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毛穴汚れにはクレンジングオイルがおすすめ!人気商品を紹介

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毛穴汚れにはクレンジングオイルがおすすめ!人気商品を紹介

詰まり毛穴には、洗浄力の高いオイルタイプのクレンジングがおすすめです。毛穴汚れの原因となるメイクと皮脂の汚れをしっかり落としてくれるクレンジングオイルを紹介します。

毛穴汚れにはクレンジングオイルがおすすめ

毛穴汚れとは?

毛穴に詰まっている汚れのことを、角栓(かくせん)といいます。

角栓は、過剰分泌された皮脂と、角質、メイク残しやホコリなどの汚れが混ざって固まったものです。角質とは役割を終えた皮膚のことで、皮膚の一番外側にあります。

角栓の約7割がたんぱく質で、約3割が脂肪です。

詰まり毛穴を長期間放置すると酸化し、黒ずみ毛穴になってしまいます。

クレンジングで肌の汚れをしっかり落とすことが、毛穴ケアで最も大切といえます。

毛穴ケアにはオイルタイプがおすすめ

クレンジングにはオイルやバーム、ジェル、クリーム、ミルクなど様々な種類がありますが、毛穴汚れを落とすには洗浄力の高いものがおすすめです

クレンジングオイルは、クレンジング剤の中で最も油性成分が多く、洗浄力が最強です。クレンジングオイルには、炭化水素系油とエステル油系、油脂系オイルの3種類がありますが、毛穴ケアには特に油脂系オイルがおすすめです。油脂系オイルは皮脂と類似した成分が含まれており、汚れとよくなじみ落ちやすいためです。

また、角栓そのものを溶かすことはできませんが、油脂系オイルには角栓自体をやわらかくしたり、毛穴周辺の肌をやわらかくする作用があるため、日頃から毛穴が詰まりにくくなる効果も期待できます

油脂系オイルは、洗浄力が高いのにもかかわらず肌負担が小さいのも、見逃せません!

オイルの中でも油脂系が特におすすめ

クレンジングオイルの中には、炭化水素系油とエステル油系、油脂系の3つの種類がありますが、毛穴ケアには特に油脂系オイルが向いています。

油脂系オイルには皮脂と類似した成分が含まれているため、汚れとよくなじみ落ちやすくなります。角栓そのものを溶かすことはできませんが、油脂系オイルには角栓自体をやわらかくしたり、毛穴周辺の肌をやわらかくする作用があるため、日頃から毛穴が詰まりにくくなります。

毛穴汚れにおすすめのクレンジングオイル

シュウウエムラ|アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル

シュウウエムラは、メイクアップアーティストの植村秀さんがハリウッドでの経験を活かし、欧米的な美と日本的な繊細さを追求した日本発のブランドです。個性美やアートに重きを置きながらも、高品質な商品を提供しています。

この商品は、肌の皮脂と類似した成分の油脂系オイル「トウモロコシ胚芽油」を主成分として使用しています。その他、日本産の椿オイル(カメリアオイル)など合計8種類もの植物オイルを配合するなど、98%が自然由来成分でできています。また、クレンジング剤にも関わらずスキンケア成分が約75%も配合されています。

マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用可能、スマッジプルーフメイク(お湯で落とせるメイク)です。

実際に使用すると、オイルには厚みがありしっとりとした使い心地です。潤いを感じる洗い上がりでなめらかな肌になります。

あらゆる肌タイプの人におすすめです。

DECORTÉ|AQ クレンジング オイル

コスメデコルテは、株式会社コーセーが運営するブランドです。4つのラインが用意されており、この商品が属するDECORTE AQ はトータルエイジングケアに特化しています。

この商品は、油脂系オイルであるコメヌカ油やオリーブ果実油などの植物オイルを配合したクレンジングです。酸化した皮脂もすっきりと落としてくれます。

パラベンフリーで、アレルギーテスト済み*です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。

マツエク非対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク非対応です。

とろみのあるテクスチャーです。洗い上がりは、潤ってもちもちとした肌になります。エッセンシャルオイル(天然香料)を使用しており、フローラル系の香りです。

ポイントメイクは「コスメデコルテ アイ&リップ メイクアップ リムーバー」で落とし、クレンジング後は、「AQ ミリオリティ リペア フォーミングウォッシュ n」で洗顔を行いましょう。

アテニア|スキンクリア クレンズ オイル

Attenir(アテニア)は、ファンケルグループのブランドで、一流ブランドの品質を3分の1の価格で提供することをコンセプトにしています。商品開発・製造・販売を自社で行い、削減したコストを惜しみなく商品研究や品質向上に投資しています。

この商品には、毛穴汚れを除去する作用があるアルガンオイルが配合されています。肌ステインを洗い流すことで、くすみのない明るい肌を目指すという理念のもと企画・製造されており、配合されている珊瑚草オイルにはくすみの原因である肌ステインを分解する作用があります。

鉱物フリー、パラベンフリー、アルコールフリーです。また、アレルギーテスト済み*、ノンコメド処方 *の商品です。
*全ての方にアレルギー、コメドが起きないというわけではありません。

マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用可能、ウォータープルーフメイク対応です。

今回ご紹介したクレンジングオイルの中では、最もとろみのある厚めのテクスチャーです。洗い上がりの肌はつっぱり感はありませんがさっぱりめです。柑橘系の香りで、特にレモングラスの香りが強く感じられます。

あらゆる肌タイプの人におすすめです。

Melvita|ネクターブラン クレジングオイル


メルヴィータは1983年にフランスで創業されたオーガニックコスメブランドです。自然由来成分を95%以上使用し、フランスで最初にオーガニックコスメ認証を受けたブランドです。

この商品は、自然由来成分100%(オーガニック由来成分42%)でできているクレジングオイルです。オーガニック認証「ECOCERT」を取得しています。白ゆりオイルやヒマワリ種子油、ホホバ種子油などの美容成分が89%も配合されています。

マツエク非対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフ対応です。
*使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。

軽めでさらっとしたテクスチャーのオイルです。洗い上がりの肌はもちもちになります。やさしい白ゆり(リリー)の香りは他のクレンジングオイルにない特徴的な香りですが、リラックスできます。

クレンジング後は、同ブランドの「ネクターブラン ホイップウォッシュ」で洗顔を行いましょう。

matsukiyo| ウーマン メソッド トリプルA トリートメントクレンジングオイル

matsukiyoは、ドラッグストアのマツモトキヨシのプライベートブランドです。

この商品は98%が自然由来成分でできており、10種類の植物オイルが配合されています。油脂系オイルであるトウモロコシ胚芽油が主成分で、これは上記でご紹介したシュウウエムラのクレンジングオイルの主成分としても使われています。原価が高いオイルですが、この商品は大変お手頃な価格で販売されています。

シリコンフリー、防腐剤フリー、合成着色料フリー、鉱物油フリーです。

マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフ対応です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。

とろみのあるテクスチャーです。洗い上がりはさっぱりとした肌になります。柑橘、ハーバルフローラル系の香りです。

毛穴汚れができる原因は?

詰まり毛穴の原因は角栓で、角栓ができる原因は皮脂と角質、汚れの3つです。

皮脂

女性の肌の皮脂量は30代がピークといわれており、詰まり毛穴の原因になります。

水分量は生まれてから減り続けるのですが、30代ではそれ以上水分を逃さないように皮脂量が増えます。40代になると女性ホルモンが減ることで皮脂量も減り、水分量と皮脂量がともに激減してしまいます。

それ以外でも食生活や睡眠、運動なども皮脂量に影響します。

角質

老化によって、ターンオーバーの周期が遅れることで、角質が肌に残りやすくなってしまい、詰まり毛穴の原因になります。

ターンオーバーとは、簡単にいうと皮膚の新陳代謝のことを指します。平均28日〜1ヶ月のサイクルで人間の肌は生まれ変わります。(新しい皮膚が作られ古い肌は垢として剥がれ落ちる)老化によって、ターンオーバーのサイクルが遅れることで、角質がいつまでも肌に残り(角質層が分厚く硬くなってしまい)角栓が発達する原因になります。

汚れ

ここでいう汚れとは、メイクの洗い残しやほこり、大気汚染など、外因性のものを指します。皮脂と角質に色々な汚れが混ざって固まることで角栓を形成します。

毛穴汚れを取る正しいクレンジング方法は?

毛穴ケアに特化したクレンジング方法をご紹介します。濡れた手では使えない一般的なクレンジングオイルを想定しています。クレンジング剤によって使用方法が異なる場合があるので、個別でも確認するようにしましょう。

01 手を清潔にする

肌に触れる前に、手を清潔にすることが第一ステップです。手についた雑菌などが肌荒れを引き起こす場合があるので、ハンドソープなどで軽く手を洗いましょう。

02 肌にやさしくのせる

一般的なクレンジングは、乾いた手で使用するように作られています。手を洗ったらタオルなどでしっかりと水気を取り、クレンジング剤を手に取ります。使用方法などに記載されている分量、もしくはそれよりも多めに使いましょう。

クレンジング剤を肌にのせる順番は、皮脂腺が活発なTゾーン(おでこから鼻先)→Uゾーン(フェイスライン)→頬です。

お風呂に入る前か、お風呂に入ってすぐのクレンジングがおすすめです。肌がふやけた状態は、肌のバリア機能が低下している状態で、成分の刺激を感じやすくなったり乾燥しやすくなってしまいます。

03 メイクとなじませる

顔全体にクレンジング剤をのせたら、顔の中心から外側に向かってなじませていきます。この時、ゴシゴシと強い摩擦を加えるのはNGです。小鼻周りなど毛穴が気になる部分は、薬指の腹を使って小さな円を描くようにやさしくなじませます。

肌にクレンジングオイルをのせる時間は、30秒〜1分程度にしましょう。それ以上は、肌に必要な皮脂まで落ちてしまい、肌負担が大きくなってしまいます。また、1分以上かけてもメイクとなじまない場合は、メイクに対してクレンジングの洗浄力が低いことが考えられますので、クレンジング剤を変えるなどして対処しましょう。

04 水やお湯で乳化させる

クレンジング剤が顔全体になじんだら、少量の水またはぬるま湯をつけて油分と水分をまぜて、クレンジング剤が白くなるまで乳化させましょう。乳化とは、油や水分のように本来混ざり合わないものが均一に混ざり合うことを指します。乳化によってメイク汚れが浮き、少ない摩擦で落とすことができます。

05 洗い流す

乳化ができたらクレンジング剤を洗い流します。この時、ぬるま湯で洗い流すのがポイントです。お湯の温度が高すぎると、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。ほんのり温かいと感じる人肌程度の温度が最適です。洗い流す時は顔をこするのではなく、お湯を顔に優しくつけるようにします。すすぎの回数は30回ほどが目安で、オイルのヌルヌル感がなくなるまでです。生え際やフェイスライン、小鼻の周りなども丁寧に洗い流しましょう。界面活性剤などのすすぎ残しがあると、肌荒れの原因になってしまいます。

06 タオルやティッシュで水分を吸い取る

清潔なタオルもしくはティッシュで水分を吸い取ります。顔を擦って水分を「拭く」のではなく、タオルやティッシュを顔にやさしく当て水分を「吸い取る」ことが重要です。肌当たりの良い素材のものを使用しましょう。

07 洗顔をする(必要な場合のみ)

W洗顔が必要な場合は、05のあとに洗顔へとうつります。
洗顔料の使い方も、基本的にはクレンジングオイルの使い方と同じです。泡立てが必要なものは、手やネットを使ってたっぷりの泡を立てて使います。

クレンジング以外の毛穴ケア

油脂系クレンジングオイルパックも効果的◎

集中的に毛穴ケアを行いたい場合は、油脂系クレンジングオイルを使ったパックもおすすめです。毛穴の気になる部分に油脂系クレンジングオイルを適量塗り、そのままの状態で5〜15分放置します。薬指の腹でくるくると軽くマッサージをし、乳化させ丁寧に洗い流します。

週1のスペシャルケア(酵素洗顔・クレイパック)もおすすめ

日頃のクレンジングだけでなかなか毛穴の悩みが解決されない場合は、週1のスペシャルケアを導入しましょう。毛穴のスペシャルケアには酵素洗顔やクレイパックがおすすめです。上記でご紹介したように、角栓の約7割はたんぱく質です。酵素にはたんぱく質を分解する作用があり、クレイパックには、毛穴汚れを吸着する作用があります。これらのケアはやりすぎると逆効果になってしまうので、週1〜2回程度がおすすめです。

クレンジングだけで毛穴ケアはできない!保湿も大事!

ここまでクレンジングオイルでの毛穴ケアをご紹介しましたが、つまり毛穴のケアは、クレンジングだけでは不十分です。オイルパックや酵素洗顔、クレイパックなどのスペシャルケアに加えて、クレンジング後のスキンケアでしっかりと保湿することが極めて重要です。肌が乾燥した状態だと、肌が自ら保湿しようと皮脂を分泌し、さらに毛穴が詰まりやすくなってしまいます。毛穴づまりが起きにくいノンコメドジェニック製品の使用がおすすめです。

ノンコメドジェニックコスメとは?

にきびの初期症状である「コメド(面包)」の原因になる成分を極力使っていない化粧品のことを指します。毛穴詰まりが気になる方やニキビができやすい方におすすめです。ノンコメドジェニックテスト済みと書かれた製品は、コメド(面包)ができにくいことを確認するためのテストをクリアした製品です。ノンコメドジェニックコスメは、必ずしもニキビができない、ニキビが改善されることを保証しているわけではありません。

生活習慣を整えることも重要

上記でもご説明したように、生活習慣、食生活を整えることも重要です。ストレスを溜めないようにすることでホルモンバランスが整い、過剰な皮脂分泌が抑えられます。食生活では脂質や糖質の摂りすぎは避け、脂質の代謝を上げるビタミンB2やB6を含む食べ物を積極的に摂取したり、抗酸化作用のあるビタミンCを摂るように心がけましょう。適度な運動も大切です。

参考文献

  • かずのすけ, 白野実(2019)『美肌成分事典』主婦の友インフォス

  • 上原恵理(2021)『医者が教える 人生が変わる美容大事典』KADOKAWA

  • 永松麻美(2021)『正しい知識がわかる 美肌事典』高橋書店

  • すみしょう(2021)『最短で美肌になるために知っておきたい スキンケア大全』KADOKAWA

  • 久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店

  • 川島眞, 川田暁, 神田吉弘, 世喜利彦, 能﨑章輔(2018)『美容の科学』じほう

  • 宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル