテ)などの運営も行っています。

この商品は、ローズ水などのマイルドなうるおい成分が大判のクロスに含まれています。クロスは細かい網目状になっており、メイク汚れをしっかりと絡みとります。ローズの香りです。

マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。

あらゆる肌タイプの人におすすめです。

クレンジングに関するQ&A

ダブル洗顔とは

ダブル洗顔とは、クレンジングと洗顔の両方をする洗顔方法を指します。

クレンジング剤は主にメイクや皮脂などの油性の汚れを落とし、洗顔料はクレンジング剤の残りや角質、ほこりなど水溶性の汚れを落とします。

クレンジング剤の中には「ダブル洗顔不要」の商品があります。これらのクレンジングは、洗顔の役割も果たしますので、クレンジング後の洗顔の手間が省けます。

ダブル洗顔により肌に必要な皮脂まで落としてしまう場合があります。ダブル洗顔不要のクレンジングを使うことで、洗いすぎを防げることがあります。

朝もクレンジングは必要?

メイクをしていないという点と、外の汚れがないという点を考慮すると、基本的に朝のクレンジングは必要ありません。就寝中にかいた汗や寝具のほこりなどの汚れは、洗顔料で落とすことができます。必要な皮脂を守るために、過度なクレンジングは避けましょう。ただし、脂性肌の方で、皮脂で顔が過度にベタつく場合は、朝にクレンジングしてもよいといえます。

クレンジングのベストタイミングはいつ?

クレンジングを行うタイミングは、お風呂に入る前、もしくは、入ってすぐです。

お風呂のお湯の温度でのクレンジングは、肌に必要な成分まで落としてしまうため、お風呂入る直前に洗面所でクレンジングを行うのがベストです。お湯の温度はぬるま湯(ほんのり温かいと感じる人肌程度の温度)が最適です。

肌がふやけた状態は、肌のバリア機能が低下している状態ともいわれています。バリア機能が低下すると、肌のうるおいが逃げやすいと考えられているため、お風呂でクレンジングを行う場合は、入ってすぐにクレンジングを行うことを推奨します。

クレンジングオイルなど、水分を含んだ状態で使用すると洗浄力が低下するクレンジング剤を使用する際は、顔や手の水分をタオルでしっかり拭き取ってからクレンジングを行いましょう。

日焼け止めを塗っただけでもクレンジングは必要?

水ベースの日焼け止めは落としやすいためクレンジングは必須ではありませんが、シリコーンベースの日焼け止めは落としづらいため、クレンジングで丁寧に洗い流すことをおすすめします。 使用前に日焼け止めをよく振るタイプがシリコーンベースです。 ちなみに、日焼け止めは天気に関わらず365日塗ることを推奨します。紫外線はあらゆる肌トラブルの原因となるためです。室内にも紫外線は入ってきますので、外出しない日でもしっかりと日焼け止めを塗りましょう。

プチプラとデパコスクレンジングには違いはある?

デパコスには高価な美容成分が配合されていたり、容器やパッケージにこだわっているため、価格が高い傾向にあります。

一方で、プチプラのコスメに使用されている成分が全て悪いというわけでもありません。過剰包装や実店舗の撤廃、大量生産などで費用を削減し、安く提供できているブランドもあります。

また、当たり前ですが、広告宣伝費に多くの予算を投下しているブランドは、使用成分への投資が圧縮される傾向にあります。

乾燥肌や敏感肌にはクレンジングオイルは向かない?

クレンジングオイルは洗浄力が高いため、乾燥肌や敏感肌には向かないという意見があります。確かに、洗浄力が高い分、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまう場合がありますが、一概に乾燥肌や敏感肌の方に不向きとはいえません。

上記の通り、クレンジングオイルに含まれる油性成分には様々な種類があります。洗浄力が高いながらも肌負担の小さい「油脂系オイル」は、乾燥肌や敏感肌の方におすすめできます。

また、肌負担が小さいミルクタイプなどはその分洗浄力も低いので、長時間クレンジングする傾向にあります。肌負担が小さいクレンジング剤でも肌に置く時間が長いと、肌負担が大きくても短時間で済むクレンジングよりも、肌への負担が結果的に大きくなる場合があります。

したがって、乾燥や敏感の度合いによりますが、「油脂系オイル」は乾燥肌や敏感肌の方でもお使いいただけます。ただし、肌トラブルがある場合は必ず皮膚科に相談してから使用しましょう。

落ちづらいアイメイクを綺麗にするコツは?

クレンジングを行う前にポイントメイクリムーバーを使うのがおすすめです。少ない肌負担でしっかりと落とすことができ、色素沈着を防ぐこともできます。

コットンに液体を染み込ませて使用するリキッドタイプと、クレンジング剤がシートに染み込んでいるシートタイプがあります。
いずれのタイプも目元や口元に10秒前後押し当て、強い力でこすったりせずやさしく拭き取ります。

クレンジングで気をつけるポイントは?

クレンジングの際に特に注意していただきたいポイントは以下の通りです。

  • 清潔な手でクレンジングを行う(クレンジング前に手を洗う)

  • クレンジング剤を肌にのせる時間は30秒〜1分が目安(それ以上やっても落ちない場合は、メイクに対しての洗浄力が弱い可能性があるため使用するクレンジング剤を変える)

  • 摩擦を避けるために、目安の使用量よりもやや多めに使う

  • クレンジング時やクレンジング後も顔を拭く際はとにかくこすらない(小鼻まわりなどは力が入りにくい薬指を使う)

  • 皮脂量の多いTゾーンからクレンジングをのせる

  • 少量のぬるま湯を肌の上にのせなじませ乳化させる

  • ぬるま湯で洗い流す(特に生え際や小鼻まわり、フェイスラインは洗い残ししやすいので入念にすすぐ)

クレンジングで美白やエイジングケアはできる?

クレンジング剤に、美白やエイジングケアの成分が配合されているものがありますが、クレンジング剤は洗い流すものなので、これらの成分が肌に残ることはほとんどありません。クレンジングはメイクの汚れを落とすために行うものです。クレンジングのみで美白やエイジングケアは難しいため、美容液や化粧水などで取り入れましょう。

参考文献

  • かずのすけ, 白野実(2019)『美肌成分事典』主婦の友インフォス

  • 上原恵理(2021)『医者が教える 人生が変わる美容大事典』KADOKAWA

  • 永松麻美(2021)『正しい知識がわかる 美肌事典』高橋書店

  • すみしょう(2021)『最短で美肌になるために知っておきたい スキンケア大全』KADOKAWA

  • 久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店

  • 川島眞, 川田暁, 神田吉弘, 世喜利彦, 能﨑章輔(2018)『美容の科学』じほう

  • 宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル