筋トレ上級者レベルになれば、扱うダンベルも高品質のものを使いたいところです。今回は、上級者におすすめのダンベルについてご紹介します。
ダンベルは英語で「dumbbell」で「dumb」(無口な)、「bell」(鐘)が組み合わさった言葉です。ダンベルは西洋から入ったものであるため、この「鐘」とは「教会の鐘」を意味しています。「教会の鐘」を鳴らす動作がトレーニングにもなることから、それをトレーニング道具に取り入れようとしたのがダンベルです(トレーニングとして取り入れる限りは、動かす度に音がならないようにするという意図で「dumb」という言葉が接頭語としてついたのだと考えられます)。
ダンベルは、基本的にはジムに置いてあるものですが、家庭にも1セットあればトレーニングの幅が大きく広がるトレーニング道具です。3セット異なる重量であれば、非常に満足のいくトレーニングができると言えます。
ただ、そんなダンベルでも、メーカーによっては使い勝手が大きく異なるため注意して選ぶ必要があります。
ダンベルを選ぶ上で最も重要なポイントが重量です。
基本的に、ダンベルは重量が固定式のものを購入した場合、あたりまえですが1セットで実現できる重量は1通りしかありません。このため、1セットを選択する上で、重量設定は非常に重要になります。
ダンベルが1セットしか購入できない場合には、まずは女性なら3 kg、男性ならば5 kgから購入するのが良いでしょう。例えばジムに通っている場合に、自身が扱いきれる重量について認識している場合でも、自宅で実施する場合には、床の補強、騒音を考えて軽めの重量を購入するのが無難です。
ダンベルを複数セット購入できる場合には、女性ならば、1、3、5 kg、男性ならば5、10、15 kgをまず購入するのが良いでしょう。基本的に、男性よりも筋肉量が少ない女性の場合には1 kgから奇数刻みで、男性ならば5 kgから5 kg刻みで購入するのがおすすめです。ただ、このあたりは自身のトレーニングレベルに依存するため目安の一つとしてください。
ダンベルを選ぶ上で、自身の用途をはっきりさせる必要があります。
例えば、シャドーボクシングのように、有酸素運動と組み合わせてダンベルを使用する場合には、ダンベルはラバータイプの方がよく、また、重量固定式の方が望ましいです。一方、筋肉を積極的につけたい場合には、ダンベルは可変式の方が望ましいです。
このことから、ダンベルを選ぶ前に、まず自身がなぜダンベルを購入するのか、その目的をはっきりさせる必要があり、その目的に合致したダンベルを購入するようにしましょう。
ダンベルは、基本的には鋼材でできていますが、鋼材が剥き出しか(金属タイプ)、鋼材をラバーで覆ったもの(ラバータイプ)があります。
一般的に、重量が軽い場合にはラバータイプのものが多く、重量が重くなってくると金属タイプのものが多くなります。両者のメリットデメリットですが、ラバーライプは床が傷つきにくい一方で、ラバー部分が腐食するというものがあります。金属タイプは、特に男性にとっては見た目が美しいと感じるものが多い一方で、床を傷つけやすいというものがあります。
基本的に、自宅で使う分にはラバータイプがおすすめですが、ラバータイプは高重量の設定がないものが多く、特に男性は結果として金属タイプを購入することになります。
ダンベルは大きく和えて、重量固定式もしくは可動式の2種類があります。
固定式は、その名の通り、重量が固定されているもので複数の重量を実現するために複数のセットのダンベルを購入する必要があります。
可動式は、その名の通り、重量が可変式のもので、一つのダンベルで複数の重量を実現することができます。
以上を考えると、可動式を購入すれば良いように思えますが、可動式のデメリットとして、値段が高いという点が挙げられます。また、高重量まで実現することができますが、たいていの人にとってはそこまで必要ありません。
このため、自身が扱う重量によってはわざわざ可動式に投資する必要はなく、固定式のダンベルを複数用意した方がコスパに優れることもあります。
ダンベルの扱いやすさを決定する上で、グリップの形状、太さは非常に重要です。
まず、グリップの形状について、最も一般的なのが円柱型です。ダンベルの形状を考えるとわかりやすいですが、2つのプレートを支える最も一般的な形状は円柱形状です。一方で、左右両端に重りがついているということは、グリップの中央部は最も曲がりやすい形状となります。それを避けるために、断面の形状を工夫したり、断面の太さを一様にしないよにすることで曲がりにくくしているものもあります。
つぎに、グリップの太さについて、基本的にはダンベルの重量が増大するほどグリップは太くなります。グリップが太くなるということは、それだけ支えるのに握力が必要になるということであり、基本的にはあまりおすすめではありません。理想的には、グリップが太くなく、かつ、高重量まで扱うことができるものですが、一般的にはほとんどありません。
グリップの形状、太さについては好みがあるため、何が正しいかを断言するのは難しいため、実際に自身がトレーニングをしていく中で自分にあったものを見つけるようにしましょう。
ダンベルで重要なのがトレーニング中に不用意に落ちないことであり、そのためにグリップ部の加工は非常に重要です。
高重量のダンベルのほとんどは、グリップ部に手との接触を高めるためにローレット加工(凹凸の加工)がなされていることがほとんどです。これにより、手との接触面積を稼ぎ、手から不要に離れることを防ぎますが、特に新品のダンベルはローレットがきつく入りすぎて握っていると手が痛くなるものもあります。ただ、ローレットは使っていくうちに摩耗して手に馴染んでくるため、そこまで神経質にならないようにしましょう。
低重量のダンベルについては、グリップ部に特別な加工がされていることは少ないです。特に前述したラバータイプのものについては、グリップ部もラバーに覆われています。これにより、手は痛くならないのですが手の汗とラバーが化学反応を起こして腐食していくことがあるため注意しましょう。
ジムはともかく、家庭でのダンベルの購入を検討する場合には、騒音、床の傷についても検討する必要があります。
まず、騒音ですが、基本的に、自宅でダンベルを投げる方は少数だと思うため、よくジムで見かけるダンベルを投げることで発生する騒音はほとんどないと思います。一方で、ダンベルを床に転がしておくと、転がった際に重り同士の接触により音が鳴ることがあります。騒音とまではいかないですが、気になるという場合にはラバータイプのダンベルを購入するのがおすすめです。
つぎに、床の傷ですが、ダンベルを床においておく以上、床の傷は避けることができません。特に相性が悪いのがフローリングと金属のダンベルであり、気にしていないと、床が傷だらけになります。このため、金属のダンベルを使いたい場合には畳のところで使用するのがおすすめです。自宅にフローリングしかない場合には、ラバータイプのダンベルを購入することで床の傷はある程度、防ぐことが期待できます。
ダンベルを購入する際には、その見た目も非常に重要です。
ダンベルの機能として見た目は本質的ではないですが、トレーニングのやる気を出す上で見た目は意外と重要です。好き嫌いはありますが、基本的には、同じメーカーの同じブランドでダンベルを揃えるのがおすすめです。
また、ダンベルはラバータイプ、金属タイプによらず、使用していくと経年劣化していきます。ラバーライプの場合には握っている部分のラバーが切れてくること、金属タイプは錆、塗装の剥がれが顕著になっていきます。この場合、怪我にもつながるため、できるだけはやく新品に交換するのがおすすめです。
ダンベルで最も有名なブランドと言えばIVANKOです。
IVANKOは、1〜10 kgの非常に軽いダンベルから、200 lbs(約90.7 kg)のようなとんでもない重量までのダンベルを扱っています。いずれのダンベルも非常に高品質であるという特徴があります。
IVANKOのダンベルは、金属タイプのものとラバータイプのものがありますが、高重量のダンベルは金属タイプのものになります。基本的には、重量固定式でジムに置いてありますが、おそらく、六角レンチで重り部を取り外すことができると考えられます(重量指定で購入するため、ダンベルをばらすことは少ないと思いますが、おそらくそのような機構だと考えられます)。
American Barbellは日本ではそこまで一般的ではありませんが、トレーニングの本場アメリカでは非常に有名なブランドです。
American Barbellのダンベルは、シリーズN (Nは1〜4の自然数)という名前なのですが、2023年9月現在、公式サイトで販売しているのはシリーズ2と4です。このシリーズの番号は、表面加工が若干異なり、シリーズ2は表面のウレタンに凹凸がなのですが、シリーズ4は凹凸がしっかり入っています。また、シリーズにより、最重量の設定が異なり、日本の場合にはシリーズ2の方が高重量を扱っています。
InTekは日本で見ることはほぼないですが、海外だと比較的よく見るブランドです。
InTekのダンベルは、クロームダンベルにあります。通常、例えばIVANKOのクロームダンベルを考えるとわかりやすいですが、クロームダンベルの重量設定は10 kg程度のものがほとんどです。一方、InTekは、200 lbsまでクロームダンベルで購入することができます。このメリットですが、IVANKOのような重量組み合わせてダンベルを製造する場合には、重さによってはダンベルの重り部の外径が一定ではなく、これにより、膝にのせたとき(=オンザニー)に扱い難いというデメリットがあります。一方、クロームダンベルは径が一定であるため、膝に乗せやすく扱いやすいというメリットがあります。
Hummner Strengthは、マシンで非常に有名なブランドですが、ダンベルも比較的有名です。
Hummer Strengthは、特にプレートローディングマシンで有名なブランドなのですが、ダンベルも手掛けています。マシンで有名なHummer Strengthということで、ジムに配備していることも多いですが、他メーカーのダンベルと比較してダンベルのグリップ部の径が大きく、扱い辛いというデメリットがあります。
iROTECは、家庭用のダンベルブランドで非常に有名です。
iROTECは、基本的には可変式のダンベルを販売するブランドです。グリップ部と、重りを購入し、自身の好きな重量にダンベルの重さをセットできる点にメリットがあります。価格も安価である一方で、ダンベルのストッパーの品質は高くありません。
IVANKOのダンベルもスポーツクラブでよく見る製品です。
ダンベルの種類は固定式です。
本製品の特徴ですが、なんといってもIVANKOというダンベルの老舗ブランドの製品であり、金属タイプで非常に美しいという特徴があります。値段は少々高いですが、その分、ダンベルの品質については廉価なブランドとは比較にならないほど素晴らしく、また、塗装もはげにくいという特徴があります。
かなりマニアックになり、IVANKOのダンベルを何種類も購入した場合にはラックもあるため、そこもおすすめですね。
IVANKO SDP セットダンベル(ペイント)は、ゴールドジムに配備されているダンベルです。
ダンベルの種類は固定式です。
本製品の特徴ですが、やはり圧倒的な品質です。ハードコアなジムにはほぼ確実に配備されているのが本製品であることから明らかな通り、本製品はトレーニング上級者の要求に応え、かつ、かなりの高重量まで販売されているのが特徴です。
自宅で購入するなら、50 kg程度まで購入するので十分であり、トレーニング上級者なら異なる重量で3〜5セット欲しいところです。
American Barbell シリーズ2 ウレタンダンベルは、かなり硬派なジムでないとあまり見ない製品です。
ダンベルの種類は固定式です。
本製品の特徴ですが、ダンベルの重り部がウレタンで加工されているのにも関わらず、非常に高重量まで扱っている点にあります。このため、場合によっては、自宅に配置しても床を痛める可能性も低減できます。American Barbellということでダンベルの品質も極めて高いです。
また、かなり特定の人に限られますが、ダンベルのロゴのカスタマイズでき、例えば自身でジムの経営を考えている人などには非常におすすめです。
FLEXBELL 可変式ダンベルは、可変式ダンベルの中でも最高峰の製品です。
ダンベルは可変式です。
本製品の特徴ですが、ワンタッチで手軽に重量を変更できる点にあります。可変式のダンベルの中には、重量変更する際にストッパーを外すものだったり、同じく「ワンタッチでできる」と謳っていても実際には重量変更にかなり苦労するものも多いです。そんな製品に対して、FLEXBELL 可変式ダンベルは値段は高いですが、相応に使い勝手を提供します。
プロバーベル 可変式ダンベルは、可変式ダンベルのブランドでもそこまで有名ではなく、比較的最近でてきました。
ダンベルは可変式です。
本製品の特徴ですが、1.5 kg刻みで重量を変更できる点にあります。可変式のダンベルですが、重量の変更幅は製品によって大きくことなりますが、本製品は1.5 kg刻みで変更できるという、他の製品にはない刻み幅で重量を設定できます。このため、自身のトレーニングレベルに細かく合わせて重量を設定することができます。
パワーブロック 可変式ダンベルは、可変式のダンベルの中で最も有名な製品の一つです。
本製品の特徴ですが、その形状にあります。通常、ダンベルは円柱形状になっていますが、パワーブロックはそのセオリーを破り直方体形状になっています。これだけで他社との差別化できていますが、やはりかなりの価格帯の製品であるため、その分、脱着のしやすさなど使いやすさは非常に素晴らしいです。
パワーブロックの類似製品は多くありますが、迷ったら正規品を購入するのがおすすめです。
Bowflex 可変式ダンベルは、可変式のダンベルの中で最も有名な製品の一つです。
本製品の特徴ですが、ダイヤル式であるという点です。可変式のダンベルは、高重量になってくるとダイヤルで重量を設定できるものは多くありません。ダイヤルでの重量設定は直感的であるため、より重量変更を手軽に実施したい場合におすすめです。
ボウフレックスも類似品が多くありますが、やはり品質、使い勝手は正規品に及ばないため、迷ったら正規品を購入するのがおすすめです。
ダンベルを扱う際に、当たり前と思うかもしれませんが、基本的には素手で握りましょう。
ダンベルを握る際に、滑り止め目的意外で、グローブをする方を見かけますが、基本的にはおすすめできません。これはグローブが厚さがあるからであり、厚さがある分、ダンベルを素手で握った場合と異なるようになり、無駄に握力が必要となるためです。場合によっては、自身が扱うことができる重量を扱えない場合もあるため、特定の意図がないかぎり基本的には素手で握るようにしましょう。
ダンベルは、握る位置で負荷のかかり方が大きく変わります。
ダンベルを用いて肩、腕を鍛える場合には、ダンベルを持つ位置が非常に重要です。特に、腕のカール系のトレーニングでは握る位置で上腕二頭筋への負荷のかかり方が大きく異なります。
一般的に、カール系の種目では、小指をスピネイトさせやすくするために、親指側を詰めて持つようにすることが一般的です。ただ、実は、小指側を詰めが方が良いと指摘する派閥もあるため、一概にどちらが良いとは言えませんが、握る位置によって負荷のかかり方が変わるということは覚えておくと良いでしょう。
ダンベルの握り方は大きく分けて2種類あります。
その方法は、サムレスグリップとサムアラウンドグリップです。
サムレスグリップは、親指をかけないでダンベルを握る方法です。握力を使用しないため、できるだけ握力を使わないで対象となる部位を鍛える際におすすめの握り方です。
サムアラウンドグリップは、親指をかけてダンベルを握る方法です。握力を使用するため、高重量を扱う場合や、上腕筋、腕橈骨筋のような握力と深い関係のある筋肉を鍛える際に有効な握り方です。
ダンベルは、パワーグリップ、リストストラップと併用することができます。
いずれのトレーニング道具も握力を補助するためのものであり、使用することで自分の限界以上に重量を扱うことが期待できます。その一方で、トレーニング種目によって、パワーグリップが向いているもの、リストストラップが向いているもの、素手が向いているものなど大きく分かれます。基本的には、背中を鍛えるための種目ではいずれのトレーニング道具でも良いですが、腕を鍛える場合にはリストストラップ、肩を鍛える場合には素手など微妙な違いがあります。
ダンベルはリストラップと併用することができます。
ダンベルのプレス種目で高重量を扱う場合や、カール系の種目で高重量を扱う場合には手首を補助するためにリストラップを巻くことが推奨されます。パワーグリップやリストストラップとは異なり、以上に分類される種目なら全ての種目で併用しても問題なく、それにより、パフォーマンスアップを期待できます。
グローブ、リストバンドはダンベルと併用できないことはありません。ただ、おすすめではありません。
グローブは、滑り止め目的の場合には使用が推奨されますが、それ以外の用途での使用はパフォーマンスの低下を招くことからおすすめではありません。また、リストバンドは、トレーニングのパフォーマンスに直結するものではないため、併用しても良いですが、あまり意味がありません。
ダンベルインクラインカールは、上腕二頭筋を伸展させながら鍛えることができる種目であるためです。
ダンベルインクラインカールは、上腕二頭筋を伸展させながら負荷を与えることをできる種目であり、非常に重量を扱い辛い種目です。一方、上級者ならば、重量を扱いながら的確に負荷を与えることができるため、非常におすすめの種目です。
ダンベルインクラインカールは10〜12回を3セット実施します。
ダンベルインクラインカールは、上腕二頭筋を鍛えるエクササイズです。上腕二頭筋のエクササイズの中では、上腕二頭筋を伸展させて鍛えることができる貴重な種目です。慣れると高重量を扱えるようになりますが、伸展させて鍛えるということから推察される通り、非常に怪我をしやすい種目でもあります。このため、10〜12回を無理なく実施できる重量で丁寧に実施するようにしましょう。
ダンベルを上げ過ぎない。
ボトムポジションでできるだけ、肘をロックしない(=真っ直ぐにしない)。
小指を内旋させる。
ボトムポジションでも小指をやや内旋した状態にする。
肘を動かさない。
片手ずつ実施してもよい
アーノルドプレスは、三角筋前部に対してより効率的に負荷を与えることができる種目であるためです。
アーノルドプレスは、ダンベルショルダープレスと似た種目ですが、ダンベルを旋回させながら実施するため、筋トレ上級者でないと重量を扱いながら実施するのが難しい種目です。一方、上級者ならば、重量を扱いながら的確に負荷を与えることができるため、非常におすすめの種目です。
筋トレ初心者の場合、アーノルドプレスは12〜15回を3セット実施します。
アーノルドプレスは、やや重量を扱い易い種目であり、エクササイズ強度が比較的高い種目です。回数としては、一般的な筋トレで標準的な回数とされている12〜15回を3セット実施できるような重量を設定して行うようにしましょう。
ダンベルの旋回角度は135度程度。
ダンベルが床に対して垂直。
肩甲骨を寄せない。
肘を伸ばしきらない。
重量設定
ダンベルフライは、大胸筋を伸展させながら鍛えることができる種目であるためです。
ダンベルフライは、大胸筋を伸展させながら負荷を与えることをできる種目であり、トレーニングレベルが低いままでは重量を扱って正確に実施することが難しい種目です。一方、上級者ならば、重量を扱いながら的確に負荷を与えることができるため、非常におすすめの種目です。
ダンベルフライは、12〜15回を3セット実施しましょう。
ダンベルフライは、大胸筋を伸展させることで負荷を入れるエクササイズです。このため、ダンベルチェストプレスよりも怪我をするリスクが高いため慎重に行う必要があります。軽めの重量から始めて、しっかりとフォームを固めてから12〜15回を3セット実施できるようになることを目指しましょう。
肘を動かすのではなく大胸筋を動かすことを意識。
肘の角度は常に固定(肘を真っ直ぐにしない)。
ダンベルを下げすぎない。
ダンベルを戻しすぎない。
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